JP6458926B2 - 自動車のメンバ構造 - Google Patents

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本発明は、自動車のフロアパネルに接続されるサイドメンバやクロスメンバなどのメンバ構造に関する。
自動車の車室の底部を構成するフロアパネルには、フロアパネルの下面に車両前後方向に延びるサイドメンバが設けられる。サイドメンバは、断面が略U字状に形成され、車幅方向に延設されたフランジが設けられている。このフランジがフロアパネルの下面に溶接されることで、サイドメンバがフロアパネルに固定されている。このようなサイドメンバをフロアパネルに設けることで、衝突時に車室が変形することを抑制することができる。
このようなサイドメンバのフランジと、フロアパネルとの境界部分には、ボディシーラーが設けられる。ボディシーラーを設けることで、境界部分からの浸水を防止したり、フランジの端部で錆が発生することを防止している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ボディシーラーを塗布する位置がフランジの端部からずれてしまったり、ボディシーラーが十分に塗布されない場合、フランジの端部に錆が発生する虞がある。このような錆びが生じると外観上、好ましくない印象を与える虞がある。
なお、このような問題は、サイドメンバに限らず、クロスメンバなどフロアパネルに接続されるメンバについても同様に生じうる。
特開2012−218667号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、錆の発生を抑制し、かつ錆が生じたとしても目立たなくして外観の劣化を防止することができる自動車のメンバ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、断面形状が上方へ開口した箱型の本体部と、該本体部の上部に設けられて自動車のフロアパネルに取り付けられるフランジとを有する自動車のメンバ構造であって、前記フランジは、前記本体部から外側に向けて延設された第1フランジ部と、該第1フランジ部に連続し、前記フロアパネル側に折り曲げられて前記本体部側に向けて延設された第2フランジ部とを備え、前記本体部を挟んで対向する前記第2フランジ部同士は、互いに接触していることを特徴とする自動車のメンバ構造にある。
かかる第1の態様では、第2フランジ部の先端部は外側に露出していないので、仮に、先端部において錆が発生したとしても、外側から視認することはできない。このように、錆が目に付かないため、メンバ構造の外観が劣化するということを防止することができる。
また、第2フランジ部同士が接触して一体化し、リンフォースとしての機能を発揮するので、剛性の向上を図るとともに、部品点数を削減することができる。
本発明の第の態様は、第の態様に記載する自動車のメンバ構造において、前記本体部を挟んで対向する前記第2フランジ部同士は、前記フロアパネル側又は前記フロアパネルとは反対側に向けて屈曲した屈曲部を有し、各屈曲部同士が面接触していることを特徴とする自動車のメンバ構造にある。
かかる第の態様では、第2フランジ部同士をより確実に接合することができる。
本発明の第の態様は、第1又はの態様に記載する自動車のメンバ構造において、前記フランジの端部は、前記フロアパネルとは離れる方向に屈曲され、前記フランジの端部と前記フロアパネルとの間に、ボディシーラーが設けられていることを特徴とする自動車のメンバ構造にある。
かかる第の態様では、フランジの端部をフロアパネルから離れるように屈曲させることで、フランジの端部とフロアパネルとの間にガイド溝が形成される。そのガイド溝に沿わせてボディシーラーを確実に塗布することができ、ボディシーラーの剥離を抑制することができる。これにより、第2フランジ部の先端部に水分が侵入することを防止し、先端部に錆が生じることをより確実に防止することができる。
本発明の第の態様は、第1から第の何れか一つの態様に記載する自動車のメンバ構造において、前記フランジは、前記本体部とで閉断面を形成するリンフォースを介して前記フロアパネルに接合されていることを特徴とする自動車のメンバ構造にある。
かかる第の態様では、より一層、剛性を向上することができる。
本発明によれば、錆の発生を抑制し、かつ錆が生じたとしても目立たなくして外観の劣化を防止することができる自動車のメンバ構造が提供される。
