JPS63280555A - ディジタル加入者回線試験方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル加入者回線の伝送品質を試験する方
式に関する。

〔従来の技術〕

Ｉ　　Ｓ　　Ｄ　　Ｎ　　　（Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　
　５ｅｒｖｉｃｅｓ　　Ｄｉｇｉｔａｌ　　Ｎｅｔ−ｗ
ｏｒｋ）などのディジタル通信網において使用されるデ
ィジタル加入者回線の伝送品質を試験する場合、従来は
、交換機に接続されているディジタル加入者回線のうち
試験しようとするディジタル加入者回線を交換機から取
外し、ビット誤り率測定装置などの伝送品質測定装置を
網終端装置とＭＤＦ（中央分配架）に接続して上記の取
外した一つのディジタル加入者回線の伝送品質を試験し
、同様な操作を試験しようとする他のディジタル加入者
回線に対して繰返すことで行なわれていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようにディジタル加入者回線の伝送品質の試験を行
なう場合、従来は、試験しようとするディジタル加入者
回線を交換機から取外し、伝送品質測定装置を接続する
等の操作を、試験するディジタル加入者回線の数だけ人
手により繰返さなければならず、伝送品質の試験に多大
な労力と時間を必要としていた。また、ディジタル加入
者回線を人手により交換機から取外し、試験後に再び元
の位置に接続するので、回線接続ミス等が発生し易く、
正常な回線接続状態を保証し難いという問題点もあった
。

そこで、本発明の目的は、ディジクル加入者回線の伝送
品質を試験する際に費やす作業者の労力。

時間を軽減することができ、且つ、試験後の回線接続ミ
ス等の心配もない試験方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、ディジタル加入者
回線の伝送品質を試験する方式において、前記ディジタ
ル加入者回線の宅内装置側に設けられ、前記ディジタル
加入者回線のチャネルのループバック制御が交換機側か
ら制御可能な網終端装置と、 前記ディジタル加入者回線の交換機側に設けられ、試験
時に前記ディジタル加入者回線を試験用引込み回線に引
込む試験用引込み部と、ループバック制御された前記デ
ィジタル加入者回線のチャネルに対し試験用データを送
出し、該送出した試験用、データとループバックされて
きた受信データとに基づいて前記ディジタル加入者回線
の伝送品質を測定する伝送品質測定装置と、前記試験用
引込み回線と前記伝送品質測定装置と人力装置とに接続
された試験制御装置とを有し、該試験制御装置は、前記
入力装置からの被試験ディジタル加入者回線を指定した
試験要求に応答して、指定された被試験ディジタル加入
者回線につながる前記試験用引込み部により被試験ディ
ジタル加入者回線を前記試験用引込み回線に接続させ、
前記試験用引込み回線と前記被試験ディジタル加入者回
線を経由して制御信号を送出することによって被試験デ
ィジタル加入者回線につながる前記網終端装置をループ
バック・モードに切換えた後、前記伝送品質測定装置に
対し前記試験用引込み部と前記試験用引込み回線を経由
した前記被試験ディジタル加入者回線の伝送品質の試験
を行なわせる構成を有する。

