JP2521144B2 - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

Info

Publication number
JP2521144B2
JP2521144B2 JP1040363A JP4036389A JP2521144B2 JP 2521144 B2 JP2521144 B2 JP 2521144B2 JP 1040363 A JP1040363 A JP 1040363A JP 4036389 A JP4036389 A JP 4036389A JP 2521144 B2 JP2521144 B2 JP 2521144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
signal
image information
information storage
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1040363A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02222262A (ja
Inventor
玲子 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1040363A priority Critical patent/JP2521144B2/ja
Publication of JPH02222262A publication Critical patent/JPH02222262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2521144B2 publication Critical patent/JP2521144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、書画の内容を読み取って、データ圧縮の
ために符号化した画情報を伝送するファクシミリ装置に
関する。
【従来の技術】
第2図は例えばCCITT(国際電信電話諮問委員会)レ
ッドブックVII−3,勧告T.4(日本ITU協会発行)に準拠
したフィル制御を行う従来のファクシミリ装置の主要部
を示すブロック図である。第3図は同じく勧告T.30に示
された伝送制御手順のフローチャートをシーケンス図化
したものであり、第2図に示したファクシミリ装置は勧
告T.30にも準拠するものである。 第2図において、1は書画を走査して書画の内容に対
応する電気信号に変換し、さらに電気信号を2値化して
出力する信号読取部、2は2値化出力をさらに主走査ラ
インごとにデータ量圧縮のために符号化する符号器、3
は符号化された信号の主走査ラインごとに符号長を計数
する計数器、4はフィル符号を発生するフィル符号発生
器、5aは伝送制御手順を実行する通信制御部である。こ
こで、符号器2,計数器3およびフィル符号発生器4は符
号化部を構成している。10は上記各ブロックを含むファ
クシミリ装置である。また、6はフィル符号が付加され
た信号を伝送する回線、7は対向する受信機において、
回線から入力した符号を2値化された信号に復号する復
号器、8は画信号を記録する記録部である。 次に動作について説明する。通信を実行する場合に
は、第3図に示すように、ファクシミリ装置10は、受信
機からNSF,CSI,DIS信号を受信する。(第3図中でカッ
コ付の信号はオプション信号を示す。)ここで、通信制
御部5aはDIS信号(ディジタル識別信号)に含まれてい
る受信機の最小走査線時間とデータ信号速度とを乗算し
て最小符号長bを決定し、フィル符号発生器4に通知す
る。通信制御部5aはさらに伝送制御手順を進め、DCS信
号(ディジタル命令信号)又はNSS信号(非標準機能設
定信号)とTCF信号(トレーニングチェック信号)とを
送出した後、CFR信号(受信準備確認信号)を受ける
と、つまり、勧告T.30で定義されているフェーズCに入
ると、信号読取部1を起動する。 そこで、信号読取部1は書画の読み取りを開始し、読
み取った後に光電変換して得られた電気信号を、主走査
ラインごとに2値化して符号器2に出力する。符号器2
は所定の方式で主走査ラインごとに符号化して計数器3
に出力するとともに、変調器および網制御部(ともに図
示せず)を介して、回線6に送出する。フィル符号発生
器4は、計数器3の計数値を入力して1主走査ラインの
符号長aiと終端符号のビット数との和が最小符号長bに
満たないことを認識すると、符号器2の出力につづけ
て、不足ビット数分だけフィル符号を出力する。なお、
主走査ラインの区切りを示す終端符号(RTC符号)も発
生する。 一方、受信機では復号器7により、フィル符号および
RTC符号が除かれた後、2値化信号に復号され、記録部
8により記録される。
【発明が解決しようとする課題】
従来のファクシミリ装置は以上のように構成されてい
るので、回線6に送出を完了した、ある主走査ラインの
符号長が最小符号長より短くない場合であっても、信号
読取部1が1主走査ライン分の電気信号を出力する間隔
が受信機の最小走査線時間よりも大きかったり、符号器
2における次主走査ラインの符号化に時間がかかったり
して、符号器2からの次主走査ラインの符号の発生が遅
れた時には、フィル符号を発生して回線6に送出すべき
信号を確保しなければならず、信号読取部1や符号器2
の能力を極端に大きくしない限り、伝送時間に無駄な時
間が加わってしまうという課題があった。 特に、受信機の最小走査線時間が0ms等の場合や、1
ページの通信中に受信機の復号処理の過程を推測しつ
つ、フィル符号の発生を抑える目的で最小符号長を動的
に変化させるような場合には、一層顕著になる。 この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、信号読取部もしくは符号器の能力を大きくす
ることなく、不要なフィル符号の発生を抑え、全体とし
て伝送時間を短縮することができるファクシミリ装置を
得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るファクシミリ装置は、符号化部で符号
化された画情報を記憶する画情報記憶部が設けられると
ともに、通信制御部に、フェーズC開始以前に信号読取
部を起動する記憶制御手段を含めて構成したものであ
る。
【作用】
この発明に係る記憶制御手段は、実際に回線に画情報
を送出する時点よりも前に、信号読取部を起動し、あら
かじめ画情報を画情報記憶部に格納させておくことによ
り、フィル符号を必要とする機会を低減させ、その結
果、フィル符号の発生を防止する。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、5は記憶制御手段を有する通信制御部、
9は画情報を記憶する画情報記憶部であり、その他のも
のは同一符号を付して第2図に示したものと同一のもの
である。 次に動作について説明する。まず、通信制御部5は、
従来の場合と同様に伝送制御手順を実行し、DIS信号を
受けた時点で、フィル符号発生器4に最小符号長bを通
知するとともに、記憶制御手段によって信号読取部1に
対して読み取り動作の開始を指示する。以後は、従来の
場合と同様の動作を行って、符号化された画情報は画情
報記憶部9に格納される。ただし、最小符号長bより短
くない主走査ラインにフィル符号を付加することはな
い。 そして、通信制御部5の記憶制御手段は、フェーズC
に入った時点、つまり、従来は信号読取部1に対する起
動指示を行っていた時点で、画情報記憶部9に対して出
力指示を行う。この後は、画情報記憶部9への符号化さ
れた画情報の蓄積と、回線6側への出力とが並行して行
