JP2516384B2 - ペンズアミド誘導体 - Google Patents

ペンズアミド誘導体

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JP2516384B2
JP2516384B2 JP62297392A JP29739287A JP2516384B2 JP 2516384 B2 JP2516384 B2 JP 2516384B2 JP 62297392 A JP62297392 A JP 62297392A JP 29739287 A JP29739287 A JP 29739287A JP 2516384 B2 JP2516384 B2 JP 2516384B2
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郁 笠原
裕之 井口
昌志 山口
三正 山崎
武雄 茂木
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定のベンズアミド誘導体及びそのベンズア
ミド誘導体を含有する除草剤および植物生長調節剤に関
するものである。
本発明者らは、各種の化合物について除草活性および
植物の生長調節作用について検討していたところ、特定
のベンズアミド誘導体が各種植物に対する除草活性、草
丈の短縮、分げつの促進、新芽の発生抑制、場合によつ
ては腋芽の発生促進等種々の作用を発現することを見い
出し、種々検討を重ね本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明における第一の発明は次に示すベン
ズアミド誘導体であり、第二の発明はそのベンズアミド
誘導体を有効成分とする除草剤であり、第三の発明はそ
のベンズアミド誘導体を有効成分とする植物生長調節剤
である。
一般式 (式中、Aは水素原子またはメチル基、Rは環状アルキ
ルオキシ、テトラヒドロフルフリルオキシ、置換アリー
ルオキシ、置換ベンジルオキシ、アルコキシアルコシキ
アルコキシアルコキシ、ハロゲノアルコキシ、ヒドロキ
シアルコキシ、シアノアルコキシ、アルキルチオアルコ
キシ、アルキルスルフィニルアルコキシ、アルキルスル
ホニルアルコキシ、アシルアルコキシ、アルコキシカル
ボニルアルコキシ、アミノアルコキシ、ニトロアルコキ
シ、アルキルアミノアルコキシ、環状アルキルアミノ、
置換アリールアミノ、置換ベンジルアミノ、クミルアミ
ノ、アルキニルアミノ、N−アルキル−N−アルコキシ
アミノ、環状アミノ、アルコキシアルキルアミノ、アル
キルチオアルキルアミノ、アルキルスルフイニルアルキ
ルアミノ、アルキルスルホニルアルキルアミノ、アルキ
ルスルホンアミノ、ハロアルキルスルホンアミノ、置換
アリールスルホンアミノ、グリシル、アラニル、ピペラ
ジル、モルホリノを示すか、または、Aは水素原子かつ
Rはアルケニルアミノ、フェニルアミノを示す。)で表
わされるベンズアミド誘導体。
本発明の除草剤および植物生長調節剤は、有効成分化
合物をその物理化学的な性質により各種担体と混合し
て、水和剤、乳剤、液剤、粒剤、粉剤、フロアブル剤な
どの形に製剤化して得られる。担体のうち液状担体とし
ては、通常の有機溶媒、固体担体としては、通常の鉱物
質微粉が使用される。また、製剤製造に際して乳化性、
分散性、展着性等を付与するために界面活性剤を添加で
きる。さらに、必要に応じて肥料、除草剤、殺虫剤、殺
菌剤とタンクミツクスあるいは一体製剤して施用しても
よい。
担体としては不活性な無機物たとえばベントナイト、
クレー、ゼオライト、タルク等があげられ、有機溶剤と
しては各々の化合物がよく溶ける溶剤、たとえばキシレ
ン、トルエン、シクロヘキサノン、グリコール類等があ
げられる。また、分散剤、乳化剤、展着剤等には、アニ
オン系やノニオン系の界面活性剤たとえば、リグニンス
ルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスル
ホサクシネート、ポリオキシエチレンノニルフエニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリ
オキシエチレンドデシルエーテル等がある。
本発明を除草剤として使用するためには、有効成分化
合物を所望の除草効果を奏するよう充分施用する。その
施用量は有効成分10〜2000g/10aの範囲内で施用される
が、通常は50〜500g/10aが望ましい。有効成分化合物を
0.1〜90重量部、望ましくは2〜80重量部含む水和剤、
乳剤、粉剤、粒剤等の形態に製剤化して用いる。
本発明を除草剤として使用する場合は、主として雑草
の発芽および生長を抑制し、枯死に至らしめる。水田に
おいてはノビエ等の一年性雑草をはじめとして、ウリカ
ワ、カヤツリグサ等の多年性雑草にも卓越した効果を示
し、しかも移植水稲に対する薬害はほとんど見られな
い。畑地の土壌処理や茎葉処理においてもトウモロコシ
やダイズ等に選択性を有する除草剤としての作用を発現
する。
本発明を植物生長調節剤として使用するには、その施
用量は作物種や化合物、処理時期によつて異なるが、有
効成分1〜1000g/10aの範囲内、通常は5〜200g/10gで
施用されるのが望ましい。有効成分化合物は0.1〜80重
量部、望ましくは1〜80重量部含む水和剤、乳剤、粉
剤、粒剤等の形態に製剤化して用いる。
本発明を植物生長調節剤として使用する場合は、主と
して植物の茎葉から吸収され、植物体内を移動して生長
の盛んな部位に集中的に作用を発現する。作用の発現形
態は、化合物、濃度、植物種、あるいは生育ステージに
よつても異なるが、植物ホルモンのオーキシンやジベレ
リンのレベルに働きかけているものと推察される。
具体的な効果は、イネ科植物では茎葉散布直後より節
間の短縮があらわれ、場合によつては分けつが促進され
る。また、広葉植物では新芽の発生を抑えたり、徒長を
防止したり、あるいは腋芽の発生や花芽の形成を早めた
りする。
従つて、倒伏軽減剤や生垣の刈込省略剤、芝生の刈込
省略剤、花木類の矮化剤、果樹の摘果剤等応用範囲が広
い。
次に本発明にかかるベンズアミド誘導体の代表的なも
のを第1表に示す。また代表的化合物の合成法を実施例
にもとづいて示す。
以下、個々の化合物は化合物No.で示す。
本発明のベンズアミド誘導体は、4−ヒドロキシ−N
−(2,3−ジクロルフエニル)−ベンズアミドと、α−
ハロアセテイツクアシツド又はα−ハロプロピオニイツ
クアシツドを、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム等
の塩基物質の存在下に、トルエン、ジオキサン、アセト
ン、及びN.N−ジメチルホルムアミド等の有機溶媒、又
はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒、又は水溶液中で
反応させることにより、4−(2,3−ジクロルフエニル
−カルバモイル)−フエノキシアセテイツクアシツド又
は2−〔4−(2,3−ジクロルフエニル−カルバモイ
ル)−フエノキシ〕−プロピオニツクアシツドを得たの
ちに、この化合物を、塩化チオニル等の無機ハロゲン化
物又はホスゲン等の有機ハロゲン化物と、ジオキサン、
トルエン等の有機溶媒中で反応することによつて、酸ク
ロライド誘導体とし、各種のアルコール、アミン及びス
ルホンアミド等と、炭酸カリウム又は炭酸ナトリウム等
の無機塩基又はピリジン及びトリエチルアミン等の有機
塩基性物質の存在下に、水溶液又はアセトン、トルエ
ン、ジオキサン等の有機溶媒中で反応させることによ
り、得ることが出来る。
また、前記一般式中のRが、アルキルスルフイニルア
ルコキシ、アルキルスルホニルアルコキシ、アルキルス
ルフイニルアルキルアミノ、アルキルスルホニルアルキ
ルアミノ基である化合物は、前述の方法によつて得られ
