JP2513784B2 - レ―ダ装置 - Google Patents

レ―ダ装置

Info

Publication number
JP2513784B2
JP2513784B2 JP63138936A JP13893688A JP2513784B2 JP 2513784 B2 JP2513784 B2 JP 2513784B2 JP 63138936 A JP63138936 A JP 63138936A JP 13893688 A JP13893688 A JP 13893688A JP 2513784 B2 JP2513784 B2 JP 2513784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
interference
amplitude value
interference wave
radar device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63138936A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01307683A (ja
Inventor
俊二 田中
信博 武内
正樹 安福
正信 津藤
弘 石井
和巳 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO, Mitsubishi Electric Corp filed Critical BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Priority to JP63138936A priority Critical patent/JP2513784B2/ja
Publication of JPH01307683A publication Critical patent/JPH01307683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513784B2 publication Critical patent/JP2513784B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーダ装置に関し、特にその干渉波除去
性能の向上を図ったものに関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のレーダ装置のブロック図である。抄録
集には見当たらないが、メリル I.スコルニック著 マ
グロウヒル ブックカンパニー発行の文献「レーダーハ
ンドブック」(“Radar Handbook,Merrill I.Skolnik,M
cGraw Hill Book Company")P38−16〜38−18に記述の
あるデフルータが類似の機能を有する。
図において、1は振幅計算回路、2はメモリ、3はメ
モリ2に接続された干渉判定回路、6はメモリ2及び干
渉判定回路3に接続された補間回路(干渉波除去回
路)、7は補間回路6に接続されたドプラフィルタであ
る。
次に動作について説明する。
第2図において、振幅計算回路1は互いに直交するI
とQのビデオ信号から、レーダ受信信号の振幅値|Σ|
を計算する。振幅値|Σ|はメモリ2に入力され、同一
距離、即ち同一レンジゲート毎にそれぞれの送信パルス
間隔(PRT;Pulse Repetition Time)の3回分の振幅値
|Σi-1|,|Σi|,|Σi+1|が干渉判定回路3に入力され
る。ここに、i-1の1PRT前の、i+1の1PRT後のデ
ータをそれぞれ示す添字である。
一方、I及びQビデオ信号は、メモリ2に入力され、
PRT間隔の値(Ii+1,Ii,Ii-1及びQi+1,Qi,Qi-1)が補間
回路6に入力される。
補間回路6は干渉判定回路3からの制御信号に従い、
Iビデオ及びQビデオ信号を補間するかあるいはそのま
まで出力する。補間回路6の出力はドプラフィルタ7に
入力され、受信信号のドプラ周波数成分が出力される。
干渉判定回路3と補間回路6の動作を、さらに詳しく
説明する。
干渉判定回路3はPRTごとの振幅値が第3図(a)に
示すように突出しているとき、具体的には、 |Σi|>K1・|Σi-1|かつ |Σi|>K1・|Σi+1| (K1は1より大の定数) のときに、干渉波有りと判定し、補間回路6に補間を指
示する。
補間回路6は、補間有り(干渉波有り)のときには、 を計算し、ドプラフィルタ7に出力する。
従って、第3図(a)のような干渉波は補間により除
去され、ドプラフィルタ7以降へ干渉波の影響を与えな
い。
また、補間回路6は、補間なしとの指示を受けた時
は、 Ii′=Ii Qi′=Qi 即ち、そのままドプラフィルタ7に出力する。
従来の装置は以上のように動作するので、第3図
(a)のように突出した干渉波を除去する効果があっ
た。
ところが、クラッタ(地表面からの反射波)の存在の
下で干渉波が重畳した場合には、第3図(b)のように
干渉波が突出する場合のみならず、第3図(c)のよう
に干渉波とクラッタとが打消しあって干渉波の存在する
位置の振幅が前後より大幅に小となる場合も生じる。
従来装置は、第3図(b)の場合には、第3図(a)
と同様に干渉波を除去できるが、第3図(c)の場合に
は干渉波を除去できず正しいドプラ周波数を検出できな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のレーダ装置は以上のように構成されているの
で、クラッタと干渉波が重畳したときに干渉波を除去出
来ない場合が生じるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、クラッタと干渉波が重畳したときにも、常
に干渉波を除去できるレーダ装置を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るレーダ装置は、受信信号の振幅値の突
出を干渉があったと判定する回路以外に、落込みを干渉
があったと判定する回路と、両干渉判定回路の出力のOR
信号を生成して干渉波除去回路の制御信号とする回路と
を追加したものである。
〔作用〕
この発明におけるレーダ装置は、突出を干渉と判定す
る回路と落込みを干渉と判定する回路の両者の出力のOR
信号を干渉波除去回路の制御信号とすることにより、ビ
デオ信号を補間または置換するようにしたので、クラッ
タと干渉波が重畳したときにも、常に干渉波を除去でき
る。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるレーダ装置を示し、
図において、1〜3及び6,7は従来のレーダ装置と同一
のものである。4はメモリ2に接続された干渉判定回
路、5は干渉判定回路3及び4に接続されたOR回路であ
る。
以下、この第1図の実施例において、従来技術と異な
る動作だけを説明する。
第1の干渉判定回路3は従来装置と同じく、同一距離
の前後に比べて突出しているときに干渉有りと判定す
る。第2の干渉判定回路4はPRTごとの振幅値が、第4
図に示すように前後より大幅に小さいとき、具体的に
は、 |Σi|<(1/K2)・|Σi-1|かつ |Σi|<(1/K2)・|Σi+1| (K2は1より大の定数) のときに干渉有りと判定する。
干渉判定回路3と干渉判定回路4の出力はOR回路5に
より論理和が計算され、補間回路6に出力される。
即ち、前後に比べて突出または落込んでいるときにビ
デオ信号が補間され、それ以外のときはビデオ信号がそ
のままドプラフィルタ7へ出力される。従って、クラッ
タに干渉波が重畳した場合であって、第3図(b)のよ
うに干渉が突出した場合にも、第4図のように干渉が落
込んだ場合にもともに干渉波を除去できる。
