JP2522213Y2 - サッシの取付構造 - Google Patents

サッシの取付構造

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JP2522213Y2
JP2522213Y2 JP1991101763U JP10176391U JP2522213Y2 JP 2522213 Y2 JP2522213 Y2 JP 2522213Y2 JP 1991101763 U JP1991101763 U JP 1991101763U JP 10176391 U JP10176391 U JP 10176391U JP 2522213 Y2 JP2522213 Y2 JP 2522213Y2
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sash
mounting bracket
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frame
projection
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昭治 大野
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サッシの取付構造に係
り、特にサッシ下枠の取付構造に関する。
【0002】
【背景技術】建物の掃き出し口用開口部等に設けられる
従来のサッシ下枠は、図3に示すように取付けられてい
た。すなわち、建物の躯体であるチャンネル材1に取付
ブラケット30をボルト2およびナット3により固定
し、この取付ブラケット30の下端部30Aおよび上端
部30Bに、サッシ下枠31の下端部31Aおよび上端
部31Bをそれぞれテックスビス32,33で固定して
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、サッシ
下枠31をテックスビス32,33で取付ける場合、特
にサッシ下枠31の下端部31Aを取付けるテックスビ
ス32を低い位置で側方から打ち込まなければならない
ため、作業性が悪いという問題があった。本考案の目的
は、サッシの取付けを作業性良く行うことができるサッ
シの取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のサッシの取付構
造は、建物の躯体に取付ブラケットが固定され、この取
付ブラケットの下端部下面に下方に向かって突出する突
起が形成され、前記取付ブラケットの上端側から下端側
まで取付ブラケットに沿って形成され、かつ前記取付ブ
ラケットの下端側に対応する部分は取付ブラケットの下
端部を囲むように断面略コ字状に折曲されたサッシ下枠
において、前記断面略コ字状に折曲された部分のうちの
取付ブラケットの下端部の下側に配置されたサッシ下枠
の下端部上面に上方に突出する突起が形成され、このサ
ッシ下枠の突起が前記取付ブラケットの突起の室内側側
面に当接されて係止されるとともに、取付ブラケットの
上端部にサッシ下枠の上端部が固定されていることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】本考案においては、サッシ下枠の下端部を取付
ブラケットの下端部下面に係止しているので、側方から
ビスを打ち込む作業が無くなり、サッシ取付けの作業性
が向上する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、建物の躯体であるチャンネ
ル材1の床パネル4を支持している上面フランジ1Aに
は、ボルト2およびナット3により取付ブラケット5が
固定されている。
【0007】取付ブラケット5の室内側は、床パネル4
の近傍において、垂直上方に屈曲された後に水平にかつ
室内側に向かって屈曲され、この水平部分により取付ブ
ラケット5の上端部5Bが構成されている。また、取付
ブラケット5の室外側は、垂直下方に屈曲された後に水
平にかつ室内側に向かって屈曲されている。この水平部
分により取付ブラケット5の下端部5Aが構成され、そ
の下面には突起5Cが形成されている。
【0008】取付ブラケット5には、サッシ下枠6が取
付けられている。サッシ下枠6は、2本のガイドレール
7A,7Bを備え、室内側は取付ブラケット5の上端部
5Bに沿って形成され、この上端部5Bに密接する水平
部分によってサッシ下枠6の上端部6Bが構成されてい
る。一方、サッシ下枠6の室外側は、取付ブラケット5
に沿って垂直下方に屈曲された後、下端部5Aに沿って
水平にかつ室内側に向かって屈曲されて断面略コ字状に
折曲され、さらに垂直下方に屈曲されている。この断面
略コ字状に折曲された部分の取付ブラケット5の下端部
5Aの下側に配置された水平部分によりサッシ下枠6の
下端部6Aが構成され、その上面には突起5Cの室内側
側面に当接して係止される突起6Cが形成されている。
【0009】取付ブラケット5およびサッシ下枠6の各
上端部5B,6Bは、テックスビス8により固定されて
いる。サッシ下枠6の上端部6Bの上方には、ビス8を
隠すためのカバー9が嵌合されている。また、サッシ下
枠6の下端部6Aの下方には、チャンネル材1に取付け
られてサッシ下枠6をチャンネル材1との間で挟持する
サッシ押え板10が設けられている。なお、サッシ下枠
6およびチャンネル材1の室外側には、水切り板11が
設けられている。
【0010】このような本実施例においては、チャンネ
ル材1に取付ブラケット5をボルト止めし、取付ブラケ
ット5の下端部5Aの突起5Cにサッシ下枠6の下端部
6Aの突起6Cを係止し、次いで取付ブラケット5の上
端部5Bとサッシ下枠6の上端部6Bとをビス8で固定
する。この際、サッシ下枠6の下端部6Aは、例えば取
付ブラケット5の下端部5A部分にサッシ下枠6の下端
部6A部分を押し込むなどの簡単な作業で取付ブラケッ
