JPS59130847A - α−メチル−α−エチルフェニル酢酸アニリド誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤 - Google Patents

α−メチル−α−エチルフェニル酢酸アニリド誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤

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JPS59130847A
JPS59130847A JP415683A JP415683A JPS59130847A JP S59130847 A JPS59130847 A JP S59130847A JP 415683 A JP415683 A JP 415683A JP 415683 A JP415683 A JP 415683A JP S59130847 A JPS59130847 A JP S59130847A
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methylethylphenylacetic
acid
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Tetsuo Takematsu
竹松 哲夫
Akinori Suzuki
鈴木 昭憲
Kazuya Toda
戸田 和哉
Toshiyuki Fujiwara
俊行 藤原
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Yashima Chemical Industrial Co Ltd
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Yashima Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされる新規な
α、α−メチルエチルフェニル酢酸アニリド誘導体、そ
の製造法及びそれを有効成分として含有する除草剤に関
する。
本発明者らは、先に新規なα、α−ジメチルフェニル酢
酸アニリド誘導体を合成し、この化合物が優れた除草活
性を有することを見出した(特願昭57−184718
号明細書参照)。その後さらに研究を進めた結果、新規
なα、α−メチルエチルフェニル酎酸耐ニリド誘導体(
I)を創ネ利植物に対して優れた居間選択性を有し、水
需には無害であるが、ノビエに対し強い殺草作用を示す
。またカヤツリグサ科の雑草例えばミズガヤツリ、クマ
ガヤツリ、ホタルイ等に対しても優れた殺草作用及び生
育抑制作用を示す。
したがって本発明はさらに、式■の化合物を有効成分と
して含有する除草剤である。
式■の化合物としては、例えば、N−(3−メチルフェ
ニル)−α、α−メチルエチルフェニルアセトアミド(
化合物1)、N−(3−エチルフェニル)−α、α−メ
チルエチルフェニルアセトアミド(化合物2)、N −
(5−n−プロピルフェニル)−α、α−メチルエチル
フェニルアセトアミド(化合物5)、N −(3−イソ
プロヒルフェニル)−α、α−メチルエチルフェニルア
セトアミド等があげられる。
式lの化合物は、次式 で表わされるα、α−メチルエチルフェニル酢酸又はそ
の反応性誘導体を、一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされる置換ア
ニリンと反応させることにより製造することができる。
式■の化合物の反応性誘導体としては、工業的には酸ハ
ライドが好ましい。この化合物は、例えばα、α−メチ
ルエチルフェニル酢酸を塩化チオニル、三塩化燐、三臭
化燐、五塩化燐等と、エーテル、クロロホルム、ベンゼ
ン、トルエン等の不活性溶媒の存在下又は不在下に、普
通は0℃ないし溶媒θド騰温度で0.5〜10時間反応
させることによって得られる。
式■のα、α−メチルエチルフェニル酢酸と式■の化合
物との反応は、溶媒中で脱水縮合剤の存在下に行うこと
が好ましい。溶媒としては例エバエーテル、クロロホル
ム、ベンゼン等力用いられる。脱水縮合剤としては各種
のものが使用可能であるが、カルボジイミド例えばジシ
クロへキシルカルボジイミドが特に好ましい。反応温度
は0°Cないし溶媒の沸騰温度が好ましく、反応は0.
