JP2522567B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2522567B2
JP2522567B2 JP1342984A JP34298489A JP2522567B2 JP 2522567 B2 JP2522567 B2 JP 2522567B2 JP 1342984 A JP1342984 A JP 1342984A JP 34298489 A JP34298489 A JP 34298489A JP 2522567 B2 JP2522567 B2 JP 2522567B2
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昇吾 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二つの露光光学系を有し、種類の異なる原
稿に対応し得る画像形成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の画像形成装置には、感光材料に光像を照射する
ことにより画像を得るものがある。この種の画像形成装
置としては種々の方式のものが知られており、例えば、
所定電位に帯電された感光体を像露光して静電潜像を形
成し、その静電潜像をトナーにて現像し、得られたトナ
ー像を用紙上に転写した後、定着させる電子写真法によ
る装置がある。他の例としては、特開昭58−88739号公
報および特開昭59−30537号公報に開示されているよう
に、光硬化型のマイクロカプセルを支持体上に多数塗布
した感光シートを像露光し、その後、感光シートに受像
シートを重ねた状態で圧力を加えることにより、光照射
されていない未硬化のマイクロカプセルを破壊し、その
中に含まれている燃料を流出させて受像シートを発色さ
せ、画像を得る装置がある。
近年においては、上記のような画像形成装置に対し
て、例えば紙からなる通常のシート状原稿のみならず、
例えばスライドフィルム等、特殊なタイプの原稿をも複
写し得る構成が求められており、このような要望に対し
て、従来、種々の工夫がなされている。
例えば、特開昭58−182629号公報および特開昭59−19
8442号公報には、スライドフィルムを複写する際に、ス
ライドフィルムの画像をフルネルレンズやスクリーン等
の非投影部材に投影し、この投影された画像をさらに感
光体に露光することによって、受像シート上に所望の画
像を得る構成が開示されている。
また、特開昭54−103023号公報には、異なる位置に複
数の原稿載置部を有し、原稿と感光体との間の光路中に
設けられた切換えミラーの位置を切り換えることによ
り、どちらの原稿載置部に配された原稿でも簡便に複写
し得る構成が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、特開昭58−182629号公報および特開昭59−
198442号公報に開示されている構成では、シート状原稿
とは異なるタイプのスライドフィルムを複写する際に、
原稿台の上にフルネルレンズまたはスクリーンとスライ
ドフィルム投影機とを配する必要があり、シート状原稿
の複写モードとスライドフィルムの複写モードとの切り
換えを簡単に行うことができない。また、上記のフルネ
ルレンズまたはスクリーンと投影機とを使用しないシー
ト状原稿の複写モードのときには、上記のフルネルレン
ズ等の各手段を原稿台上から除去しなければならず、ま
たその置き場所の確保が困難である。
一方、特開昭54−103023号公報に開示されている構成
では、光路中に設けられた切換えミラーの位置を切り換
えることにより、異なる原稿載置部に配されたシート状
原稿とスライドフィルムとの各複写モードに対応して光
路を選択し得るものの、切り換えたミラーを正確に位置
決めする必要があり、ミラーの位置決めに高い精度を要
求される。このため、構成が複雑になるという問題点を
有している。
また、二つの露光光学系を有する構成においては、こ
れら両露光光学系を同時に使用して合成像を得ることが
要望されており、このような技術については、上記の公
報には開示されていない。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係る画像形成装置は、上記の課
題を解決するために、第1原稿保持部に保持されている
第1原稿、例えば紙からなるシート状原稿を感光材料、
例えばメディアシートに露光するための第1露光光学系
と、第2原稿保持部に保持されている第2原稿、例えば
スライドフィルムからなる透光性原稿を感光材料に露光
するための第2露光光学系とを備え、これら露光光学系
の作動により受像シート上に原稿に対応した画像を得る
画像形成装置において、以下の手段を講じている。
即ち、第1露光光学系と第2露光光学系との作動を、
第1モードと第2モードと第3モードとのうちから選択
するためのモード選択手段と、モード選択手段による選
択に応じて、第1露光光学系と第2露光光学系との作動
を、第1原稿保持部に保持されている第1原稿を第1露
光光学系にて感光材料に像露光する第1モードと、第2
原稿保持部に保持されている第2原稿を第2露光光学系
にて感光材料に像露光する第2モードと、第1原稿保持
部に保持されている第1原稿を第1露光光学系にて感光
材料に像露光し、かつ感光材料における第1露光光学系
で露光された領域に、第2原稿保持部に保持されている
