JP2578270Y2 - 自動製図機用筆記具における外装体取付構造 - Google Patents

自動製図機用筆記具における外装体取付構造

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JP2578270Y2 JP1989102265U JP10226589U JP2578270Y2 JP 2578270 Y2 JP2578270 Y2 JP 2578270Y2 JP 1989102265 U JP1989102265 U JP 1989102265U JP 10226589 U JP10226589 U JP 10226589U JP 2578270 Y2 JP2578270 Y2 JP 2578270Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 筆記具本体と、装置への取付部を形成した外装体とよ
りなる自動製図機用筆記具における外装体取付構造に関
する。
(従来の技術) 自動製図機用筆記具は、筆記具本体に一体に形成した
取付部、或いは、筆記具本体に取り付ける外装体に形成
した取付部を使用し、装置本体に取り付けられる。外装
体に取付部を形成したものは、市販の筆記具を自動製図
機用筆記具本体として使用できる、異なった機種の自動
製図機に同じ筆記具を自動製図機用筆記具として使用で
きるなどという利点を有している。
外装体に取付部を形成してなる自動製図機用筆記具
は、実開昭61−204795号に一例が開示され、「レフィー
ル2,12」(筆記具本体)を「ペン先ホルダー本体4,14」
と「尾栓5,15」にて挟み込み、かつ、「ペン先ホルダー
本体4,14」を、「レフィール2,12」にキャップの突き当
てのため又は軸筒の太さがペン先の太さより太いために
形成されていると推測される肩部に係止せしめて、「レ
フィール2,12」に外装体に相当する「ペン先ホルダー本
体3,13」を取り付けてなる自動製図機用筆記具が開示さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) 筆記具本体に外装体が確実に固定されないことであ
る。即ち、筆記具本体には、外装体を固定するための固
定部を設けなくてはならないが、固定部を設ける位置が
バラツクと、外装体が確実に固定されず、筆記具本体が
長手方向や径方向にガタツクといった問題がある。この
ことにより、固定部を設けるために、優れた寸法精度が
要求されている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、筆記具本体と、装置本体への取付部を形成
した外装体とよりなる自動製図機用筆記具における外装
体取付構造であって、筆記具本体に、テーパー部を有す
るキャップに対する乗越嵌合用突部を形成し、この乗越
嵌合用突部のテーパー部と段部とを外装体に対する長手
方向の圧着固定部としたことを特徴とする自動製図機用
筆記具における外装体取付構造を要旨とする。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づき詳細に説明する。説明に
あたり、図面左を前、右を後とよぶこととする。
第1図に第1実施例を示す。参照符号1は筆記具本体
を示し、筆記具本体1は、チップホルダー2aと、チップ
ホルダー2a先端に回動自在に突出抱持されたボール2bよ
りなるペン先2と、チップホルダー2aに接続した軸筒3
と、尾栓4とよりなる。軸筒3は、内部にインキを吸蔵
したインキ吸蔵体或いはインキタンクを収容している。
筆記具本体は、一般に、非使用時、店頭陳列時など、
ペン先乾燥防止又はペン先保護などのため、キャップが
装着される。
軸筒3外周には、上記キャップを長手方向や径方向の
ガタがないよう装着するため、嵌合用の環状突部3aを形
成し、環状突部3aとキャップ内面に形成した突起、凹部
などと乗越嵌合できるようなしてある。この環状突部3a
は、キャップ装着時に長手方向や径方向のガタがないよ
うになすため高い寸法精度により形成されている。嵌合
用の環状突部3aより後方に、螺子3bを形成する。参照符
号5は外装体を示し、外装体5には、内面に大径部5aと
小径部5bとを設け、小径部5bには螺子5cを設ける。こう
して、螺子5cより前方に段部5dがが形成される。外装体
5に筆記具本体1を後方より挿入し、螺子3bと螺合させ
ていくと、段部5dがキャップ嵌合用の環状突部3aのテー
パー部(傾斜壁)と当接し、外装体5の螺子5cと段部5d
と、筆記具本体1の環状突部3aと螺子3bとが圧着固定状
態を形成する。外装体5外周には、装置本体との接続部
