JP2521871Y2 - ボールペン - Google Patents
ボールペンInfo
- Publication number
- JP2521871Y2 JP2521871Y2 JP1990060918U JP6091890U JP2521871Y2 JP 2521871 Y2 JP2521871 Y2 JP 2521871Y2 JP 1990060918 U JP1990060918 U JP 1990060918U JP 6091890 U JP6091890 U JP 6091890U JP 2521871 Y2 JP2521871 Y2 JP 2521871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refill
- ink tube
- ballpoint pen
- stop
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボールペンチップにインクチューブを一体
的に接続してなるリフィールを軸筒内に収納するボール
ペンに関し、特にリフィールの固定方法の改良に関す
る。
的に接続してなるリフィールを軸筒内に収納するボール
ペンに関し、特にリフィールの固定方法の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来は第3図に示すように、軸筒5の後端部に嵌着し
た尾栓6を軸筒内に収納したリフィール3におけるイン
クチューブ2の尾端に当接させることによりリフィール
3を固定していた。
た尾栓6を軸筒内に収納したリフィール3におけるイン
クチューブ2の尾端に当接させることによりリフィール
3を固定していた。
このような従来のボールペンは、軸筒5やリフィール
3の長さのばらつきによってリフィール3が軸方向にが
たつく欠点があり、また筆記時の筆圧によってリフィー
ルのインクチューブ2が撓む欠点があった。
3の長さのばらつきによってリフィール3が軸方向にが
たつく欠点があり、また筆記時の筆圧によってリフィー
ルのインクチューブ2が撓む欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、寸法のばらつきによるリフィールのがたつ
きや、筆記時の筆圧によるインクチューブの撓みなどを
防止できるボールペンの提供を目的とする。
きや、筆記時の筆圧によるインクチューブの撓みなどを
防止できるボールペンの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のボールペンは、
ボールペンチップ1にインクチューブ2を一体的に接続
してなるリフィール3の前端外周部に上記のインクチュ
ーブ2の前端部を固定してリフィール3にかかる筆圧を
受け止めるリフィール止め4を止着し、リフィール3を
内部に収納する軸筒5の前端部にそのリフィール止め4
を上記のように受け止めた筆圧を更に軸筒5へ伝えるよ
うに固定したことを特徴とする構成を具えるものであ
る。
ボールペンチップ1にインクチューブ2を一体的に接続
してなるリフィール3の前端外周部に上記のインクチュ
ーブ2の前端部を固定してリフィール3にかかる筆圧を
受け止めるリフィール止め4を止着し、リフィール3を
内部に収納する軸筒5の前端部にそのリフィール止め4
を上記のように受け止めた筆圧を更に軸筒5へ伝えるよ
うに固定したことを特徴とする構成を具えるものであ
る。
(作用) 本考案のボールペンはリフィール止め4によってリフ
ィール3の前端部を固定することにより、軸筒5やリフ
ィール3の長さに寸法上のばらつきが存在しても何ら影
響がないので、軸筒内におけるリフィールのがたつきを
防止することができ、またリフィール3の前端部をリフ
ィール止め4によって固定することによりリフィール3
の後端をフリーな状態とすることができるのでインクチ
ューブ2の撓みも防止することができる。
ィール3の前端部を固定することにより、軸筒5やリフ
ィール3の長さに寸法上のばらつきが存在しても何ら影
響がないので、軸筒内におけるリフィールのがたつきを
防止することができ、またリフィール3の前端部をリフ
ィール止め4によって固定することによりリフィール3
の後端をフリーな状態とすることができるのでインクチ
ューブ2の撓みも防止することができる。
(実施例) 以下、図面に基づき実施例について説明する。
まず第1図に示した第1実施例は、ボール7を転動自
在に抱持したボールペンチップ1の後端部に材質が適度
に柔軟なプラスチック製インクチューブ2を一体的に接
続してなるリフィール3を形成し、このリフィール3の
前端外周部にリフィール止め4を嵌装してその後端縁部
を中心方向へかしめることによってリフィール3におけ
るインクチューブ2の前端外面部にリフィール止め4を
止着し、その後にリフィール3を軸筒5の前端開口から
軸筒5内にその尾端が軸筒後端開口部に嵌着した尾栓6
に当接しないように挿入すると共に、リフィール止め4
を軸筒5の前端開口内面部に圧入固定してなるものであ
る。
在に抱持したボールペンチップ1の後端部に材質が適度
に柔軟なプラスチック製インクチューブ2を一体的に接
続してなるリフィール3を形成し、このリフィール3の
前端外周部にリフィール止め4を嵌装してその後端縁部
を中心方向へかしめることによってリフィール3におけ
るインクチューブ2の前端外面部にリフィール止め4を
止着し、その後にリフィール3を軸筒5の前端開口から
軸筒5内にその尾端が軸筒後端開口部に嵌着した尾栓6
に当接しないように挿入すると共に、リフィール止め4
を軸筒5の前端開口内面部に圧入固定してなるものであ
る。
次に第2図に示した第2実施例について上記の第1実
施例との相違点のみ説明する。上記第1実施例ではリフ
ィール止め4は単体で、その後端縁部をかしめることに
