JP3046103U - 貼り付けフィルム - Google Patents

貼り付けフィルム

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JP3046103U
JP3046103U JP1997007534U JP753497U JP3046103U JP 3046103 U JP3046103 U JP 3046103U JP 1997007534 U JP1997007534 U JP 1997007534U JP 753497 U JP753497 U JP 753497U JP 3046103 U JP3046103 U JP 3046103U
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JP
Japan
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film
cut
predetermined shape
adhesive
pasting
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JP1997007534U
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English (en)
Inventor
曽我悌弌
Original Assignee
有限会社大船安全硝子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、所定の形状にカットされた貼り付け
フィルムをベースフィルムから容易に剥すことができる
と共に、貼り付けフィルムを所定の形状にカットする作
業を容易とし、しかも、廃材の発生を可及的に少なくす
ることを主要な目的とする。 【構成】フィルム2の一側4に接着剤層3を備えて成る
貼り付けフィルム1であって、上記接着剤層3をベース
フィルム5によって保護した状態で貼り付けフィルム1
のみを所定の形状にカットして提供される貼り付けフィ
ルムに於て、上記貼り付けフィルム1の所定の形状への
カットは、貼り付けフィルム1を所定の形状にカットし
て形成される本体6の周縁10を所定の間隔を有する帯
状にカットすることによって行われ、さらに、この帯状
にカットされた部分8をベースフィルム5から剥して溝
部9を形成することによって、所定の形状にカットされ
た貼り付けフィルム1である本体6の周囲に枠部7が形
成されることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、貼り付けフィルムに係り、さらに詳しくは、所定の形状にあらかじ めカットされた貼り付けフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、紫外線の侵入を防止するためや断熱のため、あるいは、プライバ シーを守るために自動車等のウインドウに様々な色や透過率、機能を備えた貼り 付けフィルムを貼り付けることが行われている。
【0003】 上記貼り付けフィルムは、様々な色や透過率、機能を備えたフィルムの一側に 接着剤層を備えてなるものであって、この接着剤層によって自動車等のウインド ウに貼り付けられるものであり、貼り付けフィルムを自動車等のウインドウに貼 り付けるまで、この接着剤層は、ベースフィルムによって保護されている。
【0004】 そして、上記貼り付けフィルムの貼り付けは、貼り付けフィルムを所定の形状 にカットした後、ベースフィルムを剥し、貼り付けフィルムの接着剤層を自動車 等のウインドウに貼り付けることによって行われるものである。
【0005】 ところで、貼り付けフィルムを所定の形状にカットする作業は、フィルムを貼 り付ける現場にてその都度型紙を形成し、この型紙に基づいてカットすることが 行われていたが、その作業性は悪く、その結果、近来では、貼り付けフィルムを 貼り付ける車種のウインドウの形状に合わせて貼りつけフィルムをあらかじめカ ットしておき、これを製品として提供することが行われるようになった。
【0006】 そして、上記車種のウインドウに合わせてあらかじめカットされた貼り付けフ ィルムの製品としての提供は、最初、貼り付けフィルムとその接着剤層を保護す るベースフィルムとを一緒にカットした状態で行われていたが、この場合、所定 の形状にカットされた貼り付けフィルムをベースフィルムから剥しにくくなって しまうので、近来では、図4,図5に示した様に、ベースフィルム15上に位置 する貼り付けフィルム11のみを所定の形状にカットし、貼り付けフィルム11 の接着剤層12を保護するベースフィルム15をそのまま残すと共に、貼り付け フィルム11を所定の形状にカットした本体13の周囲の不要部分14をあらか じめ剥した状態で行われるようになり、その結果、所定の形状にカットされた貼 り付けフィルム11(本体13)をベースフィルム15から容易に剥すことがで きるようになった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術によると、貼り付けフィルムの接着剤層を保護するベースフィ ルムを残した状態で貼り付けフィルムを所定の形状にカットし、その周囲の不要 部分があらかじめ剥してあるので、所定の形状にカットされた貼り付けフィルム をベースフィルムから容易に剥すことができるが、所定の形状にカットされた貼 り付けフィルムの周囲の不要部分をあらかじめ剥しておく作業は、非常に手間が かかり、しかも、剥された周囲の不要部分が多量の廃材となってしまうという不 具合が生じているものであった。
