JP3027454B2 - 雨樋の接合部のシーリング方法 - Google Patents

雨樋の接合部のシーリング方法

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JP3027454B2
JP3027454B2 JP3285503A JP28550391A JP3027454B2 JP 3027454 B2 JP3027454 B2 JP 3027454B2 JP 3285503 A JP3285503 A JP 3285503A JP 28550391 A JP28550391 A JP 28550391A JP 3027454 B2 JP3027454 B2 JP 3027454B2
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JP
Japan
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sealing
gutter
joint plate
joint
pair
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JP3285503A
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譲 菅原
佐竹良元
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Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd
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Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雨樋の接合部をシールす
る方法に係り、特に雨樋の内側から容易にかつ効率良く
シールすることを可能とした接合部のシーリング方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の雨樋の接合部をシールす
るに当っては、例えば図4に示す如く、隣接する樋本体
a,b相互の端部の内面に断面U字形のジョイント板c
を載置した後、このジョイント板cを樋本体a,bに固
定し、かつジョイント板cと樋本体a,bとのシール部
の周りにマスキングテープ(図示せず)を貼着し、更に
ジョイント板cと樋本体a,bとの隙間及び接触部全体
に、シーリングガンgからシール剤dを塗着し、仕上げ
ヘラeでこのシール剤dを隙間等に押し込み仕上げした
後、マスキングテープを剥がして、雨樋の接合部をシー
ルするのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の従来の
シーリング方法は、シールする為にシーリングガンや仕
上げヘラを移動して使用するスペースが必要となり、従
ってスペースが小さい場所では作業が困難である問題が
あった。また、従来のシーリング方法は、シール個所の
周辺にマスキングテープを貼ったり、或はへら仕上げ後
にこのマスキングテープを剥がさなければならないの
で、作業が繁雑である問題があった。更に、従来のシー
リング方法では仕上げヘラを用いてシール剤を隅々まで
確実に充填する必要があるので、熟練を要し、かつシー
ルの確実性を向上させる為に必要以上のシール剤を消費
する問題があった。しかも、従来の方法を実施した場合
には、塗着されたシール剤が硬化する迄、塵や表面の傷
が生じないように保護しなければならない問題もあっ
た。
【0004】本発明に係る接合部のシーリング方法は、
従来の前述の問題点に鑑み開発された全く新規な技術で
あり、特に極めて簡単な作業で樋本体とジョイント板と
の接合部にシール剤を充填することが出来、かつそのシ
ールを未熟練者でも確実に実施することが出来、しかも
最小限のシール剤の消費によって確実なシールを行うこ
とが出来る技術を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る接合部のシ
ーリング方法は、前記従来の問題点を根本的に改善した
技術であって、その要旨は、隣接する樋本体相互の端部
をこれ等の端部の内面に載置されたジョイント板で接合
する方法に於て、該ジョイント板と樋本体との相互間に
所定の間隔を保った一対のバックアップ材を樋本体の端
縁とほぼ平行に設け、かつ前記一対のバックアップ材の
相互間に対応するジョイント板の所定位置に貫通孔を穿
設し、更に該貫通孔から前記樋本体とジョイント板と一
対のバックアップ材とで囲まれたシーリング通路にシー
リング剤を充填することによって接合部をシールするも
のである。
【0006】
【作用】本発明に係る接合部のシーリング方法は、上述
の如く、樋本体とその上に載置されたジョイント板との
間に所定の間隔を保って一対のバックアップ材を設けた
ので、これ等の樋本体とジョイント板と一対のバックア
ップ材とによって閉鎖されたシーリング通路を形成する
ことが出来る。また、本発明に係る方法は、ジョイント
板に貫通孔を穿設することに依って、この貫通孔と前記
シーリング通路とを連通したので、貫通孔より前記シー
リング通路内にシール剤を確実に充填することが出来
る。
【0007】従って、シーリングガンを使用してこれを
移動させることなく、ジョイント板側から貫通孔にシー
リング剤を充填することが出来る。前記シーリング通路
内の充填は、シーリング通路の両端開口部でシーリング
の完了を確認することが出来る。しかも、シーリング通
路内に充填されるシーリング剤には無駄がなく、必要最
小限のシーリング剤でシールを完了させることが出来
る。
【0008】
【実施例】図により、本発明に係る方法の一実施例を説
明すると、図1(A),(B),(C)は夫々本発明の
方法を実施する構造の要旨を示す説明図、図2は本発明
の方法を実施する構成部品の斜視説明図、図3は本発明
