JPH0349100Y2 - - Google Patents

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JPH0349100Y2
JPH0349100Y2 JP15061485U JP15061485U JPH0349100Y2 JP H0349100 Y2 JPH0349100 Y2 JP H0349100Y2 JP 15061485 U JP15061485 U JP 15061485U JP 15061485 U JP15061485 U JP 15061485U JP H0349100 Y2 JPH0349100 Y2 JP H0349100Y2
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guard
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tire
cover
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はホイール式建設機械の車体の側方に
設けた巻込防止装置に関する。
従来の技術 第5図は、従来技術のガード8′をそなえたホ
イール式建設機械の車体1′を示す側面図である。
図において、2は前輪、3は前輪用タイヤカバ、
5は後輪、6は後輪用タイヤカバ、12は車体
1′に設けられている工具箱、13は工具箱12
の扉である。第6図は、第5図のAより見た平面
図である。第7図は、ガード8′を示す斜視図で
ある。
ホイール式建設機械は前輪2と後輪5が共に側
方に張出した状態になつており、しかも、前後の
間隔がかなりあるため、作業者が誤つてこの部分
に近寄つてもはね返されるようにガードを設け、
後輪5に巻込まれないようにしている。このガー
ド8′は第5図〜第7図に示すようにパイプで枠
型に構成し、基部を車体1′にボルト締め、ある
いは、溶接により取付けている。
考案が解決しようとする課題 ホイール式建設機械の側部に取付けられている
ガードは人が後輪に巻込まれないようにするため
のものであるから、その外側部は前輪及び後輪の
外側部とほぼ同じ線にある。それで上記ガードは
車体からかなり外方に張出した状態で懸架されて
いる。このガードは運転者が運転室に出入りする
際の階段の役目も果たすものであるから、人が外
部側に乗つても折曲がらないように丈夫に構成さ
れている。ガードの支持部すなわち、外側部と車
体への取付部との間のパイプは懸架点と力の作用
点との距離が長いためモーメントが大きくなり、
懸架点ではこれに耐えるだけの丈夫な連結方法を
とる必要があつた。また、輸送時には車体とガー
ドとを連結して輸送する場合に、全体の占有容積
が大き過ぎた。またガードを車体から分離して輸
送する場合でも、ガードが立体的に構成されてい
るので、かなりの容積のものとなつていた。上記
のように従来技術のガードは、輸送上好ましくな
く、また輸送費の増加する原因となつていた。
この考案は上記の課題を解決し、ガードの製作
費と、輸送時の容積の低減を可能とし、また前輪
及び後輪用タイヤカバの補強ができる巻込防止装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の
手段は、 イ 車体の前輪及び後輪の外側部まで張出して前
輪及び後輪をそれぞれ覆うように設けている前
輪用タイヤカバと後輪用タイヤカバとの間で、
そのタイヤカバの外側部側にパイプで四辺形に
形成した巻込防止用のガードを設け、 ロ 上記ガードの前部及び後部をそれぞれ前輪用
タイヤカバ及び後輪用タイヤカバに連結して構
成した。
作 用 イ 従来技術のガードは、車体に取付けていた。
しかしこの考案にかかる巻込防止装置では、ガ
ードを前輪用タイヤカバに取付けるようにした
ので、取付部の長さだけパイプが不要になり、
コストの減少と輸送時の容積の減少という有利
な点が生ずる。
ロ この考案のガードは前輪用及び後輪用のタイ
ヤカバ間に取付けるので、上記タイヤカバが補
強され、そのがたつきを無いようにすることが
できる。
ハ また従来技術のガードでは、そのガードの取
付点と人が乗つた場合の力の作用点が片持状態
になつていた。しかしこの考案の巻込防止装置
では、上記のような片持状態にならないので、
ガードの取付強度を向上させることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第1図は、この考案にかかる巻込防
止装置を装備した車体1を示す側面図である。図
において、従来技術と同一構成要素を使用するも
のに対しては同符号を付す。8は巻込防止装置の
ガード、イはガード8内の横桟、ロは縦桟であ
る。第2図は、第1図のBより見た平面図であ
る。第3図は、この考案にかかる巻込防止装置を
装備した車体1を示す斜視図である。第4図は、
第1図のCより見た図である。
次に、この考案にかかる巻込防止装置の構成を
第1図〜第4図について述べる。車体1の前輪2
及び後輪5の外側部まで張出して前輪2及び後輪
5をそれぞれ覆うように設けている前輪用タイヤ
カバ3と後輪用タイヤカバ6との間で、そのタイ
ヤカバ3及び6の外側部側にパイプで四辺形に形
成した巻込防止用のガード8を設け、そのガード
8の前部及び後部をそれぞれ前輪用タイヤカバ3
及び後輪用タイヤカバ6に連結して構成した。な
お巻込防止用のガード8はパイプにより長方形の
枠型に形成し、その長さは前部のタイヤカバ3の
後端と後部のタイヤカバ6の前端との間に挿入で
きるだけの長さであり、上下方向の巾は車体1の
高さの半分位で、内部に縦桟ロと、その前側中間
部に横桟イを固着しており、前後部にはそれぞれ
前後のタイヤカバ3,6に連結するための取付金
具9,10を固着している。そして上記取付金具