〔作用〕

加入者回線試験台などの入力装置から試験制御装置に対
し伝送品質の試験を行なおうとするディジタル加入者回
線を指定して試験開始を指示すると、試験制御装置は、
被試験ディジタル加入者回線につながる試験用引込み部
によって被試験ディジタル加入者回線を試験用引込み回
線に接続させ、この試験用引込み回線と被試験ディジタ
ル加入者回線を経由して網終端装置に制御信号を送出す
ることで、網制御装置をループバック・モードに切換え
、伝送品質測定装置に伝送品質の測定を指示する。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の試験方式を適用するディジタル通信網
の一例を示す構成図である。同図において、ターミナル
アダプタ１ａ〜１ｎは宅内バス１３ａ〜１３ｎに接続さ
れ、網終端装置２ａ〜２ｎと電話器等の宅内袋Ｗ３８〜
３ｎとのインタフェイスをとる。各網終端装置２ａ〜２
ｎは信号チャネルと情報チャネルとのループバック制御
が交換機側から制御可能な構成を有し、ディジタル加入
者回線４ａ〜４ｎを経由して交換機側のディジタル加入
者回線終端装置５ａ〜５ｎに接続される。各網終端装置
２ａ〜２ｎは、非ループバック・モード時には、対向す
るディジタル加入者回線路＠装置５ａ〜５ｎからディジ
タル加入者回線４ａ〜４ｎ上の信号チャネル、情報チャ
ネルで伝送されてきた信号および情報を所定のインクフ
ェイスで宅内バス１３ａ〜１３ｎに送出し、宅内バス１
３ａ〜１３ｎから受信した信号および情報はディジタル
加入者回線４ａ〜４ｎ上の信号チャネル、情報チャネル
でディジタル加入者回線終端装置５ａ〜５ｎに送出する
。他方、ループバック・モード時には、対向するディジ
タル加入者回線終端装置５ａ〜５ｎからディジタル加入
者回線４８〜４ｎ上の信号チャネル５情報チヤネルで伝
送されてきた信号および情報を、そのままディジタル加
入者回線４ａ〜４ｎ上の信号チャネル、情報チャネルで
ディジタル加入者回線終端装置５ａ〜５ｎに送出する。

また、各ディジタル加入者回線終端装置５３〜５ｎは、
中央制御装置７により制御される交換スイッチ６に接続
され、その内部にはリレー等の接続切換手段を含む試験
用引込み部５０ａ〜５０ｎが設けられている。この試験
用引込み部５０８〜５０ｎは、中央制御袋Ｗ７とのイン
クフェイス部５１ａ〜５１ｎからの信号によって、ディ
ジタル加入者回線４ａ〜４ｎを図示しない内部回路に接
続し、あるいは試験時にはディジタル加入者回線４ａ〜
４ｎを試験用引込み回線１２に接続する。

各ディジタル加入者回線終端装置５３〜５ｎから引出さ
れた試験用引込み回ｖＡ１２は、試験制御装置９に接続
される。試験制御装置９は、制御部９０゜入出力処理部
９１．信号送受信部９２．試験用引込み回線１２の接続
切換部９３を含む。この接続切換部９３は、制御部９０
から入出力処理部９１を介して加えられる信号に応じて
試験用引込み回線１２を信号送受信部９２あるいはビッ
ト誤り率測定装置１０に接続する。制御部９０は入出力
処理部９１を介して加入者回線試験台１１．中央側′４
′ｎ装置７のバス８．ビット誤り率測定装！１０とも接
続される。なお、加入者回線試験台１１は、キーボード
やＣＲＴ等を有する。

ビット誤り率測定装置１０は、接続切換部９３により切
換えられる試験用引込み回ｖＡ１２に接続され、試験制
御装置９の制御部９０からの信号に応じてディジタル加
入者回線の試験を行ない、試験結果を試験制御装置９の
制御部９０に報告する。試験方法としては、例えば擬似
ランダムパターンの試験データを試験用引込み回線１２
．試験用引込み部５０ａ〜５０ｎを介して被試験ディジ
タル加入者回線に送出し、端部の網終端装置のループバ
ック制御によって折返されてきた受信データと送出デー
タとを比較することにより行なう。

また、中央制御袋Ｗ７は試験制御装置９からバス８を介
して被試験ディジタル加入者回線の引込み指示が与えら
れると、指定されたディジタル加入者回線が試験用引込
み回線１２に接続されるようにディジタル加入者回線終
端装置５ａ〜５ｎのインクフェイス部５１２〜５１ｎに
信号を送出する。

