JPS6343605Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343605Y2 JPS6343605Y2 JP14477081U JP14477081U JPS6343605Y2 JP S6343605 Y2 JPS6343605 Y2 JP S6343605Y2 JP 14477081 U JP14477081 U JP 14477081U JP 14477081 U JP14477081 U JP 14477081U JP S6343605 Y2 JPS6343605 Y2 JP S6343605Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- lever
- dubbing
- speed
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 75
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一対のテープ駆動メカニズムを備えた
ダビングテープレコーダーに関するものである。 一般にカセツト式のダビングテープレコーダー
というのは、第1のカセツトテープを再生しなが
ら第2のカセツトテープにその再生出力を録音す
ることが出来るように構成されており、一台のテ
ープレコーダーに第1テープを再生状態とする第
1のメカニズムと、第2テープを録音状態とする
第2のメカニズムを備え、これ等各メカニズムを
独立して動作状態に設定するものが従来から知ら
れている。 このようなテープレコーダーにおいて、第1の
メカニズムにより第1テープを再生しながら、第
2のメカニズムにより第2テープにその再生出力
を録音する場合、第1のメカニズムを再生状態に
設定する再生用操作釦と、第2のメカニズムを録
音状態に設定する録音用操作釦を同時に操作しな
ければならなかつた。 斯るテープレコーダーでは、第1のメカニズム
のための動作切換用操作釦群と、第2のメカニズ
ムのための動作切換用操作釦群とが左右に並設さ
れているのが一般的であるため、上述のように第
1のメカニズムのための再生用操作釦と第2のメ
カニズムのための録音用操作釦とを同時に操作す
るには操作者は両手を用いて操作しなければなら
ず、操作上極めて不便なものであつた。 このため、第1のメカニズムを再生一時停止状
態に、又第2のメカニズムを録音一時停止状態と
して、両方の一時停止操作を同時に解除すること
によつて第1のメカニズムを再生状態に、又第2
のメカニズムを録音状態に転換するものがある
が、操作手順を多数必要とし迅速にダビングモー
ドを得ることが出来ないものであつた。 本考案は斯様な問題点に鑑み提案されたもの
で、第1及び第2のメカニズムが停止状態にある
時に、ダビングモード設定用のダビング用操作手
段を操作することによつて第1のメカニズムを再
生状態に設定すると同時に第2のメカニズムを録
音状態に設定することが出来るようにし、ダビン
グモードを迅速に且つ簡単に得ることが出来るよ
うにしたものである。 その上本考案はカセツトテープレコーダーにお
いて標準とされている4.75cm/secのテープ速度
(以下速度という)でのダビング、この定速に対
して例えば3倍のテープ速度(以下高速という)
でのダビングを可能としたものである。 更に本考案は第1及び第2のメカニズムを同一
のものを使用することによつて、再生専用となる
第1のメカニズム側の録音機構を取外した操作部
材(元来録音用操作部材)によつて、高速ダビン
グ時に増幅器の周波数特性を補償するための高速
ダビング用イコライザスイツチを切換えるように
したものである。 以下図面に示す本考案テープレコーダーの実施
例について説明する。 第1図及び第2図において1,2は連結板3に
よつて左右に並べて連結され且つそれぞれカセツ
ト4及び5が装着される第1及び第2メカニズム
で、これ等各メカニズム1,2は基本的に同一の
テープ駆動部品を備えている。 即ち、第1及び第2メカニズム1及び2には図
示の左右リール軸6,7及び8,9、フライホイ
ール10及び11、キヤプスタン12及び13の
他に各種回転部材並びに駆動レバーが備えられて
おり、その上ソフトタツチ式の操作レバー14,
15,16,17,18,19及び20,21,
22,23,24,25が備えられている。 第2メカニズム2は一般のテープレコーダーと
全く同様のテープ駆動動作を行なうために、その
操作レバー20,21,22,23,24,25
は左から録音用、巻戻用、再生用、早送用、停止
