JPH0516360Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516360Y2 JPH0516360Y2 JP1984104578U JP10457884U JPH0516360Y2 JP H0516360 Y2 JPH0516360 Y2 JP H0516360Y2 JP 1984104578 U JP1984104578 U JP 1984104578U JP 10457884 U JP10457884 U JP 10457884U JP H0516360 Y2 JPH0516360 Y2 JP H0516360Y2
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- JP
- Japan
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- back door
- protection plate
- key cylinder
- protector
- predetermined distance
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
本考案は、キーシリンダへの異物進入防止構造
に係り、特に、バツクドアハンドルのキーシリン
ダ部へ水、埃等の異物が進入することを防止する
ようにしたキーシリンダの異物進入防止構造の改
良に関する。
に係り、特に、バツクドアハンドルのキーシリン
ダ部へ水、埃等の異物が進入することを防止する
ようにしたキーシリンダの異物進入防止構造の改
良に関する。
従来、この種のキーシリンダへの異物進入防止
構造としては、例えば第5図乃至第7図に示され
るような、バツクドアパネル10に取付けられた
キーシリンダ12のキー差込孔に対応する位置に
開孔部14が形成されたバツクドアハンドル16
と、キーシリンダ12の左右側及び上下側を被覆
するプロテクタ18A〜18Dと、を備えたもの
が知られている。 キーシリンダ12は、前記バツクドアハンドル
16の右側部に設けられており、前記バツクドア
ハンドル16は、このキーシリンダ12の上側及
び後方側を被覆する上側被覆部16A、及び後側
被覆部16Bを備えている。 この結果、バツクドアパネル10に取付けられ
たキーシリンダ12に対し、開孔部14を除いて
後側、左側、及び下側で1重に、又、上側、右側
で2重にそれぞれ被覆・保護が行われるようにな
つている。 第6図において、符号20はそれぞれゴム等の
軟質シール材を示している。 しかしながら、このような従来のキーシリンダ
への異物進入防止構造にあつては、特にキーシリ
ンダ12の下側において被覆が1種となつている
だけでなく、複雑な断面形状をしたバツクドアパ
ネル10にプロテクタ18A〜18Dを含むバツ
クドアハンドル16を取付けなければならなかつ
たため、例えばシール材20を含むバツクドアハ
ンドル16の上側被覆部16A及び上側プロテク
タ18Cのバツクドアパネル10に対する組付け
ばらつきにより、下側プロテクタ18Dとバツク
ドアパネル10との間に〓間が発生することがあ
り、異物がキーシリンダ12まで進入する恐れが
あるという問題があつた。 一方、キーシリンダ12を2重、あるいは3重
に被覆したものとして、例えば実開昭56−159566
が知られているが、この開示例は、ライセンスプ
レートの取付け部分にキーシリンダを取付け、リ
ヤウインドのスペースを充分に確保すると共に、
ドアロツク関係の取付け部分の部品点数を少なく
してコストの低減化を図つたもので、目的が相違
しており、従つて、キーシリンダへの異物進入防
止の観点から見た場合には、構造が複雑であり且
つ組付け時のがたつきが許されない等の問題があ
る。
構造としては、例えば第5図乃至第7図に示され
るような、バツクドアパネル10に取付けられた
キーシリンダ12のキー差込孔に対応する位置に
開孔部14が形成されたバツクドアハンドル16
と、キーシリンダ12の左右側及び上下側を被覆
するプロテクタ18A〜18Dと、を備えたもの
が知られている。 キーシリンダ12は、前記バツクドアハンドル
16の右側部に設けられており、前記バツクドア
ハンドル16は、このキーシリンダ12の上側及
び後方側を被覆する上側被覆部16A、及び後側
被覆部16Bを備えている。 この結果、バツクドアパネル10に取付けられ
たキーシリンダ12に対し、開孔部14を除いて
