JP2515380B2 - 伝送特性測定装置 - Google Patents

伝送特性測定装置

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JP2515380B2 JP63231470A JP23147088A JP2515380B2 JP 2515380 B2 JP2515380 B2 JP 2515380B2 JP 63231470 A JP63231470 A JP 63231470A JP 23147088 A JP23147088 A JP 23147088A JP 2515380 B2 JP2515380 B2 JP 2515380B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、局間または局と端末間の電話回線の伝送
特性を自動的に測定することが可能な伝送特性測定装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の一般的な電話回線の伝送特性測定装置を以下に
説明する。
第3図は従来の伝送特性測定装置を説明するための概
要図である。この図において、10は受信側の測定器、1
1,12,13,14はそれぞれ前記測定器10内の信号送出手段,
信号測定手段,通信手段としてのモデモ,自動着信手段
となるDSP(Digital Signal Processor)等であり、15
は動作を制御する制御手段、20は測定を司る発信側の測
定器、21,22,23はそれぞれ前記測定器20内の信号送出手
段,信号測定手段,通信手段としてのモデモとなるDSP
等であり、24は制御手段であり、制御手段24は測定器20
および測定シーケンスを制御するためのものである。30
a,30bは送話用および受話用の2線の電話回線である。
いま、第3図に示すように、測定シーケンスを制御す
る発信側の測定器20を備えた発信側の局と、発信側の測
定器20により測定シーケンスが制御される測定器10を備
えた受信側の局間で、電話回線30a,30bの測定を行うも
のとすると、その測定シーケンスは第4図に示すように
なる。
次にそのシーケンスを詳細に説明する。
まず、測定器20内の制御手段24により測定器10に対し
て起呼が行われると、測定器10内の自動着信手段14によ
り自動着信が行われ直流ループが閉結される。この時、
測定器20内の制御手段24により、例えば転極により着信
が行われたことが検知される。次いで、測定器10内の信
号送出手段11からバスチェック信号として1020Hzの可聴
音が送出される。次いで、測定開始前の制御データが測
定器20内の制御手段24からモデモ23を介して測定器10に
送出されると、測定器10はモデモ通信状態から測定信号
の送出状態になり、信号送出手段11からある特定周波数
についての測定信号が送出される。すなわち、この測定
信号を測定器20内の信号測定手段22で測定すれば、この
周波数における電話回線30bの損失等を知ることができ
る。
次に、測定器10は信号送出手段11からの測定信号の送
出を停止してモデモ通信状態に戻るが、測定器20内の制
御手段24からモデモ23を介して送出される測定方向切替
の制御データを受けて伝送特性の測定状態になる。次い
で、今度は測定器20内の送信送出手段21から、ある特定
周波数についての測定信号が電話回線30aを介して測定
器10に送出される。この測定信号は、測定器10内の信号
測定手段12で測定される。この後モデモ通信状態となり
モデモ13から測定データとして再度測定器20に送出され
る。したがって、この測定データから、この周波数にお
ける電話回線30aの損失等を知ることができる。
以下、順次周波数を変えながら同様の手順で繰り返し
測定が行われ、自動的に電話回線30a,30bの伝送特性の
測定が行われる。そして、測定終了御、測定器20から直
流ループが開放され、これに伴い測定器10も直流ループ
を開放する。
なお、測定器20も、測定器10に対応して、モデモ通信
状態、伝送特性を測定状態、モデモ通信状態、測定信号
の送出状態、モデモ状態と遷移する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の伝送特性測定装置では、モデモ1
3,23により測定器20、10間で制御データ、測定データの
授受を行っていたが、従来の伝送特性の測定に用いられ
る、測定器10内のモデモ13と、信号測定手段12および信
号送出手段11は、同一のDSP(デジタル信号処理回路)
で構成されており、モデモ用制御プログラム、および信
号測定手段および信号送出手段用制御プログラムをそれ
ぞれDSP内に再書き込みして動作させている。そのた
め、伝送特性の測定時に回路(実際は、DSPの処理プロ
グラム)の切り換えに時間を要する。これは、測定器20
内のモデモ23と、信号測定手段22および信号送出手段21
も、測定器10と同様である。結果的に、測定に要する時
間が長くなるという問題点があった。
本発明者は、制御データ、測定データの通信手段に、
信号送出手段および信号測定手段の処理と同じもの、例
えば、トーンコードを用いることを考えた。
しかし、モデモを用いない場合、切り替え時間は短く
なるが、伝送量の多いデータがある場合、トータルで測
定時間が長くなる場合がある。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、測定時間の短縮が可能であり、かつ伝送量の増大に
も対応できる伝送特性測定装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、測定信号の間に授受される、測定方向の
切り替え等の制御データは、測定開始の制御データに比
べ短いことに着目してなされた。
この発明に係る伝送特性測定装置は、測定データの
授受、測定開始前の伝送量の多い制御データの授受にモ
デモを用いた。測定信号の間に授受され、測定開始前
の制御データと比べ伝送量の少ない、測定方向切り替え
等の制御データの授受に、信号送出手段および信号測定
手段のプログラム内で処理可能なトーンコード授受手段
を用いた。
〔作用〕
この発明においては、伝送量の少ない制御データの授
受にトーンコード授受手段が用いられ、1回の測定にお
けるモデモの使用回数を減らすことにより回路の切り換
え回数を減らすことができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の伝送特性測定方法の位置実施例を
説明するための概要図である。この図において、第3図
