JP3246338U - 色紙様アクリル板 - Google Patents

Abstract

【課題】紙素材の色紙に比し、立体感、高級感及び耐久性を備える色紙様アクリル板を提供する。【解決手段】色紙様アクリル板は、図柄が施されるアクリル板２と、前記アクリル板の端部周囲４を縁取り装飾する紙製テープ６と、を備える色紙様アクリル板であって、前記紙製テープは、ロール紙に、模様又は色彩若しくはこれらを結合したものが印刷されたものである。【選択図】図１

Description

紙製の色紙の様に使用するアクリル板の技術に関する。

従来紙製の色紙は、サイン用として使用される場面が多かったが、最近では、アニメのキャラクターなどの図柄を施した商品がコレクションの対象となり、人気を博している。

その様な背景下、従来の紙製の色紙では、その表面に図柄を施しても立体感や高級感を持たせることが難しく、また、素材が紙であるため、耐久性が高くないという問題点があった。
そこで本考案では、上記問題点に鑑み、紙素材の色紙に比し、立体感、高級感及び耐久性を備える色紙様アクリル板を提供することを目的とする。

色紙様アクリル板の一形態は、図柄が施されるアクリル板と、前記アクリル板の端部周囲を縁取り装飾する紙製テープと、を備える色紙様アクリル板であって、前記紙製テープが、ロール紙に、模様又は色彩若しくはこれらを結合したものが印刷されたものであることを特徴とする。

開示する色紙様アクリル板は、紙素材の色紙に比し、立体感、高級感及び耐久性を備える。

本実施の形態に係る色紙様アクリル板の一例を示す図である。

図面を参照しながら、本考案を実施するための形態について説明する。
（本実施の形態に係る色紙様アクリル板の構造）
図１を用いて、本実施の形態に係る色紙様アクリル板（以下、単に「本品」という。）１の構造について説明する。図１は、本品１の一例を示す図である。

図１で示すように、本品１は、アクリル板２、紙製テープ６を有する。アクリル板２は、プラスチック素材（アクリル樹脂）で製造される板状の樹脂板である。アクリル板２は、例えば、厚さが１ｍｍ～３ｍｍ、縦横が５０ｍｍ～４２０ｍｍの正方形又は長方形（直方体形状）を成すことが好適である。

アクリル板２は、その表面に、図柄８が施される。図柄８は、例えば、アニメのキャラクター等が想定されるが、そのデザインや色彩は、特に限定されるものではない。アクリル板２は、紙素材に比べ、形成される図柄に立体感を出すことが可能であり、また、その質感に基づく高級感も醸し出すことができる。また、アクリル板２は、プラスチック素材であるため、耐久性が高い。

紙製テープ６は、ロール紙に、模様又は色彩若しくはこれらを結合したものが印刷されたものである。紙製テープ６は、例えば、幅が５ｍｍ～１０ｍｍであることが好適である。紙製テープ６は、アクリル板２の端部周囲４に、縁取り装飾部材として接着される。また、紙製テープ６は、アクリル板端部４の表面、側面及び裏面を覆う様に、アクリル板端部４に接着される。
本品１は、上記の構造に基づいて、紙素材の色紙に比し、立体感、高級感及び耐久性を備える。
（本実施の形態に係る色紙様アクリル板の使用方法）

図１で示すように、本品１は、アクリル板２の表面に、例えば、サインを施して使用することもできるし、アニメのキャラクターなどの図柄８を施して使用することもでき、つまり、従来ある紙製の色紙の様な使い方が可能である。
本品１は、上記のような使用方法によって、従来ある紙素材の色紙の様な使い方ができる一方で、紙素材の色紙に比し、立体感、高級感及び耐久性を備える。

以上、本考案の実施の形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。

１ 色紙様アクリル板
２ アクリル板
４ アクリル板の端部周囲
６ 紙製テープ
８ 図柄

Claims (3)

1. 図柄が施されるアクリル板と、
   前記アクリル板の端部周囲を縁取り装飾する紙製テープと、を備える色紙様アクリル板であって、
   前記紙製テープが、ロール紙に、模様又は色彩若しくはこれらを結合したものが印刷されたものであることを特徴とする色紙様アクリル板。
2. 前記紙製テープが、前記アクリル板端部の表面、側面及び裏面を覆う様に前記アクリル板端部に接着されることを特徴とする請求項１に記載の色紙様アクリル板。
3. 前記アクリル板が、正方形又は長方形であることを特徴とする請求項２に記載の色紙様アクリル板。