JPH0353745Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353745Y2
JPH0353745Y2 JP16697985U JP16697985U JPH0353745Y2 JP H0353745 Y2 JPH0353745 Y2 JP H0353745Y2 JP 16697985 U JP16697985 U JP 16697985U JP 16697985 U JP16697985 U JP 16697985U JP H0353745 Y2 JPH0353745 Y2 JP H0353745Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
adhesive
notch
extrusion nozzle
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16697985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6275879U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16697985U priority Critical patent/JPH0353745Y2/ja
Publication of JPS6275879U publication Critical patent/JPS6275879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0353745Y2 publication Critical patent/JPH0353745Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、ノズル先端よりペースト状物質を押
し出しながら移動し、部材上に連続的に該物質を
塗布して、該物質の塗布開始点と終了点とを接続
する場合に用いる押出ノズルに関し、具体的に
は、自動車のウインドガラスを窓枠に接着する場
合において、ウインドガラス上に接着剤を塗布す
る際に用いる接着剤塗布用の押出ノズルに関す
る。
b 従来の技術 たとえば、自動車の窓枠にフロントウインドガ
ラスやバツクウインドガラスなどを装着する場合
において、装着すべきウインドガラスの周辺表面
に、接着剤を塗布して、これを、そのまゝ車体側
の窓枠に押着して固定し、かつシールする方式、
すなわちダイレクトクレージング工法がおこなわ
れている。この工法はウインドガラスに接着剤を
塗布する場合、第6図に示すように三角形状の切
込aを先端に設けたノズルbを用い、このノズル
bを第7図に示すようにウインドガラスcの端部
表面に沿わせながら、切込aから山形の接着剤d
を順次送り出し、所定量の接着剤をウインドガラ
ス周辺を一周しながら塗布するものである。
c 考案が解決しようとする問題点 前記のようなノズルbを用いて接着剤を塗布す
る場合に、ウインドガラス面上における接着剤の
塗布開始部とウインドガラス面上を一周して戻つ
た終了部との接続部分に次のような問題点があ
る。
すなわち、第8図において、ノズルbの先端か
ら送り出された接着剤は、ウインドガラスを一周
してその開始部sに戻つた場合、その開始部sと
終了部eとの接続部において、図に示すように開
始部sから側方(すなわちウインドガラスの中央
側)にノズルbを逃がしながら上方に引き上げて
終了部eを形成するようにしている。ところがこ
の方法では接着剤の吐出幅wが接続部で広くな
り、車室側に接着剤のはみ出しが生ずるという欠
点がある。
一方、接着剤の終了部eを第9図に示すように
開始部sの真上に移動させる方法がおこなわれて
いる。しかし、この方法はすでに形成されている
開始部sの接着剤の一部をノズルbの先端で取去
ることになるため、これを避けようとすると第1
0図に示すように接続部に空隙gが発生する。そ
のため、ウインドガラスの接着部より水洩れが発
生するという問題点がある。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、前
記従来方法による問題点を解消した接着剤塗布用
の押出ノズルを提供しようとするものである。
d 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するため、ノズル先
端よりペースト状物質を送り出しながら移動し、
部材上に連続的に該物質を塗布する押出ノズルに
おいて、該ノズル先端の周壁の一部に前記物質の
山形ビートを形成する切欠きを設けるとともに、
該切欠きに対応する移動方向のノズル先端周壁
に、他の小形の切欠きを設けるようにしたもので
ある。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図において、1は接着剤塗布用の押出ノズ
ル(以下ノズルと略記する)で、該ノズル1の先
端に三角形状の切欠き2と、その反対側に同じく
三角形状の小形の切欠き3を設けてある。ノズル
1は断面が円形・楕円形・多角形および其他用途
に適した断面形からなる中空のパイプから構成さ
れている。
このノズル1を用いて次の要領でウインドガラ
ス上に接着剤を塗布する。すなわち、まず切欠き
3をノズル1の進行方向に向け第2図に示すよう
に従来のノズルと同じ要領でウインドガラス4上
に接着剤5を塗布してゆく。そして第3図に示す
ように一周後、接着剤5の開始部6の位置に到達
した時点で、ノズル1を同方向に進行させながら
矢印で示すように上昇させる。このようにすると
ノズル1の先端の小形の切欠き3があるため、こ
の切欠き3が開始部6の上部を跨ぐような状態に
なり、開始部6にノズル1の先端が触れず、開始
部6の接着剤をかき取ることなく終了部7が形成
できる。したがつて接続部に従来のような隙間が
発生しない。
なお、前記切欠き3の他の実施態様として多様
な形状が考えられ、たとえば第4図a〜eに示す
形状が適用できるが、これらはノズルの反対側に
ある切欠き2で形成される接着剤の形状との相互
関係を考慮して採用すればよい。
また、前記切欠き2の他の実施態様として、た
とえば第5図a〜eに示す形状が適用される。こ
の切欠き2の形状はウインドガラスを窓枠に装着
する場合に、接着効果と窓枠側にある空隙に対す
る充填・密封を効果的にするため、最も好ましい
接着剤の山形形状となるものを選択すればよい。
さらに、前記実施例では自動車のウインドガラ
スと窓枠の接着について説明したが、これに類す
る他の接着部材に用いる接着剤塗布用のノズルと
しても利用しうることは勿論であり、さらに接着
剤に物理的性質の類似する他のペースト状物質
を、特定面上に周設する場合にも適用しうること
は述べるまでもない。
e 考案の効果 本考案に係る押出ノズルは、たとえば自動車の
窓枠にウインドガラスを接着する場合などにおい
て、ウインドガラス上に山形の接着剤を形成する
切欠きを設け、該切欠きの反対側の移動方向に、
他の小形の切欠きを設けるようにしてあるため、
接着剤の開始部と終了部の接続が完全にできる。
したがつて、従来のノズルを用いた場合のよう
に、接着剤が車室側にはみ出したり、開始部の接
着剤を削り取るために接着部分に空隙が発生し、
接着部より水洩れなどが発生するという問題点が
解消できる。また、このような空隙が無いので、
ウインドガラス上の接着剤のビートが安定し、そ
のまゝ自動搬送、反転などをおこなつてもビート
が乱れることがない。
さらに、其他のペースト状物質を連続的に押し
出して部材上にループを形成する場合に、その合
せ目の接続部を隙間なく体裁良好に形成すること
ができるという効果もえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る押出ズルを示し、同図a
は正面図、同図bは同図aのB矢視図、同図cは
同図bのC矢視図、同図dは同図aの底面図、第
2図および第3図は本考案に係る押出しノズルの
使用要領の説明図、第4図a〜eは同押出ノズル
の移動方向側に設けた切欠きの各実施態様の説明
図、第5図a〜eは他側の切欠きの各実施態様の
説明図、第6図は従来の押出ノズルの斜視説明
図、第7図〜第9図は同使用要領の説明図、第1
0図は第9図のA−A線断面説明図である。 1……押出ノズル、2……切欠き、3……切欠
き。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ノズル先端よりペースト状物質を送り出しな
    がら移動し、部材上に連続的に該物質を塗布す
    る押出ノズルにおいて、 該ノズル先端の周壁の一部に前記物質の山形
    ビートを形成する切欠きを設けるとともに、該
    切欠きに対応する移動方向のノズル先端周壁
    に、他の小形の切欠きを設けたことを特徴とす
    る押出ノズル。 (2) 前記押出ノズルは自動車のウインドガラス上
    に接着剤を塗布する押出ノズルであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の押出ノズル。
JP16697985U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0353745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16697985U JPH0353745Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16697985U JPH0353745Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275879U JPS6275879U (ja) 1987-05-15
JPH0353745Y2 true JPH0353745Y2 (ja) 1991-11-25

