JPH0445987Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445987Y2 JPH0445987Y2 JP1986038652U JP3865286U JPH0445987Y2 JP H0445987 Y2 JPH0445987 Y2 JP H0445987Y2 JP 1986038652 U JP1986038652 U JP 1986038652U JP 3865286 U JP3865286 U JP 3865286U JP H0445987 Y2 JPH0445987 Y2 JP H0445987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- drip channel
- rear end
- roof drip
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は自動車のルーフドリツプチヤンネル、
特にその後端部の構造に関するものである。
特にその後端部の構造に関するものである。
[従来の技術]
第1図に示すように自動車にはフロントピラー
からルーフの側端に沿つてルーフドリツプチヤン
ネル1が設けられ、ルーフをつたわる水滴のドア
ガラスあるいは室内への滴下を防いでいる。
からルーフの側端に沿つてルーフドリツプチヤン
ネル1が設けられ、ルーフをつたわる水滴のドア
ガラスあるいは室内への滴下を防いでいる。
ルーフドリツプチヤンネル1は断面コ字形の溝
で、一般に底部の上面がルーフの側端に形成した
フランジに接合されている。そして後端は第6図
に示すようにフランジ21の後端よりも若干後方
へ延在し、接合端はロー付け3がなされている。
で、一般に底部の上面がルーフの側端に形成した
フランジに接合されている。そして後端は第6図
に示すようにフランジ21の後端よりも若干後方
へ延在し、接合端はロー付け3がなされている。
[本考案が解決しようとする問題点]
ところで、ルーフドリツプチヤンネル1は、そ
の内側縁の上端は自動車ボデーに接合密着してお
り、また外側縁の上端は一般に下方へ折り曲げた
ハゼ折りとなつているが、後端の切断端末は薄く
て、しかも角部を有するので充分な塗装膜厚が得
られず、しかも塗膜が剥離しやすいので、経時に
より錆が発生する。
の内側縁の上端は自動車ボデーに接合密着してお
り、また外側縁の上端は一般に下方へ折り曲げた
ハゼ折りとなつているが、後端の切断端末は薄く
て、しかも角部を有するので充分な塗装膜厚が得
られず、しかも塗膜が剥離しやすいので、経時に
より錆が発生する。
そこで本考案は錆の発生を防止するルーフドリ
ツプチヤンネルの後端構造を提供し、もつて従来
の問題点を解決することを目的とするものであ
る。
ツプチヤンネルの後端構造を提供し、もつて従来
の問題点を解決することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段]
本考案は第1図ないし第5図に示すように、ル
ーフドリツプチヤンネル1の底部後端をルーフサ
イドのフランジ21との接合端10よりも後方へ
延出させて延出部を上側前方へハゼ折りし、ハゼ
折り部1の端末をフランジ21の端末と突き合
せ、突き合せ部およびルーフドリツプチヤンネル
1の外側縁12の後端を合成樹脂の被覆部6,7
で被覆したことを特徴とする。
ーフドリツプチヤンネル1の底部後端をルーフサ
イドのフランジ21との接合端10よりも後方へ
延出させて延出部を上側前方へハゼ折りし、ハゼ
折り部1の端末をフランジ21の端末と突き合
せ、突き合せ部およびルーフドリツプチヤンネル
1の外側縁12の後端を合成樹脂の被覆部6,7
で被覆したことを特徴とする。
[作用効果]
ルーフドリツプチヤンネルの後部切断端末は合
成樹脂で被覆されているので錆は発生しない。
成樹脂で被覆されているので錆は発生しない。
[実施例]
第1図ないし第5図に本考案の実施例を示す。
ルーフドリツプチヤンネル1は、上方へ開口す
る断面コ字形をなし、内側縁13がルーフサイド
アウタパネル20の側面に溶接されている。また
ルーフパネル2の側端に形成したフランジ21が
ルーフドリツプチヤンネル1の底部の上面に溶接
されている。ルーフドリツプチヤンネル1の外側
縁12の上端は下方へ折り曲げてハゼ折り120
としてある。
る断面コ字形をなし、内側縁13がルーフサイド
アウタパネル20の側面に溶接されている。また
ルーフパネル2の側端に形成したフランジ21が
ルーフドリツプチヤンネル1の底部の上面に溶接
されている。ルーフドリツプチヤンネル1の外側
縁12の上端は下方へ折り曲げてハゼ折り120
としてある。
第3図ないし第5図に示すように、ルーフドリ
ツプチヤンネル1の底部後端はフランジ21との
接合端10よりも後方に延出して、延出部は上側
前方にハゼ折りしてあり、ハゼ折り部11の端末
と上記フランジ21と端末とが小間隙をおいて突
き合せてある。そして突き合せ部は合成樹脂のシ
ーラ6にて充填被覆してある。
ツプチヤンネル1の底部後端はフランジ21との
接合端10よりも後方に延出して、延出部は上側
前方にハゼ折りしてあり、ハゼ折り部11の端末