後側、左側、及び下側で1重に、又、上側、右側
で2重にそれぞれ被覆・保護が行われるようにな
つている。 第6図において、符号20はそれぞれゴム等の
軟質シール材を示している。 しかしながら、このような従来のキーシリンダ
への異物進入防止構造にあつては、特にキーシリ
ンダ12の下側において被覆が1種となつている
だけでなく、複雑な断面形状をしたバツクドアパ
ネル10にプロテクタ18A〜18Dを含むバツ
クドアハンドル16を取付けなければならなかつ
たため、例えばシール材20を含むバツクドアハ
ンドル16の上側被覆部16A及び上側プロテク
タ18Cのバツクドアパネル10に対する組付け
ばらつきにより、下側プロテクタ18Dとバツク
ドアパネル10との間に〓間が発生することがあ
り、異物がキーシリンダ12まで進入する恐れが
あるという問題があつた。 一方、キーシリンダ12を2重、あるいは3重
に被覆したものとして、例えば実開昭56−159566
が知られているが、この開示例は、ライセンスプ
レートの取付け部分にキーシリンダを取付け、リ
ヤウインドのスペースを充分に確保すると共に、
ドアロツク関係の取付け部分の部品点数を少なく
してコストの低減化を図つたもので、目的が相違
しており、従つて、キーシリンダへの異物進入防
止の観点から見た場合には、構造が複雑であり且
つ組付け時のがたつきが許されない等の問題があ
る。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、プロテクタ等を含むバツクド
アハンドルの組付けに多少のばらつきが生じたと
しても、キーシリンダへの異物進入を確実に防止
することのできるキーシリンダへの異物進入防止
構造を提供することを目的とする。
れたものであつて、プロテクタ等を含むバツクド
アハンドルの組付けに多少のばらつきが生じたと
しても、キーシリンダへの異物進入を確実に防止
することのできるキーシリンダへの異物進入防止
構造を提供することを目的とする。
本考案は、バツクドアパネルに取付けられたキ
ーシリンダのキー差込孔に対応する位置に開孔部
が形成され、且つ、キーシリンダの上側及び後側
を被覆するバツクドアハンドルと、該バツクドア
ハンドルの前記キーシリンダ後側被覆部から突出
され、キーシリンダの左右側及び上下側を被覆す
るプロテクタと、を備えたキーシリンダへの異物
進入防止構造において、前記バツクドアパネル側
に取付けられたライセンスガーニツシユの上端部
を、前記下側プロテクタから所定距離だけ離れた
位置で、該下側プロテクタと略平行にバツクドア
ハンドル側へ折曲げて形成した第1保護板と、前
記バツクドアハンドル側の後側被覆部を、前記下
側プロテクタと交差する位置から下側へ向けて前
記所定距離相当分だけ延在し、更に下側プロテク
タと略平行且つバツクドアパネル方向に折曲げ
て、前記第1保護板の下側で重なり部が生じるよ
うにして形成した第2保護板と、前記第1保護板
を含むバツクドアパネル側から、前記左右側プロ
テクタと略平行に、且つ、所定距離だけ離して延
在させた第3保護板と、前記第2保護板を含むバ
ツクドアハンドル側から、前記左右側プロテクタ
と略平行に、且つ所定距離だけ離して、前記第3
保護板と重なり部が生じるようにして延在させた
第4保護板と、を備えたことにより上記目的を達
成するものである。
ーシリンダのキー差込孔に対応する位置に開孔部
が形成され、且つ、キーシリンダの上側及び後側
を被覆するバツクドアハンドルと、該バツクドア
ハンドルの前記キーシリンダ後側被覆部から突出
され、キーシリンダの左右側及び上下側を被覆す
るプロテクタと、を備えたキーシリンダへの異物
進入防止構造において、前記バツクドアパネル側
に取付けられたライセンスガーニツシユの上端部
を、前記下側プロテクタから所定距離だけ離れた
位置で、該下側プロテクタと略平行にバツクドア
ハンドル側へ折曲げて形成した第1保護板と、前
記バツクドアハンドル側の後側被覆部を、前記下
側プロテクタと交差する位置から下側へ向けて前
記所定距離相当分だけ延在し、更に下側プロテク
タと略平行且つバツクドアパネル方向に折曲げ
て、前記第1保護板の下側で重なり部が生じるよ
うにして形成した第2保護板と、前記第1保護板
を含むバツクドアパネル側から、前記左右側プロ
テクタと略平行に、且つ、所定距離だけ離して延
在させた第3保護板と、前記第2保護板を含むバ
ツクドアハンドル側から、前記左右側プロテクタ
と略平行に、且つ所定距離だけ離して、前記第3