Family

ID=31098471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16697985U Expired JPH0353745Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0353745Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110102442A (zh) * 2019-06-11 2019-08-09 苏州市星光精密机械有限公司 一种用于提高点胶高度的节能点胶针头

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004043111A1 (de) * 2004-09-07 2006-03-09 Henkel Kgaa Düse für die Abgabe einer fließfähigen Substanz
US7524176B2 (en) * 2005-06-16 2009-04-28 Sika Technology Ag Nozzle for applying adhesives
US20080240842A1 (en) * 2007-03-29 2008-10-02 Honda Motor Co., Ltd. Glass sealant applicator nozzle and method of use thereof
JP5881243B2 (ja) * 2012-01-10 2016-03-09 内山工業株式会社 ガスケットの製造方法及び塗布装置
JP6445880B2 (ja) * 2015-01-28 2018-12-26 本田技研工業株式会社 シール材塗布装置及びシール材塗布方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110102442A (zh) * 2019-06-11 2019-08-09 苏州市星光精密机械有限公司 一种用于提高点胶高度的节能点胶针头

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6275879U (ja) 1987-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3756514B2 (ja) 密封用ストリップ及び密封方法
US4884370A (en) Weather strip for use in automobile
JP2803748B2 (ja) チャンネル形状のシール用又は仕上げ用ストリップ
JPH0353745Y2 (ja)
JP2546649B2 (ja) 自動車用ウインドゥモールディングの製造方法
JPH0938556A (ja) シーリングガン用ノズル
CA2291248A1 (en) Plastic section for sealing gaps between two motor vehicle body parts
JPS6349318Y2 (ja)
JPH0624249Y2 (ja) 自動車用内装品の取付構造
JP2545306Y2 (ja) ドリップ部を設けた自動車のルーフ構造
JPH0445987Y2 (ja)
JPH07172165A (ja) 車両用ウインドガラスのマウント構造
JP2770558B2 (ja) 表面層を有するシール部材とその表面層形成方法
JPH0751371Y2 (ja) ウエザストリップの端末ピース
JPH0650249Y2 (ja) 車両のフラッシュモール構造
JPH0128216Y2 (ja)
JPH0893068A (ja) 目地構造
JPH0110518Y2 (ja)
JPH0357739A (ja) ウエザストリップの接続方法
JPS608298Y2 (ja) 冷蔵庫扉等の飾り付け装置
JPH0751374Y2 (ja) フロントピラー部シール用ウェザーストリップ
JPH03104457U (ja)
JPH0618857Y2 (ja) 自動車のカウル部構造
JP2000136608A (ja) 軒樋継手
JP3021382U (ja) マスキング用コーナーチップ