る前記一般式中のRが、アルキルチオアルコキシ又はア
ルキルチオアルキルアミノ基である化合物を、次亜塩素
酸ナトリウム、次亜臭素酸ナトリウム、過酸化水素水等
と、メタノール、ジオキサン、酢酸等の有機溶媒、又は
これらの有機溶媒と水との混合溶媒又は水溶液中で反応
することによつても得ることが出来る。
合成例1(第1表のNo.7の化合物の合成) 4−ヒドロキシ−N−(2,3−ジクロルフエニル)−
ベンズアミド4.03g、ブロム酢酸2.39gをジオキサン15ml
に溶解し、この溶液に、水酸化ナトリウム1.39gと水3ml
の混合物を、20℃で攪拌しながら、10分間で滴下した。
滴下終了後、80℃で2時攪拌した。反応終了後、反応液
を、水70ml中に注ぎ、塩酸で酸性下にした後に、生じた
沈澱を別して得た粗製物をトルエン−メタノールで再
結晶し、4−(2,3−ジクロルフエニル−カルバモイ
ル)−フエノキシアセテイツクアシツド3.54gを得た。
この化合物3.54g、塩化チオニル3.57g及びジオキサン30
mlの混合物を、80℃で4時間攪拌した。過剰の塩化チオ
ニル及び溶解している塩酸ガス、亜硫酸ガス及びジオキ
サンを、ロータリーエバポレーターにて蒸発留去し、蒸
発残渣として、4−(2,3−ジクロルフエニルカルバモ
イル)−フエノキシアセチルクロライドを得た。
一方、2,2,2−トリフルオロエタノール1.0gとトリエ
チルアミン1.3gを、ジオキサン20mlに溶解し、この溶液
に、前記の4−(2,3−ジクロルフエニルカルバモイ
ル)−フエノキシアセチルクロライドを、ジオキサン5m
lに溶解した溶液を、室温で攪拌したまま、約5分間で
滴下した。反応終了後、反応液を2%の塩酸水200ml中
に注ぎ、生じた沈澱物を過し、残を、希アルカリ水
及び水にて洗浄し、乾燥後、トルエンで再結晶を行なう
ことにより、2,2,2−トリフルオロエチル4−(2,3−ジ
クロルフエニルカルバモイル)−フエノキシアセテート
3.38gを得た。収率は、4−(2,3−ジクロルフエニルカ
ルバモイル)−フエノキシアセテイツクアシツドを基準
にして計算すれば80.0φであった。この化合物の融点
は、160.5℃〜162℃であった。
合成例2(第1表のNo.33の化合物の合成) メタンスルホンアミド0.95g、無水炭酸カリウム2.07g
を、ジオキサン20mlに溶解して、この溶液のなかに、合
成例1と同様にして合成した4−(2,3−ジクロルフエ
ニルカルバモイル)−フエノキシアセチルクロライド
を、ジオキサン5mlに溶解した溶液を、室温で攪拌しな
がら、約5分間で滴下した。滴下終了後、80℃で4時間
攪拌した。反応終了後、反応液を水70ml中に注ぎ、塩酸
で酸性下にした後に、生じた沈澱を別して得た粗製物
を、トルエン−メタノールで再結晶し、目的物のN−
〔−4−(2,3−ジクロルフエニルカルバモイル)−フ
エノキシアセチル〕−メタンスルホルアミド2.95gを得
た。収率は70.7%で、この化合物の融点は210〜211.5℃
であつた。
合成例3(第1表のNo.54の化合物の合成) 2−〔4−(−2,3−ジクロルフエニルカルバモイ
ル)−フエノキシ〕−プロピオニイツクアシツド3.54
g、塩化チオニル3.57g及びジオキサン30mlの混合物を、
80℃で4時間攪拌した。過剰の塩化チオニル及び溶解し
ている塩酸ガス、亜硫酸ガス、ジオキサンを、ロータリ
ーエバポレーターにて蒸発除去し、蒸留残渣として、2
−〔4−(−2,3−ジクロルフエニルカルバモイル)−
フエノキシ〕−プロピオニルクロライドを得た。
一方、2−(メチルチオ)−エタノール0.92gとトリ
エチルアミン1.51gを、ジオキサンに溶解し、この溶液
のなかに、前記の2−〔−4−(2,3−ジクロルフエニ
ルカルバモイル)−フエノキシ〕−プロピオニルクロラ
イドをジオキサン5mlに溶解した溶液を、室温で攪拌し
たまま、約5分間で滴下した。滴下終了後、更に5時間