9を介して前輪用タイヤカバ3の後部に、また取
付金具10を介して後輪用タイヤカバ6の前端に
それぞれボルト11で取付けている。また工具箱
12は車体1の側部に取付けられているが、その
工具箱12の扉13の開閉に支障のないように、
ガード8の取付位置を選択している。
次に、この考案にかかる巻込防止装置の作用機
能について述べる。車体1の外側部で前輪2と後
輪5との間に巻込防止用のガード8を取付けてい
るので、人が誤つて後輪に巻込まれることを防止
できることは従来技術の場合と同様であるが、ガ
ード8を前後部で前輪用タイヤカバ3と後輪用タ
イヤカバ6に連結する構造にしている。そこでこ
の考案のガード8では、従来技術のガード8′で
必要であつた懸架用の横支柱(第7図における符
号ハ)が必要となるので、ガード8自体の重量が
軽減され、また材料費の節減をはかることができ
る。またガード8は運転者が運転室への昇降の際
に階段の役目をも果しているので、従来のように
車体1′への懸架点とガード8′の位置が離れてい
ると、運転者がガード8′上に乗つた場合には大
きな曲げモーメントが作用するため、そのことを
考慮してガード8′を製作する必要があつたが、
この考案の場合は懸架点と力の作用点の距離が短
いので強度的に非常に有利になつた。その上、遠
方へ輸送する場合に、幾つかのブロツクに分けて
輸送するが、車体1もガード8が両側に固着して
いないので横巾が狭くなり、全体としての容積が
小さくなるので輸送が容易であり、また、ガード
8自体も立体的な部品から平板状の部品となるの
で容積が減少し、輸送しやすくなり輸送費を節減
することができる。また、ガード8が前後のタイ
ヤカバ3,6を一体に結合しているので、タイヤ
カバ3,6を単品づつ車体に取付けた場合に比較
して揺動したり、あるいは、変形したりすること
が少なくなり、タイヤカバ3,6の補強材として
の機能を有することになり、構造上有利になる。
考案の効果 従来技術のガードの外側部と車体への取付部と
の間のパイプは、懸架点と力の作用点との距離が
長いためモーメントが大きくなり、懸架点ではこ
れに耐えるだけの丈夫な連結構造をする必要があ
つた。また、輸送時には車体とガードとを連結し
て輸送する場合に、全体の占有容積が大き過ぎ
た。またガードを車体から分離して輸送する場合
でも、ガードが立体的に構成されているので、か
なりの容積のものとなつていた。上記のように従
来技術のガードは、輸送上好ましくなく、また輸
送費の増加する要因となつていた。
しかしこの考案にかかる巻込防止装置では、ガ
ードに懸架用の横支柱が不要になるから、重量が
軽減され、製作費を減少できる。また、運転者が
昇降する際の力の作用点と、懸架点が接近してい
るため強度設計上有利である。また、輸送時に小
さい容積のブロツクに分けることができるので、
輸送が有利で、輸送費を軽減できる。また、ガー
ド自体が前後のタイヤカバの補強材としての機能
を持つことになるので、タイヤカバの揺動、折曲
がり等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる巻込防止装置を装備
した車体を示す側面図、第2図は第1図のBより
見た平面図、第3図はこの考案の巻込防止装置を
装備した車体を示す斜視図、第4図は第1図のC
より見た図、第5図は従来技術のガードをそなえ
た車体を示す側面図、第6図は第5図のAより見
た平面図、第7図は従来技術のガードを示す斜視
図である。 1,1′……車体、2……前輪、3……前輪用タ
イヤカバ、5……後輪、6……後輪用タイヤカ
バ、8,8′……ガード、9,10……取付金具、
11……ボルト、12……工具箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前輪及び後輪の外側部まで張出して前輪
    及び後輪をそれぞれ覆うように設けている前輪用
    タイヤカバと後輪用タイヤカバとの間で、そのタ
    イヤカバの外側部側にパイプで四辺形に形成した
    巻込防止用のガードを設け、そのガードの前部及
    び後部をそれぞれ前輪用タイヤカバ及び後輪用タ
    イヤカバに連結して構成したことを特徴とするホ
    イール式建設機械の巻込防止装置。
JP15061485U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0349100Y2 (ja)

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JP15061485U JPH0349100Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP15061485U JPH0349100Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6271083U JPS6271083U (ja) 1987-05-06
JPH0349100Y2 true JPH0349100Y2 (ja) 1991-10-21

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JP15061485U Expired JPH0349100Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP4800996B2 (ja) * 2007-03-30 2011-10-26 日立建機株式会社 建設機械のステップ装置

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JPS6271083U (ja) 1987-05-06

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