【0008】
【考案の目的】
よって、本考案の目的とする所は、上述の如き従来の技術の有する問題点を解 決するものであって、所定の形状にカットされた貼り付けフィルムをベースフィ ルムから容易に剥すことができると共に、貼り付けフィルムを所定の形状にカッ トする作業が容易であり、しかも、廃材の発生を可及的に少なくすることができ る貼り付けフィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対 応する添付図面に使用した符号を用いて説明すると、 フィルム2の一側4に接着剤層3を備えて成る貼り付けフィルム1であって、 上記接着剤層3をベースフィルム5によって保護した状態で貼り付けフィルム1 のみを所定の形状にカットして提供される貼り付けフィルムに於て、 上記貼り付けフィルム1の所定の形状へのカットは、貼り付けフィルム1を所 定の形状にカットして形成される本体6の周縁10を所定の間隔を有する帯状に カットすることによって行われ、さらに、この帯状にカットされた部分8をベー スフィルム5から剥して溝部9を形成することによって、所定の形状にカットさ れた貼り付けフィルム1である本体6の周囲に枠部7が形成されていることを特 徴とする貼り付けフィルムである。
【0010】
【作用】
本考案は、上記技術的手段より成り、貼り付けフィルム1を所定の形状にカッ トして形成される本体6の周縁10を所定の間隔を有する帯状にカットし、この 帯状にカットされた部分8をベースフィルム5から剥して溝部9を形成すること によって所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体6を形成する ものであるので、所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体6を ベースフィルム5から容易に剥すことができる。
【0011】 そして、上記所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体6の周 縁10の帯状にカットされた部分8をベースフィルム5から剥す作業は、それほ ど手間がかからない作業であるので、所定の形状にあらかじめカットされた貼り 付けフィルム1を容易に得ることができる。
【0012】 さらに、所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体6の周囲に 位置する不要部分を枠部7として残すことにより、帯状にカットされて剥される 部分8のみが廃材となるので、あらかじめ所定の形状にカットされた貼り付けフ ィルム1を形成する際に生じる廃材を必要最小限にすることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。 図1,図2に示した様に、本考案の貼り付けフィルム1は、フィルム2の一側 4に接着剤層3を備えて成るものであって、上記接着剤層3がベースフィルム5 によって保護された状態で貼り付けフィルム1のみを所定の形状にカットして提 供されるものであり、上記フィルム2は、用途によって様々な色や透過率、機能 を備えたものが用いられる。
【0014】 そして、上記貼り付けフィルム1の所定の形状へのカットは、貼り付けフィル ム1を所定の形状にカットして形成される本体6の周縁10を所定の間隔を有す る帯状にカットすることによって行われ、この際、貼り付けフィルム1のみがカ ットされ、ベースフィルム5はそのまま残される。
【0015】 さらに、この帯状にカットされた部分8をベースフィルム5から剥して溝部9 を形成することによって、所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である 本体6の周囲に枠部7を形成するものであり、この溝部9から所定の形状にカッ トされた貼り付けフィルム1である本体6をベースフィルム5から剥すことがで きるように構成されている。
【0016】 次に、上記貼り付けフィルム1の形成例をより具体的に説明する。 まず、フィルム2の一側4に接着剤層3を備えると共に、この接着剤層3がベ ースフィルム5によって保護された貼り付けフィルム1を用意し、このベースフ ィルム5上に位置する貼り付けフィルム1のみを所定の形状(本実施例ではリア ウインドウ用のものを示した)カットする。
【0017】 この時、貼り付けフィルム1のカットは、カッティングプロッタ等を用い、あ らかじめコンピュータに登録されている車種ごとのデータ(ウインドウの形状) に基づいて自動的に行うことができる。
【0018】 さらに、貼り付けフィルム1の所定の形状へのカットは、所定の形状にカット された貼り付けフィルム1である本体6の周縁10が所定の間隔を有する帯状と なるように2条のカットラインによって行われるものであり、この2条のカット ラインの間隔(帯状にカットされた部分8の幅あるいは溝部9の幅)Wは、4ミ リメートル程度が好ましい。
