JP2517146B2 - 商品販売装置 - Google Patents
商品販売装置Info
- Publication number
- JP2517146B2 JP2517146B2 JP2073688A JP7368890A JP2517146B2 JP 2517146 B2 JP2517146 B2 JP 2517146B2 JP 2073688 A JP2073688 A JP 2073688A JP 7368890 A JP7368890 A JP 7368890A JP 2517146 B2 JP2517146 B2 JP 2517146B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cart
- operator
- product
- load receiving
- scanning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、商品に付されたバーコードを読み取るスキ
ャナーブロックを備えた商品販売装置に関するものであ
る。
ャナーブロックを備えた商品販売装置に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、この種の商品販売装置においては、荷受台に
スキャナーブロックが組み込まれている。すなわち、荷
受台の平坦な荷受面と同一面に透光性の読取窓を形成
し、荷受台の内部にスキャナーブロックの機能部品を収
納している。
スキャナーブロックが組み込まれている。すなわち、荷
受台の平坦な荷受面と同一面に透光性の読取窓を形成
し、荷受台の内部にスキャナーブロックの機能部品を収
納している。
この形式のものにおいては、商品に付されたバーコー
ドを読取窓に向けて通過させているが、バーコードが印
刷されたラベルを商品の底面に貼着するか、あるいは、
商品を逆様にして読取窓の上を通過させなければならな
い。
ドを読取窓に向けて通過させているが、バーコードが印
刷されたラベルを商品の底面に貼着するか、あるいは、
商品を逆様にして読取窓の上を通過させなければならな
い。
このようなことから、商品の向きを変更することな
く、また、カゴからカゴへの商品の移動操作も容易に行
うことができるものとして、例えば、実開昭63−45665
号公報に記載されている形式のものがある。すなわち、
荷受台のオペレータと対向する客側に支柱を立設し、こ
の支柱の上端に読取窓が斜め下側に向いたスキャナブロ
ックを設けているものである。これにより、商品に付さ
れたバーコードが商品の上に存しても読取可能であり、
オペレータによるバーコード位置の確認が簡単であるこ
とや、商品を逆様にする必要がないこと等により操作性
を向上させているものである。
く、また、カゴからカゴへの商品の移動操作も容易に行
うことができるものとして、例えば、実開昭63−45665
号公報に記載されている形式のものがある。すなわち、
荷受台のオペレータと対向する客側に支柱を立設し、こ
の支柱の上端に読取窓が斜め下側に向いたスキャナブロ
ックを設けているものである。これにより、商品に付さ
れたバーコードが商品の上に存しても読取可能であり、
オペレータによるバーコード位置の確認が簡単であるこ
とや、商品を逆様にする必要がないこと等により操作性
を向上させているものである。
発明が解決しようとする課題 スキャナーブロックは荷受台から立設された支柱の上
端に取付けられているため、オペレータと客との間には
支柱が存在することになり、その支柱が両者のコミュニ
ケーションの障害になる。また、荷受台の荷受面の一部
に支柱が存在することは、商品を収納するカゴを移動さ
せる時の邪魔になり、操作性が悪い。
端に取付けられているため、オペレータと客との間には
支柱が存在することになり、その支柱が両者のコミュニ
ケーションの障害になる。また、荷受台の荷受面の一部
に支柱が存在することは、商品を収納するカゴを移動さ
せる時の邪魔になり、操作性が悪い。
また、商品の読取に当たっては、商品が入ったカゴを
荷受台に載せなければならず、アゴを運んでいたカート
の取扱が煩わしい。
荷受台に載せなければならず、アゴを運んでいたカート
の取扱が煩わしい。
課題を解決するための手段 左右方向に長く形成された荷受台と、この荷受台の中
央部を避けた左右位置にオペレータ側から立設された一
対の支軸と、これらの支軸の各先端間に懸け渡された保
持アームと、この保持アームに取り付けられ前記荷受台
の中央部に位置したスキャナブロックとを備えたスキャ
ニング装置を設け、前記荷受台の上方にこの荷受台と間
