JP2519555Y2 - ガス絶縁開閉機器の受電部用検電装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉機器の受電部用検電装置

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JP2519555Y2
JP2519555Y2 JP1990039233U JP3923390U JP2519555Y2 JP 2519555 Y2 JP2519555 Y2 JP 2519555Y2 JP 1990039233 U JP1990039233 U JP 1990039233U JP 3923390 U JP3923390 U JP 3923390U JP 2519555 Y2 JP2519555 Y2 JP 2519555Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は発電所や変電所に設置するガス絶縁開閉機器
の受電部における電圧の有無を判定する検電装置に関す
るものである。
B.考案の概要 この考案は、所要の空間距離を有して高圧充電部に対
向配置する検電用検出部を、ガス絶縁開閉機器の受電部
底板上に立設した中空円筒状支柱の柱頂部側面に支持絶
縁物を介して取付け、前記検電用検出部の引出し用同軸
ケーブルを前記支柱の中空部内を通すことによって、該
同軸ケーブル配線時における電界集中や絶縁強度など
の、高圧充電部に対する考慮を不要ならしめたものであ
る。
C.従来の技術 第4図はガス絶縁開閉機器の受電部密閉容器内壁面に
設けられた従来一般に使用されている検電装置を示す図
である。
同図において、1は高圧充電部2に所要の空間距離を
有して対向配置された検電用検出部で、受電部の容器壁
3の内面に固設された取付座4に取付けられた支持絶縁
物5にボルト6により取付けられている。7は検電用検
出部1に接続された同軸ケーブル、8は同軸ケーブル7
の固定金具である。
同軸ケーブル7は容器壁3の内面に沿って配線され、
図示を省略した容器壁3と電気的に絶縁され、且つ気密
に貫通する貫通導体を介して密閉容器の外部に引き出さ
れ、波器や増幅器などからなる電圧検出回路に接続さ
れている。
D.考案が解決しようとする課題 従来は、検電用検出部1を容器壁3に取付けているた
め、高圧充電部2と容器壁3との間の距離が大きくな
り、受電部の密閉容器が大きなものとなり、また、同軸
ケーブル7は、容器壁3の内面に沿って高圧充電部2か
ら最も遠く離れた位置を通るように配線し、また同軸ケ
ーブル7の固定金具8も形状に留意して電界集中を排除
する必要がある。
特に高圧充電部を収容した密閉容器の内面は平滑であ
って、同軸ケーブル固定金具のような金属突起部は、ど
のような形状であるにせよ無いことが望ましい。
そこで本考案は、受電部の密閉容器を小さくすること
を目的とする。
E.課題を解決するための手段 ガス絶縁開閉機器の受電部底板上に同軸ケーブル挿通
孔を有する中空円筒状支柱を立設し、該支柱と外径寸法
を同じくし、頭部を曲面として前記支柱の上端部に設け
た柱頂部の側面に支持絶縁物を介して検電用検出部を取
付け、該検電用検出部を所要の空間距離を有して高圧充
電部に対向配置するとともに、一端を前記検電用検出部
に接続し、他端を前記底板を電気的に絶縁されて気密に
貫通する貫通導体に接続する同軸ケーブルを、前記支柱
の中空部内に通す。
F.作用 容器壁の内側に取付けられた検電用検出部は、受電部
底板上に取付けられて無くなり、高圧充電部と容器との
間との間の距離は、耐電圧試験電圧に耐える絶縁空間距
離があればよく、また引き出し線としての同軸ケーブル
は、中空円筒状支柱の中空部内を通り、容器壁内面に配
線することはなくなるから、電界集中や絶縁強度など高
圧充電部に対する考慮は不要となる。
G.実施例 以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に基づ
いて説明する。
第1図,第2図は本考案の一実施例を示す断面図で、
第1図はガス絶縁開閉機器の受電部底板近傍を示し、第
1図(A)は平面図、第1図(B)は側面図であり、第
2図は検電装置の詳細図である。
第1図および第2図において、10は底板、11は容器
壁、12は高圧充電部、13は底板10上に配設されたケーブ
ルヘッド、14は底板10上に立設した同軸ケーブル挿通孔
15を有する中空円筒状支柱、16は支柱14と外径寸法を同
じくし、頭部を曲面として支柱14の上端部に設けた柱頂
部、17は支持絶縁物18を介して柱頂部16の側面に取付
け、高圧充電部12に対向配置した検電用検出部である。
19は底板10を気密に貫通する貫通導体で、絶縁物20によ