第2原稿を第2露光光学系にて像露光することにより、
第1原稿と第2原稿とを合成した光像を感光材料に露光
する第3モードとに制御する露光光学系制御手段とを備
えている。
請求項第2項の発明に係る画像形成装置は、上記の課
題を解決するために、第1原稿保持部に保持されている
原稿を感光材料に露光するための第1露光光学系と、第
2原稿保持部に保持されている原稿を感光材料に露光す
るための第2露光光学系とを備え、これら露光光学系の
作動により受像シート上に原稿に対応した画像を得る画
像形成装置において、以下の手段を講じている。
即ち、第2露光光学系に設けられ、光りの透過または
非透過を選択的に制御可能な光シャッタ、例えば液晶表
示素子と、この光りシャッタにおける光りの透過または
非透過を露光光学系制御手段の制御動作に応じて選択的
に制御する光シャッタ制御手段と、第1露光光学系と第
2露光光学系との作動を、第1モードと第2モードと第
3モードとのうちから選択するためのモード選択手段
と、モード選択手段による選択に応じて、第1露光光学
系と第2露光光学系との作動を、第1原稿保持部に保持
されている第1原稿を第1露光光学系にて感光材料に像
露光する第1モードと、第2原稿保持部に保持されてい
る第2原稿を第2露光光学系にて感光材料に像露光する
第2モードと、第1原稿保持部に保持されている第1原
稿を第1露光光学系にて感光材料に像露光し、かつ感光
材料における第1露光光学系で露光された領域に、光シ
ャッタに形成された像を第2露光光学系にて像露光する
ことにより、第1原稿と光シャッタの像とを合成した光
像を感光材料に露光する第3モードとに制御する露光光
学系制御手段とを備えている。
〔作 用〕
請求項第1項の構成によれば、画像形成装置により複
写が行われる際に、モード選択手段により第1モードが
選択されると、露光光学系制御手段は、第1原稿保持部
に保持されている第1原稿を第1露光光学系にて感光材
料に像露光するように制御する。また、モード選択手段
により第2モードが選択されると、露光光学系制御手段
は、第2原稿保持部に保持されている第2原稿を第2原
稿光学系にて感光材料に像露光するように制御する。ま
た、モード選択手段により第3モードが選択されると、
露光光学系制御手段は、第1原稿保持部に保持されてい
る第1原稿を第1露光光学系にて感光材料に像露光し、
かつ感光材料における第1露光光学系で露光された領域
に、第2原稿保持部に保持されている第2原稿を第2露
光光学系にて像露光することにより、第1原稿と第2原
稿とを合成した光像を感光材料に露光するように制御す
る。
本画像形成装置では、第1原稿保持部および第2原稿
保持部に個々に対応して第1および第2露光光学系が設
けられているので、第1〜第3モードの選択に応じてこ
れら露光光学系の切り換えを容易に行うことができる。
また、第3モードを選択することにより、第1露光光学
系と第2露光光学系とが同時に作動し、第1原稿と第2
原稿との合成像を容易に得ることができる。
請求項第2項の構成によれば、画像形成装置により複
写が行われる際に、モード選択手段により第1モードあ
るいは第2モードが選択されると、露光光学系制御手段
は、上記の場合と同様にして、それぞれ、第1露光光学
系あるいは第2露光光学系を制御する。また、モード選
択手段により第3モードが選択されると、露光光学系制
御手段は、第1原稿保持部に保持されている第1原稿を
第1露光光学系にて感光材料に像露光し、かつ感光材料
における第1露光光学系で露光された領域に、光ジャッ
タに形成された像を第2露光光学系にて像露光すること
により、第1原稿と光シャッタの像とを合成した光像を
感光材料に露光するように制御する。
本画像形成装置では、同様に、第1原稿保持部および
第2原稿保持部に個々に対応して第1および第2露光光
学系が設けられているので、第1〜第3モードの選択に
応じてこれら露光光学系の切り換えを容易に行うことが
できる。また、第3モードを選択することにより、第1
露光光学系の第1原稿保持部に保持された第1原稿の像
と、第2露光光学系の光シャッタに形成された像との合
成像を容易に得ることができる。さらに、光シャッタに
形成する画像を選択することにより、簡単な操作で、第
1原稿の画像に任意の付加情報を加えた画像を得ること
ができる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて以
下に説明する。
本発明に係る画像形成装置は、第2図に示すように、
メディアシート供給軸1aとメディアシート巻取り軸1bと
を備えたメディアカートリッジ1をほぼ中央部に有して
いる。このメディアカートリッジ1は装置本体に対して
着脱自在に設けられている。メディアカートリッジ1の
メディアシート供給軸1aには、ロール状をなす感光材料
としてのメディアシート2が取り付けられている。この
メディアシート2は、本画像形成装置の作動時に、露光
部16、圧力現像装置17、および各種案内ローラ等を介し
て一定速度でメディアシート巻取り軸1bにより巻き取ら
れるようになっている。上記のメディアシート2は、ア
ルミニウムからなるシート上に、発色性染料が封入され
た感光感圧性マイクロカプセルが多数塗布されることに
より形成されている。この構成については、特開昭58−
88739号公報および特開昭59−30539号公報にも開示され
ている。メディアカートリッジ1はメディアシート2が