隙を開けて重なるように一方向に略水平に突出した商品
受部を有し前記荷受台に沿わせて移動するカートを設
け、前記スキャニング装置に前記カートを当ててそのカ
ートを前記荷受台に沿って左右方向に案内するカートガ
イドを前記荷受台のオペレータ側に左右方向に沿わせて
立設された立設面により形成した。
央部を避けた左右位置にオペレータ側から立設された一
対の支軸と、これらの支軸の各先端間に懸け渡された保
持アームと、この保持アームに取り付けられ前記荷受台
の中央部に位置したスキャナブロックとを備えたスキャ
ニング装置を設け、前記荷受台の上方にこの荷受台と間
隙を開けて重なるように一方向に略水平に突出した商品
受部を有し前記荷受台に沿わせて移動するカートを設
け、前記スキャニング装置に前記カートを当ててそのカ
ートを前記荷受台に沿って左右方向に案内するカートガ
イドを前記荷受台のオペレータ側に左右方向に沿わせて
立設された立設面により形成した。
作用 スキャナブロックは客とオペレータとの間に位置する
ものであるが、そのスキャナブロックを支持する支軸は
オペレータの左右から立設されているため、オペレータ
と客との視線が遮られることがなく、これにより、オー
プンな状態を得ることができて感じが良く、しかも、ス
キャナブロックの支軸がオペレータの左右に位置するこ
とにより荷受台の客側に障害物がなく、特に、荷受台は
カートの商品受部の下に入り込む構造であるため、カー
トを移動させるだけで商品をオペレータに近づけること
ができ、カートに商品を入れたカゴが載せられていても
そのカゴを降ろす必要がなく、これにより、きわめて良
好な操作性を得ることがき、また、スキャニング装置に
はカートガイドが形成されているため、カートの移動を
スムーズに行なうことができるものである。
ものであるが、そのスキャナブロックを支持する支軸は
オペレータの左右から立設されているため、オペレータ
と客との視線が遮られることがなく、これにより、オー
プンな状態を得ることができて感じが良く、しかも、ス
キャナブロックの支軸がオペレータの左右に位置するこ
とにより荷受台の客側に障害物がなく、特に、荷受台は
カートの商品受部の下に入り込む構造であるため、カー
トを移動させるだけで商品をオペレータに近づけること
ができ、カートに商品を入れたカゴが載せられていても
そのカゴを降ろす必要がなく、これにより、きわめて良
好な操作性を得ることがき、また、スキャニング装置に
はカートガイドが形成されているため、カートの移動を
スムーズに行なうことができるものである。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、
カート1は、下面に車輪2を有する基台3とこの基台3
の上に設けられた商品受部4とよりなる。すなわち、前
記基台3から上端にハンドル5を有する支柱6が立設さ
れ、この支柱6の上方に一方へ突出した前記商品受部4
が取付けられている。この商品受部4の下部には、空間
部7が形成されている。換言すれば、前記基台3と前記
支柱6と前記商品受部4とにより略コの字形状が形成さ
れている。そして、前記商品受部4は、その中に商品を
直接入れてもよいし、図示しないカゴを載せても良いも
のである。
カート1は、下面に車輪2を有する基台3とこの基台3
の上に設けられた商品受部4とよりなる。すなわち、前
記基台3から上端にハンドル5を有する支柱6が立設さ
れ、この支柱6の上方に一方へ突出した前記商品受部4
が取付けられている。この商品受部4の下部には、空間
部7が形成されている。換言すれば、前記基台3と前記
支柱6と前記商品受部4とにより略コの字形状が形成さ
れている。そして、前記商品受部4は、その中に商品を
直接入れてもよいし、図示しないカゴを載せても良いも
のである。
ついで、スキャニング装置8がその位置固定的に設け
られている。このスキャニング装置8は、オペレータの
左右に位置して略垂直に立設された一対の支軸9を有
し、これらの支軸9の下端には、互いに外側に角度を持
って一体的に形成された支持脚10,11が設けられてい
る。そして、客側に位置する支持脚10は、オペレータ側
に位置する支持脚11よりもその長さが大きいように形成
されており、かつ、いずれの支持脚10,11もハの字形に
拡開形成されている。また、それぞれの支持脚10,11の
先端には、脚12が上下位置調節自在に取付けられてい
る。これらの脚12は、床面に接する接地体13と、この接
地体13に回転自在で軸方向固定的に設けられたねじ軸14
と、このねじ軸14の上端に固定されたキャップ部15とよ