用、一時停止用として作動する。 前記録音用操作レバー20が押圧操作された時
には、再生用操作レバー22を押圧操作すること
なくワンタツチで録音状態となるようにメカ構成
されており、録音用操作レバー20の作動に伴な
い摺動レバー26及び該摺動レバー26に螺子2
7にて結合された板バネ28が矢印方向へ移動す
る。該板バネ28は回動レバー29を時計方向に
回動し、録音再生切換スイツチ30を再生位置か
ら録音位置に切換える。 一方、第1メカニズム1は録音機構が取外され
ているために、その操作レバー14,15,1
6,17,18,19は左からイコライザスイツ
チ切換用、巻戻用、再生用、早送用、停止用、一
時停止用として作動する。 前記イコライザスイツチ切換用操作レバー14
が押圧操作された時には、その作動に伴ない摺動
レバー31及び該摺動レバー31に螺子32にて
結合された板バネ33が矢印方向へ移動する。該
板バネ33は回動レバー34を時計方向に回動
し、連杆35を介してイコライザスイツチ36を
切換える。 前記録音再生切換スイツチ30及びイコライザ
スイツチ36は増幅回路基板37上に取付けら
れ、又前記各スイツチ30,36を切換えるため
の回動レバー29及び34はその回動軸38,3
9が前記増幅回路基板37に支持されている。 各メカニズム1及び2のフライホイール10及
び11は、それぞれベルト40及び41を介して
モータ42及び43によつてそれぞれ回転駆動さ
れる。 従つて前述のように構成されているため、第1
メカニズム1は録音機能を持たず、第2メカニズ
ム2は録音機能を有し、それぞれ独立に動作可能
となつている。 次に第4図及び第5図と共にダビングモードを
得るための操作手段について説明する。 本考案は一つの操作釦を押圧操作することによ
つて、第1メカニズムを再生状態にすると同時に
第2メカニズムを録音状態に転換するように構成
されており、そのために第1メカニズム1と第2
メカニズム2との間に定速ダビング操作レバー4
4及び高速ダビング操作レバー45が配置され、
この各操作レバー44,45は各メカニズム1,
2に連設された取付枠46に取付けられている。 第5図に示すように、前記定速ダビング操作レ
バー44は取付枠46内にスプリング47によつ
て一方向に附勢されて設けられており、定速ダビ
ング釦48を押圧操作することにより該操作レバ
ー44はスプリング47に抗して移動し、その段
部49が第1連動レバー50の突片50aに当接
して該連動レバー50をスプリング51に抗して
同方向に移動させるように構成されている。該第
1連動レバー50にはその左右に操作突片50b
及び50cが設けられており、左側の操作突片5
0bは第1メカニズム1側の再生用操作レバー1
6に対向し且つ右側の操作突片50cは第2メカ
ニズム2側の録音用操作レバー20に対向してい
る。 又、前記高速ダビング操作レバー45も取付枠
46内にスプリング52によつて一方向に附勢さ
れて設けられており、高速ダビング釦53を押圧
操作することにより該操作レバー45はスプリン
グ52に抗して移動し、その段部54が第2連動
レバー55の突片55aに当接して該連動レバー
55をスプリング56に抗して同方向に移動させ
ると同時に、該連動レバー55の端部55bが第
1連動レバー50の突片50dに当接して該第1
連動レバー50をスプリング51に抗して同方向
に移動させるように構成されている。 前記第2連動レバー55の左端には操作突片5
5cが設けられており、同操作突片55cは第1
メカニズム1のイコライザスイツチ切換用操作レ
バー14に対向している。 前記定速ダビング操作レバー44及び高速ダビ
ング操作レバー45はその操作移動位置がロツク
レバー(図示せず)によつて選択的にロツクされ
るように構成されており、高速ダビング操作レバ
ー45が操作移動位置にロツクされた時、第1及
び第2メカニズム1,2のモータ42,43の速
度を定速状態から高速状態に設定するようモータ
スイツチ57を切換えるように構成されている。 本考案テープレコーダーは上述のように構成さ
れており、以下その動作について説明する。 まず、いずれのダビング釦も押圧操作していな
い場合には、モータスイツチ57は定速状態に設
定されているので、第1メカニズム1及び第2メ
カニズム2を個々の操作レバーによつて独立に定
速動作させることが出来る。 次にダビングモードを得る場合について説明す
る。 定速ダビング釦48を押圧操作すると、定速ダ
ビング操作レバー44はスプリング47に抗して
移動され、第1連動レバー50を同方向に移動す
ることとなり、該第1連動レバー50の左右の操
