JP2522660Y2 - キャンバストップ車におけるキャンバスシートの取付構造 - Google Patents

キャンバストップ車におけるキャンバスシートの取付構造

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JP2522660Y2 JP1989140328U JP14032889U JP2522660Y2 JP 2522660 Y2 JP2522660 Y2 JP 2522660Y2 JP 1989140328 U JP1989140328 U JP 1989140328U JP 14032889 U JP14032889 U JP 14032889U JP 2522660 Y2 JP2522660 Y2 JP 2522660Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばジープやレジャービークル等の車体
の後部の屋根部やサイドウィンドウ部等に装着されるキ
ャンバスシートの縁部を、車体に着脱可能として取付け
る際の取付構造に関する。
従来の技術 第7図は、従来のキャンバストップ車を示し、車体1
の後部は、屋根用のキャンバスシート2と、サイドウィ
ンドウ用のキャンバスシート3(一方のみ図示)と、バ
ックドアウィンドウ用のキャンバスシート4とにより上
半部が覆われている。
サイドウィンドウ用のキャンバスシート3は、上縁部
と後縁部の2辺がジッパー5により屋根用のキャンバス
シート2に、また前縁部と下縁部の2辺が、複数個のホ
ック30により車体にそれぞれ取付けられている。バック
ドアウィンドウ用のキャンバスシート4は、上縁部と両
側縁部の3辺がジッパー13により屋根用のキャンバスシ
ート2に、また下縁部が複数個のホック30により車体に
それぞれ取付けられている。
両キャンバスシート3及び4は、ジッパー5及び13を
開放したのち各ホック30を車体より外すことにより、そ
れぞれ単独で取外せるようになっている。また、両キャ
ンバスシート3,4を取外したのち、屋根用のキャンバス
シート2のロック装置21を解除すると、屋根用のキャン
バスシート2も取外すことができ、車体後部をフルオー
プンとすることができる。
考案が解決しようとする課題 上記従来のキャンバストップ車では、サイドウィンド
ウ用及びバックドアウィンドウ用の各キャンバスシート
3,4の車体に対する固定手段に、複数個のホック30を用
いているため、車体への着脱作業が面倒で多くの時間を
要するとともに、外部から容易に取外せるため、防盗性
に難があった。
また、ホック30の非取付部分のシート性を完全なもの
とし得ないため、隙間より雨水等が室内に侵入したり、
外気が侵入して冷暖房効率を低下させたりする恐れがあ
る。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、着脱性、防盗性、及びシ
ール性に優れるキャンバストップ車におけるキャンバス
シートの取付構造を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案によるキャンバス
トップ車におけるキャンバスシートの取付構造は、車体
後部の屋根部に取付けられる屋根用のキャンバスシート
と、該屋根用のキャンバスシートの側面から下方にかけ
て垂らされ上縁部から後縁部にかけて上記屋根用のキャ
ンバスシートにジッパーにより連結されたサイドウィン
ドウ用のキャンバスシートと、該サイドウィンドウ用の
キャンバスシートの下縁部及び前縁部の内面に固着され
た可撓性を有する摺動部材と、該摺動部材を摺動するよ
うに車体側部のアウタパネルに取付けられたガイドレー
ルと、上記ジッパーを摺動させる把持部を上記車体にロ
ックするロック機構とを具備してなることを特徴として
いる。
作用 キャンバスシートの着脱は、キャンバスシートに固着
した摺動部材を、車体に設けたガイドレールに挿脱する
だけで容易になし得る。
また、ロック機構にてジッパーの把持部を車体にロッ
クするようにしているため、駐停車等における防盗性に
優れる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案を適用したキャンバストップ車にお
ける要部に斜視図で、車体1の後部に設けられ車体後部
の上半分の輪郭を形成するフレーム(図示略)には、屋
根用のキャンバスシート2と、ほぼ矩形状をなすサイド
ウィンドウ用のキャンバスシート3(一方のみ図示)
と、ほぼ矩形状のバックドアウィンドウ用のキャンバス
シート4とが張設されている。
サイドウィンドウ用及びバックドアウィンドウ用の両
キャンバスシート3,4の中央部は、可撓性を有する概ね
矩形状の透視窓3a及び4aとなっている。
サイドウィンドウ用のキャンバスシート3は、その上
縁部と後縁部の2辺を、ジッパー5により屋根用のキャ
ンバスシート2に取付けてある。キャンバスシート3の
前縁部と下縁部の2辺は、車体1に次のようにして取付
けられている。すなわち、第2図及び第3図に示すよう
に、キャンバスシート3の下縁部と前縁部の2辺の各内
面に、それぞれ前後及び上下方向を向くとともに略H
(I)状の断面をなす可撓性の摺動部材6,7を、熱溶着
等により固着し、これら各摺動部材6,7を、車体1側に
おける各摺動部材6,7と相対する端部、すなわち内方へ
若干段落させたアウタパネル8及び9の外側面にビス10
止めされた、外向きC字形のガイドレール11,12に摺動
自在に嵌合させてある。
なお、ガイドレール11及び12が交叉する角部には、第
4図に示すように、両ガイドレール11,12の端部を若干
切欠いて短寸とすることにより切欠部Sが設けられ、摺
動部材6及び7の各ガイドレール11,12への挿脱を容易
になし得るようにしてある。
バックドアウィンドウ用のキャンバスシート4は、そ
の上縁部と左右縁部の3辺が、ジッパー13により屋根用
のキャンバスシート2に取付けられている。残る下縁部
の1辺は、上記と同様、キャンバスシート4の内面に固
