JP6445880B2 - シール材塗布装置及びシール材塗布方法 - Google Patents
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これにより、シール材塗布装置を用いて、パネル材の積層された積層パネルのパネル材の端部に沿ってシール材を塗布する場合、まず、シール材吐出口部からノズルの進行方向後方側にシール材が吐出される。ノズルの進行方向後方側にシール材が吐出されると、シール材が、大開口部及び小開口部に沿った形状のビード、つまり、断面略凸状のビードに成形されつつ、パネル材の端部に沿って配置される。続いて、ノズル本体の軸方向において大開口部と小開口部との境界部近傍まで延びるシール材潰し部によって、ビードの凸部が押し潰されることで、ビードの上面が均されながら、シール材の一部がパネル材同士の隙間に押し込まれる。このように、本発明に係るシール材塗布装置を用いれば、積層パネルの積層部分の端部の隙間にシール材を十分に且つ容易に充填させることができる。従って、本発明に係るシール材塗布装置によれば、積層パネルの発錆や水漏れを防止できる。
これにより、ビードの上面が均されながら、シール材の一部がパネル材同士の隙間に押し込まれる。従って、本発明に係るシール材塗布方法によれば、積層パネルの積層部分の端部の隙間にシール材を十分に且つ容易に充填させることができる。
シール材塗布装置100は、生産ライン上を搬送されるボディ8の左側に取り付けられたドア80の周縁の板合わせ部(ヘミング部)の他、ドアサッシの付根部位やドアヒンジ部位のヘミング部等に、シーラを塗布する。また、これに限らず、シール材塗布装置100は、複数のパネル材が積層された積層パネルの積層部分に沿ってシール材を塗布することができる。
搬送装置10は、アームの先端に取り付けられたブラケット12によって、緩衝機構13を介して塗布ユニット11を支持する。塗布ユニット11の先端には、ノズル1が配置される。搬送装置10は、塗布ユニット11の3次元上の位置を変化させる。
ノズル本体20は、管状であり、円柱の一部を切り取ることで側面の一部に平面20aを形成させた形状である。ノズル本体20は、その軸方向に沿って基端側から先端側まで貫通して設けられるシール材流通路21と、ノズル1の基端に設けられるシール材流入部22と、ノズル1の先端側でシール材流通路21に連通して設けられるシール材吐出口部23と、を有する。なお、図2に示すように、ノズル1(ノズル本体20)は、シール材を塗布する際に、ノズル本体20の平面20aの形成された側とは逆方向に進行する。
シール材潰し部30は、ノズル本体20の平面20a側(ノズル本体20の進行方向後方側)からノズル本体20の進行方向後方且つ下方に延びて設けられる。シール材潰し部30は、ノズル本体20の基端側から先端側に傾斜して延びる斜面30aを形成する。
図3Aに示すように、シール材流入部22は矩形状の開口である。
また、図3B及び図3Cに示すように、シール材吐出口部23は、ノズル本体20の先端に形成された矩形状の先端開口部231と、ノズル本体20の平面20a側(ノズル本体20の進行方向後方側)の側面の先端に形成された大開口部232と、大開口部232の基端側に連続して形成された小開口部233と、を有する。
大開口部232は矩形状に形成され、大開口部232のノズル1の軸方向に直交する幅方向の開口幅L1は、先端開口部231の開口幅及び平面20aの幅と同一である。
小開口部233も矩形状に形成され、小開口部233のノズル1の軸方向に直交する幅方向の開口幅L2は、大開口部232の開口幅L1よりも小さい。
また、図4に示すように、シール材潰し部30の内側の面(ノズル本体20の軸方向における先端側の面)は、小開口部233のノズル本体20の軸方向における基端側から下方に傾斜して延びる。
本実施形態に係るシール材の塗布方法は、パネル材51,52が積層された積層パネル5の積層部分に沿ってシール材7を塗布するシール材塗布方法であって吐出工程ST1と、潰し工程ST2と、を備える。
具体的には、図5に示すように、ノズル1をパネル材51の端部に沿って進行させつつ、シール材7をシール材流通路21の他端側からシール材吐出口部23を通じてノズル1の進行方向とは逆方向に吐出させる。これにより、図6Aに示すように、ビード70を、シール材吐出口部23(大開口部232及び小開口部233)の形状に沿った、積層パネル側の土台部71と土台部71から突出した凸部72とを有する断面略凸状となるように吐出する。