の方法を実施する状態の説明図である。
【0009】図1及び図2に於て、1,2は夫々断面U
型状の樋本体であって、これ等の端部1a,2aは夫々
相互に連結する為に隣接されている。3は断面U型状の
ジョイント板であって樋本体1,2の内側に載置し得る
寸法を有している。ジョイント板3の左右両側の外周面
には夫々一対の紐状バックアップ剤4a,4b,5a,
5bが夫々平行に所定の間隔を保って取付られている。
【0010】このバックアップ材4a,4b,5a,5
bは夫々紐状のゴム、プラスチック等より形成されてお
り、前記ジョイント板3の外周面に予め取付固定されて
いる。 6,7は夫々貫通孔であって、ジョイント板3
の中央部両側部に穿孔されている。この貫通孔6,7の
位置は一対のバックアップ材4a,4b或は5a,5b
の相互間に対応した位置に穿孔されている。
【0011】本発明に係る方法の実施に当っては、図1
乃至図3に示す如く、外周面にバックアップ材4a,4
b,5a,5bが取付られたジョイント板3を,樋本体
1,2の内側から相互に隣接された樋本体1,2の端部
1a,2a上に載置し、樋本体1,2の両側上縁1b,
2bでジョイント板3の上縁3aを挾持固定する。この
状態で、樋本体1,2の端部1a,2aとジョイント板
3と、一対のバックアップ材4a,4b,5a,5bと
によって夫々形成されたシーリング通路8a,8bを構
成する。続いて、シーリングガン9の注出ノズル10を
貫通孔6,7の夫々に挿入し、シーリングガン9よりシ
ーリング剤11を貫通孔6,7からシーリング通路8
a,8bに充填することによって、雨樋の接合部のシー
リングを実施することが出来る。
【0012】シーリング通路8a,8bのそぞれに実施
されたシーリングが完了したか否かは、シーリング通路
8a,8bの両端開口部で夫々確認することが出来る。
上記実施例に於て、シーリング通路8a,8bの両端開
口部を外方から見えるようにする為には、例えば、図1
(a)に示すように樋本体1,2の上縁1b,2bの一
部を切欠させることによって、シーリング通路8a,8
bの両端開口部を外方に露出させて実施することが出来
る。上記実施例に於ては、シーリング通路8a,8b及
び貫通孔6,7を夫々ジョイント板3の左右両側に設け
たが、シーリング通路と貫通孔はジョイント板3の中央
部のみに設けて実施することも可能である。その場合に
は、樋本体1,2の端部1a,2aを相互に密接する必
要がある。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る接合部のシーリング方法
は、上述の如き構造と作用とを有するので、ジョイント
板の内側から貫通孔にシーリング剤を充填することによ
って、ジョイント板の裏側に設けられたシーリング通路
全体に簡単にシーリングを施すことが出来る。従って、
従来の如き仕上げヘラの使用を全く不要とすることが出
来ると共に、従来の如きシーリングガンや仕上げヘラを
移動させるための広いスペースを不要とすることが出来
る。かつ極めて複雑な形状を持った部分や奥の細かい部
分まで確実にシールすることが出来る。本発明のシーリ
ングは、単純なシーリング剤の充填のみで済むので、熟
練を必要とせず、かつシールの完了を目で確認すること
が出来、これによってシールを確実に実施出来る。従っ
て、シールの水密及び気密性を著しく向上せしめること
が出来る。更に、シーリング剤が接合部の外方に漏出し
ないために、接合部の美しい仕上がりが可能であり、マ
スキングテープの貼着或は剥離等が一切不要となり、し
かも、シーリング剤の使用量を必要最小限にすることが
出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する構造の要部を示す説明
図である。
【図2】本発明の方法を実施する構成部品の斜視説明図
である。
【図3】本発明の方法を実施する状態の説明図である。
【図4】従来の方法の一例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
a,bは樋本体 cはジョイント板 dはシール剤 eは仕上げヘラ gはシーリングガン 1,2は樋本体 1a,2aは樋本体の端部 1b,2bは樋本体の上縁 3はジョイント板 4a,4b,5a,5bはバックアップ材 6,7は貫通孔 8a,8bはシーリング通路 9はシーリングガン 10は注出ノズル 11はシーリング剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/068 501

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する樋本体相互の端部をこれ等の端部
    の内面に載置されたジョイント板で接合する方法に於
    て、該ジョイント板と樋本体との相互間に所定の間隔を
    保った一対のバックアップ材を樋本体の端縁とほぼ平行
    に設け、かつ前記一対のバックアップ材の相互間に対応
    するジョイント板の所定位置に貫通孔を穿設し、更に該
    貫通孔から前記樋本体とジョイント板と一対のバックア
    ップ材とで囲まれたシーリング通路にシーリング剤を充
    填することによって接合部をシールすることを特徴とし
    た雨樋の接合部のシーリング方法。
JP3285503A 1991-10-07 1991-10-07 雨樋の接合部のシーリング方法 Expired - Lifetime JP3027454B2 (ja)

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WO2018042184A3 (en) * 2016-09-02 2018-04-19 Aluminium Roofline Products Ltd Sealed gutter connectors

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