メディアシート巻取り軸1bにて全て巻き取られたときに
交換されるようになっている。
メディアカートリッジ1の上方には第1露光光学系3
と第2露光光学系4とが設けられている。第1露光光学
系3は、第1原稿保持部としての原稿台5上に載置され
る第1原稿としての、例えば紙からなるシート状原稿
や、厚みのある原稿の画像をメディアシート2に露光す
る際に使用される。第2露光光学系4は第2原稿として
のスライドフィルム等の透光性原稿12の画像をメディア
シート2に露光する際に使用される。
上記の第1露光光学系3は、露光ランプ6a、第1ミラ
ー6bおよび露光スリット6cを備えた光学ユニット6と、
第2および第3ミラー7a・7bを備えた光学ユニット7
と、ズームレンズ8と、光学手段としての第4ミラー9
とを有している。光学ユニット6はA−B方向へ移動す
るようになっており、光学ユニット7は光学ユニット6
の半分の速度で同様にA−B方向へ移動するようになっ
ている。ズームレンズ8には、形成される画像の色を補
正するための図示しない色補正フィルタが設けられてい
る。このように第1露光光学系3では、露光ランプ6aか
ら発せられた光が、原稿台5上の原稿、露光スリット6
c、第1ミラー6b、第2および第3ミラー7a・7b、ズー
ムレンズ8および第4ミラー9を介して、第4図に示す
ように、露光部16の上露光部16aにおけるメディアシー
ト2上に露光スリット6cのスリット幅W1で導かれるよう
になっている。
第2露光光学系4は、装置本体に突設されたケーシン
グ18内に設けられ、露光ランプ10、露光ランプ10による
光の照射範囲を規制する露光スリット11、透光性原稿12
を保持する第2原稿保持部としての原稿保持部材13、透
光性原稿12の像をメディアシート2上で結合させるレン
ズ14、および露光ランプ10の近傍を冷却する冷却ファン
15等を有している。上記のケーシング18の天壁部には、
透光性原稿12を挿入して原稿保持部材13に取り付けるた
めの原稿挿入口18aが形成されている。尚、この原稿挿
入口18aは、原稿保持部材13が後述の上限位置にあると
き以外は閉じられるようになっていてもよい。このよう
な第2露光光学系4では、露光ランプ10の発した光が露
光スリット11、透光性原稿12およびレンズ14を介して、
第4図に示すように、露光部16の上露光部16aよりも若
干下方の下露光部16bにおけるメディアシート2上に露
光スリット11のスリット幅W2で導かれるようになってい
る。
上記の第2露光光学系4は、具体的には第3図に示す
構成となっている。即ち、反射板19に囲まれた図示しな
い露光ランプ10の前方に、露光スリット11を形成したス
リット板20が設けられ、このスリット板20の前方に、立
設部13a・13aおよび横設部13bからなる原稿保持部材13
が設けられている。この原稿保持部材13は原稿部12aと
取り付け枠部12bとからなる透光性原稿12を保持し得る
ようになっている。原稿部12aは例えばスライドフィル
ムからなる。
上記の原稿保持部材13は、上下に延びるスライドレー
ル21に摺動自在に外嵌されたスライドブロック22と連結
され、昇降可能となっている。このスライドブロック22
には、プーリ25・26・27に架けわたされた環状をなすワ
イヤ24が連結され、原稿駆動モータ28の駆動力がギヤ29
・30、プーリ25〜27およびワイヤ24を介してスライドブ
ロック22に伝達されることにより、原稿保持部材13に配
された透光性原稿12が昇降されるようになっている。上
記のスライドブロック22には遮蔽板31が設けられ、この
遮蔽板31が、発光素子と受光素子とからなり上下位置に
固定された上限位置センサ32あるいは下限位置センサ33
の光路を遮断することにより、透光性原稿12の上限位置
あるいは下限位置が検出され、上記の各センサ32・33の
検出信号に応じて原稿駆動モータ28の作動が制御される
ようになっている。そして、原稿保持部材13は、透光性
原稿12が取り付けられるとき、即ち透光性原稿12が取り
付けられていないとき、上限位置センサ32によって検出
される上限位置に配されるようになっている。
また、原稿保持部材13に保持される透光性原稿12の前
後位置には、第1発光素子71aと第1受光素子71bとから
なる第1原稿センサ71と、第2受光素子72aと第2受光
素子72bとからなる第2原稿センサ72とが固定状態で設
けられている。これら第1原稿センサ71および第2原稿
センサ72の第1受光素子71bおよび第2受光素子72aの出
力により、原稿保持部材13が上限位置に移動していると
きにおいて、原稿保持部材13に透光性原稿12が、正確な
方向で保持されている状態、不完全に保持さている状
態、誤った方向で保持されている状態、および保持され
ていない状態の各保持状態を検出し得るようになってい
る。
透光性原稿12の前方にはレンズ14が設けられ、このレ
ンズ14には2枚の色補正フィルタ35・36が設けられてい
る。これら色補正フィルタ35・36は、それぞれ、モータ
37・38によって駆動され、適宜光路中に配されるように
なっている。
第2図に示す露光部16におけるメディアシート2の背
面側には、第4図に示すように、案内板39が設けられて
いる。この案内板39の背面には露光部16におけるメディ
アシート2を加熱するヒータ40が設けられ、ヒータ40の
背面にはヒータ40の温度を検出するためのサーミスタ41
