JP2513668Y2 - エンジンフ―ド - Google Patents

エンジンフ―ド

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JP2513668Y2
JP2513668Y2 JP1990057003U JP5700390U JP2513668Y2 JP 2513668 Y2 JP2513668 Y2 JP 2513668Y2 JP 1990057003 U JP1990057003 U JP 1990057003U JP 5700390 U JP5700390 U JP 5700390U JP 2513668 Y2 JP2513668 Y2 JP 2513668Y2
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JP
Japan
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hood
protector
engine hood
engine
seal
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正嗣 長友
精耕 吉田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパワーショベルにおけるエンジンフードのプ
ロテクタに関する。
(従来の技術) 従来からパワーショベルのエンジンは、第3図に示す
ように旋回フレーム21の床面後部22に設けられており、
したがってこれをカバーするエンジンフード23も当然の
ことながら旋回フレーム21の床面後部22に設けられてい
る。
一方、旋回フレーム21の後面にはカウンタウェイト24
が設けられており、このカウンタウェイト24の両端とな
る前記旋回フレーム21の両側には、カウンタウェイト24
の両端がそれぞれ接して、上部が前記エンジンフード23
の適宜高さに達するプロテクタ25が設けられている。
そしてこのプロテクタ25は旋回フレーム21が旋回した
時に、外部の障害物と衝突してエンジンフード23が破損
するのを防止する役目を有しているものである。
(考案が解決しようとする課題) しかして、このプロテクタの構造は詳しくは第4図に
示すような取り付けになっているため、エンジンフード
23とプロテクタ25間には斜線で示すような隙間があっ
て、この隙間に泥土が詰まると云う問題があり、また、
プロテクタ25はエンジンフード23の外側にあるため、幅
(W)方向の寸法が大きくなり、この結果プロテクタ25
がエンジンフード23面よりも外側に飛び出した形状とな
って外観上も良くない。
さらに、旋回フレーム21の後部にプロテクタ25を設け
ればエンジンフード23の開放時に邪魔になり、設けなけ
ればこの方向からの障害物に対してガードできないと云
う問題があった。
本考案はこれに鑑み、フードとプロテクタとの間に泥
土が詰まることなく、しかも斜め後方のフードをガード
できるようにしたエンジンフードのプロテクタを提供し
て従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてな
されたものである。
(課題を解決するための手段) パワーショベル等の車体後方の旋回フレーム上に搭載
されたエンジンの上面、後面および側面を覆うエンジン
フードにおいて、エンジンフードの側面から後面のコー
ナを含む下側に切り欠き部を設けた開閉自在なフード
と、少なくとも、フードの切り欠き部を湾曲状で覆うと
ともに、フードと同一平面か、あるいはフードより所定
量突出し、かつ、フードの切り欠き部側の端部にシール
に当接するほぼL字形状のテーパ部を有するプロテクタ
とからなることを特徴とするエンジンフードとする。
(作用) 上記構成により、エンジンフードとプロテクタとの間
には泥土が詰まる不具合はなくなり、しかもガード長さ
も長いから斜め後方のエンジンフードのガードが可能と
なり、その上、外観上においても一体的な美観が得られ
る。
(実施例) 以下、本考案を第1図および第2図に示す実施例を参
照して説明する。
本考案にかかるエンジンフードのプロテクタは、パワ
ーショベル等の旋回フレーム1上のエンジンフード2の
側面をガードするプロテクタにおいて、前記エンジンフ
ード2の側面から後面のコーナを含む下側に切り欠き部
3を設け、この切り欠き部3には湾曲状のプロテクタ4
を設けると共に、前記エンジンフード2の下端部をシー
ル取り付け部5に、プロテクタ4の上端部をフード受け
面6にそれぞれ形成して、前記シール取り付け面5に取
り付けたシール7を前記フード受け面6に接触させるこ
とにより前記前記エンジンフードを前記プロテクタに重
ねるようにしたものである。
パワーショベルは一般に下部走行体8の上に、上部旋
回体9が回転自在に設けられ、上部旋回体9には旋回フ
レーム1上に図示しないブーム・バケット等からなる作
業機の基部、運転室、エンジン等が配置されている。
そしてエンジンはこの実施例では旋回フレーム1の後
部に配置され、エンジンを収容するエンジン室はカバー
部材10および前記エンジンフード2により形成されてい
る。
旋回フレーム1の後部には、作業機の作業時における
車体のバランスを取るためカウンタウェイト11が装着さ
れている。
前記プロテクタ4は、フード2の両側部と後面の下部
の切り欠き部3をカバーするように湾曲した形状になっ
ており、前記カウンタウェイト11の両端部も1部が切り