第２図は試験制御装置９０制御部９０がディジタル加入
者回線の試験時に行なう処理の一例を示す流れ図であり
、以下各図を参照して本実施例の動作を説明する。

ディジタル加入者回線４ａ〜４ｎの伝送品質を試験する
際、保守者は加入者回線試験台１１を操作して試験を行
なおうとするディジタル加入者回線を指定し、次いで試
験要求を入力する。

試験制御装置９の制御部９０は、第２図に示すように加
入者回線試験台１１から入力された被試験ディジタル加
入者回線の指定と試験要求とを受付けると（３１，Ｓ２
）、先ず、接続切換部９３を働かせて試験用引込み回線
１２を信号送受信部９２に接続させる（Ｓ３）。次に、
指定された被試験ディジタル加入者回線の一つを指示し
て中央制御装置７に対し、その被試験ディジクル加入者
回線を試験用引込み回線１２に引込むよう要求する　（
Ｓ４）。

中央制御装置７は上記の要求があると、指定された被試
験ディジタル加入者回線を試験用引込み回線１２に接続
するように所定のディジタル加入者回線終端装置５３〜
５ｎに指示を出す。例えば、ディジタル加入者図１ｉ１
４ａが被試験回線として指定された場合、中央制御装置
７はディジタル加入者回線終端装２５ａに対し引込みを
指示する。これに応答して試験用引込み部５０ａはイン
クフェイス部５１ａからの信号に応答してディジタル加
入者回線４ａを試験用引込み回線１２に接続する。

試験制御装置９は、ステップＳ４で要求した被試験ディ
ジクル加入者回線４ａの引込みが完了すると、信号送受
信部９２を働かせ、試験用引込み回線１２で接続された
ディジタル加入者回線４ａの信号チャネル上に、ループ
バック制御ビットを活性化した信号を送出させる（Ｓ５
）。この送出された信号は、ディジタル加入者回線４ａ
を経由して網終端装置２ａで受信され、網終端装置２ａ
はこの活性化されたループバック制御ビットを判別し、
ループバック・モードに切換える。

Ｍ４終端装置２ａがループバック・モードに切換ねると
、信号送受信部９２で送出された信号が網終端装置２ａ
で折返されて再び信号送受信部９２で受信されるので、
この折返しの有無を調べて網終端装置２ａがループバッ
ク・モードに切換ねったことを確認すると、次に、接続
切換部９３に信号を送出して試験用引込み回線１２をビ
ット誤り率測定装置１０に接続させる（Ｓ６）。そして
、入出力処理部９１を介してビー／　）誤り率測定装置
１０に対し測定を指示する　（Ｓ７）。

ビット誤り率測定装置１０は、測定が指示されると、ル
ープバック・モードにあるディジタル加入者回線４ａの
情報チャネルと信号チャネルに対し、擬似ランダムパタ
ーンの試験用データを送信し、この送信データと網終端
装置２ａから折返されてくるデータとを比較することに
より、ビット誤り率を計算する動作を行なう。そして、
測定を終えると、測定結果を試験制御装置９に報告する
。

試験制御装置９の制御部９０はビット誤り率測定装置１
０から試験結果が報告されると、これを受信しくＳ８）
、加入者回線試験台１１へ送出する（Ｓ９）。加入者回
線試験台１１はこの試験結果をＣＲＴ等に表示する。試
験制御装置９の制御２１１部９０は、試験を終えたディ
ジタル加入者回線４ａに接続される網終端装置２ａを非
ループバック・モードに戻すために、接続切換部９３を
制御して試験用引込み回線１２を信号送受信部９２に接
続しく５ＩＯ）、信号送受信部９２からループバック制
御ビットを不活性化した信号を信号チャネル上に送出す
る（Ｓｌｌ）　。

これよって網終端装置２ａは非ループバック・モードに
戻る。また中央制御袋ｙ１．７へ試験を終えた被試験デ
ィジタル加入者回線４ａの引込み解除を要求する（　Ｓ
　１２）。これに、応じて中央制御装置７は、ディジタ
ル加入者回線終端装置５ａのインクフェイス部５１ａに
引込み解除の指示を与え、試験用引込み部５０ａはディ
ジタル加入者回線４ａと試験用引込み回ｆ１１２との接
続を断ち、ディジタル加入者回線４ａを内部の回路へ接
続する。

