JPH06152811A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06152811A
JPH06152811A JP29117892A JP29117892A JPH06152811A JP H06152811 A JPH06152811 A JP H06152811A JP 29117892 A JP29117892 A JP 29117892A JP 29117892 A JP29117892 A JP 29117892A JP H06152811 A JPH06152811 A JP H06152811A
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Yasuyuki Shinada
康之 品田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像データの処理時間及び送信時間を短縮す
る。 【構成】アウトライン処理回路4は、送られてきたデー
タを順次、アウトライン処理し、処理後のベクトルデー
タテーブルをメモリ5に記憶する。また、圧縮符号化回
路6は、送られてきたデータを圧縮符号化し、メモリ7
に記憶する。そして、ファクシミリの手順信号の送受信
にて、受信側ファクシミリ装置の受信機能を判定し、圧
縮符号化されたデータあるいはベクトルデータを送信す
る。受信側ファクシミリ装置が両形式のデータとも受信
可能な場合、メモリ5及びメモリ7に格納されたデータ
のデータ量を比較し、データ量の少ない方に対応するデ
ータ形式を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ処理方法を
選択するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリにて画像データ
を送信する際、ラスター走査によって得られた2値画像
データをMH,MR,MMRなどの圧縮符号化にて符号
化されたデータを送出する方法と、2値画像データをア
ウトライン処理してベクトルデータテーブルを作成し、
そのテーブルのデータを送出する方法が知られている。
【0003】そして、受信側にてベクトルデータテーブ
ルを受信し、それをラスターデータに変換して記録する
ファクシミリ装置、圧縮符号化されたデータを受信し、
それをラスターデータに変換して記録するファクシミリ
装置、また、圧縮符号化されたデータを受信し、それを
一旦ベクトルデータに変換した後、ラスターデータに変
換して記録するファクシミリ装置があり、さらに、上記
2つの方法で記録できるファクシミリ装置も存在する。
【0004】通常、ファクシミリ装置は、光学的な手段
にて原稿画像を読み取り、それを電気信号に変換して白
/黒の2値データを得、そのデータを記憶装置(例え
ば、ページメモリ)に記憶後、記録したり、あるいは他
の処理装置(相手ファクシミリ装置)にデータを転送す
る。上記のアウトライン処理とは、得られた2値画像を
処理する方法の一つであり、読み取った画像の輪郭を抽
出して画像情報をベクトルとして扱い、そのベクトルの
位置、大きさ、接続等の情報をテーブルとして持つこと
により画像データを得るものである。この方法は、読取
り→記録系における解像度変換などの際に特に有効であ
り、読取り装置と記録装置との間で解像度が異なる場合
でも、その間でこのアウトライン処理を行なうことで、
データの欠落などがない最適な記録画像が得られるとい
う利点がある。
【0005】また、アウトライン処理する際、読み取っ
た画像の解像度を低下させて処理することでデータ量を
減らして送信し、受信側ファクシミリ装置でベクタ−ラ
スタ変換を行なう際に解像度を上げて処理して読み取っ
た画像を復元できるため、送信時間の短縮が可能とな
る。さらに、従来より、ファクシミリ装置におけるデー
タ送信方法として、読み取った原稿を送信する際、相手
ファクシミリ装置との回線を接続した後、原稿を読み取
りながら、同時にデータを送信する方法(ダイレクト送
信)と、一旦原稿を読み取り、原稿データを装置内のメ
モリに記憶させてから、適時、相手ファクシミリ装置と
の回線を接続して、記憶されたデータを送信する方法
(メモリ送信)がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿を
読み取って、画像データを一旦メモリに記憶した後、適
時発呼して送信を行なう(メモリ送信)ファクシミリ装
置においては、発呼した後、ファクシミリ装置の前手順
が終わらなければ、相手装置が上記の受信方法の内のい
ずれが可能な装置なのかが分からない。そのため、例え
ば、原稿をベクトルデータ形式でメモリに記憶しても、
受信側がベクトルデータを受けることができないファク
シミリ装置の場合、一旦、ベクトルデータをラスターデ
ータに戻して、再び符号化して送信することになり、そ
のための処理により通信時間が長くなってしまうという
問題がある。