保護板と重なり部が生じるようにして延在させた
第4保護板と、を備えたことにより上記目的を達
成するものである。
本考案においては、前記下側プロテクタと略平
行に且つ所定距離だけ離して、更に保護板を設け
るようにすると共に、該保護板をバツクドアパネ
ル側に取付けられたライセンスガーニツシユ及び
バツクドアハンドル側からそれぞれ重なり部が生
じるようにして延在させるようにしたため、組付
けに際してばらつきが生じたとしても、該ばらつ
きがこの重なり部の多少として吸収され、更に、
下側プロテクタと所定距離だけ離れた位置に第1
保護板が上、第2保護板が下になるようにして設
けられているため、異物の進入を一層確実に防止
することができる。 又、更に、同様に、前記第1保護板を含むバツ
クドアパネル側及び前記第2保護板を含むバツク
ドアハンドル側から、前記左側プロテクタと略平
行に、且つ、所定距離だけ離して、それぞれ第
3、第4保護板を重なり部が生じるようにして延
在させることにより、キーシリンダの左右側につ
いても組付けばらつきの吸収と確実な異物進入防
止を行うことができる。
行に且つ所定距離だけ離して、更に保護板を設け
るようにすると共に、該保護板をバツクドアパネ
ル側に取付けられたライセンスガーニツシユ及び
バツクドアハンドル側からそれぞれ重なり部が生
じるようにして延在させるようにしたため、組付
けに際してばらつきが生じたとしても、該ばらつ
きがこの重なり部の多少として吸収され、更に、
下側プロテクタと所定距離だけ離れた位置に第1
保護板が上、第2保護板が下になるようにして設
けられているため、異物の進入を一層確実に防止
することができる。 又、更に、同様に、前記第1保護板を含むバツ
クドアパネル側及び前記第2保護板を含むバツク
ドアハンドル側から、前記左側プロテクタと略平
行に、且つ、所定距離だけ離して、それぞれ第
3、第4保護板を重なり部が生じるようにして延
在させることにより、キーシリンダの左右側につ
いても組付けばらつきの吸収と確実な異物進入防
止を行うことができる。
以下図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説
明する。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されるよ
うに、バツクドアパネル10に取付けられたキー
シリンダ12のキー差込孔に対応する位置に開孔
部14が形成され、且つ、キーシリンダの上側及
び後側を被覆するバツクドアハンドル16と、該
バツクドアハンドル16の前記後側被覆部16B
から突出され、キーシリンダ12の左右側及び上
下側を被覆するプロテクタ18A〜18Dと、を
備えたキーシリンダ12への異物進入防止構造に
おいて、前記バツクドアパネル10側に取付けら
れたライセンスガーニツシユ23の上端部を、下
側プロテクタ18Dから所定距離L1だけ離れた
位置で、該下側プロテクタ18Dと略平行にバツ
クドアハンドル16側へ折曲げて形成した第1保
護板22Aと、前記バツクドアハンドル16側の
後側被覆部16Bを、下側プロテクタ18Dと交
差する位置から下側へ向けて前記所定距離L1相
当分だけ延在し、ここから更に下側プロテクタ1
8Dと略平行且つバツクドアパネル10側に折曲
げて、前記第1保護板22Aの下側で重なり部
A1が生じるようにして第2保護板22Bを形成
したものである。 又、前記第1保護板22Aを含むバツクドアパ
ネル10側及び前記第2保護板22Bを含むバツ
クドアハンドル16側からは、前記左側プロテク
タ18Aと略平行に且つ所定距離L2だけ離して、
それぞれ第3、第4保護板24A,24Bか重な
り部A2が生じるようにして延在されている。 即ち、前記第3保護板24Aは、バツクドアパ
ネル10とライセンスガーニツシユ23との間に
設けられると共に、第1保護板22Aを含むバツ
クドアパネル10からバツクドアハンドル16へ
向けて後ろ上方へ延在・形成されている。 前記第4保護板24Bは、前記第2保護板22
Bを含むバツクドアハンドル16の後側被覆部1
6Bからバツクドアパネル10の第3保護板24
Aの内側へ向けて延在・形成されており、該第3
保護板24Aとの重なり部A2が前側へ傾斜され
た状態で形成されるようになつている。 この実施例によれば、キーシリンダ12の上側
についてはバツクドアハンドル16の上側被覆部
16Aと上側プロテクタ18Cとの2重被覆がな
され、且つキーシリンダ12の下側については下