以上で一つのディジタル加入者回線４ａの試験を終了し
たことになり、試験未完了の被試験ディジタル加入者回
線が残っている場合は、試験制御装置９の制御部９０は
ステップＳ４に戻り上述した動作を繰返す（３１３）。

以上本発明の実施例について説明したが、本発明はディ
ジタル加入者回線の種類や伝送方式にかかわらず適用で
きる。即ち、ディジタル加入者回線は平衡対ケーブルで
あっても、光フアイバケーブル等であっても良く、伝送
方式も通常ピンポン方式と呼ばれる時分割方式でも、エ
コーキャンセラを使用したハイブリッド方式でも、周波
数分割方式であっても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、被試験ディジタ
ル加入者回線をビット誤り率測定装置などの伝送品質測
定装置に接続する操作が、試験制御装置によって自動的
に行なわれるので、それらの操作を保守者の手作業で行
なっていた従来に比べ、保守者の負担を大幅に軽減する
ことができると共に、回線接続ミス等が無くなり正常な
回線接続状態を保つことができる。更に、伝送品質測定
装置による測定開始などの制御や、網終端装置のループ
バック・モードへの切換制御等が、加入者回線試験台な
どの入力装置からの指示に応答して動作する試験制御装
置で一括して行なわれるため、より一層保守者の負担が
軽減し、迅速な測定が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の試験方式を適用するディジタル通信網
の一例を示す構成図および、 第２図は試験制御装置９の制御部９０の処理例、の流れ
図である。 図において、 １ａ〜１ｎ・・・ターミナルアダプタ ２ａ〜２ｎ・・・網終端装置 ３ａ〜３ｎ・・・宅内装置 ４ａ〜４ｎ・・・ディジタル加入者回線５ａ〜５ｎ・・
・ディジクル加入者回線終端装置６・・・交換スイッチ ７・・：中央制御装置 ８・・・バス ９・・・試験制御装置 １０・・・ビット誤り率測定装置 １１・・・加入者回線試験台 １２・・・試験用引込み回線 ５０８〜５０ｎ・・・試験用引込み部 ９０・・・制御部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディジタル加入者回線の伝送品質を試験する方式におい
   て、 前記ディジタル加入者回線の宅内装置側に設けられ、前
   記ディジタル加入者回線のチャネルのループバック制御
   が交換機側から制御可能な網終端装置と、 前記ディジタル加入者回線の交換機側に設けられ、試験
   時に前記ディジタル加入者回線を試験用引込み回線に引
   込む試験用引込み部と、 ループバック制御された前記ディジタル加入者回線のチ
   ャネルに対し試験用データを送出し、該送出した試験用
   データとループバックされてきた受信データとに基づい
   て前記ディジタル加入者回線の伝送品質を測定する伝送
   品質測定装置と、前記試験用引込み回線と前記伝送品質
   測定装置と入力装置とに接続された試験制御装置とを有
   し、該試験制御装置は、前記入力装置からの被試験ディ
   ジタル加入者回線を指定した試験要求に応答して、指定
   された被試験ディジタル加入者回線につながる前記試験
   用引込み部により被試験ディジタル加入者回線を前記試
   験用引込み回線に接続させ、前記試験用引込み回線と前
   記被試験ディジタル加入者回線を経由して制御信号を送
   出することによって被試験ディジタル加入者回線につな
   がる前記網終端装置をループバック・モードに切換えた
   後、前記伝送品質測定装置に対し前記試験用引込み部と
   前記試験用引込み回線を経由した前記被試験ディジタル
   加入者回線の伝送品質の試験を行なわせることを特徴と
   するディジタル加入者回線試験方式。