【0007】逆に、原稿を符号化されたデータでメモリ
に記憶し、受信側がベクトルデータでの受信が可能で、
ベクトルデータで送信した方が有利な場合、符号化され
たデータをラスターデータに戻して、再び符号化しなけ
ればならないという問題がある。さらに、受信側ファク
シミリ装置が、圧縮符号化されたデータを受け取り、そ
れをベクトルデータに変換後、再びラスターデータの戻
して記録する機能を持ち、また、ベクトルデータをその
まま受け取ることも可能な場合、画像データを圧縮符
号、ベクトルデータのいずれで送っても受信側で得られ
るデータは同じであるのに、送信時には、装置にどちら
か一方のデータしか記憶していないので、仮にデータ量
の多い方式にてデータを記憶していたときには、本来必
要な通信時間よりも長くかかるという問題がある。
【0008】上記のアウトライン処理についても、画像
によっては情報量(前記テーブル数)が非常に多くなっ
てしまい、アウトライン処理したデータを一旦メモリに
記憶してから他の装置に転送する場合、大容量のメモリ
を要し、しかも情報量が多いため、転送に時間がかかる
という問題がある。特にダイレクト送信の際にこのアウ
トライン処理を行なうと、その処理に時間がかかり、通
信時間の長大化につながる。
【0009】本発明の目的は、相手装置に合わせた画像
データ処理を選択し、画像データの処理時間及び送信時
間を短縮したファクシミリ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、原稿画像を読み取って2
値画像データを生成する手段と、前記2値画像データに
対して第1の画像処理を施す手段と、前記2値画像デー
タに対して第2の画像処理を施す手段と、前記第1の画
像処理、あるいは前記第2の画像処理のいずれかを選択
する手段と、前記選択後の画像処理を受けた画像データ
を相手装置に送出する手段とを備える。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、ダイレク
ト送信、あるいはメモリ送信のいずれかを選択して画像
データを送出するファクシミリ装置において、原稿画像
を読み取って2値画像データを生成する手段と、前記ダ
イレクト送信が選択された場合、前記2値画像データを
圧縮符号化する手段と、前記メモリ送信が選択された場
合、前記2値画像データをアウトライン処理する手段と
を備え、前記圧縮符号化されたデータについては、該符
号化終了後のデータを逐次相手装置に送出し、また、前
記アウトライン処理については、処理対象とする全デー
タについての該アウトライン処理終了後、相手装置に送
出する。
【0012】
【作用】以上の構成において、画像データの処理時間及
び送信時間を短縮するよう機能する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 [第1実施例]図1は、本発明の第1の実施例に係るフ
ァクシミリ装置における、送信に関わる部分のブロック
図である。同図において、1は、原稿読取り部として機
能する読取装置、2は、読取装置1からの信号を2値化
する2値化処理回路、3は、2値化されたラスターデー
タを記憶するラスターデータメモリである。また、4
は、2値画像データのアウトライン処理を行なうアウト
ライン処理回路であり、5は、アウトライン処理回路4
での処理にて得られたベクトルデータテーブルを記憶す
るメモリである。
【0014】圧縮符号化回路6は、ラスターデータを所
定の圧縮符号化し、符号化された画像データは、メモリ
7に格納される。そして、本ファクシミリ装置にて処理
されたデータは、モデム8、NCU9を介して、回線1
1に送出される。なお、CPU10は、上記各部を含む
装置全体の制御を行なう中央制御部である。次に、図
2,図3に示すフローチャートを参照して、本ファクシ
ミリ装置におけるメモリ送信処理を説明する。
【0015】図2において、ステップS1では、上述の
読取装置1での、メモリ送信における原稿読取り、及び
2値化処理回路2での2値化を行ない、ステップS2
で、2値化されたデータを一旦、ラスターデータメモリ
3に記憶する。そして、ステップS3では、後の処理に
必要なライン数ごとに2値化データをアウトライン処理
回路4、及び圧縮処理回路6へ出力する。
【0016】アウトライン処理回路4は、ステップS4
で、送られてきたデータを順次、アウトライン処理し、
処理後のベクトルデータテーブルをメモリ5に記憶す
る。他方、圧縮符号化回路6は、送られてきたデータを
圧縮符号化し、メモリ7に記憶する。ステップS6で
は、ステップS1で読み取った画像データのステップS
4,S5での処理が両方とも全て終了したか否かを判定
し、両方の処理が終了していない場合には、再度、上記
ステップS4,S5の処理に戻る。
【0017】ステップS6での判定がYESであれば、
図3に示すステップS10にて、データ送信のための発
呼処理を行なう。つまり、回線11の接続が完了し、相
手側装置が受信可能状態になると、ファクシミリの手順
