JP2516670B2 - 型締装置 - Google Patents

型締装置

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JP2516670B2
JP2516670B2 JP63296205A JP29620588A JP2516670B2 JP 2516670 B2 JP2516670 B2 JP 2516670B2 JP 63296205 A JP63296205 A JP 63296205A JP 29620588 A JP29620588 A JP 29620588A JP 2516670 B2 JP2516670 B2 JP 2516670B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/68Mould opening, closing or clamping devices hydro-mechanical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出成形機に利用できる型締装置に関する。
(従来の技術) 従来、電動機を用いて型開閉動作を行う場合には、例
えば、トグル機構の如きメカニカルな倍力機構を用いる
か、型開閉と型締に各々専用の電動機を用いていた。こ
れを直圧式と称す。
第3図に従来の直圧式型締装置を示す。
また、射出成形機の型開閉動作中の負荷及び速度を第
1表に示す。
さて、第3図において負荷の小さい型閉における高
速、低速、並びに型開における離型、高速、低速は型開
閉用電動機15を駆動し、タイミングベルト17を介してボ
ールスクリュ11を回転させる。この回転が、可動盤2に
固定されたナット12によって直線運動に変換され、型開
閉動作を行う。また、強大な力のみを必要とする型締昇
圧、保持動作は、型締用電動機16を駆動し、タイミング
ベルト18を介してボールスクリュ11、ナット12により型
締力が与えられる。
なお、型締用電動機16は、減速機を設けて強大なトル
クを発生させる。更に、停止状態でトルクを発生し続け
ることによる過熱防止のために、電磁クラッチを設けて
所望の型締力を得た後、メカニカルにロックして電動機
16の駆動を停止する処置をとる場合がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のこうした型締機構では、 (1)高速低負荷、強大な圧締め等を行うため、駆動用
電動機を各々専用に設ける必要があり、更に型締用電動
機16には、高価な減速機、クラッチを設ける必要があ
る。
(2)ボールスクリュ11を回転させながら強大な型締力
を得るため、ボールネジ、ナットの寿命が短くなる。
(3)強大な型締力を支えるため、大容量のタイミング
ベルト、スラストベアリングが必要となり、スペース的
にも不利で、高価となる。
等の問題があった。
本発明はこうした課題を解決すべく開発されたもので
ある。
(課題を解決するための手段) このため本発明は,型開閉用の駆動力を互いに螺合さ
れるボールスクリュ及びボールナットを介して可動盤に
伝達する型開閉用電動機と,前記ボールナットに固設さ
れた内外のベアリングリテイナと,型締時の型締力を油
圧により発生させる型締ラムと,型締時前記内側ベアリ
ングリテイナに接触する同型締ラムの当接部に形成され
る摩擦クラッチ部と,前記型締ラムを常時離型方向に付
勢するタイバーと一体のエンドプレートと型締ラムに固
定されたガイド板との間に介設されたスプリング部材
と,型締時に型閉側に移動するボールナットを前記外側
ベアリングリテイナを介して元の位置に復帰するよう常
時付勢する外側ベアリングリテイナと前記エンドプレー
トに固定されたスプリングリテイナとの間に介設された
スプリング部材とからなるもので,これを課題解決のた
めの手段とするものである。
(作用) 型開閉用電動機の駆動は適当な伝動部材を介してボー
ルナットを回転させ、これに螺合するボールスクリュに
直線運動を与え、可動盤を前進又は後退させて、型開閉
動作を行う。
型締時は、型締ラムに圧油を供給し、型締ラムの端面
を内側ベアリングリテイナに圧接させ、ボールナット、
ボールスクリュを介して可動盤に型締力を発生させる。
このとき、型締ラムの前記端面は摩擦クラッチ部とされ
ており、かつ案内部材により型締ラムの回転が阻止され
ているため、ボールナットの回転も阻止される。
型開時は、型締ラムの前記圧油を抜いてやると、型締
ラムを常時離型方向に付勢するスプリング力と外側ベア
リングリテイナを介してボールナットを常時型開方向に
付勢するスプリング力により自動的に型締ラムの摩擦ク
ラッチ部が前記内側ベアリングリテイナから離れると共
にボールナットが元位置に復帰し、型開閉用電動機の駆
動で可動盤を後進させる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の代表的な実施例を示し、第2図は第
1図におけるA部の詳細図である。なお、図中、第3図
と同一部分には同一符号が付してあり、1は固定盤、2
は可動盤、4はタイバーである。
さて、低負荷の型閉における高速、低速並びに型開に
おける離型、高速、低速はサーボモータ等の型開閉用電
動機115(エンドプレート103に固定されている。)を駆
動し、タイミングベルト117を介してプーリ113(連結部
材116を介しボールナット112に固定されている。)、ボ
ールナット112(ボールスクリュ111に螺合すると共にベ
アリングリテイナ132に固定されている。)を回転さ
せ、ボールスクリュ111を直線運動させることにより、
同ボールスクリュ111に接続された可動盤2を動作させ