室温で攪拌した。反応終了後、合成例1と同様に処理
し、目的物の、2−(メチルチオ)−エチル、2−〔−
4−(2,3−ジクロルフエニルカルバモイル)−フエノ
キシ〕−プロピオネート3.52gを得た。収率は85.0%
で、この化合物の融点は、99.5〜101.5℃であつた。
合成例4(第1表のNo.56の化合物の合成) 2−(メチルチオ)−エチル 2−〔4−(2,3−ジ
クロルフエニルカルバモイル)−フエノキシ〕−プロピ
オネート1.64gを、メタノール50ml及び水20ml中に溶解
し、その中に次亜塩素酸ソーダ溶液8.9gを、室温で攪拌
しながら、約10分間で滴下した。その後室温で2時間攪
拌した。反応終了後、ジクロルメタン200mlと水50mlを
加え、分液し、有機相を、水50mlで2回洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣をトル
エン−メタノールで再結晶を行ない、目的物の2−(メ
チルスルフイニル)−エチル 2−〔4−(2,3−ジク
ロルフエニルカルバモイル)−フエノキシ〕−プロピオ
ネート1.02gを得た。収率は、60%で、この化合物の融
点は、106〜109℃であつた。
合成例5(第1表のNo.67の化合物の合成) プロパルギルアミン0.55g、トリエチルアミン1.51g及
びジオキサン30mlの混合物を攪拌しているところに、合
成例3と同様にして調製した2−〔4−(2,3−ジクロ
ルフエニルカルバモイル)−フエノキシ〕−プロピオニ
ルクロライドを、ジオキサン5mlに溶解した溶液を、室
温で約5分間で滴下した。滴下終了後、更に室温で5時
間攪拌した。反応終了後、合成例3と同様に処理し目的
物の、N−プロパルギル−2−〔4−(2,3−ジクロル
フエニルカルバモイル)−フエノキシ〕プロピオンアミ
ド3.52gを得た。収率は90.0%で、この化合物の融点は1
60〜162.5℃であつた。
製剤例1 水和剤の作成 化合物No.20を40部にカオリンクレー52部とホワイト
カーボン3部を加え擂▲かい▼機で混合粉砕してのち、
粉状の界面活性剤、ラピゾールBB−75の1部(日本油脂
(株)商標)、ソルポール5039(東邦化学(株)商標)
4部とを混合し、化合物No.20の40%水和剤を得た。
(部はいずれも重量部、以下同じ) 製剤例2 乳剤の作成 化合物No.43の15部をキシレン42部、シクロヘキサノ
ン33部に溶解し、ソルポール800Aの10部を加え、攪拌溶
解し、化合物No.43の15%乳剤を得た。
製剤例3 粉剤の作成 製剤例1と同様に作成した化合物No.20の40%水和剤
5部とラピゾールBB−75の0.3部、クレー94.7部を良く
混合し、化合物No.20の2%粉剤を得た。
製剤例5 粒剤の作成 化合物No.74の50部にホワイトカーボン3部とクレー4
7部を加え、擂▲かい▼機で粉砕し、これを10部にペン
トナイト40部、クレー43部トリポリリン酸ソーダ5部お
よび粉状界面活性剤のラピゾールBB−75の2部をニーダ
ー中に入れ、良く混合してから、水を加えて良く練り、
造粒機で造粒し、送風乾燥して化合物No.74の5%粒剤
を得た。
実験例1 200cmのポツトに水田土壌をつめ、表層にノビエ、コ
ナギ、ホタルイの種子を均一に播種し、ウリカワ、ミズ
ガヤツリの塊茎を植え付け、3cmの深さに湛水した。さ
らに葉令2葉期の水稲苗種(品種・コシヒカリ)を2本
移植した。その後、雑草の発芽時に各被験化合物の製剤
を各薬剤の所定量だけ処理した。処理後20日目に各種雑
草に各種雑草に対する除草効果、ならびに移植水稲の薬
剤に対する反応を調査した。結果は第2表に示す。
調査の基準は下記のようである。
除草効果 作物の薬害 0:無処理同様 −:無害 1:20%防除 ±:微害 2:40%防除 +:小害 3:60%防除 :中害 4:80%防除 :大害 5:完全防除 〔以下この基準による〕 この結果を次の表に示す。