信号の送受信を行ない、ステップS11で、受信側ファ
クシミリ装置がどの方法でデータ受信が可能か、すなわ
ち、受信側装置の受信機能を判定する。
【0018】ステップS11で、受信側が圧縮符号デー
タを受信する機能しか有していない装置と判定された場
合、処理をステップS12へ進め、そこで、圧縮符号化
されたデータを、メモリ7からモデム8、NCU9を介
して回線へ送信する。また、相手装置がベクトルデータ
しか受信できない装置の場合は、ステップS13でメモ
リ5よりベクトルデータを送信する。
【0019】一方、受信側ファクシミリ装置が両形式の
データとも受信可能な場合、ステップS14で、メモリ
5、及びメモリ7に格納されたデータのデータ量を比較
し、その比較結果によって、データ量の少ない方に対応
するデータ形式を選択する。そして、続くステップS1
5では、相手装置に対して、ステップS14で選択され
たデータ形式に従ったデータ送信手順を宣言し、ステッ
プS16で、そのデータのみを回線に送出する。
【0020】以上説明したように、本実施例によれば、
アウトライン処理と圧縮符号化処理の両形式のデータを
記憶しておき、メモリ送信の際に、相手装置の機能に合
わせてどちらかのデータを選択して送出することによ
り、データ処理時間及び通信時間を短縮することができ
る。なお、上記実施例において、データ送信を行なった
ときに、相手先電話番号と送信データ形式を記憶してお
き、次回、同一相手装置にデータ送信する場合は、相手
の受信機能を判定する処理を省略して、記憶された方法
に従ったデータ送出を行なうようにしてもよい。 [第2実施例]以下、本発明に係る第2の実施例につい
て説明する。
【0021】図4は、本発明の第2の実施例に係る画像
処理装置の全体構成を示すブロック図である。同図にお
いて、読取装置41は、例えば、CCDラインセンサな
どから成るラスタ型の画像読取装置であり、2値化処理
回路42は、読取装置1で読み取られた画像信号を2値
化する。そして、この2値化されたラスタ型のデータ
は、その1ページ分がラスタデータページバッファ43
に保存される。
【0022】アウトライン処理回路44は、上記ラスタ
データページバッファ43からの2値画像データをアウ
トライン処理する回路であり、圧縮符号化回路45は、
2値画像データを所定の圧縮符号化する。また、本装置
における画像データはメモリ47に格納され、CCU4
8は回線11を収容して、本装置における通信機能を制
御する。なお、CPU46は、本装置全体の制御を司る
中央制御部である。
【0023】次に、本実施例に係る装置の動作につい
て、図5に示すフローチャートを参照して説明する。図
5のステップS21では、読取装置41にて読み取った
画像データを2値化し、1ページ分のデータを一旦、ラ
スタデータページバッファ43に格納する。そして、ラ
スタデータページバッファ43から1ラインごとにデー
タを読み出し、それをアウトライン処理回路44へ出力
する。
【0024】ステップS22で、ラスタデータページバ
ッファ43からの1ページ分のデータ読出しが終了した
か否かの判定をし、読出しが終了していれば、ステップ
S23に進んで、ラスタ型の2値データをベクトル情報
に変換する。さらに、各ベクトルごとにテーブルを作成
して、それをメモリ47へ送出する。そして、続くステ
ップS24で、アウトライン処理回路44から送出され
る前記テーブル数NTをカウントする。
【0025】ステップS25で、テーブル数NT のカウ
ント値が所定の値に達したか否かの判定を行ない、NT
=所定値の関係を満足する場合には、処理をステップS
26へ進める。このステップS26では、テーブル数N
T のカウント値が所定値に達したということで、アウト
ライン処理を中止し、メモリ47の内容をクリアする。
【0026】次のステップS27では、再度、ラスタデ
ータページバッファ43よりページの先頭からデータを
読み出し、さらに、読出し後のデータを圧縮符号化回路
45へ出力する処理を、データ1ページ分終了したかど
うかの判定をする。そして、この処理を終了後、ステッ
プS28で、圧縮符号化回路45にて、前記1ページ分
のデータにつきMH,MR,MMRなどの符号化を行な
い、符号化後のデータをメモリ47へ格納する。この処
理を1ページ分行ない、それが終了した場合(ステップ
S29の判定がYES)、ステップS30に進む。な
お、さらに、次ページのデータがある場合は、上記の処
理を繰り返す。
【0027】ステップS30ではデータ転送処理、つま
り、メモリ47に格納されたデータを、CCU48を介
して回線11に送出することで、不図示の記録装置、あ
るいは他の画像処理装置へデータを転送する。以上説明
したように、本実施例によれば、アウトライン処理後の
データが一定値を越えた場合、その処理を中止し、次
に、同一画像データを圧縮符号化して、そのデータをメ
モリに記憶することで、処理に要するメモリの容量を最
小限に抑えることができるとともに、アウトライン処理