実施形態1に係る車両の車体構造を示す概略図である。 実施形態1に係るサイドメンバの断面図である。 実施形態2に係るサイドメンバの断面図である。 実施形態3に係るサイドメンバの断面図である。 実施形態4に係るサイドメンバの断面図である。 実施形態5に係るサイドメンバの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
〈実施形態1〉
図1は、本実施形態に係る車両の車体構造を示す概略図である。自動車である車両10は、車体11の下部の骨格をなす車体フレーム20をフロアパネル(図示せず)の下側(車室の下側)に備えている。この車体フレーム20は、複数のフレーム部材で構成されている。本実施形態では、車体フレーム20は、メンバの一例として、車両10の前後方向に延設される一対のサイドメンバ21と、車両10の車幅方向に延設される複数本のクロスメンバ22とを備えている。各サイドメンバ21は、例えば、複数の部材を連結することによって形成されており、本実施形態では、車両10の前方側を構成するフロントサイドメンバ23と車両10の後方側を構成するリアサイドメンバ24とで構成されている。各クロスメンバ22は、このようなサイドメンバ21の所定位置にスポット溶接等によって固定されている。
このような車体フレーム20の構造は特に限定されないが、車両10の骨格をなすものであるため、その剛性は比較的高いことが好ましい。また車体フレーム20は、全体の剛性が高いことが好ましく、特に、他部材が連結される部分の剛性が高くなっていることが望ましい。
図2を用いて、自動車のメンバ構造の一例である、フロアパネルに接合されたサイドメンバ21の構造について説明する。図2は、フロアパネルに接合されたサイドメンバの断面図である。なお、以下のサイドメンバ21に関する説明は、フロントサイドメンバ23及びリアサイドメンバ24の双方に共通するものである。
サイドメンバ21は、断面形状が上方へ開口した箱型であり、車両の前後方向に延設された本体部に形成された本体部30と、本体部30の上部に設けられたフランジ40とを有する。本体部30は、底面部30aと、底面部30aの両側から上方(フロアパネル100側)に延設された側壁部30bとを有する。このような、サイドメンバ21の製法や材料に特に限定はないが、例えば、鋼板をプレス成型することで作製することができる。
なお、断面形状が上方へ開口した箱型であるとは、断面形状の上方、すなわちフロアパネル100側が開放されており、その他の部分が連続した形状をいう。本実施形態のサイドメンバ21の断面形状は、底面部30a及び側壁部30bが連続して略U字状となっており、フロアパネル100側には部材がなく開放されている。また、本実施形態のようにサイドメンバ21は、底面部30a及び側壁部30bが略直角に接合された矩形状である必要はない。例えば、断面形状が略円、略楕円又は多角形であり、フロアパネル100側が開放されている形状であってもよい。
フランジ40は、一枚の鋼板などの部材が折り曲げられてなる第1フランジ部41及び第2フランジ部42を備えている。第1フランジ部41は、本体部30の上部、すなわち、側壁部30bの上端部分から外側(車幅方向)に向けて延設された部分である。また、第2フランジ部42は、第1フランジ部41に連続して設けられた部分であり、フロアパネル100側に折り曲げられ、本体部30側に向けて延設された部分である。第1フランジ部41から第2フランジ部42に亘り、鋼板が折れ曲がった部分を、フランジ40の折り曲げ部43と称する。
本実施形態では、フランジ40は、両方の側壁部30bのそれぞれに設けられており、第1フランジ部41は、側壁部30bの上端部分から略水平に延設され、第2フランジ部42は略180度反転して、本体部30側に延設されている。また、第2フランジ部42の基端部(第1フランジ部41と接続している部分)から、先端部42aまでの長さは、第1フランジ部41よりも短く、本体部30(側壁部30b)に達しない程度としてある。
このように第1フランジ部41と第2フランジ部42とが一体的になってフランジ40を構成し、第2フランジ部42側がフロアパネル100に溶接等により接合されている。