が設けられている。上記のヒータ40は、断熱性のゴム部
材40aの間にヒータ線40bが設けられ、露光部16の上露光
部16aと下露光部16bとの両方を加熱し得る長さに形成さ
れている。ヒータ40はサーミスタ41による検出温度に応
じてON/OFF制御されるようになっている。
上記のヒータ40は濃度および色調特性が一定の画像を
得るために設けられている。即ち、メディアシート2は
温度によって感光感圧型マイクロカプセルの感度特性が
変化するため、気温のばらつきにより形成画像の濃度お
よび色調が異なってしまう。そこで、成形画像の濃度お
よび色調特性を気温によらず一定にするため、露光部16
においてメディアシート2を一定温度に保温している。
本実施例において、メディアシート2の温度はおよそ35
〜45℃の範囲の所定温度に設定されている。尚、上記の
メディアシート2以外の温度依存性の感光材料であっ
て、例えば電子写真複写機に使用される電子写真用感光
体材料としては、アモルファスシリコン、セレン、硫化
カドミウム、酸化亜鉛、有機材料等などを挙げることが
できる。
上記のヒータ40の上方には、第2図に示すように、ロ
ーラ73に、メディアシート2の送り量を検出するための
送り量検出装置74が設けられている。この送り量検出装
置74は、ローラ73に取り付けられ、多数のスリットを有
するスリット板75と、回転するスリット板75のスリット
を検出するセンサ76とからなり、このセンサ76によって
検出されるスリット数をカウントすることにより、メデ
ィアシート2の送り量を検出し得るようになっている。
また、第2図に示すメディアカートリッジ1の下方に
おける入紙側には受像シートカセット43が設けられ、出
紙側には排紙トレイ51が設けられている。受像シートカ
セット43の上方には吸引装置52が設けられ、受像シート
カセット43と排紙トレイ51との間には、受像シートカセ
ット43側から順に、給紙ローラ44、タイミングローラ4
5、圧力現像装置17、搬送ベルト46、ブロア48を備えた
加熱処理装置47、搬送ローラ49および排紙ローラ50が設
けられている。
上記の受像シートカセット43は受像シート42を収容
し、着脱自在に設けられている。受像シート42には、メ
ディアシート2の感光感圧型マイクロカプセルに封入さ
れている発色性染料を発色させる働きのある現像材料が
塗布されている。吸引装置52は内部にファンを有し、受
像シートカセット43内の受像シート42を吸引して搬送す
るようになっている。圧力現像装置17は、金属性の圧力
ローラからなり、メディアシート2における未硬化の感
光感圧型マイクロカプセルを破壊し、内部に封入されて
いる発色性染料を受像シート42に付着させ、受像シート
42上に画像を形成させるようになっている。加熱処理装
置47は、受像シート42を加熱して発色を促進させると共
に、受像シート42上の樹脂を溶融して均一化し、表面に
光沢を付与するようになっている。
上記の受像シートカセット43には、受像シートカセッ
ト43内の受像シート42の有無を検出するセンサ81が設け
られ、受像シート42の搬送方向におけるタイミングロー
ラ45の後方、搬送ベルト46の前方、および排紙ローラ50
の後方には、受像シート42の通過を検出するジャム検出
用のセンサ82・83・84がそれぞれ設けられている。
また、画像形成装置は、上部に、第5図に示す表示部
66とキー入力部67とを備えた操作部68を有している。キ
ー入力部67は、第1露光光学系3を使用する第1モー
ド、第2露光光学系4を使用する第2モード、あるいは
第1露光光学系3と第2露光光学系4とを共に使用する
第3モードを選択するためのモード選択手段としてのモ
ード選択キー、複写濃度設定キー、複写倍率設定キー、
複写枚数設定キー、複写動作の開始を指令するためのプ
リントスイッチ、および複写動作の中断を指令するため
の中断指令キー等、各種の複写条件を入力するためのキ
ーを備えている。表示部66は、キー入力部67の各入力キ
ーにより設定された状態等を表示するようになってい
る。
また、画像形成装置は、第5図に示すように、CPU5
3、ROM54、RAM55、入力インタフェース56および出力イ
ンタフェース57からなる露光光学系制御手段としての制
御装置58を備えている。出力インタフェース57には、第
1露光光学系3、第2露光光学系4、メインモータ59、
メディア巻き取りクラッチ60、メディア巻き戻しクラッ
チ61、給紙ローラクラッチ62、タイミングローラクラッ
チ63、受像シート搬送用クラッチ64、吸引装置52、加熱
処理装置47、ヒータ40、ミラー切換えモータ65および表
示部66が接続されている。一方、入力インタフェース56
には、センサ81〜84・76、サーミスタ41、上限位置セン
サ32、下限位置センサ33、第1原稿センサ71および第2
原稿センサ72が接続されている。
上記のCPU53は、入力インタフェース56に接続された
各手段からの入力およびROM54が記憶する制御プログラ
ムに基づいて、出力インタフェース57に接続された各手
段の作動を制御すると共に、後述する第1図のフローチ
ャートに示される制御動作を行うようになっている。
メインモータ59は、メディアシート供給軸1a、メディ
アシート巻取り軸1b、圧力現像装置17、給紙ローラ44、
タイミングローラ45および受像シート搬送系としての搬
送ベルト46、加熱処理装置47、搬送ローラ49、排紙ロー