なお、上記実施例は前後のデータを補間する方式に適
用したものについて示したが、第6図のように、干渉有
りのときには1PRT前のデータを2回続けて用いる方式に
対しても同様に適用できる。
即ち、第6図のブロック図において、置換回路(干渉
波除去回路)8は干渉有りのときに前のビデオ信号を2
回続けて出力するように置換する。この場合、第3図
(a),(b)のように干渉波が突出する場合には干渉
波を除去できるが、第3図(c)のように干渉波が落込
む場合には干渉波を除去できない。
これに対して、第5図のものは、第6図のレーダ装置
に上記実施例と同じ回路を追加したものであり、このよ
うに構成することにより第4図のように干渉波有りのと
きに振幅値が落込む場合にも干渉波を除去可能であり、
上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明に係るレーダ装置によれば、
受信レーダ信号の振幅値が前後のデータに比べて突出ま
たは落込んでいるときにビデオ信号を補間または置換す
る構成としたので、クラッタに干渉波が重畳したときに
も常に干渉波を除去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるレーダ装置のブロッ
ク図、第2図は従来のレーダ装置のブロック図、第3図
及び第4図は干渉波除去動作の説明図、第5図はこの発
明の他の実施例によるレーダ装置のブロック図、第6図
は第5図の適用対象である従来のレーダ装置のブロック
図である。 図において、1は振幅計算回路、2はメモリ、3および
4は第1および第2の干渉判定回路、5はOR回路、6は
補間回路(干渉波除去回路)、7はドプラフィルタ、8
は置換回路(干渉波除去回路)である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安福 正樹 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社通信機製作所内 (72)発明者 津藤 正信 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社通信機製作所内 (72)発明者 石井 弘 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社通信機製作所内 (72)発明者 山口 和巳 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社通信機製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−165174(JP,A) 特開 昭63−94183(JP,A) 特開 昭60−253989(JP,A) 特公 平4−56267(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダ装置において、 ビデオ信号からレーダ受信信号の振幅値を計算する振幅
    計算回路と、 同一レンジゲートにおける上記ビデオ信号と上記振幅値
    とを所定のレーダ繰返し周期分記憶するメモリと、 上記振幅値がその前後の振幅値データから突出している
    か否かで干渉の有無を判定する第1の干渉判定回路と、 上記振幅値がその前後の振幅値データから落込んでいる
    か否かで干渉の有無を判定する第2の干渉判定回路と、 上記第1,第2の干渉判定回路の両者の出力の論理和を求
    めるOR回路と、 該OR回路の出力に応じて上記ビデオ信号を補間または置
    換して干渉波を除去する干渉波除去回路と、 該干渉波除去回路の出力を用いて目標のドプラ周波数成
    分を出力するドプラフィルタとを備えたことを特徴とす
    るレーダ装置。
JP63138936A 1988-06-06 1988-06-06 レ―ダ装置 Expired - Lifetime JP2513784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63138936A JP2513784B2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 レ―ダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63138936A JP2513784B2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 レ―ダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01307683A JPH01307683A (ja) 1989-12-12
JP2513784B2 true JP2513784B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=15233608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63138936A Expired - Lifetime JP2513784B2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 レ―ダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513784B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016039043A1 (ja) * 2014-09-08 2016-03-17 古野電気株式会社 物標探知装置、レーダ装置および物標探知方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01307683A (ja) 1989-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005530164A (ja) 物体検出用システムにおける妨害を抑制するための方法
JP2787855B2 (ja) 不要信号抑圧装置
JPH032433B2 (ja)
JP2597027B2 (ja) 波浪観測レーダ
JP2513784B2 (ja) レ―ダ装置
JP2006329669A (ja) レーダ装置
JPH05223928A (ja) パルスレーダ
JPS62132186A (ja) レ−ダ信号処理装置
JP2000111646A (ja) ドップラ検出表示方法及びシステム
JP2628585B2 (ja) レーダ装置
JP2004264284A (ja) Fskレーダーにおけるアンビギュイティでない距離を増大させる方法
JP2795610B2 (ja) 超音波診断装置
JP2016121970A (ja) エコー信号処理装置、レーダ装置、エコー信号処理方法、及びプログラム
JP2000155165A (ja) レーダ装置
JPH05142339A (ja) クラツタ抑圧装置
JP3389127B2 (ja) レーダー信号処理装置およびレーダー信号処理装置の信号処理方法
JP2875460B2 (ja) 干渉波除去装置
JP2581760B2 (ja) レーダ装置
JPH11271431A (ja) Fmcwレーダ装置
JPH049786A (ja) レーダ干渉除去方式
JP2001174545A (ja) 水中静止目標物検知方法及び装置
JPH10197627A (ja) 移動目標指示装置
JPH03191890A (ja) 周波数変調式レーダ装置
JP2837614B2 (ja) 不要信号抑圧装置
JPH10206524A (ja) 目標検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 13