り底板10と電気的に絶縁され、支柱14の中空部内となる
位置に設けられている。21は同軸ケーブルで一端は検電
用検出部17に接続され、挿通孔15から支柱14の中空部内
に入り、その中空部内の底板10に設けられた貫通導体19
に他端が接続され、貫通導体19を介して電気的に密閉容
器の外部に引き出される。22は底板10上に設けられた避
雷器で図示を省略した断路器を介して高圧充電部12に接
続されている。この避雷器は電圧変成器とともに主回路
を構成する高圧充電部とは隔壁で仕切られた別室に設け
られることも多い。
第3図は本考案の他の実施例を示す断面図で、第2図
において支柱14の中空部内となる位置に設けられていた
貫通導体19を支柱14の外部に設け、同軸ケーブルを支柱
14の下部に設けた挿通孔15から引き出して貫通導体19に
接続するようにしたもので、底板10上に貫通導体19を設
けるためのスペースは必要となるが、同軸ケーブルの配
線接続作業は容易となる。
なお、第1図(A)は一相検電の場合であるが、三相
検電の場合は、支柱14を三相の各高圧充電部と等距離部
に立設し、検電用検出部17は三相の各高圧充電部12に対
向して3個設けられる。
H.考案の効果 本考案に係るガス絶縁開閉機器の受電部用検電装置
は、ケーブルヘッド等が配設された受電部底板上に設け
られ、密閉容器の容器壁内面に取付けられる従来の検電
装置と異なり、高圧充電部と容器壁との間の絶縁距離を
縮少することができるから、ガス絶縁開閉機器の受電部
を小形化することができ、また、受電部底板上に立設し
た中空円筒状支柱の柱頂部側面に検電用検出部を設け、
該検出部の引出用同軸ケーブルを前記支柱の中空部内に
通すので、電界集中や絶縁強度など高圧充電部に対する
考慮は不要となる。
更に、密閉容器壁内面から突起物を無くしたので、容
器壁内面に沿って同軸ケーブルを配線する必要が無く、
固定金具も不要で、その固定金具を取付けるための作業
性の悪い容器壁の内側からの螺子孔加工も不要となる。
なお、貫通導体を支柱の中空部内に配置したものは底
板の使用スペースを少なくすることができ、また貫通導
体を支柱の外に配置したものは、底板上に貫通導体取付
スペースを必要とするが、同軸ケーブルの接続作業を容
易にする。等種々の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図は本考案の一実施例を示す断面図で第1
図は受電部底板近傍を示し、第1図(A)は平面図、第
1図(B)は側面図、第2図は検電装置の詳細を示す側
面図である。第3図は本考案の他の実施例を示す側面図
であり、第4図は従来例を示す断面図である。 10……底板、12……高圧充電部、14……支柱、15……挿
通孔、16……柱頂部、17……検電用検出部、18……支持
絶縁物、19……貫通導体、20……絶縁物、21……同軸ケ
ーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス絶縁開閉機器を備えた発変電所の受電
    部における電圧の有無を判定する検電装置において、ガ
    ス絶縁開閉機器の受電部底板上に立設した同軸ケーブル
    挿通孔を有する中空円筒状支柱と、該支柱と外径寸法を
    同じくし、頭部を曲面として前記支柱の上端部に設けた
    柱頂部と、該柱頂部の側面に支持絶縁物を介して取付け
    て高圧充電部に対向配置した検電用検出部と、前記底板
    を電気的に絶縁されて気密に貫通する貫通導体と、一端
    を前記検電用検出部に接続し、他端を前記貫通導体に接
    続した同軸ケーブルとからなり、前記同軸ケーブルを前
    記支柱の中空部内に通したことを特徴とするガス絶縁開
    閉機器の受電部用検電装置。
JP1990039233U 1990-04-12 1990-04-12 ガス絶縁開閉機器の受電部用検電装置 Expired - Lifetime JP2519555Y2 (ja)

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JPH03130567U JPH03130567U (ja) 1991-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52109182A (en) * 1976-03-08 1977-09-13 Nissin Electric Co Ltd Voltage detectors for gassinsulalated electric appliances
JPS6158808U (ja) * 1984-09-20 1986-04-21

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