側プロテクタ18Dと第1、第2保護板22A,
22Bとによる2重被覆がなされるため、異物の
進入を確実に防止することができる。即ち、組付
け時のばらつきにより、下側プロテクタ18Dと
バツクドアパネル10との間に〓間が生じたとし
ても、バツクドアパネル10側とバツクドアハン
ドル16側の双方から重なり部A1が生じるよう
にして第1、第2保護板22A,22Bが延在・
形成されているため、この組付けのばらつきは重
なり部A1の多少として吸収される。この結果、
キーシリンダ10の上下側において、該キーシリ
ンダ10に対する〓間の発生を完全に防止するこ
とができる。 しかも、通常存在するライセンスガーニツシユ
を有効に利用しているので、新たな部品点数の増
加がなく、又、第1保護板22Aの下に第2保護
板が重なるようにしてあり、且つ、下側プロテク
タ18Dと第1、第2保護板22A,22Bとの
間には所定距離L1が存在しており、又、第1保
護板22Aの先端部と下側プロテクタ18Dの先
端部との間には距離L3が存在することになるた
め、異物の進入は一層生じにくくなつている。 一方、キーシリンダ10の左右側においても、
右側についてはバツクドアハンドル16の右側被
覆部16Cと右側プロテクタ18Bとの2重被覆
がなされ、又、左側についても、左側プロテクタ
18Aと第3、第4保護板24A,24Bとによ
る2重被覆がなされるため、確実な異物進入防止
がなされる。即ち、組付け時のばらつきによつて
左側プロテクタ18Aとバツクドアパネル10と
の間に〓間が生じたとしても、該組付けばらつき
は第3、第4保護板24A,24Bの重なり部
A2の多少として吸収される。この結果、キーシ
リンダ10の左右側において、該キーシリンダ1
0に対する〓間の発生を完全に防止することがで
きる。 又、左側プロテクタ18Aと第3、第4保護板
24A,24Bとの間には所定距離L2が存在し、
且つ、第3保護板24Aの先端と左側プロテクタ
18Aの先端との間に距離L4が存在するように
なるため、異物が一層進入しにくいようになつて
いる。 なお、上記実施例においては、キーシリンダ1
2がバツクドアハンドル16の右側部に設けられ
ていたため、バツクドアハンドル16の右側被覆
部16Cが存在していることを利用して、キーシ
リンダ10の左側にのみ第3、第4保護体24
A,24Bを設けるようにしていたが、キーシリ
ンダ10が例えばバツクドアハンドル16の中央
に位置しているような場合は、当然左右側プロテ
クタ18A,18Bのそれぞれの外側に第3、第
4保護体24A,24Bを設けることになる。
明する。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されるよ
うに、バツクドアパネル10に取付けられたキー
シリンダ12のキー差込孔に対応する位置に開孔
部14が形成され、且つ、キーシリンダの上側及
び後側を被覆するバツクドアハンドル16と、該
バツクドアハンドル16の前記後側被覆部16B
から突出され、キーシリンダ12の左右側及び上
下側を被覆するプロテクタ18A〜18Dと、を
備えたキーシリンダ12への異物進入防止構造に
おいて、前記バツクドアパネル10側に取付けら
れたライセンスガーニツシユ23の上端部を、下
側プロテクタ18Dから所定距離L1だけ離れた
位置で、該下側プロテクタ18Dと略平行にバツ
クドアハンドル16側へ折曲げて形成した第1保
護板22Aと、前記バツクドアハンドル16側の
後側被覆部16Bを、下側プロテクタ18Dと交
差する位置から下側へ向けて前記所定距離L1相
当分だけ延在し、ここから更に下側プロテクタ1
8Dと略平行且つバツクドアパネル10側に折曲
げて、前記第1保護板22Aの下側で重なり部
A1が生じるようにして第2保護板22Bを形成
したものである。 又、前記第1保護板22Aを含むバツクドアパ
ネル10側及び前記第2保護板22Bを含むバツ
クドアハンドル16側からは、前記左側プロテク
タ18Aと略平行に且つ所定距離L2だけ離して、
それぞれ第3、第4保護板24A,24Bか重な
り部A2が生じるようにして延在されている。 即ち、前記第3保護板24Aは、バツクドアパ
ネル10とライセンスガーニツシユ23との間に
設けられると共に、第1保護板22Aを含むバツ
クドアパネル10からバツクドアハンドル16へ
向けて後ろ上方へ延在・形成されている。 前記第4保護板24Bは、前記第2保護板22
Bを含むバツクドアハンドル16の後側被覆部1
6Bからバツクドアパネル10の第3保護板24