5〜10時間で終了する。
式■の化合物の酸ハライドと式■の化合物との反応は、
溶媒中で好ましくは酸結合剤の存在下に行われる。溶媒
としては例えばベンゼン、トルエン、キシレン等が用い
られる。酸結合剤としては例えばトリエチルアミン、ト
リプロピルアミン、ピリジン等が用いられる。反応温度
は0℃ないし溶媒の沸騰温度が好ましく、反応は通常0
.5〜10時間で終了する。
式Hの化合物の他の反応性誘導体を使用する場合の反応
も、公知の手段を利用して行われる。
式Iの化合物は再結晶、減圧蒸留、カラムクロマトグラ
フィなどによって単離、精製することができろ。再結晶
のための溶媒としては、例えばヘキサノが用いられる。
本発明除草剤は式■の化合物をそのまま用いてもよ(・
が、通常はこれを不活性固体担体又は液体担体と混合し
、必要に応じて補助剤を用いて農薬分野において一般に
行われている方法により、例えば粉剤、粒剤、水和剤、
乳剤等に製剤化して用いる。その他適宜の添加物、肥料
、農薬などを添加することもできる。
固体担体としては例えばクレー、メルク、カオリン、ベ
ントナイト、珪藻土、炭酸カルシウム、ホワイトカーボ
ン等又はこれらの混合物、液体担体としては例えばベン
ゼン、キシレン、アルコール、ジメチルホルムアミド等
又はこれらの混合物が用いられる。また薬剤の分散、懸
濁、湿潤、乳化、付着、固着などの性質向上を図るため
の補助剤としては、界面活性剤例えばラウリル硫酸ナト
リウム、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イド、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキルジメチル
ベクイン等、高分子化合物例えばポリビニルアルコール
、アルギン酸ナトリウム等が用いられる。
前記の製剤は、一般に活性成分を重量で1〜90%、好
ましくは1〜80%の割合で含有する。活性成分の含有
量は剤形によって異なるが、例えば粉剤、粒剤の場合に
は1〜15%、水和剤の場合には10〜80%、また乳
剤の場合には1〜50%が好ましい。
本発明の除草剤の使用量は剤形、気象条件、使用時期、
土壌条件、対象雑草の種類などにより異なるが、通常は
1アール当り、活性成分量として1〜50g、好ましく
は1〜50.9である。
合成例1 100meの四つ目フラスコにベンゼン50rnl、ト
リエチルアミン1.01,9(0,01モル)及びl1
l−エチルアニリン1.21g(0,01モル)を入れ
、水中で冷却、攪拌しながら、α、α−メチルエチルフ
ェニル酢酸クロりイドt 97.9 < o。
01モル)をゆっくり滴下する。滴下終了後、フラスコ
に脱水管を付け、室温で約6時間攪拌する。反応終了後
、反応溶液を水洗してトリエチルアミンの塩酸塩を除き
、ベンゼン層を無水と、N−(6−ニチルフエニル)−
α、α−メチルエチルフェニルアセトアミド2.61.
9が得られる。収率92.9%、融点52〜53℃。
元素分析値=Cl91123ONとしてCHN 計算値(ヅ)  81.10  8.23  4.98
実測値(ヅ>  80.70  8.21  5.10
、合成例2 100m1の四つロフラスコにベンゼン50m7!、α
、α−メチルエチルフェニル酢e1.78g(0゜01
%/l/)、m−トルイジyi、o7.y(o、c+i
モル)を入れ、冷却、攪拌しながらジシクロへキシルカ
ルボジイミド2.06 g(0,01モル)を滴下する
。滴下終了後、室温で約5時間攪拌する。反応終了後、
反応液からガラスフィルターで沈殿物を除き、減圧下で
溶媒を留去する。
得られた結晶をn−へキサンから再結晶すると、N−(
5−メチルフェニル)−α、α−メチルエチルフェニル
アセトアミド2.66 flが得られる。
収率88.4%、融点84.5〜85℃。
元素分析値: C16H21ONとして′      
    HN 計算値(→ 80.87  7.91  5.24実測
値(%J  80.75  7.90  5.29合成
例6 100m6の四つロフラスコにベンゼン50m1゜トリ
エチルアミン1.01 、!7(0,01モル)及びm
−ノルマルプロピルアニリン1.35j9(0,01モ
ル)を入れ、水中で冷却、攪拌しなからα。
α−メチルエチルフェニル酢酸クロライド1,97、y
(o、oiモル)をゆっくり滴下する。以下合成例1と
同様の操作を行い、得られた粗油状物をカラムクロマト
グラフィにより精製すると、N ’−(3−n−プロピ
ルフェニル)−α、α−メチルエチルフェニルアセトア
ミド2.65.9が得られる。収率898%、融点52
,5〜56.5°C8元素分析値: C2(IH25O
NとしてCHN 計算値(埒 81.62  8.52  4.74実測
値(鱒 81.01  8.48  4.77下記製剤
例中の部は重量部を意味する。
製剤例1 化合物1           7部 アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ  2部ポリビニル
アルコール      0.5部ベントナイト    
     60.5部クレー           6
0.0部前記の成分を粉砕混合したのち適量の水を加え
