JPS623266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623266Y2 JPS623266Y2 JP1983162071U JP16207183U JPS623266Y2 JP S623266 Y2 JPS623266 Y2 JP S623266Y2 JP 1983162071 U JP1983162071 U JP 1983162071U JP 16207183 U JP16207183 U JP 16207183U JP S623266 Y2 JPS623266 Y2 JP S623266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- tapered
- pen
- pen body
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 4
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキヤツプ嵌合時の気密性の優れたマ
ーキングペンに関するものである。
ーキングペンに関するものである。
油性インキや水性インキを使用するマーキング
ペンでは、非筆記時にペン体がドライアツプして
筆記不能とならないために、本体にキヤツプを嵌
合し、ペン体を気密空間内に密閉しなければなら
ない。そして、このキヤツプは、通常は軟質合成
樹脂にて円筒状に形成されることが多く、従つて
歪みが少くて真円に近い形状に成形でき、また歪
みが生じても軟質合成樹脂であるために嵌合時に
撓んで本体に密着するのでドライアツプを防止す
ることができる。しかし、デザイン上の理由など
から、キヤツプが硬質合成樹脂にて外形が断面円
形以外の異形に成形されることがあるが、異形で
あるために歪みが生じやすく、従つて内円の真円
度が悪く、また硬質合成樹脂であるために嵌合時
に撓みにくいので、気密度が不十分となつてドラ
イアツプしてしまう不具合があつた。
ペンでは、非筆記時にペン体がドライアツプして
筆記不能とならないために、本体にキヤツプを嵌
合し、ペン体を気密空間内に密閉しなければなら
ない。そして、このキヤツプは、通常は軟質合成
樹脂にて円筒状に形成されることが多く、従つて
歪みが少くて真円に近い形状に成形でき、また歪
みが生じても軟質合成樹脂であるために嵌合時に
撓んで本体に密着するのでドライアツプを防止す
ることができる。しかし、デザイン上の理由など
から、キヤツプが硬質合成樹脂にて外形が断面円
形以外の異形に成形されることがあるが、異形で
あるために歪みが生じやすく、従つて内円の真円
度が悪く、また硬質合成樹脂であるために嵌合時
に撓みにくいので、気密度が不十分となつてドラ
イアツプしてしまう不具合があつた。
そこで本考案は、キヤツプが硬質合成樹脂にて
外形が断面円形以外の異形に成形されている場合
にも気密度が十分で、ドライアツプしないマーキ
ングペンを提供することを目的とし、その構成は
外形が断面円形以外の異形をなすとともに内円が
テーパー状をなし、硬質合成樹脂にて形成された
キヤツプと、ペン体近傍のキヤツプ嵌合部のテー
パー状部の外周に軟弾性材料からなるシール部材
が巻回固着された本体とからなり、キヤツプのテ
ーパー状内円面でシール部材を押圧してペン体を
密封することを特徴とするものである。
外形が断面円形以外の異形に成形されている場合
にも気密度が十分で、ドライアツプしないマーキ
ングペンを提供することを目的とし、その構成は
外形が断面円形以外の異形をなすとともに内円が
テーパー状をなし、硬質合成樹脂にて形成された
キヤツプと、ペン体近傍のキヤツプ嵌合部のテー
パー状部の外周に軟弾性材料からなるシール部材
が巻回固着された本体とからなり、キヤツプのテ
ーパー状内円面でシール部材を押圧してペン体を
密封することを特徴とするものである。
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
的に説明する。
キヤツプ１はアクリルやスチロールなどの硬質
合成樹脂にて、外形が断面四角形に成形されてお
り、デザイン上斬新さが強調されている。従つて
キヤツプ１の肉厚は不同であるため成形時に歪み
やすく、本体に嵌合される内円の真円度は低くな
つている。そして、内円の一部はテーパー状をな
している。
合成樹脂にて、外形が断面四角形に成形されてお
り、デザイン上斬新さが強調されている。従つて
キヤツプ１の肉厚は不同であるため成形時に歪み
やすく、本体に嵌合される内円の真円度は低くな
つている。そして、内円の一部はテーパー状をな
している。
一方、本体の方は、軸筒２の先端には先口３が
気密に嵌着され、その先端開口からペン体４が突
出している。ペン体４と先口３の先端開口との間
には空気流通路５が形成され、筆記に消費される
インキと置換して内部に空気が侵入するが、ペン
体４の後端には中継芯６が連結され、これが軸筒
２に内蔵されたインキ吸蔵体７に差込まれてイン
キがペン体４に伝達されるようになつている。な
お、軸筒２の後端には尾栓８が気密に嵌着され
て、この部分からインキが蒸発して逃散しないよ
うになつている。この軸筒２の先端部と先口３が
キヤツプ嵌合部であるが、テーパー状の先口３の
中央部に半円状の溝が形成されて、この溝に軟弾
性材料からなるシール部材９が嵌込まれて巻回固
着されている。
気密に嵌着され、その先端開口からペン体４が突
出している。ペン体４と先口３の先端開口との間
には空気流通路５が形成され、筆記に消費される
インキと置換して内部に空気が侵入するが、ペン
体４の後端には中継芯６が連結され、これが軸筒