りなる。そして、前記ねじ軸14が前記脚12に螺合されて
いるものであり、キャップ部15を回すことによりその上
下位置が調節されるものである。また、前記キャップ部
15は、客及びオペレータに容易に認識されるように、橙
色等の目立つ色により形成されている。
られている。このスキャニング装置8は、オペレータの
左右に位置して略垂直に立設された一対の支軸9を有
し、これらの支軸9の下端には、互いに外側に角度を持
って一体的に形成された支持脚10,11が設けられてい
る。そして、客側に位置する支持脚10は、オペレータ側
に位置する支持脚11よりもその長さが大きいように形成
されており、かつ、いずれの支持脚10,11もハの字形に
拡開形成されている。また、それぞれの支持脚10,11の
先端には、脚12が上下位置調節自在に取付けられてい
る。これらの脚12は、床面に接する接地体13と、この接
地体13に回転自在で軸方向固定的に設けられたねじ軸14
と、このねじ軸14の上端に固定されたキャップ部15とよ
りなる。そして、前記ねじ軸14が前記脚12に螺合されて
いるものであり、キャップ部15を回すことによりその上
下位置が調節されるものである。また、前記キャップ部
15は、客及びオペレータに容易に認識されるように、橙
色等の目立つ色により形成されている。
ついで、前記支軸9の間には、左右方向に沿わせて立
設された立設面によるカートガイドとして作用する隔壁
部16が形成されているとともに、その中間部には、水平
アーム17が一体的に形成されている。そして、これらの
水平アーム17と前記隔壁部16とにより固定的に支持され
て荷受台18が略水平に設けられている。この荷受台18
は、前記カートの商品受部4の下方に形成された空間部
7に入り込む形状に設定されているものである。
設された立設面によるカートガイドとして作用する隔壁
部16が形成されているとともに、その中間部には、水平
アーム17が一体的に形成されている。そして、これらの
水平アーム17と前記隔壁部16とにより固定的に支持され
て荷受台18が略水平に設けられている。この荷受台18
は、前記カートの商品受部4の下方に形成された空間部
7に入り込む形状に設定されているものである。
また、前記隔壁部16のオペレータ側の中央部には、オ
ペレータの位置を決めるための凹部19が形成されてい
る。この凹部19の下方には、空調装置(図示せず)が内
蔵され、この空調装置からの空気吹出口20が形成されて
いる。さらに、前記隔壁部16の上縁部分には、複数個の
小物入れ21が形成されている。
ペレータの位置を決めるための凹部19が形成されてい
る。この凹部19の下方には、空調装置(図示せず)が内
蔵され、この空調装置からの空気吹出口20が形成されて
いる。さらに、前記隔壁部16の上縁部分には、複数個の
小物入れ21が形成されている。
しかして、前記支軸9の上端には、客側へ傾斜した傾
斜アーム22が形成され、これらの傾斜アーム22の上端
は、略水平な保持アーム23により連結されている。この
保持アーム23の中心部には、断面円形の保持軸24が設け
られ、この保持軸24には、スキャナブロック25が回動自
在で固定ねじ26により任意角度で固定自在に取付けられ
ている。そして、前記スキャナブロック25の内部には、
レーザスキャナ(図示せず)が配設され、そのスキャナ
ブロック25のオペレータ側の下方には、商品又は商品に
貼付されたラベルに印刷されたバーコードを読み取る読
取窓27が形成されている。また、前記スキャナブロック
25のオペレータ側の上端には、オペレータ用のキーボー
ド28が設けられている。さらに、前記スキャナブロック
25のオペレータ側の右側には、オペレータ用の表示部29
が形成されている。
斜アーム22が形成され、これらの傾斜アーム22の上端
は、略水平な保持アーム23により連結されている。この
保持アーム23の中心部には、断面円形の保持軸24が設け
られ、この保持軸24には、スキャナブロック25が回動自
在で固定ねじ26により任意角度で固定自在に取付けられ
ている。そして、前記スキャナブロック25の内部には、
レーザスキャナ(図示せず)が配設され、そのスキャナ
ブロック25のオペレータ側の下方には、商品又は商品に
貼付されたラベルに印刷されたバーコードを読み取る読
取窓27が形成されている。また、前記スキャナブロック
25のオペレータ側の上端には、オペレータ用のキーボー
ド28が設けられている。さらに、前記スキャナブロック
25のオペレータ側の右側には、オペレータ用の表示部29
が形成されている。