試験例2 畑地土壌処理試験 400cmのポツトに畑地土壌をつめ、表層にアオビユ、
シロザ、メヒシバの種子を混和しコムギ、トウモロコ
シ、ダイズの種子を3cmの深さに播種する。
播種後、各被験化合物の希釈液を、各薬剤の所定量だ
け土壌表層に散布処理した。処理後30日目に各種雑草に
対する除草効果、ならびに各種作物の薬剤に対する反応
を調査した。
結果は第3表に示す。
調査の基準は試験例1と同じである。
試験例3 各種植物茎葉処理試験(植物生長調節剤) イネ、オオムギ、インゲンマメ、レタスを60cm2の素
焼鉢に別々に育成し、植物体の大きさに応じて間引き
し、生育程度を2〜3葉期にそろえてから、各被験化合
物の希釈液を100l/10a相当スプレーガンを使用して茎葉
に散布処理した。処理後30日目に処理時からの生育度合
について観察による調査を行なつた。結果は第4表に示
す。
調査の基準は無処理を0とし、処理時の草丈を5とし
て、下記のようにした。
草丈抑制効果 作用性 0:無処理と同じ 濃緑化・G 1:20%草丈抑制 分げつ・T 2:40%草丈抑制 奇型葉・M 3:60%草丈抑制 葉枯れ・B 4:80%草丈抑制 5:100%草丈抑制(全く草丈の高くならないもの) 試験例4 ツツジ茎葉処理試験 200cm2の素焼鉢に育成したツツジ苗(樹高25〜30cm)
に各被験化合物の希釈液を全体が充分濡れるよう(250l
/10a)散布し、7日後に刈り込んで2ヶ月後に観察によ
る調査を行なつた。結果は第5表に示す。
調査の基準は試験例3と同じである。
試験例5 コムギ茎葉処理試験 11月上旬に条播したコムギ(農林61号)の圃場を5m×
2mに区切り、一単位区とした。4月下旬の出穂前14日に
各化合物の希釈液100l/10a相当を手押加圧噴霧器を使用
して区内全面に散布した。
6月中旬に平均的生育のもの50茎について稈長、穂長
および単位面積当りの穂数と子実重を調査した。また倒
伏程度は無処理区が中程度であつたため、明らかに軽減
効果の認められた区について、○印を付した。結果を第
6表に示す。
数値は無処理比百分率で( )内は実測値を示す。
試験例6 テイフトン芝散布試験 テイフトン芝(T−328)の芝地を1m×1mに区切り、
一単位区とした。刈込み3日後に各化合物の希釈液100l
/10a相当を手押加圧噴霧器を使用して区内全面に散布し
た。散布後、15日後に処理時からの生育度合について観
察による調査を行なつた。結果は第7表に示す。
調査の基準は試験例3と同じである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 43/60 A01N 43/60 43/84 101 43/84 101 C07C 255/14 C07C 255/14 311/46 311/46 317/28 317/28 323/12 323/12 323/25 323/25 C07D 295/18 C07D 295/18 A Z 307/16 307/16 307/66 307/66 (72)発明者 茂木 武雄 東京都北区王子6丁目2番30号 保土谷 化学工業株式会社中央研究所内 審査官 佐藤 修 (56)参考文献 特開 昭56−73055(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、Aは水素原子またはメチル基、Rは環状アルキ
    ルオキシ、フラニルアミノ、テトラヒドロフルフリルオ
    キシ、フェノキシ、置換アリールオキシ、ベンジルオキ
    シ、置換ベンジルオキシ、アルコキシアルコキシアルコ
    キシアルコキシ、ハロゲノアルコキシ、ヒドロキシアル
    コキシ、シアノアルコキシ、アルキルチオアルコキシ、
    アルキルスルフィニルアルコキシ、アルキルスルホニル
    アルコキシ、アシルアルコキシ、アルケニルオキシカル
    ボニルアルコキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、