また、フランジ40の折り曲げ部43(請求項の端部に相当するものである)と、フロアパネル100との間には、ボディシーラー90が設けられている。ボディシーラー90は、フランジ40の折り曲げ部43とフロアパネル100の表面に亘り設けられている。これにより、フランジ40とフロアパネル100との隙間が埋められ、第2フランジ部42の先端部42a側や、サイドメンバ21の内側が閉空間とされる。なお、ボディシーラー90としては、車両の鋼板などの接合部の間隙を埋めるために塗布される公知のシール剤を用いることができる。
このように、フランジ40の折り曲げ部43とフロアパネル100との表面にボディシーラー90が設けられているので、第2フランジ部42の先端部42aに水分が侵入することが防止されている。これにより、第2フランジ部42の先端部42aに錆が生じることを防止することができる。
上述した構造のフランジ40では、第1フランジ部41から折り曲げて第2フランジ部42とされている。そして、第2フランジ部42の先端部42aは、フロアパネル100と第1フランジ部41との間に挟まれており、外側に露出していない。
ここで、サイドメンバ21は、表面に塗装を施すことで錆対策がなされる。しかし、一枚の鋼板からなるサイドメンバ21は、第2フランジ部42の先端部42aが端面を含む部分となり、この端面に十分な塗装が設けられず、錆が生じる可能性がある。
しかしながら、本実施形態に係るサイドメンバ21によれば、先端部42aは外側に露出していないので、仮に、先端部42aにおいて錆が発生したとしても、外側から視認することはできない。このように、錆が目に付かないため、サイドメンバ21の外観が劣化するということを防止することができる。
上述したような先端部42aにおいて錆びが発生する場合としては、ボディシーラー90がフランジ40の折り曲げ部43とフロアパネル100との間からずれて設けられることが考えられる。この場合、隙間から水分が先端部42aに達して、先端部42aが錆びる可能性がある。しかしながら、本実施形態に係るサイドメンバ21では、万が一、ボディシーラー90の塗布不良により、第2フランジ部42の先端部42aに錆びが生じたとしても、上述したようにサイドメンバ21の外観の劣化を防止することができる。
なお、折り曲げ部43については、一枚の鋼板を折り曲げた部分であるので、端面を含まないことから、錆対策の塗装は十分確保される。このため、折り曲げ部43では、当該塗装により、錆が生じることは抑制されている。
また、以上に説明した実施形態では、サイドメンバ21について説明したが、クロスメンバ22についても同様である。
さらに、第1フランジ部41から第2フランジ部42に亘り折り曲げる態様については上述したものに限定されない。例えば、第1フランジ部41から複数回折り曲げて第2フランジ部42を構成してもよい。すなわち、第2フランジ部42の先端部42aが外部から露出しない位置となるように、折り曲げられていれば、折り曲げ回数や折り曲げる角度については特に限定はない。
〈実施形態2〉
実施形態1に係るサイドメンバ21は、本体部30を挟んで対向する第2フランジ部42同士は、互いに離間していたが、このような態様に限定されない。図3は、フロアパネルに接合されたサイドメンバの断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
同図に示すように、フランジ40Aは、本体部30を挟んで対向する第2フランジ部42A同士が接触した構成を有している。具体的には、各第2フランジ部42Aは、本体部30内まで延設され、下方(フロアパネル100から離れる方向)に屈曲して、相互の先端部42a同士が接触している。また、第2フランジ部42Aの先端部42a同士は、溶接されており、一体化している。
このように、本実施形態に係るサイドメンバ21Aは、両側の第2フランジ部42Aの先端部42aが何れも本体部30内に配置され、外側から視認できない構成となっている。これにより、実施形態1と同様に、先端部42aに錆が生じたとしても、サイドメンバ21Aの外観上の劣化を防止することができる。
また、一体化した第2フランジ部42A同士は、リンフォースに相当する形状となる。リンフォースとは、剛性を向上させるための部材であり、サイドメンバ21Aのフランジ40Aに接合されて本体部30の上部側の開口を覆い、閉断面を形成するものである。
本実施形態に係るサイドメンバ21Aは、一体化した第2フランジ部42同士がリンフォースとしての機能を発揮するので、剛性の向上を図るとともに、部品点数を削減することができる。
なお、本実施形態に係る第2フランジ部42A同士は、屈曲した上で互いに接触しているが、このような態様に限定されず、任意の形状で互いに接触していればよい。
〈実施形態3〉
実施形態2に係るサイドメンバ21Aは、第2フランジ部42A同士の先端部42a同士が接触していたが、接触の態様はこれに限定されない。図4は、フロアパネルに接合されたサイドメンバの断面図である。なお、実施形態2と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
同図に示すように、フランジ40Bは、本体部30を挟んで対向する第2フランジ部42A同士が接触した構成を有している。具体的には、各第2フランジ部42Aは、本体部30内まで延設され、下方(フロアパネル100から離れる方向)に屈曲した屈曲部44が設けられている。この屈曲部44は、フロアパネル100に対して略垂直となっている。そして、第2フランジ部42Aの双方の屈曲部44は、その表面同士が面接触している。また、これらの屈曲部44同士は、溶接されており、一体化している。
このように、本実施形態に係るサイドメンバ21Bは、両側の第2フランジ部42Bの先端部42aが何れも本体部30内に配置され、外側から視認できない構成となっている。これにより、実施形態1と同様に、先端部42aに錆が生じたとしても、サイドメンバ21Bの外観上の劣化を防止することができる。
また、一体化した第2フランジ部42B同士は、リンフォースに相当する形状となり、実施形態2と同様の作用効果を奏する。
さらに、本実施形態に係るサイドメンバ21Bは、第2フランジ部42の屈曲部44同士を面で接触させた構造であるので、先端部42aの端面同士で接触するよりも接合させやすく、また、溶接の強度も向上させることができる。
なお、本実施形態に係る第2フランジ部42Bの屈曲部44は、下方に向けて屈曲させたものであるが、このような態様に限定されない。例えば、第2フランジ部42Bを下方に向けて屈曲させた後、フロアパネル100側に向けて屈曲して屈曲部44を構成してもよい。
〈実施形態4〉
実施形態1から実施形態3に係るサイドメンバ21〜21Bは、フランジ40〜40Bが外側に向けて略水平に延設されていたが、このような態様に限定されない。図5は、フロアパネルに接合されたサイドメンバの断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
同図に示すように、フランジ40Cの端部である折り曲げ部43は、フロアパネル100とは離れる方向に屈曲している。具体的には、フランジ40Cは、本体部30の側壁部30bから外側に向けて延設された第1フランジ部41Cと、第1フランジ部41Cから折り曲げられた第2フランジ部42Cとを有している。
第1フランジ部41Cは、側壁部30bから略水平に外側に向けて延設された第1水平部45と、第1水平部45から下方に向けて屈曲して延設された第1傾斜部46とを備えている。
第2フランジ部42Cは、第1フランジ部41Cから略180度反転して折り曲げられた第2傾斜部47と、第2傾斜部47から屈曲して略水平方向に本体部30側に延設された第2水平部48とを備えている。
第1水平部45と第2水平部48とは略平行に積層され、第1傾斜部46と第2傾斜部47とは略平行に積層されている。
このようにフランジ40Cの折り曲げ部43側がフロアパネル100から離れるように、フランジ40Cが屈曲していることで、フロアパネル100とフランジ40Cとの間にガイド溝80が生じている。
このようなガイド溝80は、ボディシーラー90を塗布する際のガイドとして機能する。すなわち、ボディシーラー90を塗布する工具をガイド溝80に沿わせることで、ボディシーラー90をガイド溝80に確実に塗布することができる。
また、ガイド溝80は、ボディシーラー90を保持する作用も奏する。このため、ボディシーラー90がガイド溝80から剥離することが抑制される。
上述したように、本実施形態に係るサイドメンバ21Cによれば、フランジ40Cをフロアパネル100から離れるように屈曲させることでガイド溝80を形成したので、そのガイド溝80に沿わせてボディシーラー90を確実に塗布するとともに、ボディシーラー90の剥離を抑制することができる。これにより、先端部42aや本体部30の内側に水分が侵入することを防止し、先端部42aに錆が生じることをより確実に防止することができる。
なお、本実施形態に係るサイドメンバ21Cは、先端部42aの錆びが外側から視認できない構成であるので、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
また、特に図示しないが、本実施形態では、第2フランジ部42C同士は、互いに接触していないが、実施形態2又は実施形態3と同様に接触させてもよい。この場合においては、実施形態2又は実施形態3と同様の作用効果を奏する。
〈実施形態5〉
実施形態2又は実施形態3に係るサイドメンバ21A及びサイドメンバ21Bでは、第2フランジ部42A、第2フランジ部42B同士が接触した構造とすることで、リンフォースに相当するものとしたが、そのような構造とは別に、独立してリンフォースを用いてもよい。図6は、フロアパネルに接合されたサイドメンバの断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
同図に示すように、本実施形態に係るサイドメンバ21Dは、実施形態1と同一形状の本体部30及びフランジ40を備えており、さらにリンフォース70を備えている。
リンフォース70は、一方面がフランジ40の第2フランジ部42に接合され、本体部30の上部の開口を覆うことで閉断面を形成している。そしてリンフォース70の反対面(フロアパネル100側の面)がフロアパネル100に接合されている。このように、フランジ40は、リンフォース70を介してフロアパネル100に接合されている。
また、ボディシーラー90は、フランジ40の折り曲げ部43とフロアパネル100との間、さらに、リンフォース70の端部を覆うように設けられている。これにより、フロアパネル100、リンフォース70、フランジ40のそれぞれの間が覆われ、水分が先端部42aや本体部30の内部に侵入することが防止されている。
このような本実施形態に係るサイドメンバ21Dは、実施形態1に係るサイドメンバ21と同様の作用効果を奏するとともに、リンフォース70を設けたことで、より一層、剛性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係るサイドメンバ21Dは、実施形態1に係るサイドメンバ21をベースにリンフォース70を設けたものであるが、実施形態2から4に係るサイドメンバをベースにリンフォース70を設けてもよい。このような場合であっても、リンフォース70を設けたことで、より一層、剛性を向上させることができる。
本発明は、自動車の産業分野で利用することができる。
10 車両(自動車)
21、21A、21B、21C、21D サイドメンバ
22 クロスメンバ
30 本体部
40、40A、40B、40C フランジ
41、41C 第1フランジ部
42、42A、42B、42C 第2フランジ部
42a 先端部
43 折り曲げ部(端部)
44 屈曲部
70 リンフォース
80 ガイド溝
90 ボディシーラー
100 フロアパネル

Claims (4)

  1. 断面形状が上方へ開口した箱型の本体部と、該本体部の上部に設けられて自動車のフロアパネルに取り付けられるフランジとを有する自動車のメンバ構造であって、
    前記フランジは、
    前記本体部から外側に向けて延設された第1フランジ部と、
    該第1フランジ部に連続し、前記フロアパネル側に折り曲げられて前記本体部側に向けて延設された第2フランジ部とを備え、
    前記本体部を挟んで対向する前記第2フランジ部同士は、互いに接触している
    ことを特徴とする自動車のメンバ構造。
  2. 請求項に記載する自動車のメンバ構造において、
    前記本体部を挟んで対向する前記第2フランジ部同士は、前記フロアパネル側又は前記フロアパネルとは反対側に向けて屈曲した屈曲部を有し、各屈曲部同士が面接触している
    ことを特徴とする自動車のメンバ構造。
  3. 請求項1又は請求項に記載する自動車のメンバ構造において、
    前記フランジの端部は、前記フロアパネルとは離れる方向に屈曲され、
    前記フランジの端部と前記フロアパネルとの間に、ボディシーラーが設けられている
    ことを特徴とする自動車のメンバ構造。
  4. 請求項1から請求項の何れか一項に記載する自動車のメンバ構造において、
    前記フランジは、前記本体部とで閉断面を形成するリンフォースを介して前記フロアパネルに接合されている
    ことを特徴とする自動車のメンバ構造。
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