ラ50等を駆動するようになっている。メディア巻き取り
クラッチ60、メディア巻き戻しクラッチ61、給紙ローラ
クラッチ62、タイミングローラクラッチ63および受像シ
ート搬送用クラッチ64は、それぞれ対応する手段へのメ
インモータ59からの動力伝達を断接するようになってい
る。
上記の構成において、先ず、本画像形成装置における
画像形成動作の全容を説明する。
操作部68のキー入力部67におけるモード選択キーによ
り第1モードを選択し、第1露光光学系3を使用してシ
ート状原稿の複写を行う際には、原稿台5上にシート状
原稿を載置する。次に、プリントスイッチをONすると、
シート状原稿が露光ランプ6aによって走査され、原稿か
らの反射光が露光スリット6c、第1ミラー6b、第2・第
3ミラー7a・7b、ズームレンズ8および第4ミラー9を
介して露光部16の上露光部16aに導かれる。
また、モード選択キーにより第2モードを選択し、第
2露光光学系4を使用して透光性原稿12の複写を行う際
には、透光性原稿12をケーシング18の原稿挿入口18aか
ら挿入して、原稿保持部材13に取り付ける。このときに
は、原稿保持部材13が原稿駆動モータ28に駆動されて上
限位置に配されている。上限位置への移動は上限位置セ
ンサ32によって検出される。透光性原稿12が原稿保持部
材13に取り付けられた状態は第1・第2原稿センサ71・
72によって検出される。
次に、プリントスイッチをONすると、原稿保持部材13
が原稿駆動モータ28により駆動されて下限位置へ移動す
る。この移動は下限位置センサ33により検出される。こ
の状態では、透光性原稿12の原稿部12aの位置がスリッ
ト板20の露光スリット11よりも下方位置となる。その
後、露光ランプ10が点灯され、透光性原稿12が原稿駆動
モータ28に駆動されて上方へ所定速度で移動する。これ
により、露光スリット11を通過した露光ランプ10の光
が、上昇する透過性原稿12を透過し、レンズ14および所
定の色補正フィルタ35・36を介して露光部16の下露光部
16bに導かれる。
第1露光光学系3または第2露光光学系4によって導
かれた原稿画像に対応する光像は上露光部16aまたは下
露光部16bにおけるメディアシート2に照射されると共
に、メディアシート2が一定速度でメディアシート巻取
り軸1bによって巻き取られ、露光部16においてC方向へ
移動する。メディアシート2では光が照射された感光感
圧型マイクロカプセルのみ硬化し、選択的硬化画像が形
成される。
一方、受像シートカセット43からは吸引装置52によっ
て受像シート42が送り出され、この受像シート42は、給
紙ローラ44およびタイミングローラ45を経て圧力現像装
置17に達する。圧力現像装置17では、選択的硬化画像が
形成されたメディアシート2と受像シート42とが重ね合
わされた状態で加圧される。これにより、メディアシー
ト2における硬化していない感光感圧型マイクロカプセ
ルが破壊され、このマイクロカプセルから流出した発色
性染料が受像シート42の現像材料と反応し、受像シート
42上に発色像が形成される。
この加圧現像工程後、メディアシート2はメディアシ
ート巻取り軸1bに巻き取られる一方、発色像が形成され
た受像シート42は、加熱処理装置47により、発色速度が
速くなり、かつ光沢が付与されるように加熱処理された
後、ブロア48にて冷却され、搬送ローラ49および排紙ロ
ーラ50を経て排紙トレイ51上に排出される。
また、モード選択キーにより第3モードを選択し、第
1露光光学系3および第2露光光学系4を使用して透光
性原稿12の複写を行う際には、原稿台5上にシート状原
稿を載置すると共に、透光性原稿12を原稿保持部材13に
取り付ける。次に、プリントスイッチをONすると、シー
ト状原稿からの反射光が上露光部16aに導かれ、メディ
アシート2が露光される。また、このとき露光されたメ
ディアシート2の部位は、下露光部16bに移動したとき
に、さらに透光性原稿12の透過光によって露光される。
即ち、シート状原稿からの反射光と透光性原稿12の透過
光とによってメディアシート2の同一領域が露光される
ことになる。これにより、メディアシート2には、シー
ト状原稿と透光性原稿12とを重ね合わせた状態の選択的
硬化画像が形成される。従って、以下、上述した工程を
経て受像シート42上にシート状原稿と透光性原稿12とを
重ね合わせた状態の画像が得られる。
ここで、上記の第3モードによる複写においては、例
えば第1露光光学系3の原稿台5にカラー写真原稿を配
し、第2露光光学系4の原稿保持部材13に日付の文字部
分のみが透光可能なスライドフィルムを配して複写を行
うことにより、日付の入ったカラー複写画像を得ること
ができる。また、第1露光光学系3の原稿台5にカラー
写真原稿を配し、第2露光光学系4の原稿保持部材13に
カラー写真原稿の抽出領域に対応する領域のみ透光する
スライドフィルムを配して複写を行うことにより、所望
の領域のみ抽出されたカラー複写画像を得ることができ
る。
次に、第1露光光学系3および第2露光光学系4に対
する制御装置58の制御動作を第1図のフローチャートに
基づいて説明する。
操作部68のキー入力部67が操作されることにより複写
条件および第1〜第3モード等が入力され(S1)、複写
開始を指令するプリントスイッチがONされると(S2)、
タイマt1をクリヤし(S3)、メディア巻き取りクラッチ