着した左右方向の摺動部材を、車体側に固着したガイド
レール(いずれも図示略)に、第2図と同じ態様で摺動
自在に嵌合されている。
14,15は、各アウタパネル8,9とインナパネル16,17と
のそれぞれの接合端に嵌着されたシール部材で、サイド
ウィンドウ用のキャンバスシート3の内面に当接するこ
とにより、雨水等が車内へ侵入するのを防止している
(第2図、第3図参照)。このようなシール部材は、バ
ックドアウィンドウの下端にも設けられている。
第5図は、ジッパー5及び13のロック機構を示すもの
で、車体1に固着したブラケット18に、ジッパーの把持
部19を、シリンダ錠20等のロック機構によりロックし得
るようにしてある。このようにしておくと、駐停車等に
おける防盗性を高め得る。
次に、屋根、サイドウィンドウ、及びバックドアウィ
ンドウ部の各キャンバスシート2,3,4を取外す際の要領
について説明する。
まず、ジッパー5及び13を開放したのち、サイドウィ
ンドウ用のキャンバスシート3を、第6図に示すよう
に、下縁部の摺動部材6をガイドレール11に沿って前方
へ摺動させ、ガイドレール11の端部の切欠部Sより外方
へ引き出す。次いで、キャンバスシート3の前縁部の摺
動部材7を、上下方向を向くガイドレール12に沿って下
方へ引き下げると、キャンバスシート3は単独で取外す
ことができる。車体両側のサイドウィンドウ用のキャン
バスシート3を取外したのち、バックドアウィンドウ用
のキャンバスシート4を、下縁部の摺動部材(図示略)
を側方へスライドさせて取外す。
なお、上記サイドウィンドウ用のキャンバスシート3
とバックドアウィンドウ用のキャンバスシート4の取外
し順序は、いずれかが先であってもよい。
最後に、屋根用のキャンバスシート2を、その前縁部
を固定している車内側のロック装置21を解除して取外
す。
取外した各キャンバスシート2,3,4を車体に取付ける
際は、上記の逆の順序で行えばよい。
以上説明したように、上記実施例のキャンバスシート
の取付構造においては、サイドウィンドウ用及びバック
ドアウィンドウ用のキャンバスシート3,4の車体に対す
る取付けを、単に摺動部材をガイドレールに嵌合させる
のみの構成としたため、着脱を極めて容易かつ迅速に行
うことができる。しかも、車体の外側へは抜けない構造
となっているので、第5図のように、シリンダ錠20にて
ジッパーの端部1個所のみをロックすれば、高い防盗性
が得られる。
また、従来のホック止めのように、車体とキャンバス
シートとの間に隙間が生じるのを防止し得るとともに、
シール部材14,15を設けてシール性を向上させているの
で、雨水等が車体に侵入する恐れはない。
考案の効果 本考案によれば、キャンバスシートの車体に対する着
脱は、車体側部のアウタパネルに取付けたガイドレール
に、キャンバスシートの縁部に固着した摺動部材を挿脱
することにより、極めて容易になし得る。
また、キャンバスシートの車体への挿着時において
は、摺動部材は外側には抜けない構造となっており、そ
して、車体のブラケットにジッパーの把持部をシリンダ
錠によりロックするようにしてあるため、他人にジッパ
ーを外されキャンバスシートを盗まれることを防止でき
る効果を奏する。
さらに、従来のホック止めに比して、シール性が大幅
に向上するので、車内へ雨水や外気等が侵入するのを完
全に阻止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を備えるキャンバストップ
車の要部の斜視図、第2図は、第1図におけるII-II線
に沿う要部の縦断背面図、第3図は、第1図のIII-III
線に沿う要部の横断平面図、第4図は、サイドウィンド
ウの角部におけるガイドレールの取付態様を示す要部の
側面図、第5図は、第1図におけるV部の拡大斜視図、
第6図は、サイドウィンドウ用及びバックドアウィンド
ウ用キャンバスシートの取外し要領を示す要部の斜視
図、第7図は、従来のキャンバストップ車における要部
の斜視図である。 1……車体、2……屋根用のキャンバスシート、3……
サイドウィンドウ用のキャンバスシート、4……バック
ドアウィンドウ用のキャンバスシート、5,13……ジッパ
ー、6,7……摺動部材、8,9……アウタパネル、11,12…
…ガイドレール、14,15……シール部材、16,17……イン
ナパネル、18……ブラケット、19……把持部、20……シ
リンダ錠、21……ロック装置、S……切欠部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後部の屋根部に取付けられる屋根用の
    キャンバスシートと、該屋根用のキャンバスシートの側
    面から下方にかけて垂らされ上縁部から後縁部にかけて
    上記屋根用のキャンバスシートにジッパーにより連結さ
    れたサイドウィンドウ用のキャンバスシートと、該サイ
    ドウィンドウ用のキャンバスシートの下縁部及び前縁部
    の内面に固着された可撓性を有する摺動部材と、該摺動
    部材を摺動するように車体側部のアウタパネルに取付け
    られたガイドレールと、上記ジッパーを摺動させる把持
    部を上記車体にロックするロック機構とを具備してなる
    ことを特徴とするキャンバストップ車におけるキャンバ
    スシートの取付構造。
JP1989140328U 1989-12-05 1989-12-05 キャンバストップ車におけるキャンバスシートの取付構造 Expired - Fee Related JP2522660Y2 (ja)

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JPH0714039Y2 (ja) * 1989-02-22 1995-04-05 三菱自動車エンジニアリング株式会社 キャンバス装着構造

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