作突片50b,50cが第1メカニズム1側の再
生用操作レバー16及び第2メカニズム2側の録
音用操作レバー20を操作することとなる。 従つて第1メカニズム1は再生状態となり、又
第2メカニズム2は録音状態に転換される。 この場合、第2メカニズム2側の録音用操作レ
バー20の操作によつて摺動レバー26及び板バ
ネ28は第1図矢印方向に移動し、回動レバー2
9を介して録音再生切換スイツチ30を再生位置
から録音位置に切換えている。 従つて第1メカニズム1に装着されたカセツト
4のテープを定速で再生しながら、その再生信号
を第2メカニズム2に装着されたカセツト5のテ
ープに定速で録音することが出来る。 又、高速ダビング釦53を押圧操作すると、高
速ダビング操作レバー45はスプリング52に抗
して移動され、第2連動レバー55を同方向に移
動すると共に第1連動レバー50をも同方向に移
動することとなり、そして高速ダビング操作レバ
ー45が操作位置にロツクされることによりモー
タスイツチ57が切換えれてモータ速度が定速状
態から高速状態となる。 上述のように第1連動レバー50及び第2連動
レバー55が移動することによつて、第1連動レ
バー50はその左右の操作突片50b,50cが
第1メカニズム1の再生用操作レバー16及び第
2メカニズム2の録音用操作レバー20を操作
し、第2連動レバー55はその左端の操作突片5
5cが第1メカニズム1のイコライザスイツチ切
換用操作レバー14を操作することとなる。 従つて前述の定速ダビングモードの場合と同様
に第1メカニズム1を再生状態に、又第2メカニ
ズム2を録音状態に転換すると同時にモータ速度
が高速状態となつているので、第1メカニズム1
に装着されたカセツト4のテープを高速で再生し
ながら、その再生信号を第2メカニズム2に装着
されたカセツト5のテープに高速で録音すること
が出来る。 この場合、第2連動レバー55にて操作された
操作レバー14は、摺動レバー31及び板バネ3
3を矢印方向へ移動し、回動レバー34を介して
イコライザスイツチ36を切換えている。 斯るイコライザスイツチ36は高速再生された
信号の周波数特性を補償するべくイコライザ回路
を制御する。 本考案テープレコーダーは上述したように、同
一のメカニズムを2台用意して定速ダビング動作
及び高速ダビング動作を簡単に得ることが出来る
と共に、高速ダビング時にはイコライザスイツチ
を切換えて高速再生信号の周波数特性を補償して
いるので、良好なダビング動作を行なうことが出
来る。特に本考案は同一のメカニズムを2台使用
して一方を再生専用、他方を録音専用のメカ構成
として、前者の再生メカの録音機構を取外した操
作部材をイコライザスイツチの切換用に利用して
いるので、組立時の区別が不要となり、補修部品
の管理も簡素化され、更にイコライザスイツチ切
換用の特別な機構を設ける必要がなく、ワンタツ
チ高速ダビングテープレコーダーとして実用的価
値の高いものである。
ダビングテープレコーダーに関するものである。 一般にカセツト式のダビングテープレコーダー
というのは、第1のカセツトテープを再生しなが
ら第2のカセツトテープにその再生出力を録音す
ることが出来るように構成されており、一台のテ
ープレコーダーに第1テープを再生状態とする第
1のメカニズムと、第2テープを録音状態とする
第2のメカニズムを備え、これ等各メカニズムを
独立して動作状態に設定するものが従来から知ら
れている。 このようなテープレコーダーにおいて、第1の
メカニズムにより第1テープを再生しながら、第
2のメカニズムにより第2テープにその再生出力
を録音する場合、第1のメカニズムを再生状態に
設定する再生用操作釦と、第2のメカニズムを録
音状態に設定する録音用操作釦を同時に操作しな
ければならなかつた。 斯るテープレコーダーでは、第1のメカニズム
のための動作切換用操作釦群と、第2のメカニズ
ムのための動作切換用操作釦群とが左右に並設さ
れているのが一般的であるため、上述のように第
1のメカニズムのための再生用操作釦と第2のメ
カニズムのための録音用操作釦とを同時に操作す
るには操作者は両手を用いて操作しなければなら
ず、操作上極めて不便なものであつた。 このため、第1のメカニズムを再生一時停止状
態に、又第2のメカニズムを録音一時停止状態と
して、両方の一時停止操作を同時に解除すること
によつて第1のメカニズムを再生状態に、又第2
のメカニズムを録音状態に転換するものがある
が、操作手順を多数必要とし迅速にダビングモー
ドを得ることが出来ないものであつた。 本考案は斯様な問題点に鑑み提案されたもの