後のデータが適量あれば、状況に応じた最適な画像を得
ることができる。
【0028】なお、上記第2の実施例では、アウトライ
ン処理後、圧縮符号化を行なったが、これら2つの処理
を並行して行ない、それぞれの結果を別のメモリに記憶
して、1ページ分のデータ処理終了後にデータ量の多い
方を消去するよう構成することで、必要なメモリ容量は
増加しても処理時間の短縮が可能になり、データが消去
されたメモリを他の用途に利用すれば、メモリの無駄に
はならない。
【0029】また、処理する原稿が複数ページあり、最
初のページで圧縮符号化が選択された場合は、次ページ
以降も圧縮符号化を行なうことで、処理時間の短縮を図
ってもよい。 [第3実施例]図6は、本発明の第3の実施例に係るフ
ァクシミリ装置の全体構成を示すブロック図である。同
図に示すファクシミリ装置において、読取部61にて不
図示の原稿を読み取り、2値化処理部62にて、読取部
61からのアナログ信号を2値化する。ラスタデータメ
モリ63は、2値化処理部62にて得られたラスタ型の
画像データを記憶し、アウトライン処理回路64では、
ラスタ型画像データをベクトルデータに変換して、ベク
トルデータテーブルを得る。そして、ベクタテーブルメ
モリ65に、このベクトルデータテーブルを記憶する。
【0030】圧縮符号化回路66は、ラスタ型画像デー
タをMH,MR,MMRなどの圧縮符号化を行なう。圧
縮符号化回路66にて符号化されたデータ、あるいはベ
クタテーブルメモリ65内のデータは、CPU69の制
御を受けたモデム67、及び回線制御装置(NCU)を
介して回線11にデータを送出する。なお、ユーザー
は、操作部70にて本装置を操作する。
【0031】図7は、本実施例に係るファクシミリ装置
の動作手順を示すフローチャートである。図7のステッ
プS41では、ファクシミリ装置の使用者は、送信の開
始として原稿をセットした後、ステップS41で、送信
相手先の電話番号を入力する。そして、ステップS42
で、操作部70のキー(不図示)により送信種別、つま
り、後述するダイレクト送信かメモリ送信かの選択をす
る。
【0032】ダイレクト送信が選択された場合、ステッ
プS43で、発呼処理にて回線を接続し、以下のデータ
送信に入る。つまり、ステップS44で、原稿を1ライ
ンずつ移動して読取部61にて原稿データを読み取り、
続くステップS45で、読取り後の画像データを圧縮符
号化する。圧縮符号化後のデータは、ステップS46
で、モデム67、NCU68を介して相手装置に送信さ
れる。そして、ステップS47で、全データ送信処理が
終了したか否かの判定をし、処理が終了していない場
合、再度、ステップS44の処理に戻る。
【0033】なお、回線11を介して送信されたデータ
は、相手装置(受信側装置)にて復号化後、記録され
る。一方、ステップS42でメモリ送信が選択された場
合、ステップS51で原稿をすべて読み取り、ステップ
S52で、その原稿データの2値化、及び2値化後のデ
ータを格納する。続くステップS53では、アウトライ
ン処理にてベクトルデータをテーブル化し、それをメモ
リ65に格納する。そして、すべての画像データのテー
ブル化が終了するとステップS54で回線11を接続
し、ステップS55で、回線11にベクトルデータを送
出する。
【0034】ステップS56で、全データ送信処理が終
了したか否かの判定をし、処理が終了していない場合、
再度、ステップS55の処理に戻る。なお、送信された
ベクタテーブルは、受信側ファクシミリ装置にてベクタ
−ラスタ変換が成され、記録される。以上説明したよう
に、本実施例によれば、ダイレクト送信時には圧縮符号
化処理を行ない、メモリ送信時にはアウトライン処理を
行なうことより、両処理方法の長所を生かした通信時間
及び画質にて送信が行なえる。
【0035】なお、上記実施例に示した処理方法は、デ
ータ送信時のみでなく、縮小などの解像度変換があるダ
イレクトコピーやメモリコピーの場合にも適用できる。
例えば、縮小コピーの際、ダイレクトコピーでは単純に
データを間引いて処理するが、メモリコピーでは、アウ
トライン処理してコピーする。本発明は、複数の機器か
ら構成されるシステムに適用しても1つの機器から成る
装置に適用しても良い。また、本発明は、システムある
いは装置にプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アウトライン処理と圧縮符号化処理のいずれかを選択し
てデータ送信することで、相手側装置の機能に合わせた
データ処理ができ、処理時間及び通信時間の短縮ができ
る。また、アウトライン処理されたデータ量が一定値を
越えた場合には圧縮符号化処理を行なうことで、データ
処理に必要なメモリ容量を最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るファクシミリ装置
における、送信に関わる部分のブロック図である。
【図2】第1実施例に係るファクシミリ装置におけるメ
モリ送信処理を示すフローチャートである。
【図3】第1実施例に係るファクシミリ装置におけるメ
モリ送信処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例に係る画像処理装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施例に係る装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第3の実施例に係るファクシミリ装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図7】第3実施例に係るファクシミリ装置の動作手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,41 読取装置 2 2値化処理回路 3 ラスターデータメモリ 4,44,64 アウトライン処理回路 5,7,47 メモリ 6,45,66 圧縮符号化回路 8,67 モデム 9 NCU(ネットワークコントロールユニット) 10,46,69 CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取って2値画像データを
    生成する手段と、 前記2値画像データに対して第1の画像処理を施す手段
    と、 前記2値画像データに対して第2の画像処理を施す手段
    と、 前記第1の画像処理、あるいは前記第2の画像処理のい
    ずれかを選択する手段と、 前記選択後の画像処理を受けた画像データを相手装置に
    送出する手段とを備えることを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像処理は、前記2値画像デ
    ータをアウトライン処理後、ベクトルデータテーブルに
    変換する処理であり、前記第2の画像処理は、前記2値
    画像データを圧縮符号化する処理であることを特徴とす
    る請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記選択は、ファクシミリ通信の手順中
    に含まれ相手受信装置からの情報に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記選択は、前記ベクトルデータテーブ
    ルのデータ量と前記圧縮符号化されたデータ量とを比較
    した結果に基づいて決定されることを特徴とする請求項
    2に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記2値画像データをアウトラ
    イン処理して得られたデータ量が所定データ量を越える
    か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段にて、前記データ量が前記所定データ量を
    越えると判定された場合、前記アウトライン処理を中止
    する手段とを備え、 前記アウトライン処理を中止した場合、前記2値画像デ
    ータを圧縮符号化したデータを相手装置に送出すること
    を特徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 ダイレクト送信、あるいはメモリ送信の
    いずれかを選択して画像データを送出するファクシミリ
    装置において、 原稿画像を読み取って2値画像データを生成する手段
    と、 前記ダイレクト送信が選択された場合、前記2値画像デ
    ータを圧縮符号化する手段と、 前記メモリ送信が選択された場合、前記2値画像データ
    をアウトライン処理する手段とを備え、 前記圧縮符号化されたデータについては、該符号化終了
    後のデータを逐次相手装置に送出し、また、前記アウト
    ライン処理については、処理対象とする全データについ
    ての該アウトライン処理終了後、相手装置に送出するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
JP29117892A 1992-10-29 1992-10-29 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH06152811A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112385A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2009005286A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2009021879A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム

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