JPH04386Y2 - - Google Patents

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JPH04386Y2
JPH04386Y2 JP2708986U JP2708986U JPH04386Y2 JP H04386 Y2 JPH04386 Y2 JP H04386Y2 JP 2708986 U JP2708986 U JP 2708986U JP 2708986 U JP2708986 U JP 2708986U JP H04386 Y2 JPH04386 Y2 JP H04386Y2
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JP
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film
metal
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metal piece
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JP2708986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、卓上計算機の操作ボード、ネーム
プレート、バツジ及びシートなどに用いる装飾ボ
ードに関する。
(従来の技術) 従来この種装飾ボードとして、各種のものが提
案されているが、その何れもが基本的には、基材
の一側外表面に模様、文字、記号などの表示を平
面的に印刷したものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記従来の装飾ボードにあつては、基
材に模様、文字、記号などの表示を平面的に印刷
しているだけであるから、意匠的外観に乏しい問
題があつた。
本考案は以上のごとき問題点に鑑みて考案した
もので、その目的は、金属とプラスチツクとから
成る複合材料を使用し、該複合材料に簡単な処理
加工を施すことにより、意匠的外観に優れ、装飾
価値の高い装飾ボードを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の装飾ボードは、実施例の図面に示すご
とく構成したもので、一側外表面に金属面1aを
もつ透明なプラスチツクフイルム1を用い、該フ
イルム1における前記金属面1aの表示対応部分
に開口部1bを形成すると共に、前記フイルム1
の外表面で前記開口部1bとの対応部分に着色層
2を設ける一方、前記フイルム1の前記着色層2
を設けた側とは反対側表面に、透明な接着層3を
介して金属片4を一体に接合し、この金属片4の
一部で前記開口部1bとに対応部分に、前記金属
片4の表裏両面を貫通する表示4aを形成したこ
とを特徴とするものである。
(作用) しかして前記着色層2が、前記フイルム1の開
口部1bと前記接着層3を通して前記金属片4の
表示4aから外部に表出され、つまり前記金属片
4の表示4aが前記着色層2により着色されて外
部に表出されるのであり、また前記金属片4の外
周囲からは、前記フイルム1の金属面1aが前記
接着層3を通して外部に表出され、この金属面1
aの色と、前記金属片4の表示4aから表出され
る前記着色層2の色とにより、装飾ボードの意匠
的外観が良好となり、該ボードの装飾価値が高め
られるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる装飾ボードを図面の実施例
によつて説明する。
第1図は装飾ボードの一例として卓上計算機の
操作ボードを示し、外表面に外周囲を取囲む枠5
と、該枠5の内部に、操作キーとなる多数の矩形
状金属片4とを設け、この各金属片4に数字及び
記号などの表示4aを設けており、この操作ボー
ドは、次のごとく形成するのである。
即ち、第2図に示すごとく、透明なプラスチツ
クフイルム1の一側外表面に、アルミニウム蒸着
面などの金属面1aを一体に形成して成る複合材
料を用い、この複合材料の金属面1aで前記表示
4aとの対応部分に、エツチング処理手段などに
より開口部1bを形成すると共に、前記フイルム
1における金属面1aの形成側とは反対側表面
で、前記開口部1bとの対応部分に、着色フイル
ムから成る着色層2を一体に接合する一方、前記
フイルム1における金属面1aの形成側に、透明
な接着層3を介して金属板を一体に接合するので
ある。
前記のごとくプラスチツクフイルム1の金属面
1a側に前記接着層3を設けることにより、前記
金属面1aが前記フイルム1と前記接着層3とに
よりサンドイツチ状に保護されることとなつて、
前記金属面1aに別途保護処理を施すことなく、
該金属面5aを保護することができるのである。
そして前記金属板をエツチング処理することに
より、前述した操作ボードの外周を取囲む枠5
を、また該枠5内に前記各金属片4をそれぞれ残
存形成すると共に、この各金属片4には、該各金
属片4の表裏両面を貫通するごとく前記表示4a
を形成する。
以上の構成とすることにより前記着色層2が、
前記フイルム1と前記金属面1aの開口部1bを
通して前記金属片4の表示4aから外部に表出さ
れ、つまり該表示4aが前記着色層2により着色
されて外部に表出されるのであり、また前記金属
