JP2604261B2 - 回線品質測定機 - Google Patents

回線品質測定機

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誠一 澤田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般加入者電話回線の品質を測定し、相手
機までの接続経路が多種有る場合、障害回線を特定する
ための回線品質測定機に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、業務の情報化が進み、FAXやパソコン通信が増
加するに従い、電話を使用しているだけでは気にならな
かった種々の障害が問題となってきた。例えば、特定の
相手にのみFAXができないとか、何回かに一回パソコン
通信ができないといった障害がある。これは、電話の使
用に際してさほど問題とならなかった回線の瞬断やイン
パルス雑音が、FAXやパソコン通信等のデータ通信にと
っては致命的に障害となる。そのためFAXの黒白信号
や、パソコンのテキストデータを正しく伝送できない。
そのためFAXにおいては、回線エラー率測定機能を有
する装置(特開昭60−81962号公報)や、電話回線のS/N
比応じて通信速度を切り替える機能を有する装置(特開
昭61−218269号公報)が開示されているが、通信の使命
はデータを確実に、より速く、より正確に伝送すること
であり、根本的な電話回線の障害の解決にはならない。
そこで、従来の電話網を使用してデータ通信を行う場
合は、端末装置を設置する前に予め電話回線の伝送特性
を測定し、電話回線がデータ通信に耐えうるか否かを確
認する必要がある。特に、運用中の電話回線に障害がた
びたび発生する場合には、障害発生箇所を特定し、早急
に修理する必要がある。
そのために必要な測定項目を以下に示す。
信号レベル、白色雑音、S/N比、減衰歪み、群
遅延歪み、総合歪み、位相ジッタ、瞬断、イン
パルス雑音、送和者エコー、受話者エコー、誤り
率、接続特性。
そのため従来では、第9図に示すような機器構成で電
話回線の伝送特性を測定していた。
つまり、被測定回線の端末側と交換機室の電話回線に
それぞれ一般の電話機と測定器を切換器を介して接続す
る。また、切換器と測定器との間に、電話回線の直流を
カットするアダプタが必要となる。通常、アダプタはコ
イルとコンデンサで構成され、その定数は、電話回線の
特性とマッチングするように設定する必要がある。
測定をする場合、端末側の電話機から交換機室の電話
機を呼び出し、保守担当者どうし打合せを行った後、そ
れぞれの切換器を測定器側に倒し、交換機室側と端末側
から交互に測定信号を出し合い、被測定回線の伝送特性
を測定する。さらに、測定結果は所定の用紙に記入す
る。
また、従来の方法だと端末側と交換機室にそれぞれ保
守担当者が必要で、かつ各測定項目毎に別々の測定器が
必要となる。そのため保守担当者は各種の測定器に精通
している必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、特定の端末を呼び出すと何回かに一回の割合
で障害に遭遇するとか、時間帯によって障害が頻発する
ような、ある中継回線に問題がある場合がある。この障
害を特定するためには、障害回線を発見するまで、片方
の端末側から他方に人海戦術で電話をかけまくる必要が
ある。また、中継回線が多数ある場合は、深夜のトラフ
ィク量の少ない時間帯で、出トンランクを閉塞し、中継
回線を絞り込むことにより、障害回線を特定していく必
要があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
り、端末側と交換機室側に接続するだけで、障害回線の
探索を容易に行うことができる回線品質測定機を提供す
ることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明の回線品質測定機に
おいては、 相手機と接続するための制御をする網制御回路と、 テスト信号及び制御信号の送信データを変調し送出す
るデータ発生回路と、 変調された送信データと相手機からの変調された受信
データを分岐する分岐回路と、 受信データを復調し検出するデータ検出回路と、 網制御回路とデータ発生回路とデータ検出回路とを制
御し、データ検出回路の出力データを判定する制御回路
と、 測定項目、相手機側電話番号、測定条件を記憶する記
憶回路と、 前記網制御回路は、連続接続を行い前記制御回路が障
害回線を判定すると、該障害回線を保留する手段を有
し、 前記データ発生回路は、前記障害回線が保留されたと
き、ルートを特定するため前記障害回線に特定トーンを
送出する手段を有した。
〔作用〕
このように構成された回線品質測定機によれば、保守