60をONする。これにより、メディアシート2が所定の速
度で搬送される(S4)。
次に、キー入力部67のモード選択キーの操作により、
第1露光光学系3を作動させる第1モードが選択された
か否かを判定し(S5)、第1モードが選択されていれば
第1露光光学系3による露光走査を開始し(S6)、S13
へ移行する。
一方、上記のS5において、第1モードが選択されてい
ないときには、第2露光光学系4を作動させる第2モー
ドが選択されているか否かを判定し(S7)、第2モード
が選択されていれば、所定時間T2経過後(S8)、第2露
光光学系4による露光を開始し(S9)、S13へ移行す
る。上記の所定時間T2は、メディアシート2が上露光部
16aから下露光部16bに移動する時間に相当するものであ
る。
また、S7において、第1モードが選択されていないと
きには、第3モードが選択されているものと判定し、先
ず、第1露光光学系3にて露光走査を開始し(S10)、
続いて所定時間T2経過後(S11)、第2露光光学系4に
よる露光を開始し(S12)、S13へ移行する。
S13では、メディアシート2の搬送開始後、所定時間T
1が経過したか否かを判定し、所定時間T1が経過してい
れば、タイミングローラクラッチ63をONして、受像シー
ト42を圧力現像装置17へ搬送する(S14)。受像シート4
2の給紙開始後、タイマt1をクリヤすると共に(S15)、
圧力現像装置17の圧力ローラの回転を開始する(S1
6)。
次に、所定時間T4経過後(S17)、即ち受像シート42
の先端部が圧力現像装置17に到達したときに、圧力現像
装置17の圧力ローラによるメディアシート2と受像シー
ト42との加圧を開始する(S18)。
次に、センサ82にて受像シート42の後端を検知したと
きに(S19)、タイマt1をクリヤし(S20)、所定時間T5
経過後(S21)、圧力現像装置17の圧力ローラ圧を解除
する(S42)。その後、メディア巻き取りクラッチ60をO
FFし、カウンタCTをクリヤし(S23)、続いてメディア
巻き戻しクラッチ61をONしてメディアシート2の逆送を
開始する(S24)。このときの巻き戻し量は、送り量検
出装置74におけるセンサ76の出力パルスをカウントする
ことにより検出する。次に、そのカウント数が所定数K
になれば(S25)、メディアシート2の逆送を停止する
(S26)。上記のメディアシート2の巻き戻し動作によ
り、メディアシート2の未使用部分の先端が上露光部16
aよりも僅かに上流側に配される。
尚、本実施例では、第1露光光学系3が上露光部16a
と対応し、第2露光光学系4が下露光部16bと対応する
構成となっているが、これに限定されることなく、第6
図に示すように、第1露光光学系3と第2露光光学系4
とが同一の露光部16cと対応する構成であってもよい。
このとき、第4ミラー9はハーフミラーによって構成さ
れる。
上記のように、本画像形成装置では、例えば紙からな
る通常のシート状原稿を照射してメディアシート2を露
光する第1露光光学系3と、スライドフィルム等の透光
性原稿12を照射してメディアシート2を露光する第2露
光光学系4とを個々に備えているので、第1〜第3のモ
ードに応じて露光光学系の切り換えを容易に行うことが
できる。また、第1露光光学系3しか備えていない画像
形成装置に対して、第2露光光学系4を付加し、透光性
原稿12の複写およびシート状原稿と透光性原稿12との合
成画像の複写を行い得るようにするとが容易である。
〔実施例2〕 本発明の他の実施例を第1図および第7図ないし第10
図に基づいて以下に説明する。尚、説明の適宜上、前記
の実施例の図面に示した手段と同一の機能を有する手段
には同一の符合を付記し、その説明を省略する。
本実施例に係る画像形成装置では、第7図ないし第9
図に示すように、光シャッタとしての透光型の液晶表示
素子からなる液晶シャッタ85を備えた第2露光光学系94
を有している。液晶シャッタ85は露光スリット11と透光
性原稿12を保持する原稿保持部材13との間に固定されて
いる。
上記の液晶シャッタ85は、第10図に示すように、液晶
制御装置86の出力インタフェース90と接続されている。
液晶制御装置86は、制御装置58のCPU53と接続されたCPU
87、ROM88、ROM89および出力インタフェース90からな
り、光シャッタ制御手段を構成している。上記のRAM89
には、日付、時間、部門名称および名前等、第1露光光
学系3で形成する画像に合成するための付加情報となる
データが記憶されており、データの呼び出しは、操作部
68のキー入力部67の操作によって行い得るようになって
いる。そして、第3モードによる複写が行われるとき
に、液晶シャッタ85に表示されたデータは、液晶制御装
置86により、メディアシート2の移動速度に対応して、
上方へスクロールするように制御される。従って、液晶
シャッタ85における表示部の露光スリット11の幅方向の
大きさは、露光スリット11の幅よりも僅かに大きければ
よい。他の構成は前記の実施例1と同様である。
上記の構成において、本画像形成装置では、モード選
択キーにより第1モードあるいは第2モードを選択した
場合には、前記の実施例1と同様にして複写が行われ
る。
一方、第3モードを選択して複写を行う際には、第1
露光光学系3の原稿台5上にシート状原稿を載置すると
共に、キー入力部67を操作して、液晶シャッタ85の所定
のデータの表示を選択する。尚、このときには、原稿保