と上記フランジ21と端末とが小間隙をおいて突
き合せてある。そして突き合せ部は合成樹脂のシ
ーラ6にて充填被覆してある。
更にまた、ルーフドリツプチヤンネル1の外側
外側縁12の後端には合成樹脂のコーテイング7
が施してある。なお、コーテイング7に代え、合
成樹脂のキヤツプを覆嵌してもよい。
外側縁12の後端には合成樹脂のコーテイング7
が施してある。なお、コーテイング7に代え、合
成樹脂のキヤツプを覆嵌してもよい。
このように本考案のルーフドリツプチヤンネル
では、底部の後端はハゼ折りの屈曲面となつてい
るから塗装により充分な塗膜が形成され、外側縁
の端末は合成樹脂で被覆されているから、長期的
な防錆性能が得られる。なお、内側縁の後端部の
上端はボデーと接合溶接されてボデーから離れて
突出していないため、突出した切断端末のように
塗膜が剥離するおそれはなく、防錆上問題はな
い。
では、底部の後端はハゼ折りの屈曲面となつてい
るから塗装により充分な塗膜が形成され、外側縁
の端末は合成樹脂で被覆されているから、長期的
な防錆性能が得られる。なお、内側縁の後端部の
上端はボデーと接合溶接されてボデーから離れて
突出していないため、突出した切断端末のように
塗膜が剥離するおそれはなく、防錆上問題はな
い。
第1図はルーフドリツプチヤンネルの取付位置
を示す自動車の斜視図、第2図ないし第5図は本
考案の実施例を示し、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は本考案のルーフドリツプチヤン
ネルのルーフへの取付状態の後部斜視図、第4図
は第3図の−線断面図、第5図はルーフドリ
ツプチヤンネルの後部拡大斜視図、第6図は第4
図に対応する部分の従来構造の断面図である。 1……ルーフドリツプチヤンネル、2……ルー
フパネル、6,7……合成樹脂被覆部、11……
ハゼ折り部、21……ルーフパネルのフランジ。
を示す自動車の斜視図、第2図ないし第5図は本
考案の実施例を示し、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は本考案のルーフドリツプチヤン
ネルのルーフへの取付状態の後部斜視図、第4図
は第3図の−線断面図、第5図はルーフドリ
ツプチヤンネルの後部拡大斜視図、第6図は第4
図に対応する部分の従来構造の断面図である。 1……ルーフドリツプチヤンネル、2……ルー
フパネル、6,7……合成樹脂被覆部、11……
ハゼ折り部、21……ルーフパネルのフランジ。
Claims (1)
- 自動車のルーフサイドに沿つて設けた断面コ字
形のルーフドリツプチヤンネルであつて、ルーフ
サイドに形成したフランジを底部の上面に接合し
てなるルーフドリツプチヤンネルにおいて、ルー
フドリツプチヤンネルの底部後端をルーフサイド
のフランジとの接合端よりも後方へ向けて延出さ
せ、延出部を上側前方にハゼ折りしてハゼ折り部
の端末をルーフサイドのフランジの端末と突き合
せるとともに、突き合せ部およびルーフドリツプ
チヤンネルの外側縁の後端を合成樹脂によつて被
覆したことを特徴とするルーフドリツプチヤンネ
ルの後端構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038652U JPH0445987Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038652U JPH0445987Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150277U JPS62150277U (ja) | 1987-09-22 |
JPH0445987Y2 true JPH0445987Y2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=30851090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986038652U Expired JPH0445987Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445987Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5886769U (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-13 | スズキ株式会社 | 自動車の車体 |
JPS5966676U (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-04 | 関東自動車工業株式会社 | ドリツプチヤンネル構造 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP1986038652U patent/JPH0445987Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62150277U (ja) | 1987-09-22 |
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