JPS6011696Y2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPS6011696Y2
JPS6011696Y2 JP17912677U JP17912677U JPS6011696Y2 JP S6011696 Y2 JPS6011696 Y2 JP S6011696Y2 JP 17912677 U JP17912677 U JP 17912677U JP 17912677 U JP17912677 U JP 17912677U JP S6011696 Y2 JPS6011696 Y2 JP S6011696Y2
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JP
Japan
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breaker
metal
switchgear
metal plate
transformer
Prior art date
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Expired
Application number
JP17912677U
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English (en)
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JPS54101326U (ja
Inventor
清久 吉ケ江
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
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Priority to JP17912677U priority Critical patent/JPS6011696Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は開閉装置に関する。
充電部たるしゃ断部が露出しているしゃ断器を備えた開
閉装置は人体などが触れた場合、極めて危険である。
この危険性を除去すべく、従来から特別の処置が考えら
れている。
その−は充電部を絶縁物で覆うことである。
この充電部そのものを絶縁物で覆う方法には、絶縁物の
被覆がかなり面倒であるため高くつき、また完全に接地
されていないため人が直接手を触れることができない(
即ち、所謂部分絶縁方式である)という欠点がある。
そこで完全絶縁するためには充電部を覆っている絶縁物
に導電材料を塗布するなどの必要があり、更に高価にな
る。
そのため、殊に中間電圧用(概ね3.3KV〜3.6K
V)開閉装置では特別な場合を除いては充電部を個々に
絶縁物で覆う方法は採用せず、通常はしゃ断器をキユー
ビクルに収納する方式を採用している。
キユービクルは、通例密閉構造とするためにフレームの
前後、左右、上下を金属板で覆って戊り、さらに各種の
計器類(例えば電圧計、電流計)や計器用変成器、およ
びしゃ断部と電気的に接続する固定側断路接触子が取付
けられる。
なお、同一場所で多数のしゃ断器を使用する場合、キユ
ービクルを適宜仕切るなどして複数台のしゃ断器を収納
することができる。
またキユービクルに収納されるしゃ断器は引出型とされ
るのが普通である。
さて、このようにしゃ断器をキユービクルに収納する方
式においては、キユービクルがしゃ断器に比べてかなり
大形にかつ背が高くなるので、フレームに取付けられる
金属板の面積が大きくよって高価になるだけでなく、金
属板や上記計器類、変成器および接触子等の取付作業が
容易でないという欠点がある。
低廉化のために金属板を省いたり金属板に代えて金網を
使用した構造もあるが、これでは異物混入の危険性があ
り、安全性の点で劣る。
そこで本出願人は、しゃ断器のしゃ断部を接地金属板で
覆うとともに、他の充電部たる断路接触子や変成器を接
地金属筒で囲繞し、もって上記の欠点をことごとく解消
した開閉装置を提案している。
本考案はこの開閉装置をさらに発展させようとするもの
で、変成器の二次側およびそれに接続している導線に外
部からノイズが侵入するのを防止することを目的として
いる。
この目的は本考案によれば、しゃ断器のしゃ断部を接地
金属板で覆うとともに可動断路接触子と固定断路接触子
と可動断路接触子の周囲に設けられた変成器とを接地金
属筒で覆った開閉装置において、変成器の二次側と開閉
装置制御用電気機器とを結ぶ導線を接地された金属製ダ
クト内に配することによって達せられる。
金属製ダクトは接地金属板と一体的に構成してもよい。
以下本考案の実施例を図面を基に詳細に説明する。
なおしゃ断器として真空しゃ断器を使用した開閉装置を
例に採ることにする。
図において、真空しゃ断器1は内部に固定・可動両接点
が備えられていて回路のしゃ断を行うしゃ断部2と、し
ゃ断部の操作を行う操作部3とを主な構成要素として戊
っている。
しゃ断部2は絶縁碍子4により操作部3に対し絶縁され
ている。
真空バルブ2a中の可動接点は絶縁ロッド5を介して操
作部3と連結している。
これらしゃ断部2と操作部3とは操作部3の背面の金属
板6の上下に金属板7,8が取付けられかつこれら金属
板6.7.8が後述するように接地されることによって
空間的にも電気的にも仕切られている。
金属板8は真空バルブ2の下方において後述する台車上
に載置される金属板9と一体に略り字状に折り曲げ形成
されたものであるのがよい。
しかして操作部3および充電部たるしゃ断部2にはU字
状の金属カバー(金属板)10がその開口側を下に向け
て被せられており、台車11にボルト12により固定さ
れている。
但し、図においては便宜上金属製カバー10はその天井
面のみが示されている。
ここでは、カバー10は操作部3を収納する箱の側板と
もなっている。
台車11は車輪13を有しており、後述するレール上を
引出しの際はP方向に、運転の際はR方向に移動せしめ