２に内蔵されたインキ吸蔵体７に差込まれてイン
キがペン体４に伝達されるようになつている。な
お、軸筒２の後端には尾栓８が気密に嵌着され
て、この部分からインキが蒸発して逃散しないよ
うになつている。この軸筒２の先端部と先口３が
キヤツプ嵌合部であるが、テーパー状の先口３の
中央部に半円状の溝が形成されて、この溝に軟弾
性材料からなるシール部材９が嵌込まれて巻回固
着されている。
しかして、非筆記時にキヤツプ１を本体に嵌合
すると、シール部材９がキヤツプ１のテーパー状
の内面に圧着し、キヤツプ１が歪んで内円の円真
度が低くともシール部材９が撓んで密着する。従
つて、ペン体４を気密空間内に密閉することがで
きるので長時間放置してもドライアツプすること
がない。
すると、シール部材９がキヤツプ１のテーパー状
の内面に圧着し、キヤツプ１が歪んで内円の円真
度が低くともシール部材９が撓んで密着する。従
つて、ペン体４を気密空間内に密閉することがで
きるので長時間放置してもドライアツプすること
がない。
この様に本考案は、ペン体近傍のキヤツプ嵌合
部のテーパー状の外周に軟弾性材料からなるシー
ル部材を巻回固着したので、本考案に従えば、キ
ヤツプが硬質合成樹脂にて外形が断面円形以外の
異形に成形されている場合にも気密度が十分で、
ドライアツプの心配のないマーキングペンを提供
することができる。
部のテーパー状の外周に軟弾性材料からなるシー
ル部材を巻回固着したので、本考案に従えば、キ
ヤツプが硬質合成樹脂にて外形が断面円形以外の
異形に成形されている場合にも気密度が十分で、
ドライアツプの心配のないマーキングペンを提供
することができる。
第１図と第２図は本考案実施例の斜視図、第３
図は同じく断面図を示す。 １……キヤツプ、２……軸筒、３……先口、４
……ペン体、５……空気流通路、６……中継芯、
７……インキ吸蔵体、８……尾栓、９……シール
部材。
図は同じく断面図を示す。 １……キヤツプ、２……軸筒、３……先口、４
……ペン体、５……空気流通路、６……中継芯、
７……インキ吸蔵体、８……尾栓、９……シール
部材。
Claims (1)
- 外形が断面円形以外の異形をなすとともに、内
円がテーパー状をなし、硬質合成樹脂にて成形さ
れたキヤツプと、ペン体近傍のキヤツプ嵌合部の
テーパー状部の外周に軟弾性材料からなるシール
部材が巻回固着された本体とからなり、キヤツプ
のテーパー状内円面でシール部材を押圧してペン
体を密封することを特徴とするマーキングペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16207183U JPS6069691U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | マ−キングペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16207183U JPS6069691U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | マ−キングペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069691U JPS6069691U (ja) | 1985-05-17 |
| JPS623266Y2 true JPS623266Y2 (ja) | 1987-01-24 |
Family
ID=30356002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16207183U Granted JPS6069691U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | マ−キングペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6069691U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0544155Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1993-11-09 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565199A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-20 | Fuji Electric Co Ltd | Dehydration of sludge by freezing and thawing method |
| JPS5710868U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP16207183U patent/JPS6069691U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565199A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-20 | Fuji Electric Co Ltd | Dehydration of sludge by freezing and thawing method |
| JPS5710868U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6069691U (ja) | 1985-05-17 |
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