る。
この時、エンドプレート103に固定されたスプリング
リテイナ133と外側ベアリングリテイナ131の間に装着さ
れたスプリング134の力により内外のベアリングリテイ
ナ131,132、ベアリング14、ボールナット112、プーリ11
3は後退限にあり、外側ベアリングリテイナ131は、エン
ドプレート103に当接した状態となっている。また、圧
油室B(型締ラム121とエンドプレート103との間に圧油
室Bを形成する。)の作動油は、図示しない油圧回路に
よりタンクへ解放され、型締ラム121は、同型締ラム121
に固定されたガイド板137とエンドプレート103間に装着
されたスプリング138により後退限にあり、エンドプレ
ート103に当接した状態となっている。
この時、型締ラム121のベアリングリテイナ132との当
接部に形成された摩擦クラッチ部135は、第1図に示す
様に約1mm程度のクリアランスを有するように設計され
ている。また、前記圧油室Bからの油洩れ対策として、
シールパッキン152が装着されている。
次に型締の際の作用を説明すると、強大な力を必要と
する型締昇圧、保持動作は、以下の作動順序で行う。
圧油室Bに圧油を供給すると、型締ラム121がスプリ
ング138を圧縮しながら前進し、摩擦クラッチ部135が下
部ベアリングリテイナ132に接触する。この摩擦クラッ
チ部135の摩擦力により、下部ベアリングリテイナ132が
ナット112の回転を止め、ボールナット112、ボールスク
リュ111全体を前進させ、型締力を発生させる。
このとき型締ラム121に伝達される回転力は、エンド
プレート103に連結されているガイドバー122によって阻
止される。
以上のように、ボールナット112の回転運動を阻止し
たまま、型締ラム121はベアリングリテイナ132を介して
ボールナット112、ボールスクリュ111を、型閉側に油圧
の強大な力で押し付け、型締力を得る。このとき、外側
ベアリングリテイナ132も前進し、スプリング134を圧縮
する。以上で型締動作が終了する。
次の型開動作は圧油室Bの圧油をタンクに解放する
と、型閉動作時に圧縮されたスプリング138のばね力に
より型締ラム121は後退し、ボールナット112が上下ベア
リングリテイナ131,132、ベアリング14及びプーリ113と
共に後退し、型開動作に移行する。
一方、エンドプレート103の端面に固設したスプリン
グリテイナ133と外部ベアリングリテイナ131との間に介
装されたスプイング134は、型開閉動作中、外部ベアリ
ングリテイナ131をエンドプレート103に当接させ、ベア
リング14、ベアリングリテイナ132、ボールナット112を
型開側に押しつけておき、型開停止位置、型開閉減速位
置を高精度に制御する。
なお、油抜き溝155はシールパッキン152から万一に油
が洩れて摩擦クラッチ部135が濡れることのないように
設けられたもので、摩擦クラッチ部135における摩擦係
数の大巾な低下を防ぐためのものである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明した如く本発明によれば、次に挙げ
る有利な効果を奏するものである。
(1)強大な力のみを必要とする型締圧力の発生及び制
御を油圧で行うことにより、装置が小型化し、低コスト
でかつ正確な圧力制御が可能となる。
(2)型締力をタイミングベルト、ベアリングに伝えな
いため、小型、低コストで製作できる。
(3)ナットは回転しないで型締力を受けるため、ボー
ルスクリュ、ボールナットの小型化、長寿命化が達成で
きる。
(4)型締ラムの後退時(型開時)は、スプリングによ
る型開方向への付勢により極めて円滑に始動される。
(5)型開閉動作時、スプリング力によりボールナット
を常時後退限に位置させるため、型開停止位置及び型開
閉減速位置が高精度に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す型締装置の正面図、第2
図は第1図におけるA部の拡大詳細断面図、第3図は従
来の電動機を用いた直圧式型締機構を示す1部断面正面
図である。 図の主要部分の説明 14……ベアリング 103……エンドプレート 111……ボールスクリュ 112……ボールナット 115……型開閉用電動機 117……タイミングベルト 121……型締ラム 122……ガイドバー 131……外側ベアリングリテイナ 132……内側ベアリングリテイナ 135……摩擦クラッチ部 137……ガイド板 138……スプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型開閉用の駆動力を互いに螺合されるボー
    ルスクリュ及びボールナットを介して可動盤に伝達する
    型開閉用電動機と,前記ボールナットに固設された内外
    のベアリングリテイナと,型締時の型締力を油圧により
    発生させる型締ラムと,型締時前記内側ベアリングリテ
    イナに接触する同型締ラムの当接部に形成される摩擦ク
    ラッチ部と,前記型締ラムを常時離型方向に付勢するタ
    イバーと一体のエンドプレートと型締ラムに固定された
    ガイド板との間に介設されたスプリング部材と,型締時
    に型閉側に移動するボールナットを前記外側ベアリング
    リテイナを介して元の位置に復帰するよう常時付勢する
    外側ベアリングリテイナと前記エンドプレートに固定さ
    れたスプリングリテイナとの間に介設されたスプリング
    部材とからなることを特徴とする型締装置。
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