で、第1及び第2のメカニズムが停止状態にある
時に、ダビングモード設定用のダビング用操作手
段を操作することによつて第1のメカニズムを再
生状態に設定すると同時に第2のメカニズムを録
音状態に設定することが出来るようにし、ダビン
グモードを迅速に且つ簡単に得ることが出来るよ
うにしたものである。 その上本考案はカセツトテープレコーダーにお
いて標準とされている4.75cm/secのテープ速度
(以下速度という)でのダビング、この定速に対
して例えば3倍のテープ速度(以下高速という)
でのダビングを可能としたものである。 更に本考案は第1及び第2のメカニズムを同一
のものを使用することによつて、再生専用となる
第1のメカニズム側の録音機構を取外した操作部
材(元来録音用操作部材)によつて、高速ダビン
グ時に増幅器の周波数特性を補償するための高速
ダビング用イコライザスイツチを切換えるように
したものである。 以下図面に示す本考案テープレコーダーの実施
例について説明する。 第1図及び第2図において1,2は連結板3に
よつて左右に並べて連結され且つそれぞれカセツ
ト4及び5が装着される第1及び第2メカニズム
で、これ等各メカニズム1,2は基本的に同一の
テープ駆動部品を備えている。 即ち、第1及び第2メカニズム1及び2には図
示の左右リール軸6,7及び8,9、フライホイ
ール10及び11、キヤプスタン12及び13の
他に各種回転部材並びに駆動レバーが備えられて
おり、その上ソフトタツチ式の操作レバー14,
15,16,17,18,19及び20,21,
22,23,24,25が備えられている。 第2メカニズム2は一般のテープレコーダーと
全く同様のテープ駆動動作を行なうために、その
操作レバー20,21,22,23,24,25
は左から録音用、巻戻用、再生用、早送用、停止
用、一時停止用として作動する。 前記録音用操作レバー20が押圧操作された時
には、再生用操作レバー22を押圧操作すること
なくワンタツチで録音状態となるようにメカ構成
されており、録音用操作レバー20の作動に伴な
い摺動レバー26及び該摺動レバー26に螺子2
7にて結合された板バネ28が矢印方向へ移動す
る。該板バネ28は回動レバー29を時計方向に
回動し、録音再生切換スイツチ30を再生位置か
ら録音位置に切換える。 一方、第1メカニズム1は録音機構が取外され
ているために、その操作レバー14,15,1
6,17,18,19は左からイコライザスイツ
チ切換用、巻戻用、再生用、早送用、停止用、一
時停止用として作動する。 前記イコライザスイツチ切換用操作レバー14
が押圧操作された時には、その作動に伴ない摺動
レバー31及び該摺動レバー31に螺子32にて
結合された板バネ33が矢印方向へ移動する。該
板バネ33は回動レバー34を時計方向に回動
し、連杆35を介してイコライザスイツチ36を
切換える。 前記録音再生切換スイツチ30及びイコライザ
スイツチ36は増幅回路基板37上に取付けら
れ、又前記各スイツチ30,36を切換えるため
の回動レバー29及び34はその回動軸38,3
9が前記増幅回路基板37に支持されている。 各メカニズム1及び2のフライホイール10及
び11は、それぞれベルト40及び41を介して
モータ42及び43によつてそれぞれ回転駆動さ
れる。 従つて前述のように構成されているため、第1
メカニズム1は録音機能を持たず、第2メカニズ
ム2は録音機能を有し、それぞれ独立に動作可能
となつている。 次に第4図及び第5図と共にダビングモードを
得るための操作手段について説明する。 本考案は一つの操作釦を押圧操作することによ
つて、第1メカニズムを再生状態にすると同時に
第2メカニズムを録音状態に転換するように構成
されており、そのために第1メカニズム1と第2
メカニズム2との間に定速ダビング操作レバー4
4及び高速ダビング操作レバー45が配置され、
この各操作レバー44,45は各メカニズム1,
2に連設された取付枠46に取付けられている。 第5図に示すように、前記定速ダビング操作レ
バー44は取付枠46内にスプリング47によつ
て一方向に附勢されて設けられており、定速ダビ
ング釦48を押圧操作することにより該操作レバ
ー44はスプリング47に抗して移動し、その段
部49が第1連動レバー50の突片50aに当接
して該連動レバー50をスプリング51に抗して
同方向に移動させるように構成されている。該第
1連動レバー50にはその左右に操作突片50b
及び50cが設けられており、左側の操作突片5
0bは第1メカニズム1側の再生用操作レバー1
6に対向し且つ右側の操作突片50cは第2メカ