と同一符号は同一のものを示す。16,25はトーンコード
授受手段であり、例えばMFCとか特定周波数の単一トー
ン等を授受する。
この発明の伝送特性測定装置も、第2図に示すよう
な、基本的には第4図に示した従来例と同じシーケンス
で行われる。ただし、この発明では通信手段としてモデ
モ13,23とトーンコード授受手段16,25とを備え、測定デ
ータの授受および伝送量の多い測定開始時の制御データ
の授受にモデモ13,23を用い、伝送量の少ない制御デー
タの授受にトーンコード授受手段16,25を用いる点が異
なる。
第2図に基づいて、シーケンスを詳細に説明する。
まず、測定器20内の制御手段24により測定器10に対し
て起呼が行われると、測定器10内の自動着信手段14によ
り自動着信が行われ直流ループが閉結される。
この時、測定器20内の制御手段24により、例えば転極
により着信が行われたことが検知される。次いで、測定
器10内のDSPは、測定信号授受およびトーンコード授受
用プログラム(以下、「第1のプログラム」という。)
が書き込まれ、送信送出手段11からパスチェック信号と
して1020Hzの可聴音が送出される。次いで、測定開始前
の制御データが測定器20内の制御手段24からモデモ23を
介して測定器10に送出される。測定器10は、モデモ授受
用プログラム(以下、「第2のプログラム」という。)
をDSP内に書き込みモデモ通信状態となり、測定器開始
前の制御データを授受する。その後、測定器10内のDSP
は、第2のプログラムを第1のプログラムに書き換え、
モデモ通信状態から測定信号の送出状態になる。信号送
出手段11からある特定周波数についての測定信号が送出
される。すなわち、この測定信号を測定器20内の信号測
定手段22で測定すれば、この周波数における電話回線30
bの損失等を知ることができる。
次に、測定器10は信号送出手段11からの測定信号の送
出を停止して、測定信号の送出状態からトーンコード授
受状態になる。この場合、DSP内にプログラムを書き込
む必要はない。
測定器20内の制御手段24からトーンコード授受手段25
を介して、測定方向切り換えの制御データが送出され
る。測定器10は、その制御データをトーンコード授受手
段16で授受後、伝送特性の測定状態になる。
次いで、今度は測定器20内の信号送出手段21から、あ
る特定周波数についての測定信号が電話回線30aを介し
て測定器10に送出される。この測定信号は、測定器10内
の信号測定手段12で測定される。その後、測定器10のDS
Pは、第1のプログラムを第2のプログラムに書き換
え、測定信号の測定状態からモデモ通信状態になり、モ
デモ13から測定データとして測定器20に送出される。
したがって、この測定データから、この周波数におけ
る電話回線30aの損失等を知ることができる。
以下、順次周波数を変えながら同様の手順で繰り換し
測定が行われる。そして測定の終了後、測定器20から直
流ループが開放され、これに伴い測定器10も直流ループ
を開放する。
なお、測定器20も、測定器10に対応して、パスチェッ
ク信号の測定状態、モデモ通信状態、伝送特性の測定状
態、トーンコード授受状態、測定信号の送出状態、モデ
モ通信状態と遷移する。その際、パスチェック信号の測
定状態、伝送特性の測定状態、トーンコード授受状態、
測定信号の送出状態は、第1のプログラムで処理され
る。また、モデモ通信状態は、第2のプログラムで処理
される。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、伝送量の多い測定開
始前の制御データの授受および測定データの授受にモデ
モを用い、伝送量の少ない制御データの授受にトーンコ
ード授受手段を用いた。そのため、1回の測定における
モデモの使用回数を減らすことができる。つまり、伝送
特性の測定の間に、測定方向を切り替える必要がある
が、そのデータの授受に、測定信号処理と近似処理で可
能なトーンコードを用いるので、DSPのプログラムを再
書き込みしなくてよい。結果的に、測定に要する時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の伝送特性測定装置を説明するための
概略図、第2図はこの発明における測定シーケンスを示
す図、第3図は従来の伝送特性測定装置を説明するため
の概略図、第4図は測定シーケンスを示す図である。 図中、10は受信側の測定器、20は発信側の測定器、11,2
1は信号送出手段、12,22は信号測定手段、13,23はモデ
モ、14は自動着信手段、15,24は制御手段、16,25はトー
ンコード授受手段、30a,30bは電話回線である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動着信手段(14)を有し、かつプログラ
    ムを切り換えて種々のデジタル信号処理をするデジタル
    信号処理回路を有した受信側の測定器(10)、およびプ
    ログラムを切り換えて種々のデジタル信号処理をするデ
    ジタル信号処理回路を有した発信側の測定器(20)とを
    用いて、該各測定器が接続されるべく電話回線の伝送特
    性を測定する伝送特性測定装置において、前記それぞれ
    の測定器は、他方の測定器と測定開始前の制御データの
    授受、および測定後の測定データの授受をするためデジ
    タル信号処理をするモデモ(13,23)と、他方の測定器
    に対して特定周波数の測定信号を送出するためデジタル
    信号処理をする信号送出手段(11,21)と、他方の測定
    器から送出された測定信号を受信し測定するためのデジ
    タル信号処理をする信号測定手段(12,22)と、前記測
    定開始前の制御データに比べ伝送量が少なく、かつ前記
    受信側から発信側への測定信号の測定後、発信側から受
    信側への測定信号の測定前の制御データを授受するため
    デジタル信号処理をするトーンコード授受手段(16,2
    5)と、前記モデモ用の第2のプログラム、およびそれ
    ぞれが同一プログラム内で処理可能となる前記信号送信
    手段、信号測定手段、トーンコード授受手段用の第1の
    プログラムを前記デジタル信号処理回路に適宜書き込
    み、かつ、モデモおよび前記各手段を制御する制御手段
    (15,24)とを備えたことを特徴とする伝送特性測定装
    置。
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