られている。
カバー10の背面開口部はしゃ断部2側の断路接触子(
即ち、可動断路接触子)14が貫通する金属板15によ
って覆われており、これはボルト16.17によりカバ
ー10および金属板9に固定されている。
断路接触子14はエポキシ樹脂などの絶縁物で覆われて
いる。
この絶縁物はフランジ18を有しており、ボルト19に
よって金属板15に固定されている。
断路接触子14には金属板15の外側において変成器2
0が設置されており、その周囲を金属筒21が覆ってい
る。
カバー10で覆われた操作部3の上下の空所22.23
は必要に応じ開閉制御装置用電気機器の収納に供するこ
とができる。
例えば、電圧計や電流計といった計器類あるいは継電器
類を空所22に設置し空所23に半導体トリップ装置(
但し、半導体トリップ式を採用した場合)を設置するこ
とができる。
これら計器類あるいは継電器類やトリップ装置は、本考
案によれば金属板7と金属板15に固定された筒状の金
属製のダクト40および金属筒21を通る導線41を介
して変成器20の二次側に接続されるのであるが、その
場合、図示のように上側の変成器を計器用ないし継電器
用とし下側の変流器をトリップ装置用とすることもでき
るし、逆にすることもできる。
なお、図では簡単のため導線は1本しか描いていない。
また、下側の変成器とトリップ装置間のダクトおよび導
線は図示を省略しである。
このように導線41が金属製ダクト40中に挿入されて
いるので、ノイズが侵入することがない。
図の例ではダクト40は金属カバー10および金属板1
5に一体的に取付けられている。
なお、空所の正面は板24で覆っておく。
以上の如き構成の真空しゃ断器1を収容することとなる
枠体25(従来のキユービクルに代わるもの)は直方体
の1鉢の稜線を形成するフレーム26と台車11走行用
のレール27ど後述する固定側断路接触子の支持絶縁物
の取付用の取付板28とからなり、金属板や金網で覆っ
てはいない。
キユービクル25は必要に応じ、図示の如く真空しゃ断
器1を多段積みできるように構成される。
可動側の断路接触子14と接続する固定側の断路接触子
29は絶縁物30によって保持されており、外部引込導
線31に接続している。
支持絶縁物30はボルト等により取付板28に取付けら
れている。
また、その周囲には真空しゃ断器1が図示のように運転
位置にあると金属筒21と重なり合う金属筒32が設け
られており、これも取付板28に保持されている。
しかして台車11および枠体25を接地すれば図中の金
属板および金属筒はすべて接地電位となる。
即ち、台車11には金属板9ならびにカバー10が接続
し、これらに金属板6,7.8および15が接続し、さ
らに金属板15に円筒21が接続しているためこれらが
接地電位となり、また枠体25のフレーム26にレール
27および取付板28が接続し、取付板28に金属筒3
2が接続しているためこれらが接地電位となるのである
もつとも接地の仕方はこれに限らないことはいうまでも
ない。
以上のように、本考案によればしゃ断器の充電部、上記
の例では真空しゃ断器1のしゃ断部2が接地金属板(上
記の例ではU字状金属カバー10および金属板6.7.
8.9. 15)で覆われるとともにその他の充電部が
接地金属筒21.32で覆われるのできわめて安全であ
るばかりでなく、ノイズ侵入の恐れがない。
上記実施例ではしゃ断器として真空しゃ断器を使用した
開閉装置を例に採っているが、本考案思想はこれに限ら
ず、広く各種のしゃ断器を使用した開閉装置に適用でき
ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による開閉装置の側面図、第2図はその
要部詳細図である。 1:真空しゃ断器、2:しゃ断部(充電部)、6、7.
8.9. 10. 15:接地金属板、14.29:可
動、固定断路接触子、20:変成器、21,32:接地
金属筒、25:枠体、40:金属製ダクト、41:導線

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 しゃ断器のしゃ断部を接地金属板で覆うとともに可
    動断路接触子、固定断路接触子および可動断路接触子の
    周囲に設けるられた変成器を接地金属筒で覆った開閉装
    置において、変成器の二次側と開閉装置制御用電気機器
    とを結ぶ導線が接地された金属製ダクト内に配されてい
    ることを特徴とする開閉装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の開閉装置に
    おいて、金属製ダクトがしゃ断器のしゃ断部を覆う接地
    金属板と一体に構成されていることを特徴とする開閉装
    置。
JP17912677U 1977-12-27 1977-12-27 開閉装置 Expired JPS6011696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17912677U JPS6011696Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17912677U JPS6011696Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54101326U JPS54101326U (ja) 1979-07-17
JPS6011696Y2 true JPS6011696Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=29190253

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17912677U Expired JPS6011696Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 開閉装置

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