として、螺子5e及び段部5fを形成する。
次に第2図に、第2実施例を示す。尚、第1実施例と
基本的に同一の部位には同一の参照符号を付す。
第1実施例と異なる点は、、外装体が前部材6及び後
部材7の二部材よりなる点である。更に、第1実施例に
おいては、筆記具本体1ボールペンであるものを示した
が、ペン先が針体2cを先端を僅か突出して遊挿した小管
ペン先2dよりなる小管式筆記具であるものを示した。小
菅ペン先2dは、ホルダー2e前方に圧入固着している。前
部材6には大径部6aと小径部6bとを設け、段部6cを形成
する。外周には装置本体との取り付けのための鍔6dを形
成し、後方には、後部材7と螺合するための螺子6eを形
成する。後部材7内面には、大径部7aと小径部7bを設
け、大径部7aには螺子7cを設ける。こうして、螺子7cよ
り後方に段部7dが形成される。前部材6に筆記具本体1
を前方より挿入し、筆記具本体1に後方より後部材7を
嵌め込み、前部材6と後部材7とを螺合させていくと、
前部材6の段部6cが嵌合用の環状突部3aに当接し、前部
材6と後部材7とによって筆記具本体1を圧着固定して
いる。前部材6の段部6cはテーパー状の部分とし、前部
材6の内径に寸法バラツキが生じても吸収できるように
なっている。
第1実施例及び第2実施例は筆記具本体後方部が外装
体より露出しているので、筆記具本体を透明な部材で形
成すると、インキ残量が確認できる。
第3図に第3実施例を示す。第2実施例と異なる点
は、前部材6をペン先2近傍まで延設し、前方部をカシ
メたように内方に突出した部分とした点と、後部材7の
係止部を筆記具本体1後端とした点で、前部材6前方部
をペン先2近傍にて内方突出部としたことにより、ペン
先を確実に固定できる。前部材6前方に、空気孔6fを設
けたのは、ペン先近傍に設けられている空気孔が前部材
6により覆われてしまうためである。前部材6外周に
は、装置本体への取り付けのための鍔6dを二つ形成して
いるが、取り付けは使用する装置により適宜手段を選択
できる。
以上のほかにも種々なせる。上述の例においては、筆
記具本体としてボールペン及び小菅式筆記具を示した
が、ペン先が合成樹脂ペン先、繊維ペン先など種々筆記
具であってもよい。また、筆記具本体として、キャップ
嵌合用突部を形成しているものであれば、市販のペン、
レフィール、自動製図機専用ペンなど種々使用可能であ
る。キャップを装着する場合には、専用のキャップ以外
のキャップの使用をすることもできる。キャップに対す
る乗越嵌合用突部は、前記実施例においては、軸筒外周
に形成したものを示したが、ペン先ホルダー近傍に形成
してもよい。
(考案の効果) 以上のように、本考案によると、キャップ嵌合用突部
を外装体の係止部とし、キャップ嵌合用突起のテーパー
部にて係止するので、固定部の寸法精度は優れたもの
で、筆記具本体に外装体を前後左右のガタがないように
確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1実施例を示す一部縦断面図、第2図は第
2実施例を示す一部縦断面図、第3図は第3実施例を示
す一部縦断面図。 1……筆記具本体、5,6,7……外装体、3a……環状突
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記具本体と、装置本体への取付部を形成
    した外装体とよりなる自動製図機用筆記具における外装
    体取付構造であって、筆記具本体に、テーパー部を有す
    るキャップに対する乗越嵌合用突部を形成し、この乗越
    嵌合用突部のテーパー部と段部とを外装体に対する長手
    方向の圧着固定部としたことを特徴とする自動製図機用
    筆記具における外装体取付構造。
JP1989102265U 1989-08-31 1989-08-31 自動製図機用筆記具における外装体取付構造 Expired - Lifetime JP2578270Y2 (ja)

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JPH0342688U JPH0342688U (ja) 1991-04-23
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JPS6159091U (ja) * 1984-09-21 1986-04-21
JPH0734714Y2 (ja) * 1987-08-31 1995-08-09 ぺんてる株式会社 自動製図機用ペンのキャップ嵌合構造

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