ニズム2側の録音用操作レバー20に対向してい
る。 又、前記高速ダビング操作レバー45も取付枠
46内にスプリング52によつて一方向に附勢さ
れて設けられており、高速ダビング釦53を押圧
操作することにより該操作レバー45はスプリン
グ52に抗して移動し、その段部54が第2連動
レバー55の突片55aに当接して該連動レバー
55をスプリング56に抗して同方向に移動させ
ると同時に、該連動レバー55の端部55bが第
1連動レバー50の突片50dに当接して該第1
連動レバー50をスプリング51に抗して同方向
に移動させるように構成されている。 前記第2連動レバー55の左端には操作突片5
5cが設けられており、同操作突片55cは第1
メカニズム1のイコライザスイツチ切換用操作レ
バー14に対向している。 前記定速ダビング操作レバー44及び高速ダビ
ング操作レバー45はその操作移動位置がロツク
レバー(図示せず)によつて選択的にロツクされ
るように構成されており、高速ダビング操作レバ
ー45が操作移動位置にロツクされた時、第1及
び第2メカニズム1,2のモータ42,43の速
度を定速状態から高速状態に設定するようモータ
スイツチ57を切換えるように構成されている。 本考案テープレコーダーは上述のように構成さ
れており、以下その動作について説明する。 まず、いずれのダビング釦も押圧操作していな
い場合には、モータスイツチ57は定速状態に設
定されているので、第1メカニズム1及び第2メ
カニズム2を個々の操作レバーによつて独立に定
速動作させることが出来る。 次にダビングモードを得る場合について説明す
る。 定速ダビング釦48を押圧操作すると、定速ダ
ビング操作レバー44はスプリング47に抗して
移動され、第1連動レバー50を同方向に移動す
ることとなり、該第1連動レバー50の左右の操
作突片50b,50cが第1メカニズム1側の再
生用操作レバー16及び第2メカニズム2側の録
音用操作レバー20を操作することとなる。 従つて第1メカニズム1は再生状態となり、又
第2メカニズム2は録音状態に転換される。 この場合、第2メカニズム2側の録音用操作レ
バー20の操作によつて摺動レバー26及び板バ
ネ28は第1図矢印方向に移動し、回動レバー2
9を介して録音再生切換スイツチ30を再生位置
から録音位置に切換えている。 従つて第1メカニズム1に装着されたカセツト
4のテープを定速で再生しながら、その再生信号
を第2メカニズム2に装着されたカセツト5のテ
ープに定速で録音することが出来る。 又、高速ダビング釦53を押圧操作すると、高
速ダビング操作レバー45はスプリング52に抗
して移動され、第2連動レバー55を同方向に移
動すると共に第1連動レバー50をも同方向に移
動することとなり、そして高速ダビング操作レバ
ー45が操作位置にロツクされることによりモー
タスイツチ57が切換えれてモータ速度が定速状
態から高速状態となる。 上述のように第1連動レバー50及び第2連動
レバー55が移動することによつて、第1連動レ
バー50はその左右の操作突片50b,50cが
第1メカニズム1の再生用操作レバー16及び第
2メカニズム2の録音用操作レバー20を操作
し、第2連動レバー55はその左端の操作突片5
5cが第1メカニズム1のイコライザスイツチ切
換用操作レバー14を操作することとなる。 従つて前述の定速ダビングモードの場合と同様
に第1メカニズム1を再生状態に、又第2メカニ
ズム2を録音状態に転換すると同時にモータ速度
が高速状態となつているので、第1メカニズム1
に装着されたカセツト4のテープを高速で再生し
ながら、その再生信号を第2メカニズム2に装着
されたカセツト5のテープに高速で録音すること
が出来る。 この場合、第2連動レバー55にて操作された
操作レバー14は、摺動レバー31及び板バネ3
3を矢印方向へ移動し、回動レバー34を介して
イコライザスイツチ36を切換えている。 斯るイコライザスイツチ36は高速再生された
信号の周波数特性を補償するべくイコライザ回路
を制御する。 本考案テープレコーダーは上述したように、同
一のメカニズムを2台用意して定速ダビング動作
及び高速ダビング動作を簡単に得ることが出来る
と共に、高速ダビング時にはイコライザスイツチ
を切換えて高速再生信号の周波数特性を補償して
いるので、良好なダビング動作を行なうことが出
来る。特に本考案は同一のメカニズムを2台使用
して一方を再生専用、他方を録音専用のメカ構成
として、前者の再生メカの録音機構を取外した操
作部材をイコライザスイツチの切換用に利用して
いるので、組立時の区別が不要となり、補修部品