持部材13に透光性原稿12が配されていない。次に、プリ
ントスイッチをONすると、シート状原稿からの反射光が
上露光部16aに導かれ、メディアシート2が露光され
る。メディアシート2の露光部位は、下露光部16bに移
動したときに、さらに液晶シャッタ85の透過光によって
露光される。このとき、液晶シャッタ85に表示されたデ
ータはメディアシート2の移動に伴って液晶制御装置86
の制御動作により上方へスクロールする。このように、
メディアシート2はシート状原稿からの反射光と液晶シ
ャッタ85の透過光とによって同一領域が露光され、メデ
ィアシート2にはシート状原稿と液晶シャッタ85とを重
ね合わせた状態の選択的硬化画像が形成される。以下、
実施例1に示した工程を経て受像シート42上に所望の画
像が得られる。
上記の第3モードによる複写においては、例えば第1
露光光学系3の原稿台5にカラー写真原稿を配し、液晶
シャッタ85の日付データの表示を選択して、カラー写真
原稿における日付の文字部分のみが透光するように液晶
シャッタ85の駆動を制御すれば、日付の入ったカラー複
写画像を得ることができる。また、第1露光光学系3の
原稿台5にカラー写真原稿を配し、第2露光光学系94の
液晶シャッタ85をカラー写真原稿の抽出領域に対応する
領域のみ透光するように制御すれば、所望の領域のみ抽
出されたカラー複写画像を得ることができる。
次に、第1露光光学系3および第2露光光学系94に対
する制御装置58の制御動作を第1図のフローチャートに
基づいて説明する。
複写条件および露光モード等が入力され(S1)、プリ
ントスイッチがONされると(S2)、タイマt1をクリヤし
(S3)、メディア巻き取りクラッチ60をONする。これに
より、メディアシート2が所定の速度で搬送される(S
4)。
次に、第1モードが選択されていれば(S5)、第1露
光光学系3による露光走査を開始し(S6)、S13へ移行
する。
一方、上記のS5において第1モードが選択されておら
ず、第2モードが選択されていれば(S7)、所定時間T2
経過後(S8)、第2露光光学系94による露光を開始し
(S9)、S13へ移行する。
また、S7において第1モードが選択されていないとき
には、第3モードが選択されているものと判定し、先
ず、第1露光光学系3にて露光走査を開始し(S10)、
続いて所定時間T2経過後(S11)、第2露光光学系94に
よる露光を開始し(S12)、S13へ移行する。このとき、
液晶シャッタ85は予め選択された付加情報に応じて、ス
クロールしながら駆動制御される。
以下、S13〜26の動作については、前記の実施例1と
同一である。
尚、本実施例においても、第6図に示すように、第1
露光光学系3と第2露光光学系94とが同一の露光部16c
にてメディアシート2を露光する構成であってもよい。
また、本画像形成装置では、実施例1の構成と同様、
露光光学系の切り換えが容易であり、第1露光光学系3
しか備えていない画像形成装置に対して、第2露光光学
系4を付加し、透光性原稿12の複写およびシート状原稿
と液晶シャッタ85により形成される像との合成画像の複
写を行い得るようにするとが容易である。
〔発明の効果〕
請求項第1項の発明に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、第1露光光学系と第2露光光学系との作動を、第
1モードと第2モードと第3モードとのうちから選択す
るためのモード選択手段と、モード選択手段による選択
に応じて、第1露光光学系と第2露光光学系との作動
を、第1原稿保持部に保持されている第1原稿を第1露
光光学系にて感光材料に像露光する第1モードと、第2
原稿保持部に保持されている第2原稿を第2露光光学系
にて感光材料に像露光する第2モードと、第1原稿保持
部に保持されている第1原稿を第1露光光学系にて感光
材料に像露光し、かつ感光材料における第1露光光学系
で露光された領域に、第2原稿保持部に保持されている
第2原稿を第2露光光学系にて像露光することにより、
第1原稿と第2原稿とを合成した光像を感光材料に露光
する第3モードとに制御する露光光学系制御手段とを備
えている構成である。
これにより、第1〜第3モードの選択に応じて、露光
光学系の切り換えを容易に行うことができる。また、第
3モードを選択することにより、第1原稿と第2原稿と
の合成画像を容易に得ることができる等の効果を奏す
る。
請求項第2項の発明に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、第2露光光学系に設けられ、光りの透過または非
透過を選択的に制御可能な光シャッタと、この光りシャ
ッタにおける光りの透過または非透過を露光光学系制御
手段の制御動作に応じて選択的に制御する光シャッタ制
御手段と、第1露光光学系と第2露光光学系との作動
を、第1モードと第2モードと第3モードとのうちから
選択するためのモード選択手段と、モード選択手段によ
る選択に応じて、第1露光光学系と第2露光光学系との
作動を、第1原稿保持部に保持されている第1原稿を第
1露光光学系にて感光材料に像露光する第1モードと、
第2原稿保持部に保持されている第2原稿を第2露光光
学系にて感光材料に像露光する第2モードと、第1原稿
保持部に保持されている第1原稿を第1露光光学系にて
感光材料に像露光し、かつ感光材料における第1露光光