担当者が、データ発生回路が送出している特定トーンを
追跡することにより、該当障害回線の障害箇所を特定す
ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
(第一の実施例) 第1図は本発明の回線品質測定機の第一の実施例の回
路図、第2図は本発明の回線品質測定機を発信側、着信
側に使用したシステム構成図、第3図は自動測定シーケ
ンスを示した図である。データ発生回路1をROM(Read
Only Memoly)、DSP(Degital Signal Porcessor)とD/
A変換器(Degital/Analog変換器)で構成する。同様に
して、データ検出回路2をROM、DSPとA/D変換器(Analo
g/Degital変換器)で構成する。
具体的に説明すると、発信側の装置内の記憶回路3に
記憶されている測定条件(測定開始時刻)、相手機側電
話番号にしたがって、制御回路4が網制御回路5を制御
する。網制御回路5は、オフフックし交換機からのDT
(Dial Tone)受信後、相手機の電話番号をダイヤルす
る。着信側の交換機が相手機に対して転極し呼び出し音
を送信する。相手機はオフフックし、導通トーン1を送
信する。データ検出回路2は、導通トーン1を受信後、
データ発生回路1は相手機に対して導通トーン2を送信
する。その後、交換機は発信側の装置に対して転極する
(第3図(a))。
次に、測定シーケンスに入る。相手機がモデモトレー
ニングを送信し、その信号に対して発信側の装置は、応
答トーンと、モデモトレーニング信号を送信を送出す
る。それに対して相手機が応答トーンを送出し、各種の
測定に入る(第3図(b))。
なお、第1のROM1aから導通トーン、応答トーンを、
第2のROM1bからモデモトレーニング信号DSP1e、D/A変
換器1dを介して送出される。
また、各種の測定においては、第3図(c)に示すよ
うに第1のROM1aから各種測定トーンを、第2のROM1bか
ら制御信号である測定パラメータや、印字データ、相手
機が送出する測定結果等、また第3のROM1cから疑似ラ
ンダムパターン信号(以下、PNパターン信号という。)
をDSP1e、D/A変換機1dを介して送出される。受信信号
は、A/D変換機2dでデジタル信号に変換され、各種トー
ンは第4のROM2aで、測定パラメータや、印字データ、
相手機が送出する測定結果等、は第5のROM2bで、PNパ
ターン信号は第6のROM2cでDSP2eにより復調される。そ
の復調データは、制御回路4により判定され記憶回路3
に記憶されている内容により処理される。つまり、第3
図のシーケンスのように信号の送受信をおこなう。ま
た、測定結果に応じて次に測定する項目を選択する。
また、それぞれのROMの切り替えはDSP1eおよびDSP2e
により行ってもよく、また単にアドレスの指定によって
も可能である。
なお、第2のROM1b、第3のROM1cはそれぞれ変調され
た信号が記憶されている。同様に、第5のROM2b、第6
のROM2cはそれぞれ復調された信号が記憶されている。
しかし、この実施例に限らず変調器、復調器を備えるこ
とにより、それそれのROMは、変調および復調していな
い信号を記憶することに、本発明を実施できることはい
うまでもない。
第4図は、回線品質測定機が障害回線を保留した状態
を示した図である。回線品質測定機は指定した任意の時
間帯に測定を繰り返し実行できるので、夜間に測定する
とか、障害発生確立の高い時間帯に測定を実行すること
ができる。
測定動作は、制御回路4が障害回線を判定(制御回路
4が、測定中の回線に障害があると判定)すると、該当
回線をそのまま保留し、特定のトーンを送出し続ける。
保守担当者がそのトーンを追跡すれば障害箇所を特定で
きる。また、障害回線保留中に手動測定に切り替え、伝
統特性をさらに詳しく測定できる。
(第二の実施例) 第5図は本発明の回線品質測定機の第二の実施例の回
路図である。データ発生回路1をPNパターン発生器2f、
SIO(Serial Input Output Interface)1g、変調器1h、
トーン発振器1iとで構成する。また、制御信号である測
定パラメータや、印字データ、相手機が送出する測定結
果等は制御回路4からSIO1gを経由し、変調器1hにより
送出される。さらに、各種トーンはトーン発振器1iによ
り送出される。
同様にして、データ検出回路2をエラー検出器2f、SI
O2gと復調器2h、トーン受信器2iとで構成する。また、
制御信号である測定パラメータや、印字データ、相手機
が送出する測定結果等は復調器2fで復調されSIO2gを経
由して制御回路4で判定される。さらに、各種トーンは
トーン受信器2iにより受信される。
その他の動作およびシーケンスは第一の実施例と同様