具体的には、図5に示すように、ノズル1をパネル材51の端部に沿って進行させることで、図6Bに示すように吐出工程ST1において積層パネル5の積層部分の端部に沿って配置された断面略凸状のビード70の凸部72をシール材潰し部30の先端で押し潰す。凸部72がシール材潰し部30の先端で押し潰されることで、シール材7の一部が積層端部のパネル材51とパネル材52との隙間に充填される。
上記実施形態においては、シール材塗布装置100の備えるノズル1が、ノズル本体20とシール材潰し部30とを備えるものとした。また、ノズル本体20の有するシール材吐出口部23を、ノズル本体20の進行方向後方側の後方側面である平面20aの先端に形成された大開口部232と、大開口部232のノズル本体20の基端側に連続して形成され且つ大開口部232よりも開口幅の小さい小開口部233と、を有するものとした。更に、シール材潰し部30を、その先端部のノズル本体20の軸方向における位置が、大開口部232と小開口部233との境界部のノズル本体20の軸方向における位置まで延びるものとし、且つその先端部の幅方向の両端部が大開口部232の幅方向の両端部よりも外側に位置するものとした。
上記実施形態に係るシール材塗布装置100を用いて、パネル材51,52の積層された積層パネル5のパネル材51の端部に沿ってシール材を塗布する場合、まず、シール材吐出口部23からノズル1の進行方向後方側にシール材が吐出される。ノズル1の進行方向後方側にシール材が吐出されると、シール材が、大開口部232及び小開口部233に沿った形状のビード、つまり、断面略凸状のビード70に成形されつつ、パネル材51の端部に沿って配置される。続いて、ノズル本体20の軸方向において大開口部232と小開口部233との境界部まで延びるシール材潰し部30によって、ビード70の凸部72が押し潰されることで、ビード70の上面が均されながら、シール材の一部がパネル材51とパネル材52との隙間に押し込まれる。このように、上記実施形態に係るシール材塗布装置100を用いれば、積層パネル5の積層部分の端部のパネル材51とパネル材52との隙間にシール材を十分に且つ容易に充填させることができる。従って、上記実施形態に係るシール材塗布装置100によれば、積層パネル5の発錆や水漏れを防止できる。
これにより、ビード70の上面が均されながら、シール材の一部がパネル材51とパネル材52との隙間に押し込まれる。従って、上記実施形態に係るシール材塗布装置100によれば、積層パネル5の積層部分の端部のパネル材51とパネル材52との隙間にシール材を十分に且つ容易に充填させることができる。
本実施形態においては、シール材潰し部30の先端部のノズル本体20の軸方向における位置が、大開口部232と小開口部233との境界部のノズル本体20の軸方向における位置まで延びるものとしたが、本発明はこれに限定されない。本発明においては、シール材潰し部30の先端部のノズル本体20の軸方向における位置が、大開口部232と小開口部233との境界部のノズル本体20の軸方向における位置の近傍まで延びるものであればよい。
10…搬送装置
20…ノズル本体
20a…平面(後方側面)
21…シール材流通路
23…シール材吐出口部
232…大開口部
233…小開口部
30…シール材潰し部
100…シール材塗布装置
Claims (1)
- シール材を吐出するノズルと、該ノズルを支持して該ノズルの位置を変化させる搬送装置と、を備えるシール材塗布装置であって、
前記ノズルは、
自己の軸方向に沿って基端側から先端側まで貫通して設けられシール材が流通するシール材流通路と、前記ノズルの先端側で前記シール材流通路に連通して設けられ前記シール材を吐出するシール材吐出口部と、を有するノズル本体と、
前記ノズル本体の進行方向後方側の後方側面から進行方向後方且つ下方に延びて設けられ、自己の先端部により前記シール材吐出口部から吐出されるシール材を潰すシール材潰し部と、を備え、
前記シール材吐出口部は、前記後方側面の先端に形成された大開口部と、前記大開口部の前記基端側に連続して形成され前記軸方向に直交する幅方向の開口幅が前記大開口部の開口幅よりも小さい小開口部と、を有し、
前記シール材潰し部は、前記ノズル本体の基端側から前記先端部に向かって傾斜して下方に延びる斜面を有すると共に前記斜面に対応する内側の面は前記小開口部の前記ノズル本体の軸方向における基端側から下方に前記斜面に対して傾斜して延び、前記先端部の前記軸方向における位置が、前記大開口部と前記小開口部との境界部の前記軸方向における位置近傍まで延び、且つ前記先端部は前記幅方向に軸方向に直交する直線状に延びて両端部が前記大開口部の前記幅方向の両端部よりも外側に位置するシール材塗布装置。
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