JPS6142698Y2 - - Google Patents

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JPS6142698Y2
JPS6142698Y2 JP15727181U JP15727181U JPS6142698Y2 JP S6142698 Y2 JPS6142698 Y2 JP S6142698Y2 JP 15727181 U JP15727181 U JP 15727181U JP 15727181 U JP15727181 U JP 15727181U JP S6142698 Y2 JPS6142698 Y2 JP S6142698Y2
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JP
Japan
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body outer
edge
vehicle body
folded
outer plate
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JP15727181U
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JPS5861326U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二枚の車体外板を同一外面にして結合
する接合構造に関する。
一般に、同一外面にして二枚の車体外板を接合
するものとして、第3図に示すように、一方の車
体外板1の縁部2を他方の車体外板3の段下がり
形状の縁部4に重ねて溶接し、一方の車体外板1
の縁部2の端2aと他方の車体外板3の折曲げ部
分5との間にシーラ6を充填したものが実用され
ている。そして、車体外板の外面に塗装を行い仕
上げるようになつている。
しかし、このような接合構造では、一方の車体
外板1の縁部2の端2aがエツジになつているの
で塗料の付着が悪く錆が発生する不具合がある。
この対策として、第4図に示すように、一方の
車体外板11の縁部12を約90゜折曲げ、他方の
車体外板13の縁部14を第一車体外板の縁部1
2と平行に約90゜折曲げた折曲げ部分15aとさ
らに約90゜折曲げた第一車体外板と平行な平行部
分15bとそれから第一車体外板の内面に向かつ
て伸びた部分15cと第一車体外板の内面と接し
溶接接合される部分15dで形成し、第一車体外
板の縁部12と第二車体外板の折曲げ部分15a
との間にシーラ16を充填したものが知られてい
る。
しかし、この構造では、シーラ充填位置と溶接
位置とがはなれており、第一車体外板の縁部12
と第二車体外板の折曲げ部分15aとの相対的ず
れによりシーラ割れが生じる欠点がある。その
上、上記縁部12と折曲げ部分15aとの間隔も
比較的広く、車体外板と同十面に一致させにくい
欠点もある。
本考案は、上記欠点に鑑みてなされたものであ
つて、第一車体外板の縁部を約180゜に折返し、
折返し部分をこの車体外板内面と接する状態と
し、第二車体外板の縁部を第一車体外板の縁部の
折曲げ基部から折返し部分の内側に向かつて段下
げしてけ、この段下げした縁部と折返し部分とこ
の外側の第一車体外板の内面とを溶接して固着
し、第一車体外板の折曲げ基部と第二車体外板の
折曲げ部分との間にシーラを充填することを特徴
とするものである。
次、図面に示す実施例に基づいて本考案を説明
する。
第1図は、自動車車体20の後部分の要部斜視
図を示し、第2図は第1図の−線拡大断面図
を示す。
リヤーデツキ21の縁部22が約180゜内側に
折曲げられリヤーデツキ21の内面に折返し部分
22bの内面が接している。リヤーフエンダ23
の縁部24は、約90゜内側に折曲げた折曲げ部分
25aとこれからさらに逆方向に約90゜折曲げた
段下げ部分25bとからなる。この段下げ部分2
5bのリヤーデツキ21の縁部22が重ねられ、
段下げ部分25b、折返し部分22bおよびこの
上のリヤーデツキがともにスポツト溶接で結合さ
れている。そして、リヤーデツキ21の折曲げ基
部22aとリヤーフエンダ23の折曲げ部分25
aとの隙間にシーラ26が充填されている。27
はリヤーデツキ21およびリヤーフエンダ23の
外面に塗布された塗膜を示す。28,29はそれ
ぞれトランクリツド、エンドパネルを示す。
本考案では、リヤーデツキ21折曲げ基部22
aとリヤーフエンダ23の折曲げ部分25aとは
なめらかに折曲げられているので塗膜27はリヤ
ーデツキ21やリヤーフエンダ23の外面と同様
に形成され、ここだけ塗膜が薄くなる不具合は生
じない。そして、溶接部分とシーラ充填部分との
間隔も比較的短かくでき、シーラ割れを防止でき
る。
なお、本考案は、リヤーデツキとリヤーフエン
ダとの接続構造に限られるものではなく、他の車
体外板に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車車体の後部分の要部斜視図を、
第2図は第1図の−線拡大断面図を、第3図
および第4図はそれぞれ従来例を示す第2図と同
様の断面図を示す。 21……リヤーデツキパネル、22……縁部、
22a……折曲げ基部、22b……折返し部分、
23……リヤーフエンダ、24……縁部、25a
……折曲げ部分、25b……段下げ部分、26…
…シーラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一車体外板と第二車体外板とがこの外面を同
    一面にして接合されるものにおいて、第一車体外
    板の縁部が内側に折返して形成され、第二車体外
    板の縁部が第一車体外板の折曲げ基部から折返し
    部分の内側に向かつて伸びる段下がりに形成さ
    れ、第二車体外板の縁部、第一車体外板の折返し
    部分およびこの外側の車体外板部分とが溶接接合
    され、第一車体外板の折曲げ基部とこれと対向す
    る第二車体外板折曲げ部分との隙間にシーラが充
    填されてなることを特徴とする車体外板の接合構
    造。
JP15727181U 1981-10-21 1981-10-21 車体外板の接合構造 Granted JPS5861326U (ja)

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JP15727181U JPS5861326U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 車体外板の接合構造

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JP15727181U JPS5861326U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 車体外板の接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS5861326U JPS5861326U (ja) 1983-04-25
JPS6142698Y2 true JPS6142698Y2 (ja) 1986-12-03

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ID=29949799

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JP15727181U Granted JPS5861326U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 車体外板の接合構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5772793B2 (ja) 2012-11-16 2015-09-02 トヨタ自動車株式会社 車両の見切り部構造
JP2016068645A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 三菱自動車工業株式会社 自動車のメンバ構造
JP6458926B2 (ja) * 2014-09-26 2019-01-30 三菱自動車工業株式会社 自動車のメンバ構造
JP6206372B2 (ja) * 2014-10-15 2017-10-04 トヨタ自動車株式会社 車両用ルーフ構造、及び車両用ルーフパネルの製造方法

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Publication number Publication date
JPS5861326U (ja) 1983-04-25

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