学系で露光された領域に、光シャッタに形成された像を
第2露光光学系にて像露光することにより、第1原稿と
光シャッタの像とを合成した光像を感光材料に露光する
第3モードとに制御する露光光学系制御手段とを備えて
いる構成である。
これにより、第1〜第3モードの選択に応じてこれら
露光光学系の切り換えを容易に行うことができる。ま
た、第3モードを選択することにより、第1露光光学系
の第1原稿保持部に保持された第1原稿の像と、第2露
光光学系の光シャッタに形成された像との合成画像を容
易に得ることができる。さらに、光シャッタに形成する
画像を選択することにより、簡単な操作で、第1原稿の
画像に任意の付加情報を加えた画像を得ることができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は第1露光光学系および第2露光光学系に対する
制御動作を示すフローチャートである。 第2図は画像形成装置の全体構成図である。 第3図は第2図に示した第2露光光学系の構成を示す斜
視図である。 第4図は第2図に示した露光部付近の構成を示す概略の
縦断面図である。 第5図は画像形成装置における制御系を示すブロック図
である。 第6図は第1露光光学系と第2露光光学系との他の構成
例を示す図である。 第7図ないし第10図は本発明の他の実施例を示すもので
ある。 第7図は画像形成装置の全体構成図である。 第8図は第7図に示した第2露光光学系の構成を示す斜
視図である。 第9図は第7図に示した第2露光光学系の構成を示す概
略の説明正面図である。 第10図は画像形成装置における制御系を示すブロック図
である。 1はメディアカートリッジ、2はメディアシート、3は
第1露光光学系、4・94は第2露光光学系、5は原稿台
(第1原稿保持部)、12は透光性原稿(第2原稿)、13
は原稿保持部材(第2原稿保持部)、16は露光部、16a
は上露光部、16bは下露光部、42は受像シート、58は制
御装置(露光光学系制御手段)、85は液晶シャッタ(光
シャッタ)、86は液晶制御装置(光シャッタ制御手段)
である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1原稿保持部に保持されている第1原稿
    を感光材料に露光するための第1露光光学系と、第2原
    稿保持部に保持されている第2原稿を感光材料に露光す
    るための第2露光光学系とを備え、これら露光光学系の
    作動により受像シート上に原稿に対応した画像を得る画
    像形成装置において、 第1露光光学系と第2露光光学系との作動を、第1モー
    ドと第2モードと第3モードとのうちから選択するため
    のモード選択手段と、 モード選択手段による選択に応じて、第1露光光学系と
    第2露光光学系との作動を、第1原稿保持部に保持され
    ている第1原稿を第1露光光学系にて感光材料に像露光
    する第1モードと、第2原稿保持部に保持されている第
    2原稿を第2露光光学系にて感光材料に像露光する第2
    モードと、第1原稿保持部に保持されている第1原稿を
    第1露光光学系にて感光材料に像露光し、かつ感光材料
    における第1露光光学系で露光された領域に、第2原稿
    保持部に保持されている第2原稿を第2露光光学系にて
    像露光することにより、第1原稿と第2原稿とを合成し
    た光像を感光材料に露光する第3モードとに制御する露
    光光学系制御手段とを備えていることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】第1原稿保持部に保持されている原稿を感
    光材料に露光するための第1露光光学系と、第2原稿保
    持部に保持されている原稿を感光材料に露光するための
    第2露光光学系とを備え、これら露光光学系の作動によ
    り受像シート上に原稿に対応した画像を得る画像形成装
    置において、 第2露光光学系に設けられ、光りの透過または非透過を
    選択的に制御可能な光シャッタと、 この光りシャッタにおける光りの透過または非透過を露
    光光学系制御手段の制御動作に応じて選択的に制御する
    光シャッタ制御手段と、 第1露光光学系と第2露光光学系との作動を、第1モー
    ドと第2モードと第3モードとのうちから選択するため
    のモード選択手段と、 モード選択手段による選択に応じて、第1露光光学系と
    第2露光光学系との作動を、第1原稿保持部に保持され
    ている第1原稿を第1露光光学系にて感光材料に像露光
    する第1モードと、第2原稿保持部に保持されている第
    2原稿を第2露光光学系にて感光材料に像露光する第2
    モードと、第1原稿保持部に保持されている第1原稿を
    第1露光光学系にて感光材料に像露光し、かつ感光材料
    における第1露光光学系で露光された領域に、光シャッ
    タに形成された像を第2露光光学系にて像露光すること
    により、第1原稿と光シャッタの像とを合成した光像を
    感光材料に露光する第3モードとに制御する露光光学系
    制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装
    置。
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