JPH0441024Y2 - - Google Patents

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JPH0441024Y2
JPH0441024Y2 JP6656487U JP6656487U JPH0441024Y2 JP H0441024 Y2 JPH0441024 Y2 JP H0441024Y2 JP 6656487 U JP6656487 U JP 6656487U JP 6656487 U JP6656487 U JP 6656487U JP H0441024 Y2 JPH0441024 Y2 JP H0441024Y2
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JP
Japan
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bonnet
guard
swivel base
parts
backhoe
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JP6656487U
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JPS63172781U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、バツクホーのボンネツトガード構造
に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、バツクホーのボンネツトは、旋回台の後
部に設けた原動機部の上方、左右側方、及び、後
方を開閉自在にカバーしており、同バツクホーに
はかかるボンネツトが旋回台の旋回作動により他
物と干渉して損傷等を受けないように所定箇所に
ガード板体を取付けていた。
すなわち、ガード板体は、ボンネツトの開閉に
支障とならないように、旋回台の後部左右側面に
立設して、同ボンネツトの左右側面をガードする
か、または、ボンネツトの側面及び後面に直接ガ
ード板体を取付けるかしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、かかるボンネツトガード構造におい
て、前者の場合には、ボンネツトのガード位置が
ボンネツトの側面に限られ、ボンネツトの後面は
ガードされないという問題があつた。
一方、後者の場合には、ボンネツトに直接ガー
ド板体を取付けているために、ボンネツトの外観
が損なわれると共に、ボンネツトの自重が増大し
て、同ボンネツトの開閉が楽に行なえないという
問題があつた。
そのために、少なくとも旋回時に損傷を受けや
すいボンネツトの左右側後隅部を確実に保護し、
かつ、ボンネツトの開閉に支障とならず、容易に
ボンネツト内の原動機回りの整備・点検等が行え
るボンネツトガード構造が望まれていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、走行部の上方に旋回台を
設けたバツクホーにおいて、旋回台の後部に配設
した原動機を、前後に配設したボンネツト前カバ
ーとボンネツトとにより被覆し、同ボンネツト
を、旋回台に固定した左右側固定部とボンネツト
前カバーに開閉自在に取付けた中央開閉部とに三
分割構成し、同左右側固定部の側面及び後面を、
旋回台の左右側後隅部に立設し、かつ、中途部を
左右側固定部の側面及び後面に沿つて屈曲形成し
た略門型の左右ガードパイプによりガードしてな
るバツクホーのボンネツトガード構造を提供せん
とするものである。
(ホ) 作用・効果 本考案によれば、以下のような作用効果が生起
される。
すなわち、本考案では、三分割構成したボンネ
ツトの左右側固定部を、旋回台の左右側後隅部に
立設し、かつ、中途部をボンネツトの左右側固定
部の側面及び後面に沿つて屈曲形成した略門型の
左右ガードパイプによりガードしているために、
旋回時に他物と干渉して損傷等を受けやすいこと
ができると共に、ボンネツトの外観を損うことが
ない。
しかも、左右ガードパイプにガードされていな
いボンネツトの中央開閉部のみを開閉自在として
いるために、同中央開閉部の開閉が容易に行な
え、原動機部の整備・点検が迅速に行なうるもの
である。
また、左右ガードパイプを本機吊り下げ用のフ
ツトとして利用したり、牽引用のフツクとして利
用することもできる。
また、左右ガードパイプを取付けたことによ
り、旋回台の強度が増すという効果がある。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図に示すAはバツクホーであり、1はクロー
ラ式の走行部、2は旋回台、3は旋回台2の前部
に設けた運転部、4は旋回台2の後部に設けた原
動機部、5は原動機4の前半部を被覆するボンネ
ツト前カバー、6は原動機部4の後半部を被覆す
るボンネツト、7は掘削装置である。
ボンネツト6は、第2図、第3図に示すよう
に、左右固定部8,9と中央開閉部10とに三分
割構成している。
そして、ボンネツト6の左側固定部8は、左側
面部8aと左後面部8bと左上面部8cとから成
り、左側面部8aと左上面部8cの前端縁をボン
ネツト前カバー5の後端に取付け、かつ、左側面
部8aと左後面部8bの下端縁を旋回台2に固定
している。
また、ボンネツト6の右側固定部9は、右側面
部9aと右後面部9bと右上面部9cとから成
り、右側面部9aと右上面部9cの前端縁をボン
ネツト前カバー5の後端に取付け、かつ、右側面
部9aと右後面部9の下端縁を旋回台2に固定し
ている。
また、ボンネツト6の中央開閉部10は、中央
上面部10aと中央後面部10bからなり、中央
上面部10aの前端縁をボンネツト前カバー5の
後端に上下開閉自在に取付け、中央後面部10b
に開閉ロツクレバー10′を設けて、同レバー1
0′を操作することにより同中央開閉部10を左
右側固定部8,9間で開閉可能としている。
しかも、ボンネツト6は、旋回台2の後部の左
右側隅部に立設した左右ガードパイプ11,12
により保護している。
かかる構成において、本考案の要旨はボンネツ
ト6のガード構造にあり、以下この構造について
詳述する。
すなわち、旋回台2後部の左右側隅部には各々
左右ガードパイプステー13,14を取付け、各
ステー13,14に左右ガードパイプ11,12