そして、前記保持アーム23の客側の面には、その略全
長にわたって客側表示器3が形成されている。この客側
表示器30は、前記スキャナブロック25の位置に合わせた
データ表示部31とこのデータ表示部31の両側に位置する
メッセージ表示部32とよりなっている。
長にわたって客側表示器3が形成されている。この客側
表示器30は、前記スキャナブロック25の位置に合わせた
データ表示部31とこのデータ表示部31の両側に位置する
メッセージ表示部32とよりなっている。
なお、符号33はレジスタユニットであり、このレジス
タユニット33は、前記スキャニング装置8とは別個に形
成されており、キーボード、表示部、プリンタ、ドロ
ア、カードリーダ等よりなるレジスタを備えている。
タユニット33は、前記スキャニング装置8とは別個に形
成されており、キーボード、表示部、プリンタ、ドロ
ア、カードリーダ等よりなるレジスタを備えている。
このような構成において、客は購買しようとする商品
を商品受部4に入れたカート1を押してスキャニング装
置8に向かうが、そのルートはハンドル5を把持したま
ま第4図に示すようにカート1を荷受台18に向ける。こ
のとき、支持脚11は、ハの字形に拡開しているため、カ
ート1の基台3を荷受台18の下に入れることが容易であ
る。とくに、脚12のキャップ15は、その色が目立つもの
であるため、カート1の導入が容易であり、つまずくよ
うなこともない。そして、第1図に示すように、カート
1の商品受部4の下の空間部7には荷受台18が入り込む
ため、その商品受部4の先端をカートガイドとして作用
する隔壁部16に突き当てる。
を商品受部4に入れたカート1を押してスキャニング装
置8に向かうが、そのルートはハンドル5を把持したま
ま第4図に示すようにカート1を荷受台18に向ける。こ
のとき、支持脚11は、ハの字形に拡開しているため、カ
ート1の基台3を荷受台18の下に入れることが容易であ
る。とくに、脚12のキャップ15は、その色が目立つもの
であるため、カート1の導入が容易であり、つまずくよ
うなこともない。そして、第1図に示すように、カート
1の商品受部4の下の空間部7には荷受台18が入り込む
ため、その商品受部4の先端をカートガイドとして作用
する隔壁部16に突き当てる。
このようにしてカート1をスキャニング装置8にセッ
トする。このセット位置は、オペレータから見て右側で
ある。そして、左側には前回の精算で空になったカート
1がある。そのため、オペレータは、商品を持ってスキ
ャナブロック25の読取窓27の前を通過させてその商品に
設けられたバーコードを読み取らせる。これにより、商
品の登録がなされ、登録後の商品は左側の空のカート1
に移される。また、このような操作時において、スキャ
ナブロック25は客とオペレータとの間に位置するもので
あるが、そのスキャナブロック25を支持する支軸9はオ
ペレータの左右から立設されているため、オペレータと
客との視線が遮られることがなく、これにより、オープ
ンな状態を得ることができて感じが良い。
トする。このセット位置は、オペレータから見て右側で
ある。そして、左側には前回の精算で空になったカート
1がある。そのため、オペレータは、商品を持ってスキ
ャナブロック25の読取窓27の前を通過させてその商品に
設けられたバーコードを読み取らせる。これにより、商
品の登録がなされ、登録後の商品は左側の空のカート1
に移される。また、このような操作時において、スキャ
ナブロック25は客とオペレータとの間に位置するもので
あるが、そのスキャナブロック25を支持する支軸9はオ
ペレータの左右から立設されているため、オペレータと
客との視線が遮られることがなく、これにより、オープ
ンな状態を得ることができて感じが良い。
しかして、このような読取操作を行なう際に、スキャ
ナブロック25は第6図及び第7図に示すように、固定ね
じ26を緩めることにより保持軸24を中心に回動させるこ
とができ、これにより、スキャナブロック25の角度を変
えることができる。すなわち、第7図(a)に示す状態
は、読取面27を立てた状態であり、第7図(b)に示す
状態は、読取面27を寝かせた状態である。この状態のど
ちらを選ぶかは、オペレータの作業状態により定められ
るものである。
ナブロック25は第6図及び第7図に示すように、固定ね
じ26を緩めることにより保持軸24を中心に回動させるこ
とができ、これにより、スキャナブロック25の角度を変
えることができる。すなわち、第7図(a)に示す状態
は、読取面27を立てた状態であり、第7図(b)に示す