である。
また、PNパターン発生器2fとSIO1gの切り替え、およ
び変調器1hとトーン発振器1iの切り替えは制御回路4が
おこなう。同様にして、エラー検出器2fとSIO2gの切り
替え、および復調器2hとトーン受信器2iの切り替えは制
御回路4がおこなう。
(第三の実施例) 第6図は本発明の回線品質測定機を発信側、着信側に
複数第使用したシステム構成図である。
予め設定した時間に、発信側Aから着信側Bを選択
し、A−B間の回線を自動測定する。A−B間の自動測
定終了後、次に発信側Aから着信側Cを選択し、A−C
間の回線を自動測定する。以後、同様にしてA−D、・
・・A−Uを測定する。さらに、A−A、・・・A−U
と繰り返し測定することもできる。
なお、測定中に回線障害があった場合、該当の障害回
線を保留するか、該当の障害回線を飛ばして次の回線を
測定するかは選択できる。
(第四の実施例) 第一の実施例乃至第三の実施例では、発信側、着信側
共本発明の回線品質測定機を使用した。
それに対して、第7図に示す第四の実施例は発信側を
電話機、着信側を本発明の回線品質測定機を使用したも
のである。また、第8図にその試験試験シーケンスを示
す。これは、簡易通話試験による方方向の試験を行うも
のである。電話機から着信側の回線品質測定機を呼び出
すことにより、基準信号を聴取し、音量の大小から通話
レベル等を確認する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の回線品質測定機は以下
、の構成とした。
相手機と接続するための制御をする網制御回路5は、
連続接続を行い制御検出回路が障害回線を判定すると、
該障害回線を保留する手段を有する。
テスト信号及び制御信号の送信データを変調し送出す
るデータ発生回路1は、障害回線が保留されたとき、ル
ートを特定するため前記障害回線に特定トーンを送出す
る手段を有する。
そのため、保守担当者がそのトーンを追跡することに
より、障害回線の障害箇所を特定することができる。ま
た、障害回線保留中に、トーンを追跡する任意の箇所
で、手動測定に切り替え、伝送特性をさらに詳しく測定
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す回路図、 第2図は本発明の回線品質測定機を使用したシステム構
成図、 第3図は本発明の自動測定シーケンスを示した図、 第4図は、回線品質測定機が障害回線を保留した状態を
示した図、 第5図は本発明の第二の実施例を示す回路図、 第6図は本発明の第三の実施例を示すシステム構成図で
あり、本発明の回線品質測定機を発信側、着信側に複数
台使用した例、 第7図は本発明の第四の実施例を示すシステム構成図で
あり、本発明の回線品質測定機を着信側、電話機を発信
側に使用した例、 第8図は第7図のシステム構成図における、試験シーケ
ンスを示した図、 第9図は従来の回線品質測定機を使用したシステム構成
図である。 1……データ発生回路、2……データ検出回路、3……
記憶回路、4……制御回路、5……網制御回路、6……
分岐回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定回線を介し対向して設置された相手
    機と接続するための制御をする網制御回路(5)と、テ
    スト信号及び制御信号の送信データを変調し送出するデ
    ータ発生回路(1)と、変調された送信データと前記相
    手機からの変調された受信データを分岐する分岐回路
    (6)と、前記受信データを復調し検出するデータ検出
    回路(2)と、前記網制御回路と前記データ発生回路と
    前記データ検出回路とを制御し前記データ検出回路から
    の出力データを判定する制御回路(4)と、前記相手機
    側の電話番号と測定項目及び測定条件を記憶する記憶回
    路(3)を備え、前記被測定回線である一般加入者電話
    回線の伝送特性を、対向する前記相手機と共に測定する
    回線品質測定機において、 前記網制御回路は、連続接続を行い前記制御回路が障害
    回線を判定すると、該障害回線を保留する手段を有し、 前記データ発生回路は、前記障害回線が保留されたと
    き、ルートを特定するため前記障害回線に特定トーンを
    送出する手段を有したことを特徴とする回線品質測定
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5485616A (en) * 1977-12-20 1979-07-07 Nec Corp Automatic circuit test system
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