よってインクチューブ2に止着していたが、この第2実
施例ではリフィール止め4は軸筒5の前端開口内面部に
圧入固定されることになるリフィール止め本体部材8
と、その前端内面部に圧入固定されるリフィール止め先
端部材9という2部品からなって、リフィール3のイン
クチューブ2における前端部の外径拡大部位の後端外面
段部2aにリフィール止め本体部材8の後端内面段部8aを
掛合させると共に、インクチューブ2の前端縁にリフィ
ール止め先端部材9の後端縁を当接させることによりイ
ンクチューブ2の前端部を挟み付けて止着している。
施例との相違点のみ説明する。上記第1実施例ではリフ
ィール止め4は単体で、その後端縁部をかしめることに
よってインクチューブ2に止着していたが、この第2実
施例ではリフィール止め4は軸筒5の前端開口内面部に
圧入固定されることになるリフィール止め本体部材8
と、その前端内面部に圧入固定されるリフィール止め先
端部材9という2部品からなって、リフィール3のイン
クチューブ2における前端部の外径拡大部位の後端外面
段部2aにリフィール止め本体部材8の後端内面段部8aを
掛合させると共に、インクチューブ2の前端縁にリフィ
ール止め先端部材9の後端縁を当接させることによりイ
ンクチューブ2の前端部を挟み付けて止着している。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであって、軸筒内におけるリフィ
ール3のがたつきを防止するとともに、筆圧によるイン
クチューブ2の撓みを原因とする筆先部の沈みを防止す
ることができる。また、インクチューブ2を適度な柔軟
性を有する材質のプラスチック製とすれば、筆記時に適
度な弾力性が得られるので書き味が良好になる。
ール3のがたつきを防止するとともに、筆圧によるイン
クチューブ2の撓みを原因とする筆先部の沈みを防止す
ることができる。また、インクチューブ2を適度な柔軟
性を有する材質のプラスチック製とすれば、筆記時に適
度な弾力性が得られるので書き味が良好になる。
第1図は本考案第1実施例の断面図、第2図は本考案第
2実施例の断面図、第3図は従来例の断面図である。 1……ボールペンチップ、2……インクチューブ、3…
…リフィール、4……リフィール止め、5……軸筒、8
……リフィール止め本体部材、9……リフィール止め先
端部材。
2実施例の断面図、第3図は従来例の断面図である。 1……ボールペンチップ、2……インクチューブ、3…
…リフィール、4……リフィール止め、5……軸筒、8
……リフィール止め本体部材、9……リフィール止め先
端部材。
Claims (1)
- 【請求項1】ボールペンチップ1にインクチューブ2を
一体的に接続してなるリフィール3の前端外周部に上記
のインクチューブ2の前端部を固定してリフィール3に
かかる筆圧を受け止めるリフィール止め4を止着し、リ
フィール3を内部に収納する軸筒5の前端部にそのリフ
ィール止め4を上記のように受け止めた筆圧を更に軸筒
5へ伝えるように固定したことを特徴とするボールペ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990060918U JP2521871Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990060918U JP2521871Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ボールペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420485U JPH0420485U (ja) | 1992-02-20 |
JP2521871Y2 true JP2521871Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31588706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990060918U Expired - Lifetime JP2521871Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521871Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4614561B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2011-01-19 | パイロットインキ株式会社 | 筆記具 |
JP4615069B2 (ja) * | 2010-09-13 | 2011-01-19 | パイロットインキ株式会社 | 筆記具 |
JP6141615B2 (ja) * | 2012-10-10 | 2017-06-07 | 三菱鉛筆株式会社 | ボールペン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215857U (ja) * | 1975-07-23 | 1977-02-04 | ||
JPS6112122U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-24 | パイオニア株式会社 | 電源保護回路 |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP1990060918U patent/JP2521871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420485U (ja) | 1992-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |