JP2519867B2 - 建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置 - Google Patents

建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置

Info

Publication number
JP2519867B2
JP2519867B2 JP5138183A JP13818393A JP2519867B2 JP 2519867 B2 JP2519867 B2 JP 2519867B2 JP 5138183 A JP5138183 A JP 5138183A JP 13818393 A JP13818393 A JP 13818393A JP 2519867 B2 JP2519867 B2 JP 2519867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
memory
switch
differentiating
data setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5138183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06346489A (ja
Inventor
紀幸 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMITOMO KENKI KK
Original Assignee
SUMITOMO KENKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUMITOMO KENKI KK filed Critical SUMITOMO KENKI KK
Priority to JP5138183A priority Critical patent/JP2519867B2/ja
Publication of JPH06346489A publication Critical patent/JPH06346489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519867B2 publication Critical patent/JP2519867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械のアクチュエ
ータを制御するコントローラの機能を差別化する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械においては、機種や仕向先に応
じてアクチュエータの仕様を変えたり、同じアクチュエ
ータでも機能を変えたりしている。その場合、仕様別や
機能別にコントローラをそれぞれ用意すると、コントロ
ーラの種類が膨大になり、部品管理に障害を来すので、
一つのコントローラに全仕様や全機能に対応し得るよう
な構成を内蔵させ、例えば出荷時点でこのコントローラ
に特定の機能のみを果たさせるよう差別化している。
【0003】従来、コントローラの機能の差別化は、図
3あるいは図4に示すように行っている。
【0004】図3に示す装置では、コントローラ1のイ
ンターフェース3の特定端子を外部ハーネス5でグラン
ドに落とすなどして差別化信号を発生させ、該信号をC
PU7に認識させている。また、図4に示す装置では、
コントローラ1の内部に差別化信号を発生させるスイッ
チ群9を設け、これらスイッチ群9で発生させた差別化
信号をCPU7に認識させている。こられの装置では、
予めROM11に各種の制御プログラムが格納されてお
り、CPU7が、認識した差別化信号に対応した制御プ
ログラムをROM11から選択し実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
差別化装置は、いずれもハード的に差別化の設定を行っ
ているので、差別化の種類が多くなると、管理が繁雑に
なる上、端子やスイッチ等の部品が多く必要になり、コ
ントローラの大型化やコストアップを招く等の問題があ
った。
【0006】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、管理が容易であり、しかもコン
トローラの小型化及び低コスト化を図り得るコントロー
ラの差別化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1にその要
旨を示すように、建設機械のアクチュエータ用コントロ
ーラの差別化装置において、コントローラ内に設けら
れ、複数種の制御プログラム及び差別化設定プログラム
を記憶した第1メモリと、スイッチにより差別化データ
を設定する差別化データ設定手段と、コントローラ内に
設けられ、設定された差別化データを記憶し得る第2メ
モリと、コントローラ内に設けられ、前記第2メモリに
記憶されている差別化データに対応したプログラムを前
記第1メモリから読み出して実行する処理手段と、を備
えたことにより、上記課題を解決したものである。
【0008】
【作用】本発明の差別化装置においては、差別化データ
設定手段により設定した差別化データをコントローラ内
第2メモリが記憶する。そして、一旦第2メモリに差
別化データを記憶したら、コントローラ内の処理手段
が、第2メモリ内の差別化データに対応したプログラム
を、同じくコントローラ内に格納された第1メモリから
読み出して実行する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0010】図2は本発明に係る差別化装置の構成図で
あり、図において、21はコントローラである。コント
ローラ21には、CPU(中央演算処理装置)23、入
力インターフェース25、出力インターフェース27、
ROM(第1メモリ)29、メモリ(第2メモリ)31
が設けられている。
【0011】前記ROM29には、複数の制御プログラ
ム及び差別化データ設定処理プログラムが格納されてい
る。また、前記メモリ31は、不揮発性メモリまたは電
源バックアップされたRAM等からなり、主電源を落と
しても記憶内容が消えないものである。
【0012】入力インターフェース25には、仕向先デ
ータ設定スイッチ33、機種データ設定スイッチ35、
差別化データ設定操作の開始及び終了を指令するセット
スイッチ37が接続されている。また、出力インターフ
ェース27には、仕向先データの表示パネル39と機種
データの表示パネル41を備えた表示装置43が接続さ
れている。仕向先データ設定スイッチ33及び機種デー
タ設定スイッチ35にはモーメンタリスイッチが使用さ
れ、スイッチをONする度に差別化データが順次変化す
るように構成されることにより1つのスイッチで数多く
の種類の差別化データが作成できるようにしてある。
【0013】セットスイッチ37のON操作が、開始の
ための操作か、終了のための操作かは、CPU23が認
識する。例えば、CPU23は、セットスイッチ37が
ONされた際に初回は「開始」と認識し、再度ONされ
た際に「終了」と認識する。
【0014】CPU23は、差別化データ設定操作が開
始された状態において、仕向先データ設定スイッチ33
がONされる毎に、予め定められた順番で、予めROM
29の差別化データ設定処理用プログラム中に登録され
ている仕向先を、表示装置43の表示パネル39に表示
させる。同様に、機種データ設定スイッチ35がONさ
れる毎に、予め定められた順番で、予めROM29の差
別化データ設定処理用プログラム中に登録されている機
種を、表示装置43の表示パネル41に表示させる。
【0015】そして、差別化データ設定状態において、
再度、セットスイッチ37がONされると、CPU23
は設定操作の終了と判断し、現在表示している設定デー
タを差別化データとして、メモリ31に記憶する処理を
行う。
【0016】なお、この実施例では、差別化データ設定
処理プログラムに従って動作するCPU23と、仕向先
データ設定スイッチ33、機種データ設定スイッチ3
5、セットスイッチ37、表示装置43とが差別化デー
タ設定手段を構成している。また、制御用プログラムに
従って動作するCPU23が処理手段を構成している。
【0017】次に作用を説明する。
【0018】機械にコントローラ21を組み込んで配線
した段階で、次の操作を行う。
【0019】まず、セットスイッチ37をONし、コン
トローラ21に差別化データ設定の開始を認識させる。
設定者は表示装置43で設定内容を確認しながら、仕向
先データ設定スイッチ33及び機種データ設定スイッチ
35を操作して、仕向先及び機種に対応するデータを設
定する。
【0020】設定が完了したら、セットスイッチ37を
再度ONし、コントローラ21に設定の終了を認識さ
せ、差別化データをメモリ31に記憶させる。
【0021】以上の操作が終了すると、CPU23は、
メモリ31に記憶した差別化データにより、どのプログ
ラムを実行するかを判断し、機械の種類、仕向先に最適
なプログラムを選択して読み出し、実行する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコントロ
ーラの差別化装置によれば、一旦差別化データを第2メ
モリに記憶させておけば、差別化信号を発生するような
ハード的な装置が不要である。従って、部品管理の簡略
化、コントローラの小型化、低コスト化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図
【図3】従来例を示す構成図
【図4】他の従来例を示す構成図
【符号の説明】
31…メモリ(第2メモリ) 29…ROM(第1メモリ) 23…CPU(処理手段、差別化データ設定手段) 33…仕向先データ設定スイッチ(差別化データ設定手
段) 35…機種データ設定スイッチ(差別化データ設定手
段) 37…セットスイッチ(差別化データ設定手段) 43…表示装置(差別化データ設定手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械のアクチュエータ用コントローラ
    の差別化装置において、コントローラ内に設けられ、 複数種の制御プログラム及
    び差別化設定プログラムを記憶した第1メモリと、スイッチにより 差別化データを設定する差別化データ設
    定手段と、コントローラ内に設けられ、 設定された差別化データを
    記憶し得る第2メモリと、コントローラ内に設けられ、 前記第2メモリに記憶され
    ている差別化データに対応したプログラムを前記第1メ
    モリから読み出して実行する処理手段と、 を備えたことを特徴とする建設機械のアクチュエータ用
    コントローラの差別化装置。
JP5138183A 1993-06-10 1993-06-10 建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置 Expired - Lifetime JP2519867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5138183A JP2519867B2 (ja) 1993-06-10 1993-06-10 建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5138183A JP2519867B2 (ja) 1993-06-10 1993-06-10 建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06346489A JPH06346489A (ja) 1994-12-20
JP2519867B2 true JP2519867B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=15216004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5138183A Expired - Lifetime JP2519867B2 (ja) 1993-06-10 1993-06-10 建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519867B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3478911B2 (ja) * 1995-08-28 2003-12-15 株式会社クボタ 作業機械の制御装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826130A (ja) * 1981-08-10 1983-02-16 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 土建作業方法
JPS6289104A (ja) * 1985-10-16 1987-04-23 Toshiba Corp プログラマブルコントロ−ラ
JPS63214806A (ja) * 1987-03-04 1988-09-07 Omron Tateisi Electronics Co プログラマブル・コントロ−ラ
JPH0325648A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Canon Inc 端末装置
JPH03168339A (ja) * 1989-11-25 1991-07-22 Yutani Heavy Ind Ltd 建設機械の走行速度制御装置
JPH0576087A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Seiko Epson Corp リモートコントロール装置
JPH0620127A (ja) * 1992-06-30 1994-01-28 Komatsu Ltd 建設機械の制御システム
JPH06173298A (ja) * 1992-12-02 1994-06-21 Hitachi Constr Mach Co Ltd 車載用コントローラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06346489A (ja) 1994-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2981776B2 (ja) プログラム可能な論理制御器へ接続するようにされたモジュールを構成する方法
JP2615137B2 (ja) 印字装置
JPH05265517A (ja) オペレータ・メッセージ伝達機能を有するプログラマブル制御装置
JP2519867B2 (ja) 建設機械のアクチュエ―タ用コントロ―ラの差別化装置
WO1993006536A1 (en) Method of displaying message from pc
US5565895A (en) Programmable controller with independent display
JPH0816220A (ja) プログラマブルシーケンスコントローラ
EP0923010B1 (en) Programmable controller
JP3355280B2 (ja) 表示制御システム
JP3781112B2 (ja) プログラマブルコントローラ・システム
JP2731166B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH01145704A (ja) プログラマブルコントローラ用位置決めユニット
JP2705260B2 (ja) 端末装置
JP2535382B2 (ja) 計器の状態値,設定値の表示・入力方法
JP2526696B2 (ja) プログラマブルコントロ―ラのモニタ方法およびモニタ装置
JP2570977B2 (ja) 日本語コード変換装置
JPH01116737A (ja) 電源制御装置
JPH0154719B2 (ja)
JPH0346018A (ja) プリンタ装置
JPH0793748B2 (ja) 連動制御システム
JPH05224952A (ja) 情報処理装置
JPS58221405A (ja) プログラマブル・コントロ−ラ
WO1990002365A1 (en) Sequence program editing system
JPH06149509A (ja) 印字装置
JPH10105214A (ja) プログラマブル表示装置のダウンロードシステム