JP2516716Y2 - 化粧板 - Google Patents
化粧板Info
- Publication number
- JP2516716Y2 JP2516716Y2 JP2509092U JP2509092U JP2516716Y2 JP 2516716 Y2 JP2516716 Y2 JP 2516716Y2 JP 2509092 U JP2509092 U JP 2509092U JP 2509092 U JP2509092 U JP 2509092U JP 2516716 Y2 JP2516716 Y2 JP 2516716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- layer
- decorative
- depth
- decorative plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、家具用扉、家具用カウ
ンタ−などに用いられる化粧板に関するものである。
ンタ−などに用いられる化粧板に関するものである。
【０００２】
【従来の欠点】従来、この種の化粧板として以下の如き
ものは知られていた。すなわち、化粧板に貼着された合
成樹脂製の縁材は着色された成形品の為、それ自身の透
明感・奥行き感は期待することはできなかった。また、
図３に示すように、上記縁材Ａが多層で表層ａが透明で
あっても内層の色柄層ｂが厚い為、化粧板を表裏面から
みると上記色柄層が異様に目立ってしまう欠点があり、
しかも、上記色柄層厚みの部分だけが、化粧板の表面の
透明感・奥行き感に比してその感じが希薄で劣ってい
た。
ものは知られていた。すなわち、化粧板に貼着された合
成樹脂製の縁材は着色された成形品の為、それ自身の透
明感・奥行き感は期待することはできなかった。また、
図３に示すように、上記縁材Ａが多層で表層ａが透明で
あっても内層の色柄層ｂが厚い為、化粧板を表裏面から
みると上記色柄層が異様に目立ってしまう欠点があり、
しかも、上記色柄層厚みの部分だけが、化粧板の表面の
透明感・奥行き感に比してその感じが希薄で劣ってい
た。
【０００３】
【考案の目的】本考案は、上記欠点を解消するためにな
されたものであり、化粧板の少なくとも表面、木口面に
わたり化粧の透明感・奥行き感の有する、意匠的に統一
された化粧板を提供することを目的とする。
されたものであり、化粧板の少なくとも表面、木口面に
わたり化粧の透明感・奥行き感の有する、意匠的に統一
された化粧板を提供することを目的とする。
【０００４】
【実施例】本考案を図面に基づいた実施例で詳細に説明
する。図１は本考案に係る家具用扉に用いられる化粧板
であり、図２は図１のＡ−Ａ断面図を示す。図２におい
て、化粧板の表面・裏面は、適宜透明感・奥行き感を有
する化粧層で覆われており、例えば、基材の表面・裏面
に接着剤を介在させて化粧紙が貼着され、さらにその上
に透明感・奥行き感を持たせる狙いで比較的厚い透明塗
料層が設けられている。この場合、上記狙いが満たされ
れば着色透明塗料層でも良い。
する。図１は本考案に係る家具用扉に用いられる化粧板
であり、図２は図１のＡ−Ａ断面図を示す。図２におい
て、化粧板の表面・裏面は、適宜透明感・奥行き感を有
する化粧層で覆われており、例えば、基材の表面・裏面
に接着剤を介在させて化粧紙が貼着され、さらにその上
に透明感・奥行き感を持たせる狙いで比較的厚い透明塗
料層が設けられている。この場合、上記狙いが満たされ
れば着色透明塗料層でも良い。
【０００５】化粧板の四方の木口には厚手の透明な縁材
４が貼着されており、この縁材４の内側には、縁材の幅
寸法に満たず、しかも両外側縁に至らない薄い色柄層２
が設けられており、この色柄層２に覆い被さるように透
明層３が設けられている。例えば、上記色柄層２として
３０〜５０μ厚の単色無地の化粧紙、または、０．２〜
０．３ｍｍの２色刷模様の合成樹脂シ−ト、透明層３の
内側に転写、塗装を施こしたり、直接模様印刷またはベ
タ印刷を行った、いわゆるバックプリント層などが挙げ
られる。
４が貼着されており、この縁材４の内側には、縁材の幅
寸法に満たず、しかも両外側縁に至らない薄い色柄層２
が設けられており、この色柄層２に覆い被さるように透
明層３が設けられている。例えば、上記色柄層２として
３０〜５０μ厚の単色無地の化粧紙、または、０．２〜
０．３ｍｍの２色刷模様の合成樹脂シ−ト、透明層３の
内側に転写、塗装を施こしたり、直接模様印刷またはベ
タ印刷を行った、いわゆるバックプリント層などが挙げ
られる。
【０００６】また、上記透明層３として透明または着色
透明の厚い塗料層、透明な合成樹脂製の厚手シ−トが拳
げられるが、これらに限定される透明層でない。
透明の厚い塗料層、透明な合成樹脂製の厚手シ−トが拳
げられるが、これらに限定される透明層でない。
【０００７】
【考案の効果】本考案は、基材の表面または表面・裏面
に透明感・奥行き間の有する敵宜化粧が施こされた化粧
板の木口に、内側に両外側縁まで至らない幅寸法の有す
る薄い色柄層が設けられている透明な厚手の縁材が貼着
されているので、化粧板の表面または表面・裏面の化粧
の透明感・奥行き感と、木口に貼着された縁材の化粧の
透明感・奥行き感に意匠的差異が起こらず、ほぼ均一な
透明感・奥行き感が現出するものであり、従来の如く色
柄層の厚み分だけ化粧板表面または表面・裏面が異様に
目立つということがなくなる。
に透明感・奥行き間の有する敵宜化粧が施こされた化粧
板の木口に、内側に両外側縁まで至らない幅寸法の有す
る薄い色柄層が設けられている透明な厚手の縁材が貼着
されているので、化粧板の表面または表面・裏面の化粧
の透明感・奥行き感と、木口に貼着された縁材の化粧の
透明感・奥行き感に意匠的差異が起こらず、ほぼ均一な
透明感・奥行き感が現出するものであり、従来の如く色
柄層の厚み分だけ化粧板表面または表面・裏面が異様に
目立つということがなくなる。
【図１】本考案に係る化粧板の斜視図。
【図２】本考案に係る化粧板のＡ−Ａ部分断面図。
【図３】従来の化粧板の部分断面図。
１ 化粧板 ２ 色柄層 ３ 透明層 ４ 縁材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０６Ｂ 3/70 Ｅ０６Ｂ 3/70 Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 基材の表面または表裏面に適宜透明感・
奥行き感の有する化粧が施こされた化粧板（１）の木口
面において、内側に両外側縁まで至らない幅寸法の、薄
い色柄層（２）を有している透明な厚手の縁材（４）が
貼着されている化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2509092U JP2516716Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2509092U JP2516716Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 化粧板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565531U JPH0565531U (ja) | 1993-08-31 |
| JP2516716Y2 true JP2516716Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=12156228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2509092U Expired - Lifetime JP2516716Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 化粧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516716Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5605327B2 (ja) * | 2011-07-25 | 2014-10-15 | パナソニック株式会社 | 化粧扉 |
| JP6592412B2 (ja) * | 2016-08-17 | 2019-10-16 | トキワランバテック株式会社 | 木製ボード |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP2509092U patent/JP2516716Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0565531U (ja) | 1993-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |