JP2555527Y2 - シーミングウェルト - Google Patents

シーミングウェルト

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JP2555527Y2
JP2555527Y2 JP1992010626U JP1062692U JP2555527Y2 JP 2555527 Y2 JP2555527 Y2 JP 2555527Y2 JP 1992010626 U JP1992010626 U JP 1992010626U JP 1062692 U JP1062692 U JP 1062692U JP 2555527 Y2 JP2555527 Y2 JP 2555527Y2
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JP
Japan
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sash
hollow seal
door
vehicle
trim
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康裕 森原
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、センタービラー部ボデ
ィに取付けてあって、リヤドア前端面に弾接する中空状
シーミングウェルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。1
6は前側、17は後側、18は車内側、19は車外側で
ある。従来、センターピラー部ボディ10に取付けてあ
って、リヤドア20の前端面に弾接する中空状シーミン
グウェルト80として、センタービラー部ボディ10の
フランジ11に嵌着するU字状トリム部40とリヤドア
20のサッシュ21に弾接するスポンジゴム製中空シー
ル部90とよりなるものが使用されている。
【0003】しかしながら、中空シール部90は単一の
スポンジ材を使用しているため、リヤドア20を閉じた
時、図3に示す如く、中空シール部90がサッシュ21
に押されて変形し、サッシュ21の車内側に取付けたド
アウエザーストリップ60と干渉し合い、ドア閉力の悪
化・中空シール部90の破損等の不具合を起こすことが
ある言う問題点がある。また、中空シール部90が図3
に示す如く変形したとき、車内から矢印Bに示す如くサ
ッシュ21が見え、サッシュ21の色と、黒色ゴム製シ
ーミングウエルト80及び黒色ゴム製グラスランチャン
ネル70の色とが異なるときには違和感を生じ、外観を
損なうため、サッシュ21を黒色に塗装している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のシーミングウェルト80は、リヤドア20
を閉じた時、中空シール部90がサッシュ21に押され
て変形し、サッシュ21の車内側18に取付けたドアウ
エザーストリップ60と干渉し合い、ドア閉力の悪化・
中空シール部90の破損等の不具合を起こすことがある
こと、また、サッシュ21が黒色に塗装されていない場
合、車内からサッシュ21の色が見え、黒色シーミング
ウエルト30及び黒色グラスランチャンネル70との間
に違和感を生じ、外観を損なうため、サッシュ21を黒
色に塗装する必要があることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、図1・図
4・図6に示す如く、センターピラー部ボディ10のフ
ランジ11に嵌着するU字状トリム部40にリヤドア2
0のサッシュ21に弾接する中空シール部50を結合し
てなるシーミングウェルト30であって、中空シール部
50が、ソリッドゴム製トリム部40に沿う部分並びに
車外側後部分を形成するソリッドゴム製腰部分51、及
びその他の部分をスポンジゴム製のシール部分52より
形成すると共に、リアドア20閉時に中空シール部50
とドアウエザーストリップ60とが干渉し合うことがな
く、かつ、グラスラン70とドアウエザーストリップ6
0との間の車内側のサッシュ21が露出することのない
構成にしたものである。
【0006】第2の考案は、図1・図5・図6に示す如
く中空シール部50が、PVC製トリム部40に沿う部
分並びに車外側後部分を形成する高密度スポンジゴムも
しくはソリッドゴム製の腰部分53、及びその他の部分
を形成するスポンジゴム製シール部分54よりなるもの
である。
【0007】
【実施例】実施例について説明する。16は前側、17
は後側、18は車内側、19は車外側である。10はセ
ンターピラー部ボディ、11はそのセンターピラー部ボ
ディ10の車外側19に突設したフランジ、20はリヤ
ドア、21はそのリヤドア20のサッシュである。30
はシーミングウェルトであって、前記フランジ11に嵌
着するU字状トリム部40とサッシュ21に弾接する中
空シール部50とよりなる。なお、41はトリム部40
に埋設した芯金、60はサッシュ21の車内側18に嵌
着したところのセンターピラー部ボディ10及び中空シ
ール部50と弾接するドアウエザーストリップ、70は
同じくサッシュ21の車外側19に嵌着したグラスラン
チャンネルである。
【0008】さらに、本考案の従来例と異なる点は、リ
ヤドア20を閉じて、中空シール部50がサッシュ21
に押されて変形した時、サッシュ21の車内側18に取
付けたドアウエザーストリップ60と干渉し合うことが
ないように、中空シール部50のトリム部40に沿う部
分並びに車外側後部分を形成する腰部分を他の部分に比
べて剛性を上げている。また、グラスラン70とドアウ
エザーストリップ60との間の車内側のサッシュ21を
露出することがないように構成してある。
【0009】そのため、第1の考案は、それぞれトリム
部40、及び中空シール部50のトリム部40に沿う部
分並びに車外側後部分を形成する腰部分51を一体のソ
リッドゴムで作り、残りの中空シール部50のシール部
分52をスポンジゴムで作ってある。
【0010】また、第2の考案は、トリム部40をPV
Cで作り、中空シール部50のうち、トリム部40に沿
う部分並びに車外側後部分を形成する腰部分53を高密
度スポンジゴムもしくはソリッドゴムで作り、残りのシ
ール部分54をスポンジゴムで作ってある。
【0011】作用について説明すると、何れのシーミン
グウェルト30も、腰部分51,53がシール部分5
2,54よりも剛性を上げてあり、変形しにくいため、
リヤドア20を閉じた時、進入するサッシュ21に押さ
れてシール部分52,54が変形しても、前側に流れる
ことはなく、従ってドアウエザーストリップ60と干渉
し合うことがなく、ドア閉力の悪化・中空シール部90
の破損等の不具合を起こすようなことがない。また、サ
ッシュ21が黒色に塗装されていなくても、シール部分
52,54がまくれて、サッシュ21が露出するような
ことはなく、外観は常にすっきりしていて、わさわざサ
ッシュ21を黒色に塗装する必要はない。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
リヤドア20を閉じた時、ドアウエザーストリップ60
と干渉し合い、ドア閉力の悪化・中空シール部90の破
損等の不具合を起こすようなことがなく、またシール部
分52,54がまくれて、サッシユ21が車内側から見
えるようなことはなく、外観は常にすっきりしていて、
わさわざサッシュ21を黒色に塗装する必要はなく、ド
ア閉力の改善・外観の向上・塗装費の節減等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤドアの正面図である。
【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】従来例の取付状態を示す図1のA−A断面図で
ある。
【図4】第1の考案の実施例を示す図1のA−A断面図
である。
【図5】第2の考案の実施例を示す図1のA−A断面図
である
【図6】第2の考案の取付状態を示す図1のA−A断面
図である。
【符号の説明】
10 センターピラー部ボディ 11 フランジ 16 前側 17 後側 18 車内側 19 車外側 20 リヤドア 21 サッシュ 30 シーミングウェルト 40 トリム部 41 芯金 50 中空シール部 51 腰部分 52 シール部分 53 腰部分 54 シール部分 60 ドアウエザーストリップ 70 グラスランチャンネル 80 シーミングウェルト 90 中空シール部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターピラー部ボディ(10)のフラン
    ジ(11)に嵌着するU字状トリム部(40)にリヤド
    ア(20)のサッシュ(21)に弾接する中空シール部
    (50)を結合してなるシーミングウェルト(30)に
    おいて、 中空シール部(50)が、ソリッドゴム製トリム部(4
    0)に沿う部分並びに車外側後部分を形成するソリッド
    ゴム製の腰部分(51)、及びその他の部分をスポンジ
    ゴム製のシール部分(52)より形成すると共に、リア
    ドア(20)閉時に中空シール部(50)とドアウエザ
    ーストリップ(60)とが干渉し合うことがなく、か
    つ、グラスラン(70)とドアウエザーストリップ(6
    0)との間の車内側のサッシュ(21)が露出すること
    のない構成にしてなるシーミングウェルト。
  2. 【請求項2】センターピラー部ボディ(10)のフラン
    ジ(11)に嵌着するU字状トリム部(40)にリヤド
    ア(20)のサッシュ(21)に弾接する中空シール部
    (50)を結合してなるシーミングウェルト(30)に
    おいて、 中空シール部(50)が、PVC製トリム部(40)に
    沿う部分並びに車外側後部分を形成する高密度スポンジ
    ゴムもしくはソリッドゴム製の腰部分(53)、及びそ
    の他の部分をスポンジゴム製のシール部分(54)より
    形成すると共に、リアドア(20)閉時に中空シール部
    (50)とドアウエザーストリップ(60)とが干渉し
    合うことなく、かつ、グラスラン(70)とドアウエザ
    ーストリッブ(60)との間の車内側のサッシュ(2
    1)が露出することのない構成にしてなるシーミングウ
    ェルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60105550U (ja) * 1983-12-26 1985-07-18 三菱自動車工業株式会社 ウエザストリツプ
JPS63269752A (ja) * 1987-04-25 1988-11-08 Toyoda Gosei Co Ltd フアブリツク調トリム
JPH01132441A (ja) * 1987-11-17 1989-05-24 Tokai Kogyo Kk 弾性シール体

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