Aの内側へ向けて延在・形成されており、該第3
保護板24Aとの重なり部A2が前側へ傾斜され
た状態で形成されるようになつている。 この実施例によれば、キーシリンダ12の上側
についてはバツクドアハンドル16の上側被覆部
16Aと上側プロテクタ18Cとの2重被覆がな
され、且つキーシリンダ12の下側については下
側プロテクタ18Dと第1、第2保護板22A,
22Bとによる2重被覆がなされるため、異物の
進入を確実に防止することができる。即ち、組付
け時のばらつきにより、下側プロテクタ18Dと
バツクドアパネル10との間に〓間が生じたとし
ても、バツクドアパネル10側とバツクドアハン
ドル16側の双方から重なり部A1が生じるよう
にして第1、第2保護板22A,22Bが延在・
形成されているため、この組付けのばらつきは重
なり部A1の多少として吸収される。この結果、
キーシリンダ10の上下側において、該キーシリ
ンダ10に対する〓間の発生を完全に防止するこ
とができる。 しかも、通常存在するライセンスガーニツシユ
を有効に利用しているので、新たな部品点数の増
加がなく、又、第1保護板22Aの下に第2保護
板が重なるようにしてあり、且つ、下側プロテク
タ18Dと第1、第2保護板22A,22Bとの
間には所定距離L1が存在しており、又、第1保
護板22Aの先端部と下側プロテクタ18Dの先
端部との間には距離L3が存在することになるた
め、異物の進入は一層生じにくくなつている。 一方、キーシリンダ10の左右側においても、
右側についてはバツクドアハンドル16の右側被
覆部16Cと右側プロテクタ18Bとの2重被覆
がなされ、又、左側についても、左側プロテクタ
18Aと第3、第4保護板24A,24Bとによ
る2重被覆がなされるため、確実な異物進入防止
がなされる。即ち、組付け時のばらつきによつて
左側プロテクタ18Aとバツクドアパネル10と
の間に〓間が生じたとしても、該組付けばらつき
は第3、第4保護板24A,24Bの重なり部
A2の多少として吸収される。この結果、キーシ
リンダ10の左右側において、該キーシリンダ1
0に対する〓間の発生を完全に防止することがで
きる。 又、左側プロテクタ18Aと第3、第4保護板
24A,24Bとの間には所定距離L2が存在し、
且つ、第3保護板24Aの先端と左側プロテクタ
18Aの先端との間に距離L4が存在するように
なるため、異物が一層進入しにくいようになつて
いる。 なお、上記実施例においては、キーシリンダ1
2がバツクドアハンドル16の右側部に設けられ
ていたため、バツクドアハンドル16の右側被覆
部16Cが存在していることを利用して、キーシ
リンダ10の左側にのみ第3、第4保護体24
A,24Bを設けるようにしていたが、キーシリ
ンダ10が例えばバツクドアハンドル16の中央
に位置しているような場合は、当然左右側プロテ
クタ18A,18Bのそれぞれの外側に第3、第
4保護体24A,24Bを設けることになる。
本考案は、以上のような構成としたので、例え
組付けの際にばらつきが生じたとしても、異物進
入を確実に防止することができ、しかも、通常存
在しているライセンスガーニツシユを有効に利用
するようにしたため、新たな部品点数の増加がな
いという優れた効果が得られる。
組付けの際にばらつきが生じたとしても、異物進
入を確実に防止することができ、しかも、通常存
在しているライセンスガーニツシユを有効に利用
するようにしたため、新たな部品点数の増加がな
いという優れた効果が得られる。
第1図は本考案に係るキーシリンダへの異物進
入防止構造の実施例を示すバツクドアハンドル右
側部付近の要部斜視図、第2図は第1図の矢視
−線に沿う断面図、第3図は第1図の矢視−
線に沿う断面図、第4図は第1図の矢視方向
から見た側面図、第5図は従来のキーシリンダへ
の異物進入防止構造の一例を示す自動車の背面付
近の斜視図、第6図は第5図の矢視付近の要部
拡大斜視図、第7図は第6図の矢視−線に沿
う断面図である。 10……バツクドアパネル、12……キーシリ
ンダ、14……開孔部、16……バツクドアハン
ドル、16A……上側被覆部、16B……後側被
覆部、18A〜18D……プロテクタ、22A…
…第1保護板、22B……第2保護板、23……
ライセンスガーニツシユ、24A……第3保護
板、24B……第4保護板。
入防止構造の実施例を示すバツクドアハンドル右
側部付近の要部斜視図、第2図は第1図の矢視
−線に沿う断面図、第3図は第1図の矢視−
