JP2515324Y2 - シーリングガン - Google Patents

シーリングガン

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JP2515324Y2
JP2515324Y2 JP1990074098U JP7409890U JP2515324Y2 JP 2515324 Y2 JP2515324 Y2 JP 2515324Y2 JP 1990074098 U JP1990074098 U JP 1990074098U JP 7409890 U JP7409890 U JP 7409890U JP 2515324 Y2 JP2515324 Y2 JP 2515324Y2
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JP
Japan
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sealing
opening
guide roller
discharge
gun
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JP1990074098U
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JPH0433965U (ja
Inventor
芳樹 田中
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば車体のホイルハウスのホイルアーチ
部の内板と外板の合わせ部端縁をシーラ剤で被覆するた
めのシーリングガンに関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車の車体の組付時において、ホイル
ハウスのホイルアーチ部の外板と内板の合わせ部にホイ
ルアーチモールを取り付けて、合わせ面、外面等の防錆
処置を施している。すなわち、例えば実開昭61−57059
号に示されるように、軟質塩化ビニール等でアーチ状に
成形したホイルアーチモールを合わせ部端縁に沿ってク
リップで取り付け、水の附着しやすい同部まわりの発
錆、腐食を防止するようにしている。
しかし、かかるホイルアーチモールの取り付けは、か
なりの作業工数が必要であり、又ホイルアーチモールを
取り付けた状態でも僅かながら間隙が生じ、特に内板と
外板の合わせ面に水が侵入するような場合発錆を完全に
防止することは困難であった。そこでホイルアーチモー
ルを取り付ける代りに同部をシーラ剤で被覆する案が、
提案された。
(考案が解決しようとする課題) しかし特にホイルアーチ部のようにパネルの合わせ部
端縁が円弧状の曲線となっているような場合には、従来
のシーリングガンを用いたのでは作業性が悪くしかもシ
ーラ剤の塗布が均一に出来ないという問題があった。そ
してかかる方法によってシーリング処置を施されたホイ
ルアーチ部にはその後中塗り、上塗りの塗装作業が行な
われるが、仕上がりを奇麗にするためにもシーラ剤を均
一に塗布し、しかも塗布作業を迅速に行なうことが望ま
しかった。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため、本考案はシーリングノズ
ル先端を二股状に分岐させて分岐管とし、これら各分岐
管先端部に着脱自在な一対の吐出ノズルを設けた。そし
てこれら吐出ノズルの取付時、各吐出開口部同志が所定
間隔をもって向い合うようにし、又これら開口部形状を
偏平孔とした。又各開口部間の間隙部に臨んで、開口部
の位置より塗布進行方向の上流側で且つ開口部の一端側
に略添わせてパネルの接合部端面に当接するようにガイ
ドローラを設けた。
(作用) ワークの合わせ部端縁を各吐出ノズルの開口部で挟み
込み、合わせ部端面にガイドローラを当接させる。この
状態でシーリグ剤を吐出しながら、ガイドローラを端面
に添い当てて移動させれば、合わせ部端縁の両面部と端
面へのシーリング剤の塗布が同時になされ、迅速にしか
も均一な仕上がりを得ることが出来る。この際吐出開口
部を偏平孔としているため、縦長方向に所定の塗布幅を
得ることが出来る。又ガイドローラは塗布進行方向の上
流側であるため塗布面に影響を与えない。
(実施例) 本考案のシーリングガンの実施例について添付した図
面に基づき説明する。
第1図は本シーリングガンの要部を示す側面図、第2
図はその一部の正面図、第3図は第2図のIII−III線断
面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図である。
第1図に示すように本考案のシーリングガン1は、シ
ーリングノズル2先端が第1分岐管3と第2分岐管4に
分岐して、第1分岐管3先端には第1吐出ノズル5が、
第2分岐管4先端には第2吐出ノズル6が夫々螺着可能
に構成されている。そして第1分岐管3は垂直に延出し
て第1吐出ノズル5を垂直方向に螺合せしめることの出
来るようにし、一方第2分岐管4は上端が水平に屈曲し
て、第2吐出ノズル6を水平方向に螺合せしめるように
している。
又、取り付けられた第1吐出ノズル5の吐出開口部5a
と第2吐出ノズル6の吐出開口部6aは、向き合った状態
で、所定間隙をもって対向し、しかもその開口形状は第