の管理も簡素化され、更にイコライザスイツチ切
換用の特別な機構を設ける必要がなく、ワンタツ
チ高速ダビングテープレコーダーとして実用的価
値の高いものである。
図は本考案テープレコーダーを示し、第1図は
正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4
図は操作レバー群の正面図、第5図は要部の一部
断面した平面図である。 1……第1メカニズム、2……第2メカニズ
ム、4,5……カセツト、14……イコライザス
イツチ切換用操作レバー、16……再生用操作レ
バー、20……録音用操作レバー、30……録音
再生切換スイツチ、36……イコライザスイツ
チ、44……定速ダビング操作レバー、45……
高速ダビング操作レバー、57……モータスイツ
チ。
正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4
図は操作レバー群の正面図、第5図は要部の一部
断面した平面図である。 1……第1メカニズム、2……第2メカニズ
ム、4,5……カセツト、14……イコライザス
イツチ切換用操作レバー、16……再生用操作レ
バー、20……録音用操作レバー、30……録音
再生切換スイツチ、36……イコライザスイツ
チ、44……定速ダビング操作レバー、45……
高速ダビング操作レバー、57……モータスイツ
チ。
Claims (1)
- 同一のメカニズムを2台用意し、一方のメカニ
ズムの録音機構を取外した操作部材に関連して高
速ダビング用イコライザスイツチを設けると共に
他方のメカニズムの録音用操作部材に関連して録
音再生切換スイツチを設け、前記一方のメカニズ
ムを再生状態に設定すると同時に他方のメカニズ
ムを録音状態に設定する定速ダビング用操作手段
及び高速ダビング用操作手段を設け、前記高速ダ
ビング用操作手段の操作に応答して一方の操作部
材を作動して高速ダビング用イコライザスイツチ
を切換えると共に両メカニズムのテープを駆動す
るモータの速度を定速状態から高速状態に設定す
るようモータスイツチを切換えるように構成した
ことを特徴とするダビングテープレコーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14477081U JPS5849329U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | ダビングテ−プレコ−ダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14477081U JPS5849329U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | ダビングテ−プレコ−ダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849329U JPS5849329U (ja) | 1983-04-02 |
JPS6343605Y2 true JPS6343605Y2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=29937724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14477081U Granted JPS5849329U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | ダビングテ−プレコ−ダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849329U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731374Y2 (ja) * | 1984-10-25 | 1995-07-19 | パイオニア株式会社 | 高速コピ−テ−プデツキ |
JPH073442Y2 (ja) * | 1985-04-30 | 1995-01-30 | パイオニア株式会社 | 録音再生装置 |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP14477081U patent/JPS5849329U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849329U (ja) | 1983-04-02 |
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