線に沿う断面図、第4図は第1図の矢視方向
から見た側面図、第5図は従来のキーシリンダへ
の異物進入防止構造の一例を示す自動車の背面付
近の斜視図、第6図は第5図の矢視付近の要部
拡大斜視図、第7図は第6図の矢視−線に沿
う断面図である。 10……バツクドアパネル、12……キーシリ
ンダ、14……開孔部、16……バツクドアハン
ドル、16A……上側被覆部、16B……後側被
覆部、18A〜18D……プロテクタ、22A…
…第1保護板、22B……第2保護板、23……
ライセンスガーニツシユ、24A……第3保護
板、24B……第4保護板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バツクドアパネルに取付けられたキーシリン
ダのキー差込孔に対応する位置に開孔部が形成
され、且つ、キーシリンダの上側及び後側を被
覆するバツクドアハンドルと、該バツクドアハ
ンドルの前記後側被覆部から突出され、キーシ
リンダの左右側及び上下側を被覆するプロテク
タと、を備えたキーシリンダへの異物進入防止
構造において、 前記バツクドアパネル側に取付けられたライ
センスガーニツシユの上端部を、前記下側プロ
テクタから所定距離だけ離れた位置で、該下側
プロテクタと略平行にバツクドアハンドル側へ
折曲げて形成した第1保護板と、 前記バツクドアハンドル側の後側被覆部を、
前記下側プロテクタと交差する位置から下側へ
向けて前記所定距離相当分だけ延在し、更に下
側プロテクタと略平行且つバツクドアパネル方
向に折曲げて、前記第1保護板の下側で重なり
部が生じるようにして形成した第2保護板と、 前記第1保護板を含むバツクドアパネル側か
ら、前記左右側プロテクタと略平行に、且つ、
所定距離だけ離して延在させた第3保護板と、 前記第2保護板を含むバツクドアハンドル側
から、前記左右側プロテクタと略平行に、且つ
所定距離だけ離して、前記第3保護板と重なり
部が生じるようにして延在させた第4保護板
と、 を備えたことを特徴とするキーシリンダへの異
物進入防止構造。 (2) 前記第1保護板を含むバツクドアパネル側及
び前記第2保護板を含むバツクドアハンドル側
から、前記左側プロテクタと略平行に、且つ、
所定距離だけ離して、それぞれ第3、第4保護
板を重なり部が生じるようにして延在させたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載のキーシリンダへの異物進入防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984104578U JPS6120863U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | キ−シリンダへの異物進入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984104578U JPS6120863U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | キ−シリンダへの異物進入防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6120863U JPS6120863U (ja) | 1986-02-06 |
JPH0516360Y2 true JPH0516360Y2 (ja) | 1993-04-28 |
Family
ID=30663919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984104578U Granted JPS6120863U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | キ−シリンダへの異物進入防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120863U (ja) |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP1984104578U patent/JPS6120863U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6120863U (ja) | 1986-02-06 |
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