て混練し、造粒機を用いて造粒し、整粒して粒剤を得る
一8同様に化合物1の代わりに化合物2又は化合物6を
用いて粒剤を得る。
製剤例2 化合物2           5部 アルキルナフタリンスルホン酸縮合物 2部ジオクチル
スルホンサクシネート    1部ベントナイト   
      62部クレー            6
0部前記成分を粉砕混合したのち適量の水を加えて混練
し、造粒機を用いて造粒し、整粒して粒剤を得る。同様
に化合物20代わりに化合物1又は化合物3を用いて粒
剤を得る。
製剤例6 化合物2          20部 ホワイトカーボン        3部すグニンスルポ
ン酸ソーダ      2部ドデシルベンゼンスルホン
酸ソーダ  1部珪藻士            74
部前記の成分を粉砕混合して水相剤を得る。同様に化合
物20代わりに化合物1又は化合物3を用いて水相剤を
得る。
製剤例4 化合物3          25部 ポリオキシアルキレンアルキルアリル エーテル             −8部ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエ ーテルサルフェート          2部キシレン
           65部前記の成分を均一に混合
して乳剤を得る。同様に化合物60代わりに化合物1又
は化合物2を用いて乳剤を得る。
試験例1 ガラス温室内で115000アールのワグネルポットに
土壌を充填し、水を加えて水田状態とし、表層0〜1c
mにノビエ及びホタルイの各60粒を播種し、ミズガヤ
ツリの塊茎5個体を植付けた。製剤例6にょる水和剤を
水で希釈し、所定量を用いて湛水土壌処理した。薬剤処
理後2日月に2.5〜6葉期の稲苗を移植し、25日目
に播種又は植付けした雑草並びに自然発生したコナギ及
び−年生広葉雑草について除草効、カ及び薬害の程度を
調査した。その結果を第1表に示す。
除草効力の評価基準 稲の薬害基準 m:無害 ±:僅小小 書:小書 廿:中吉 旧ト : 甚害 第    1    表 試験例2 17400アールのコンクリートポットに水田土壌を充
填し、施肥したのち水を加えて充分かぎまぜ、洪水状態
とする。あらかじめ2.5〜3葉期に生育させた水稲稚
苗2本を1株とし、ポット当り6株ずつ約’l arz
の深さに移植したのち、表層0〜i CTnにノビエ、
タマガヤツリ、ホタルイ及びミズガヤツリの種子又は塊
茎を播種又は植え込み、水深6〜4 tynに湛水した
薬剤処理は、ノビエの発芽時に実施例2による粒剤を用
いて湛水土壌処理した。薬剤処理後6週間目に残存雑草
を抜き取り、風乾重量を測定して無処理区に対する残草
市(%)を算出し、下記の基準により指数を求めた。そ
の結°果を第2表に示す。表中のコナギ及び広葉は自然
発生で第   2   表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表1つさJtα,
    α−メチルエチルフェニル酢酸アニリド誘導体。 2、 次式 で表わされるα,αーメチルエチルフェニル酢酸又はそ
    の反応性誘導体を一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされる置換ア
    ニリンと反応させることを特徴とする、一般式 (式中Rは前記の意味を有する)で表わされるα,αー
    メチルエチルフェニル酢酸アニリド誘導体の製造法。 6、一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされろα、α
    −メチルエチルフェニル酢酸アニリド誘導体を有効成分
    として含有することを特徴とする除草剤。
JP415683A 1983-01-17 1983-01-17 α−メチル−α−エチルフェニル酢酸アニリド誘導体、その製造法及びそれを含有する除草剤 Expired JPS6023106B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0147788A2 (en) * 1983-12-26 1985-07-10 Yashima Chemical Industrial Co., Ltd. Phenylacetanilide derivatives
US5296454A (en) * 1991-07-03 1994-03-22 Nihon Bayer Agrochem K.K. Acetanilide herbicides

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0147788A2 (en) * 1983-12-26 1985-07-10 Yashima Chemical Industrial Co., Ltd. Phenylacetanilide derivatives
US5296454A (en) * 1991-07-03 1994-03-22 Nihon Bayer Agrochem K.K. Acetanilide herbicides

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