片4の外周囲からは、前記フイルム1の金属面1
aが前記接着層3を通して外部に表出されるので
あり、従つて前記金属片4の表示4aから外部に
表出される前記着色層2の色と、前記金属片4の
外周囲から外部に表出される前記フイルム1の金
属面1aの金属色とにより、前記操作ボードの外
観が良好となるのである。
前記実施例においては、前記プラスチツクシー
ト1の前記金属面1aとは反対側の面に着色層2
を設けるにあたつて、着色フイルムを使用し、該
着色フイルムを前記プラスチツクフイルム1に接
合一体化するごとくしたが、本考案では着色イン
クを使用し、該インクを前記フイルム1に、スク
リーン印刷などの印刷手段により形成するように
してもよいのである。
また前記実施例では、前記フイルム1の金属面
1aの一部をエツチング手段などで除去すること
により、前記金属片4の表示4aと対向する開口
部1bを形成したが、本考案では前記フイルム1
の前記表示4aと対向する部分を刳抜除去するこ
とにより、前記開口部1bを形成することもでき
る。
更に前記プラスチツクフイルム1は、その金属
面1aを外面側に向けて設けることもでき、この
場合には、前記金属面1aにバツクコートなどの
保護処理を施すのである。
また本考案の装飾ボードでは、第3図に示すご
とく、前記フイルム1に設ける外周枠5及び金属
片4のそれぞれ外表面に、横方向に直線状に延び
る多数のヘアラインaを形成すると共に、前記フ
イルム1における金属面1aの外表面などに、前
記ヘアラインaに対して直交状に縦方向に延びる
多数のヘアラインbを形成することも可能であ
り、斯くするときには前記各ヘアラインa,bが
外部に交差状に対比的に表出されて、外観をさら
に高めることができるのである。
尚、前記実施例では、卓上計算機の操作ボード
について説明したが、本考案の装飾ボードは、前
記実施例に限らず、ネームプレートその他に適用
することができるのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案の装飾ボードでは、
一側外表面に金属面1aをもつ透明なプラスチツ
クフイルム1を用い、該フイルム1における前記
金属面1aの表示対応部分に開口部1bを形成す
ると共に、前記フイルム1の外表面で前記開口部
1bとの対応部分に着色層2を設ける一方、前記
フイルム1の前記着色層2を設けた側とは反対側
表面に、透明な接着層3を介して金属片4を一体
に接合し、この金属片4の一部で前記開口部1b
との対応部分に、前記金属片4の表裏両面を貫通
する表示4aを形成したから、前記金属片4の表
示4aから前記着色層2が外部に表出され、つま
り前記金属片4の表示4aが前記着色層2により
着色されて外部に表出され、また前記金属片4の
外周囲からは、前記フイルム1の金属面1aが外
部にそれぞれ表出されることとなつて、装飾ボー
ドの意匠的外観が良好となり、該ボードの装飾価
値をい著しく高め得るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装飾ボード例として卓上計算
機の操作ボードを示す正面図、第2図はその一部
の拡大断面図、第3図は他の実施例を示す断面図
である。 1……プラスチツクフイルム、1a……金属
面、1b……開口部、2……着色層、3……接着
層、4……金属片、4a……表示。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側外表面に金属面1aをもつ透明なプラスチ
    ツクフイルム1を用い、該フイルム1における前
    記金属面1aの表示対応部分に開口部1bを形成
    すると共に、前記フイルム1の外表面で前記開口
    部1bとの対応部分に着色層2を設ける一方、前
    記フイルム1の前記着色層2を設けた側とは反対
    側表面に、透明な接着層3を介して金属片4を一
    体に接合し、この金属片4の一部で前記開口部1
    bとの対応部分に、前記金属片4の表裏両面を貫
    通する表示4aを形成したことを特徴とする装飾
    ボード。
JP2708986U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH04386Y2 (ja)

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JP2708986U JPH04386Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP2708986U JPH04386Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JPS62140567U JPS62140567U (ja) 1987-09-04
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KR100579819B1 (ko) * 2005-06-21 2006-05-12 디케이 유아이엘 주식회사 휴대단말기용 키패드 제조방법
JP5952648B2 (ja) * 2012-06-11 2016-07-13 富士通株式会社 電子機器、及びキーモジュールの製造方法

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