状態は、読取面27を寝かせた状態である。この状態のど
ちらを選ぶかは、オペレータの作業状態により定められ
るものである。
そこで、第7図に示す状態においては、オペレータが
右側に位置しており、スキャナブロック25の下で商品を
移動させている。そのとき、第7図(a)のように読取
面27を立てた時には、比較的オペレータ側に商品を通す
使い方に適している。また、第7図(b)のように読取
面27を寝かせた時には、カート1の商品受部4の上縁か
らスキャナブロック25の下端までの寸法がBである。こ
れに対して、読取面27を立てた第7図(a)の状態では
Aであり、寸法aの差が生じる。そのため、読取面27を
寝かせた状態の方がスキャナブロック25の下方のスペー
ス的な余裕が大きく、しかも、読取面27が寝ているた
め、商品を持った手首を大きく曲げなくて良く、スペー
スの点と作業性の点との二面から読取作業が楽である。
右側に位置しており、スキャナブロック25の下で商品を
移動させている。そのとき、第7図(a)のように読取
面27を立てた時には、比較的オペレータ側に商品を通す
使い方に適している。また、第7図(b)のように読取
面27を寝かせた時には、カート1の商品受部4の上縁か
らスキャナブロック25の下端までの寸法がBである。こ
れに対して、読取面27を立てた第7図(a)の状態では
Aであり、寸法aの差が生じる。そのため、読取面27を
寝かせた状態の方がスキャナブロック25の下方のスペー
ス的な余裕が大きく、しかも、読取面27が寝ているた
め、商品を持った手首を大きく曲げなくて良く、スペー
スの点と作業性の点との二面から読取作業が楽である。
つぎに、商品の読取を行なわせると、その結果はオペ
レータ用の表示部29と客側表示器30のデータ表示部31に
数字により表示される。したがって、両者ともにその登
録内容の確認が容易になされる。また、客側表示器30の
メッセージ表示部32には、商品の販売情報等の各種の情
報が文字により表示されている。この表示状態について
は、固定的に表示しても良く、或いは、文字を移動させ
て内容量の多い表示を行なわせるようにしても良い。さ
らに、データ表示部31でデータ表示をしていない時に
は、そのデータ表示部31をメッセージ表示部として使用
し、客側表示器30の全てをメッセージのために使用する
ようにしても良い。
レータ用の表示部29と客側表示器30のデータ表示部31に
数字により表示される。したがって、両者ともにその登
録内容の確認が容易になされる。また、客側表示器30の
メッセージ表示部32には、商品の販売情報等の各種の情
報が文字により表示されている。この表示状態について
は、固定的に表示しても良く、或いは、文字を移動させ
て内容量の多い表示を行なわせるようにしても良い。さ
らに、データ表示部31でデータ表示をしていない時に
は、そのデータ表示部31をメッセージ表示部として使用
し、客側表示器30の全てをメッセージのために使用する
ようにしても良い。
このようにして商品の読取を終了すると、読取後の商
品が入った左側(オペレータから見て)のカート1を客
が引出して梱包場所に移動し、オペレータは空になった
右側のカート1を左側へ移動させる。この時、カート1
の商品受部4の先端は、コートガイドとして作用する隔
壁部16に突き当たっているため、その隔壁部16に沿わせ
てカート1を左側へ移動させる。そのため、カート1が
ある側と逆側に位置するオペレータによるカート1の移
動操作が容易である。
品が入った左側(オペレータから見て)のカート1を客
が引出して梱包場所に移動し、オペレータは空になった
右側のカート1を左側へ移動させる。この時、カート1
の商品受部4の先端は、コートガイドとして作用する隔
壁部16に突き当たっているため、その隔壁部16に沿わせ
てカート1を左側へ移動させる。そのため、カート1が
ある側と逆側に位置するオペレータによるカート1の移
動操作が容易である。
なお、前記実施例においては、カートガイドを隔壁部
16として説明したが、荷受台18の前縁部をカート1の支
柱6に突き当てるようにしてカートガイドを形成するよ
うにしても良い。
16として説明したが、荷受台18の前縁部をカート1の支
柱6に突き当てるようにしてカートガイドを形成するよ
うにしても良い。
発明の効果 本発明は上述のように、左右方向に長く形成された荷
受台と、この荷受台の中央部を避けた左右位置にオペレ
ータ側から立設された一対の支軸と、これらの支軸の各
先端間に懸け渡された保持アームと、この保持アームに
取り付けられ前記荷受台の中央部に位置したスキャナブ
ロックとを備えたスキャニング装置を設け、前記荷受台
の上方にこの荷受台と間隙を開けて重なるように一方向
に略水平に突出した商品受部を有し前記荷受台に沿わせ
て移動するカートを設け、前記スキャニング装置に前記
カートを当ててそのカートを前記荷受台に沿って左右方
向に案内するカートガイドを前記荷受台のオペレータ側
に左右方向に沿わせて立設された立設面により形成した
ので、スキャナブロックは客とオペレータとの間に位置
するものであるが、そのスキャナブロックを支持する支
軸はオペレータの左右から立設されているため、オペレ
ータと客との視線が遮られることがなく、これにより、
オープンな状態を得ることができて感じが良く、しか
も、スキャナブロックの支軸がオペレータの左右に位置
することにより荷受台の客側に障害物がなく、特に、荷
受台はカートの商品受部の下に入り込む構造であるた
め、カートを移動させるだけで商品をオペレータに近づ
けることができ、カートに商品を入れたカゴが載せられ
ていてもそのカゴを降ろす必要がなく、これにより、き
わめて良好な操作性を得ることができ、また、スキャニ
ング装置にはカートガイドが形成されているため、カー
トの移動をスムーズに行なうことができると云う効果を
有する。
受台と、この荷受台の中央部を避けた左右位置にオペレ
ータ側から立設された一対の支軸と、これらの支軸の各
先端間に懸け渡された保持アームと、この保持アームに
取り付けられ前記荷受台の中央部に位置したスキャナブ
ロックとを備えたスキャニング装置を設け、前記荷受台
の上方にこの荷受台と間隙を開けて重なるように一方向
に略水平に突出した商品受部を有し前記荷受台に沿わせ
て移動するカートを設け、前記スキャニング装置に前記
カートを当ててそのカートを前記荷受台に沿って左右方
向に案内するカートガイドを前記荷受台のオペレータ側
に左右方向に沿わせて立設された立設面により形成した
ので、スキャナブロックは客とオペレータとの間に位置
するものであるが、そのスキャナブロックを支持する支
軸はオペレータの左右から立設されているため、オペレ
ータと客との視線が遮られることがなく、これにより、
オープンな状態を得ることができて感じが良く、しか
も、スキャナブロックの支軸がオペレータの左右に位置
することにより荷受台の客側に障害物がなく、特に、荷
受台はカートの商品受部の下に入り込む構造であるた
め、カートを移動させるだけで商品をオペレータに近づ
けることができ、カートに商品を入れたカゴが載せられ
ていてもそのカゴを降ろす必要がなく、これにより、き
わめて良好な操作性を得ることができ、また、スキャニ
ング装置にはカートガイドが形成されているため、カー
トの移動をスムーズに行なうことができると云う効果を
有する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は支持脚
の一部を切り欠いた側面図、第2図は客側から見た斜視
図、第3図はオペレータ側から見た斜視図、第4図は平
面図、第5図は支持脚部分の一部の断面図、第6図はス
キャナブロック取付部分の一部を切り欠いた側面図、第
7図はスキャナブロックの傾斜を変えた状態を示す側面
図である。 1……カート、3……基台、4…商品受部、7……空間
部、8……スキャニング装置、9……支軸、10,11……
支持脚、16……カートガイド、18……荷受台、25……ス
キャナブロック
の一部を切り欠いた側面図、第2図は客側から見た斜視
図、第3図はオペレータ側から見た斜視図、第4図は平
面図、第5図は支持脚部分の一部の断面図、第6図はス
キャナブロック取付部分の一部を切り欠いた側面図、第
7図はスキャナブロックの傾斜を変えた状態を示す側面
図である。 1……カート、3……基台、4…商品受部、7……空間
部、8……スキャニング装置、9……支軸、10,11……
支持脚、16……カートガイド、18……荷受台、25……ス
キャナブロック
Claims (1)
- 【請求項1】左右方向に長く形成された荷受台と、この
荷受台の中央部を避けた左右位置にオペレータ側から立
設された一対の支軸と、これらの支軸の各先端間に懸け
渡された保持アームと、この保持アームに取り付けられ
前記荷受台の中央部に位置したスキャナブロックとを備
えたスキャニング装置と、 前記荷受台の上方にこの荷受台と間隙を開けて重なるよ
うに一方向に略水平に突出した商品受部を有し前記荷受
台に沿わせて移動するように設けられたカートとを備
え、 前記スキャニング装置に前記カートを当ててそのカート
を前記荷受台に沿って左右方向に案内するカートガイド