3図、第4図に示すように偏平孔の形状とされている。
そして第1吐出ノズル5の吐出開口部5aの方が第2吐出
ノズル6の吐出開口部6aより縦長とされている。
ところで第2分岐管4の途中にはガイドローラ8を設
けている。このガイドローラ8は、第2分岐管4から前
方に張り出して設けられ、しかも上下方向に対しては各
吐出ノズルの開口部5a,6a間の間隙部に臨み、又左右方
向に対しては該開口部5a,6aの位置から横に偏位して設
けられている。そして前方への張出量は、第3図、第4
図に示すように各開口部5a,6aの一端側に接する程度と
している。このため第1図に示すように、側面視では各
開口部5a,6aの一端側端縁とガイドローラ8前面の位置
が該略同一直線上に並ぶこととなる。そしてこのガイド
ローラ8には、以上に述べるワークの合わせ部の端面が
当接することとなる。
ワークは例えば前述のように車体のホイルハウスのホ
イルアーチ部であり、スポート溶接で接着された内板10
と外板11の接合部端縁12は内方に折り曲げられている。
かかる構成によるシーリングガン1は、内板10の外板
11の接合部端縁12にシーリング剤13を被覆するにあた
り、迅速にしかも均一に被覆層を形成することが出来
る。すなわち、ワークの接合部端縁12を各吐出ノズル5,
6の吐出開口部5a,6a間に挿入し、合わせ部端面をガイド
ローラ8前面に当接させる。そして不図示のトリガーを
引きながらシーリングガンを移動させ、シーリング剤13
を塗布する。この際シーリング剤13は、内板10上面と外
板11下面に偏平に広がり、第1図に示す左方の合わせ部
端面側では上方と下方のシーリング剤13が合流して、端
面を含めた接合部端縁12を広い範囲に亘って覆い尽す。
尚この際第1吐出ノズル5の吐出開口部5aは縦長とされ
ているため、内板10より幅広に折り曲げられた外板11の
下面を広く被覆する。又、この塗布時のシーリングガン
の進行は、ガイドローラ8を合わせ部端面に添い当てて
行なうが、この進行方向は第2図の左方つまりガイドロ
ーラ8側である。すなわちガイドローラ8の通過後にシ
ーリング剤13が塗布されてゆくこととなる。
こうして接合部端縁12へのシーリング剤の塗布が至短
時間にしかも確実且つ簡便に行なわれる。尚、この塗布
作業は手作業で行なってもよく、ロボット等で自動化す
るようにしてもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案のシーリングガンは、特に車両の
ホイルアーチ部のようなパネルの合わせ目をシーリング
剤で被覆するような際に便利であり、至短時間にしかも
確実に防錆処置を施することが出来る。
又各吐出ノズルが着脱自在とされているため、タイプ
の異なる数多くの同種の塗布作業に対応出来る。
更に、パネルの接合部端面に当接するようにガイドロ
ーラを設けたので、車体の外板に擦傷などを付けること
なく、各吐出ノズルの開口部と接合部端縁との位置合わ
せが接合部端面側から容易にでき、確実に接合部端縁を
シーリング剤により被覆することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本シーリングガンの要部を示す側面図、第2図
はその一部の正面図、第3図は第2図のIII−III線断面
図、第4図は第2図のIV−IV線断面図である。 尚同図中、1はシーリングガン、2はシーリングノズ
ル、3,4は分岐管、5,6は吐出ノズル、5a,6aは吐出開口
部、8はガイドローラ、12は接合部端縁を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】重ね合わせたパネルの接合部端縁にシーリ
    ング剤を塗布するようにしたシーリングガンにおいて、
    このシーリングガンは、シーリングノズル先端を二股状
    に分岐させた分岐管と、これら各分岐管先端部に着脱自
    在とされ且つ夫々の吐出開口部を所定間隙をもって対向
    させて取付可能な一対の吐出ノズルと、これら各吐出ノ
    ズルの開口部間に臨んで前記パネルの接合部端面に当接
    するように設けられたガイドローラを備え、前記各吐出
    ノズルの開口部形状を偏平孔とするとともに、前記ガイ
    ドローラの取付位置を各開口部の位置より塗布進行方向
    の上流側で且つ吐出開口部の一端側に略添わせて配置し
    たことを特徴とするシーリングガン。
JP1990074098U 1990-07-12 1990-07-12 シーリングガン Expired - Lifetime JP2515324Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0433965U JPH0433965U (ja) 1992-03-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH062790B2 (ja) * 1985-12-12 1994-01-12 大日本塗料株式会社 非水分散型樹脂組成物の製造方法

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JPH0433965U (ja) 1992-03-19

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