【0019】 そして、2条のカットラインによって所定の間隔を有する帯状にカットされた 部分8をベースフィルム5から剥し(図3参照)、所定の形状にカットされた貼 り付けフィルム1である本体6の周縁10に溝部9を形成し、その結果、所定の 形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体6の周囲に枠部7が形成され る。
【0020】 この時、上記帯状にカットされた部分8が廃材として生じるものであるが、従 来のように、所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体6の周囲 が不要部分として廃棄される事がないので、廃材を必要最小限に抑えることがで き、しかも、帯状にカットされた部分8をベースフィルムから剥す作業は、それ ほど手間がかからない作業であるので、所定の形状にあらかじめカットされた貼 り付けフィルム1を容易に形成することができる。
【0021】 そして、上述した所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1を自動車等の ウインドウに貼り付ける際には、所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1 である本体6をベースフィルム5から剥すものであるが、この時、所定の形状に カットされた貼り付けフィルム1である本体6の周縁10に溝部9が位置してい るので、非常に容易に所定の形状にカットされた貼り付けフィルム1である本体 6をベースフィルム5から剥すことができる。
【0022】 さらに、本考案の所定の形状にカットされる貼り付けフィルム1は、自動車等 のウインドウ等の装飾に用いられる文字や図形、ロゴ等に応用することも可能で ある。
【0023】
【考案の効果】 以上詳述した如く、本考案によると次の様な効果を奏する。 即ち、請求項1によると、貼り付けフィルムを所定の形状にカットすることに よる本体の形成が、本体の周縁を所定の間隔を有する帯状にカットし、この帯状 にカットされた部分を剥すことによって行われるので、所定の形状にカットされ た貼り付けフィルムである本体の周囲に溝部が存在することとなり、所定の形状 にカットされた貼り付けフィルムである本体をベースフィルムから容易に剥すこ とができる貼り付けフィルムが提供される。
【0024】 そして、帯状にカットされた部分を剥す作業は、それほど手間がかからない作 業であるので、貼り付けフィルムをあらかじめ所定の形状にカットしておく作業 が容易である貼り付けフィルムが提供される。
【0025】 さらに、所定の形状にカットされた貼り付けフィルムである本体の周囲が枠部 として残されることにより、帯状にカットされて剥される部分のみが廃材となる ので、あらかじめ所定の形状にカットされた貼り付けフィルムを形成する際に生 じる廃材を必要最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の貼り付けフィルムの平面図である。
【図2】図1におけるX−X’線に沿う断面図である。
【図3】本考案の貼り付けフィルムの形成例を示す一部
断面を含む斜視図である。
【図4】従来の貼り付けフィルムの平面図である。
【図5】図4におけるY−Y’線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 貼り付けフィルム 2 フィルム 3 接着剤層 4 フィルムの一側 5 ベースフィルム 6 本体 7 枠部 8 帯状にカットされた部分 9 溝部 10 本体の周縁 11 貼り付けフィルム 12 接着剤層 13 本体 14 周囲の不要部分 15 ベースフィルム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム2の一側4に接着剤層3を備え
    て成る貼り付けフィルム1であって、上記接着剤層3を
    ベースフィルム5によって保護した状態で貼り付けフィ
    ルム1のみを所定の形状にカットして提供される貼り付
    けフィルムに於て、 上記貼り付けフィルム1の所定の形状へのカットは、貼
    り付けフィルム1を所定の形状にカットして形成される
    本体6の周縁10を所定の間隔を有する帯状にカットす
    ることによって行われ、さらに、この帯状にカットされ
    た部分8をベースフィルム5から剥して溝部9を形成す
    ることによって、所定の形状にカットされた貼り付けフ
    ィルム1である本体6の周囲に枠部7が形成されている
    ことを特徴とする貼り付けフィルム。
JP1997007534U 1997-08-08 1997-08-08 貼り付けフィルム Expired - Lifetime JP3046103U (ja)

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JP3046103U true JP3046103U (ja) 1998-02-24

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ID=43180461

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