欠かれて、この切り欠かれた部分にプロテクタ4の下部
が納まるようになっている。
前記エンジンフード2の下側となる端部はシール取り
付け部5に形成され、このシール取り付け部5には、下
側がリング状で上側が前記シール取り付け部5と係合す
るように形成されたシール7が上側で係合されている。
また、前記プロテクタ4の上側で前記エンジンフード
2と対向する端部はフード受け面6に形成され、前記シ
ール7の下側とはフード受け面6で常時接触状態となる
ように取り付けられている。
このフード受け面6の形状は車体すなわち上部旋回体
9の両側面のみでなく、後側となるプロテクタ4とフー
ド2の両側においても同じあるが、この場合、プロテク
タ4の端部が上側から順次左、および右側に移行してそ
れぞれエンジンフード2の端部に対向するようになって
いる点が相違する。
したがってエンジンフード2とプロテクタ4とはそれ
ぞれの端部が内側においてシール7を介して重なり、こ
れによりエンジンフード2の外面とプロテクタ4の外面
はほぼ同一平面に近い状態かあるいは所定量突出した状
態に形成される。
そして両者の隙間にはシール7が装着されることによ
り車体の内外が絶縁され、かつプロテクタ4はエンジン
フード2をフード受け面6により支持していることにな
る。
また、第1図(b)に示すようにエンジンフード2を
矢印のように上方に回動させる場合にも、プロテクタ4
に干渉することなく、開くことが可能となる形状にエン
ジンフード2が切り欠かれている。
さらに、プロテクタ4のないエンジンフード2の後側
の中央の下端部も両側面と同様にシール取り付け部5に
形成されており、ここに取り付けられたシール7はカウ
ンタウェイト3の上面をフード受け面として接触するこ
とにより、プロテクタ4の場合と同様にエンジンフード
2とカウンタウェイト11との間をシールすることができ
るようになっている。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、パワーショベル等の旋
回フレーム上のエンジンフードの側面をガードするプロ
テクタにおいて、前記エンジンフードの側面から後面の
コーナを含む下側に切り欠き部を設け、この切り欠き部
には湾曲状のプロテクタを設けると共に、前記エンジン
フードの端部をシール取り付け部に、プロテクタの端部
をフード受け面にそれぞれ形成して、前記シール取り付
け部に取り付けたシールを前記フード受け面に接触させ
ることにより前記エンジンフードを前記プロクタに重ね
るように構成したから、エンジンフードの側面とプロテ
クタとは不揃いなく一体的となり、従来のように両者の
間に泥土が詰まる不具合が解消されると共に、エンジン
フード後面のコーナを湾曲したプロテクタ部分でカバー
することにより、斜め後方からの外部との衝突に対して
もエンジンフードをガードできる。
また、エンジンフードの下側全部にシールを装着した
ので、プロテクタやカウンタウェイトとの金属接触がな
くなり、したがって互いの錆や傷付きが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるエンジンフードのプロテクタの
一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は後面図、第2図(a)は第1図のA−A断面
図、(b)は第1図のB−B断面図、第3図は従来のエ
ンジンフードのプロテクタを示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は後面図、第4図は第3図のエ
ンジンフードとプロテクタの取り付け部分の拡大を示
し、(a)は側面図、(b)は後面図である。 1……旋回フレーム、2……エンジンフード、3……切
り欠き部、4……プロテクタ、5……シール取り付け
部、6……フード受け面、7……シール。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーショベル等の車体後方の旋回フレー
    ム上に搭載されたエンジンの上面、後面および側面を覆
    うエンジンフードにおいて、エンジンフードの側面から
    後面のコーナを含む下側に切り欠き部を設けた開閉自在
    なフードと、少なくとも、フードの切り欠き部を湾曲状
    で覆うとともに、フードと同一平面か、あるいはフード
    より所定量突出し、かつ、フードの切り欠き部側の端部
    にシールに当接するほぼL字形状のテーパ部を有するプ
    ロテクタとからなることを特徴とするエンジンフード。
JP1990057003U 1990-05-30 1990-05-30 エンジンフ―ド Expired - Fee Related JP2513668Y2 (ja)

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JPH0416065U JPH0416065U (ja) 1992-02-10
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JPS59116248U (ja) * 1983-01-27 1984-08-06 いすゞ自動車株式会社 自動車用バンパ装置
JPH0542683Y2 (ja) * 1988-03-03 1993-10-27

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