を立設しているものである。
そして、左右ガードパイプステー13,14
は、ボンネツト前カバー5の側面中途部より、ボ
ンネツト6の中央後面部10bの側縁近傍にかけ
て、旋回台2の隅部に沿わせて形成しているもの
である。
また、左右ガードパイプ11,12は、左右ガ
ードパイプステー13,14の上面13a,14
aから立上る前後立上り部11a,11b,12
a,12bと、同前後立上り部の上端間に横架す
ると共に、中途部をボンネツト6後部の隅部に沿
わせて屈曲させた横架部11c,12cとから略
門型に一体形成してなる。
しかも、前立上り部11a,12aは、ボンネ
ツト6の高さの略半分の高さを有し、同ボンネツ
ト6の前端縁側方に位置するガードパイプステー
上面13a,14aに立設し、また後立上り部1
1b,12bは、各々左右側固定部8,9の後端
縁近傍に位置する左右ガードパイプステー上面1
3a,14aに立設している。
また、11d,12dは左右ガードパイプ1
1,12の各前後立上り部の中途部間に横架した
補強パイプであり、同パイプ11d,12dは横
架部11c,12cと平行し、かつ、中途部をボ
ンネツト6の左右側後隅部に沿わせて屈曲させて
いる。
従つて、かかるボンネツトガード構造によれ
ば、前後立上り部11a,11b,12a,12
bと、同前後立上り部間に横架した横架部11
c,12c及び、補強パイプ11d,12dとに
より、ボンネツト6の後部の左右側隅部がガード
されているために、誤つた旋回操作により壁等の
他物に旋回台2の後隅部が衝突した場合にも、同
左右側隅部が損傷等を受けることがないものであ
る。
しかも、ボンネツト6の中央開閉部10の後方
にはガードパイプを配設していないために、同中
央開閉部10の開閉が容易に行なえ、原動機部4
の整備・点検等が迅速に行なえるものである。
また、左右ガードパイプ11,12中には放熱
用の水を流通させて、加熱されたボンネツト6の
放熱が効率よく行なえるようにしてもよいもので
ある。
また、第5図は、他の実施例としてのボンネツ
トガード構造を示しており、かかる構造において
は、左右ガードパイプ15,16の前立上り部1
5a,16aをボンネツト前カバー5の左右側面
部5a,5bの横側方において、左右ガードパイ
プステー上面13a,14aより同左右側面部5
a,5bに沿つて当接状態で上方へ立上げている
ものである。
かかるガードパイプ15,16によれば、ボン
ネツト6の後隅部を保護することができるだけで
なく、ボンネツト前カバー5の左右側面部5a,
5bを補強することができるものである。
また、第6図〜第8図は、他の実施例としての
ボンネツトガード構造を示しており、かかるボン
ネツトガード構造の場合、ガードパイプ17を、
ボンネツト6の左右側方において、ボンネツトガ
ードステー上面13a,14aより立上げた左右
立上り部17a,17bと、同立上り部17a,
17bの上端間と中途部間とに各々架設した上下
横架部17c,17dとからなり、上下横架部1
7c,17dはボンネツト6の左右側面及び後面
に沿つて中途部を折曲形成している。
しかも、ボンネツト6の中央開閉部18は、上
面部18aの前端縁をボンネツト前カバー5の後
端に開閉自在に枢支18cして取付けると共に、
同上面部18aの後端縁と後面部18bの上端縁
とを折曲自在に枢支18dして取付けている(第
8図参照)。
従つて、かかるボンネツトガード構造によれ
ば、ボンネツト6の左右側面及び後面をガードパ
イプ17により保護することができると共に、中
央開閉部18も中折れ状態で開閉させることがで
きるために、同中央開閉部18をガードパイプ1
7の上下横架部17c,17dに干渉させること
なく容易に開閉させることができて、原動機部4
の整備・点検作業が迅速に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるボンネツトガード構造を
有するバツクホーの側面図。第2図は、同要部の
平面図。第3図は、同要部の背面図。第4図は、
同要部の側面図。第5図〜第8図は他の実施例
図。 A……バツクホー、2……旋回台、4……原動
機部、5……ボンネツト前カバー、6……ボンネ
ツト、8,9……左右側固定部、10……中央開
閉部、11,12……左右ガードパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行部1の上方に旋回台2を設けたバツクホー
    において、旋回台2の後部に配設した原動機4
    を、前後に配設したボンネツト前カバー5とボン
    ネツト6とにより被覆し、同ボンネツト6を、旋
    回台2に固定した左右側固定部8,9とボンネツ
    ト前カバー5に開閉自在に取付けた中央開閉部1
    0とに三分割構成し、同左右側固定部8,9の側
    面及び後面を、旋回台2の左右側後隅部に立設
    し、かつ、中途部を左右側固定部8,9の側面及
    び後面に沿つて屈曲形成した略門型の左右ガード
    パイプ11,12によりガードしてなるバツクホ
    ーのボンネツトガード構造。
JP6656487U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH0441024Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6656487U JPH0441024Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6656487U JPH0441024Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS63172781U JPS63172781U (ja) 1988-11-09
JPH0441024Y2 true JPH0441024Y2 (ja) 1992-09-25

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JP6656487U Expired JPH0441024Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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