ト5の突起5Cに係止される。その後、サッシ押え板1
0や水切り板11を取付けてサッシ下枠6の取付箇所を
仕上げる。
【0011】このような構成の本実施例によれば、サッ
シ下枠6の下端部6Aの突起6Cを取付ブラケット5の
下端部5Aの突起5Cに係止させてサッシ下枠6を取付
けているので、従来のように側方からビスを打ち込む場
合に比べて取付作業を極めて簡単にできる。このため、
工場生産される建物ユニットにサッシ下枠6を取付ける
場合には、取付作業が簡単となって作業時間を短縮でき
るため、建物ユニットの生産性を向上することができ
る。また、サッシ下枠6を取付ブラケット5の上端側か
ら下端側まで取付ブラケット5に沿って形成し、かつ前
記取付ブラケット5の下端側に対応する部分は取付ブラ
ケット5の下端部5Aを囲むように断面略コ字状に折曲
されているので、サッシ下枠6の上端部6Bおよび下端
部6Aで取付ブラケット5を挟み込むように配置するこ
とができる。このため、サッシ下枠6の下端部6Aの下
方への移動を、上端部6Bが取付ブラケット5の上端部
5Bに当接されることで規制することができ、これによ
り突起6Cが突起5Cよりも下方に位置して外れてしま
うことを防止することができる。従って、サッシ下枠6
を取付ブラケット5から外れにくくすることができる。
【0012】なお、本考案は前述の実施例に限定される
ものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本考案に含まれるものである。例えば、前
記実施例では、取付ブラケット5の上端部5Bとサッシ
下枠6の上端部6Bとを、従来と同様にビス8を用いて
固定していたが、図2に示すように、断面U字形のクリ
ップ20を用いて固定してもよい。このクリップ20の
内側面に鋸歯状の斜歯21を形成し、取付ブラケット5
の上端部5Bの下面およびサッシ下枠6の上端部6Bの
上面に斜歯21に噛み合い可能な斜歯22を形成し、こ
れらの歯21,22の向きを、クリップ20を嵌合させ
る場合には挿入可能に、かつクリップ20を外す場合に
は各歯21,22が噛み合って抜け止めされるように構
成すれば、クリップ20による固定作業を容易にでき、
かつ取付ブラケット5およびサッシ下枠6を確実に固定
することができる。さらに、取付ブラケット5の上端部
5Bとサッシ下枠6の上端部6Bとの固定は、ビス8や
クリップ20等を用いたものに限らず、取付ブラケット
5とサッシ下枠6とを確実に固定できるものであれば任
意の固定構造が採用できる。
【0013】また、前記実施例では、取付ブラケット5
の下端部5Aとサッシ下枠6の下端部6Aとにそれぞれ
突起5C,6Cを1つづつ設けて係止させていたが、突
起5Cや6Cを鋸歯状等に複数形成して係止させてもよ
い。要するに、取付ブラケット5の下端部5Aとサッシ
下枠6の下端部6Aとが確実に係止されればよく、その
具体的構造は前記実施例のものに限定されない。
【0014】さらに、取付ブラケット5やサッシ下枠6
の形状は、前記実施例にものに限らず、設置するサッシ
の形状やサッシを設ける部位に応じて適宜設定すればよ
い。
【0015】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば、サッシの
取付けを作業性良く行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のサッシの取付構造を示す縦
断面図である。
【図2】本考案の変形例の要部を示す縦断面図である。
【図3】本考案の従来例のサッシの取付構造を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 チャンネル材 5 取付ブラケット 5A 端部 5B 端部 5C 突起 6 サッシ下枠 6A 端部 6B 端部 6C 突起 8 テックスビス 20 クリップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の躯体に取付ブラケットが固定さ
    れ、この取付ブラケットの下端部下面に下方に向かって
    突出する突起が形成され、 前記取付ブラケットの上端側から下端側まで取付ブラケ
    ットに沿って形成され、かつ前記取付ブラケットの下端
    側に対応する部分は取付ブラケットの下端部を囲むよう
    に断面略コ字状に折曲されたサッシ下枠の、前記断面略
    コ字状に折曲された部分のうちの取付ブラケットの下端
    部の下側に配置された下端部上面に上方に突出する突起
    が形成され、 このサッシ下枠の突起が前記取付ブラケットの突起の室
    内側側面に当接されて係止されるとともに、取付ブラケ
    ットの上端部に前記サッシ下枠の上端部が固定されてい
    ることを特徴とするサッシの取付構造。
JP1991101763U 1991-11-14 1991-11-14 サッシの取付構造 Expired - Fee Related JP2522213Y2 (ja)

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JPH0542570U JPH0542570U (ja) 1993-06-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5647031A (en) * 1979-09-26 1981-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd Method and apparatus for slit x-ray photographing
JPH0530535Y2 (ja) * 1986-07-11 1993-08-04

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