を前記荷受台のオペレータ側に左右方向に沿わせて立設
された立設面により形成したことを特徴とする商品販売
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2073688A JP2517146B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 商品販売装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2073688A JP2517146B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 商品販売装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03273488A JPH03273488A (ja) | 1991-12-04 |
JP2517146B2 true JP2517146B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=13525406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2073688A Expired - Lifetime JP2517146B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 商品販売装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517146B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176142U (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-21 | 株式会社 寺岡精工 | 電子レジスタ装置 |
JPH0769983B2 (ja) * | 1987-03-16 | 1995-07-31 | 株式会社テック | 商品情報読取装置 |
JPH0512834Y2 (ja) * | 1987-11-26 | 1993-04-05 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2073688A patent/JP2517146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03273488A (ja) | 1991-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH011099A (ja) | 商品情報読取装置 | |
JPH0769983B2 (ja) | 商品情報読取装置 | |
JPH0789441A (ja) | 可動式トランザクション手押し車 | |
US4618032A (en) | Two belted supermarket checkout system | |
JP2517149B2 (ja) | 商品販売装置 | |
JP2517146B2 (ja) | 商品販売装置 | |
JP2517148B2 (ja) | 商品販売装置 | |
JP2517145B2 (ja) | 商品販売装置 | |
JP2517144B2 (ja) | 商品販売装置 | |
JP2532640B2 (ja) | 商品販売装置 | |
JPH02218312A (ja) | 商品販売装置 | |
JPH03172995A (ja) | 商品チェックアウト・ワークステーション | |
JPH02220611A (ja) | 商品販売装置 | |
JPH0816947B2 (ja) | 商品情報読取装置 | |
JPS63298690A (ja) | 商品販売装置 | |
JP2549502B2 (ja) | 商品情報読取装置 | |
JP2603749B2 (ja) | デスクトップ型商品売上登録装置 | |
JPH0710464Y2 (ja) | 電子式レジスタ装置 | |
JPH0710463Y2 (ja) | 電子式レジスタ装置 | |
JPH0248949Y2 (ja) | ||
JP2549501B2 (ja) | 商品情報読取装置 | |
JPH0615325Y2 (ja) | 商品データ読取装置 | |
JP2685950B2 (ja) | 商品売上登録装置 | |
JPH0615179U (ja) | 商品売上登録装置 | |
JP2005209089A (ja) | スキャナー台 |