    アミノアルコキシ、ニトロアルコキシ、アルキルアミノ
    アルコキシ、環状アルキルアミノ、置換アリールアミ
    ノ、置換ベンジルアミノ、クミルアミノ、アルキニルア
    ミノ、N−アルキル−N−アルコキシアミノ、環状アミ
    ノ、アルコキシアルキルアミノ、アルキルチオアルキル
    アミノ、アルキルスルフィニルアルキルアミノ、アルキ
    ルスルホニルアルキニルアミノ、アルキルスルホンアミ
    ノ、ハロアルキルスルホンアミノ、置換アリールスルホ
    ンアミノ、グリシル、アラニル、ピペラジル、モルホリ
    ノを表すか、または、Aは水素原子かつRはアルケニル
    アミノ、フェニルアミノを表す。)で表されるベンズア
    ミド誘導体。
  2. 【請求項2】一般式 (式中、Aは水素原子またはメチル基、Rは環状アルキ
    ルオキシ、フラニルアミノ、テトラヒドロフルフリルオ
    キシ、フェノキシ、置換アリールオキシ、ベンジルオキ
    シ、置換ベンジルオキシ、アルコキシアルコキシアルコ
    キシアルコキシ、ハロゲノアルコキシ、ヒドロキシアル
    コキシ、シアノアルコキシアルキルチオアルコキシ、ア
    ルキルスルフィニルアルコキシ、アルキルスルホニルア
    ルコキシ、アシルアルコキシ、アルケニルオキシカルボ
    ニルアルコキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、ア
    ミノアルコキシ、ニトロアルコキシ、アルキルアミノア
    ルコキシ、環状アルキルアミノ、置換アリールアミノ、
    置換ベンジルアミノ、クミルアミノ、アルキニルアミ
    ノ、N−アルキル−N−アルコキシアミノ、環状アミ
    ノ、アルコキシアルキルアミノ、アルキルチオアルキル
    アミノ、アルキルスルフィニルアルキルアミノ、アルキ
    ルスルホニルアルキニルアミノ、アルキルスルホンアミ
    ノ、ハロアルキルスルホンアミノ、置換アリールスルホ
    ンアミノ、グリシル、アラニル、ピペラジルモルホリノ
    を表すか、または、Aは水素原子かつRはアルケニルア
    ミノ、フェニルアミノを表す。)で表されるベンズアミ
    ド誘導体を含有する除草剤。
  3. 【請求項3】一般式 (式中、Aは水素原子またはメチル基、Rは環状アルキ
    ルオキシ、フラニルアミノ、テトラヒドロフルフリルオ
    キシ、フェノキシ、置換アリールオキシ、ベンジルオキ
    シ、置換ベンジルオキシ、アルコキシアルコキシアルコ
    キシアルコキシ、ハロゲノアルコキシ、ヒドロキシアル
    コキシ、シアノアルコキシアルキルチオアルコキシ、ア
    ルキルスルフィニルアルコキシ、アルキルスルホニルア
    ルコキシ、アシルアルコキシ、アルケニルオキシカルボ
    ニルアルコキシ、アルコキシカルボニルアルコキシ、ア
    ミノアルコキシ、ニトロアルコキシ、アルキルアミノア
    ルコキシ、環状アルキルアミノ、置換アリールアミノ、
    置換ベンジルアミノ、クミルアミノ、アルキニルアミ
    ノ、N−アルキル−N−アルコキシアミノ、環状アミ
    ノ、アルコキシアルキルアミノ、アルキルチオアルキル
    アミノ、アルキルスルフィニルアルキルアミノ、アルキ
    ルスルホニルアルキニルアミノ、アルキルスルホンアミ
    ノ、ハロアルキルスルホンアミノ、置換アリールスルホ
    ンアミノ、グリシル、アラニル、ピペラジルモルホリノ
    を表すか、または、Aは水素原子かつRはアルケニルア
    ミノ、フェニルアミノを表す。)で表されるベンズアミ
    ド誘導体を含有する植物生長調節剤。
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