われる。画情報出力中に、画情報記憶部9に画情報がな
くなってしまった場合には、従来と同様のフィル符号発
生制御が開始される。 なお、回線6の品質が悪く、CFR信号のかわりにFTT信
号(トレーニング失敗信号)が返送されて、通信制御部
5がフォールバック制御を行い、最小符号長bが変更さ
れることがある。このような場合を考慮して、画情報記
憶部9に復号器を接続し、この復号器の出力が符号器2
に入力される構成とすれば、格納されている画情報を符
号化されていない2値化信号に復号し、再度、新たな最
小符号長bを考慮して符号化できるので、最小符号長b
の変更に対しても対応可能である。 また、自動発信機能を有するファクシミリ装置10にお
いて、相手となる受信機の能力を相手番号とともに不揮
発性RAM等に格納しておく構成とすれば、過去に通信を
行ったことがある受信機と通信を行う場合に、DIS信号
の受信を待たず、より以前の時点から信号読み取りを開
始することができる。 以上の実施例において、画情報記憶部9はリングバッ
ファとして使用することにより、1ページ分の画情報全
てを格納できる容量は必要とせず、6〜7kbyte程度でよ
い。 また、以上の実施例では、最初の読み取り開始後、1
ページ分の処理が終了するまで処理を継続したが、最初
の読み取り開始から4〜5秒程度経過したら、一旦処理
を中断し、フェーズCに入った時点で再開してもよく、
同様の効果を奏する。
【発明の効果】
以上のように、この発明によればファクシミリ装置
を、画情報記憶部を設け、符号化された画情報の作成を
画情報の送出に先立って行うように構成したので、不要
なフィル符号の発生が抑えられ、全体として伝送時間を
短縮することができるものが得られる効果がある。さら
に、フォールバックによって最小符号長が変更になった
場合には画情報記憶部内の符号化データを復号しフィル
数を変更するように構成したので、より適用範囲の広い
ファクシミリ装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるファクシミリ装置の
主要部を示すブロック図、第2図は従来のファクシミリ
装置の主要部を示すブロック図、第3図は伝送制御手順
を示すシーケンス図である。 1は信号読取部、2は符号器(符号化部)、3は計数器
(符号化部)、4はフィル符号発生器(符号化部)、5
は通信制御部、9は画情報記憶部。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書画の内容を読み取って電気信号に変換す
    る信号読取部と、前記電気信号を主走査ライン単位に符
    号化する符号化部と、伝送制御手順を実行する通信制御
    部とを備えたファクシミリ装置において、前記符号化部
    で符号化された画情報を記憶する画情報記憶部と、フェ
    ーズCが開始される時点よりも前に前記信号読取部を起
    動する記憶制御手段と、前記画情報記憶部内の符号化デ
    ータを復号して前記符号化部に供給する復号器と、フォ
    ールバック制御の結果フィル数が変更された場合に前記
    復号器を起動する復号器制御手段とを備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
JP1040363A 1989-02-22 1989-02-22 フアクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2521144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1040363A JP2521144B2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 フアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1040363A JP2521144B2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 フアクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02222262A JPH02222262A (ja) 1990-09-05
JP2521144B2 true JP2521144B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=12578557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1040363A Expired - Lifetime JP2521144B2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 フアクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2521144B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773328B2 (ja) * 1985-03-01 1995-08-02 キヤノン株式会社 画像送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02222262A (ja) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4677649A (en) Data receiving apparatus
JP2521144B2 (ja) フアクシミリ装置
JP2626773B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0320102B2 (ja)
JP2748117B2 (ja) ファクシミリ装置
KR920005865B1 (ko) 전송속도의 선택적 시프트다운(shift down) 기능을 갖는 팩시밀리
JPH06152811A (ja) ファクシミリ装置
JP3082488B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0374993B2 (ja)
JPH0637999A (ja) ファクシミリ装置
KR960016839B1 (ko) 팩시밀리의 독취 및 기록장치
JP2672390B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3879900B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2980945B2 (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方法
JPH03210822A (ja) 符号・復号化方法
JP3032265B2 (ja) ファクシミリ装置の画像処理方法
JPH0759030B2 (ja) フアクシミリ装置
JPH04176261A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方法
JPH08125869A (ja) 画像通信装置及び方法
JPH02105673A (ja) ファクシミリ装置
JPH04216265A (ja) ファクシミリ装置のモード切替え方式
JPS60134663A (ja) デ−タ通信装置
JPS63310272A (ja) ファクシミリ伝送方式
JPS6243260A (ja) フアクシミリ装置
JPH03210823A (ja) 符号・復号化方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 13