JP2513666Y2 - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JP2513666Y2
JP2513666Y2 JP1995000811U JP81195U JP2513666Y2 JP 2513666 Y2 JP2513666 Y2 JP 2513666Y2 JP 1995000811 U JP1995000811 U JP 1995000811U JP 81195 U JP81195 U JP 81195U JP 2513666 Y2 JP2513666 Y2 JP 2513666Y2
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JP
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ribbon
cassette
ink ribbon
ribbon cassette
bottom plate
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辻 敏 治 札
井 保 宮
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリボンケースのインクリ
ボン収容部に装填するリボンカセットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は活字ベルトを用いた印字装置の概
略を示す図である。図において、1はドライブプーリで
あって、駆動モータ2によりベルト3を介して図中記号
Aで示す矢印方向に回転する。4はアイドラプーリ、5
は表面に複数個の活字18と該活字18に対応して設け
られるクロックマークとを有する活字ベルトであって、
ドライブプーリ1とアイドラプーリ4との間に巻装さ
れ、ドライブプーリ1の回転に伴なって図中記号Bで示
す矢印方向に移動する。6はインクリボンであって、活
字ベルト5の搬送に対応して搬送され、順次繰込みロー
ラ11によりリボンケース12内に折り畳まれて収容さ
れる。7はプラテン、8は印字方向に沿って、例えば1
36個設けられるハンマ8に対応して設けられ、上位装
置からの信号に基づいて励磁されることによりハンマ8
を駆動するマグネットである。10は記録用紙である。
【0003】図4は、図3に示す印字装置の印字部を示
す図である。図において、7はプラテン、5は活字ベル
ト、6はインクリボン、8はハンマ、9はマグネット、
10は記録用紙である。13はインクリボンセパレー
タ、14はストッパ、19は戻しばねである。15は周
面上に複数個のトラクタピン20を有し、モータ17に
よりベルト16を介して回転駆動され、記録用紙10に
設けられた紙送り穴とトラクタピン20を係合した状態
で記録用紙10を供給側Cから排出側Dへ搬送する紙送
りトラクタである。24は活字18とハンマ8の対向す
る位置での記録用紙10のたるみを防止し、常に一定の
張力を付与するためのブレーキ機構であって、パッド2
2を部材23に押し付けるスプリング、記録用紙10を
部材23との間に挟むパッド、図示しない筐体に設けら
れた部材23より構成される。
【0004】以上説明した構成において、上位位置から
の信号に基づいてマグネット9を励磁することによりハ
ンマ8を駆動し、該ハンマ9を励磁することによりハン
マ8を駆動し、該ハンマ8に対向する位置にある活字1
8を打撃することにより記録用紙10への印字を行な
う。1行の印字が行なわれた記録用紙10は、紙送りト
ラクタ15により1行づつ間欠送りされた排出側Dへ送
り込まれ、図示しない後処理装置により1シート毎に切
断、あるいは折り畳まれてスタッカ内に収容される。従
来、前述したような印字装置においては、インクリボン
に含浸量の少なくなった古いインクリボンカセットを用
い、これを交換する方法が操作が簡単であり、一般的に
良く行なわれている。しかしながら、インクリボンカセ
ットは使い捨てであるため、ランニングコストが高くな
るという欠点がある。
【0005】このため、インクリボンを収容可能なケー
スを印字装置に固定して設け、インクリボンのみを交換
可能に構成することによりランニングコストを低減する
ことができるが、インクリボンは丸出しであるため外観
が悪い。リボンケースに蓋を設けるようにしてもよい
が、インクリボンの交換時に蓋の開閉を行なわねばなら
ず、操作が非常に煩わしく、また交換の操作時に衣服が
汚れる等の欠点がある。従って、従来は、ユーザの希望
に応じて装置の仕様を決定し、両者のいずれか一方を採
用することが多かった。しかしながら、ユーザによって
は、両方適用可能にしたいという要望もある。このた
め、インクリボンカセットの蓋を開閉可能にし、インク
リボンのみを交換可能にしている装置もある。しかしな
がら、インクリボンカセットは、通常消耗品であり、耐
久性を高くして製作せず、インクリボンの寿命に応じた
耐久性を持たせるのみである。従って、使用回数が増え
るに従って、カセットの底の部分がインクで汚れたり、
また傷が付いたりし、これによりインクリボンが滑らか
に送られていかず、前倒れやねじれが生じてしまう。
【0006】また、このインクリボンカセットは蓋を開
閉可能にせねばならず、高価になってしまう。また、イ
ンクリボンカセットに蓋を設けないようにしてもよい
が、運搬の都合上包装等を丁寧に行ない、運搬中にイン
クリボンがばらけてしまわないようにする必要があるの
で、結局のところ費用が嵩み、高価なインクリボンカセ
ットとなってしまう。このため、本願出願人は、実願昭
58−175619号明細書にてインクリボンが収納可
能にされて成ると共に内部にインクリボンを収容したリ
ボンカセットが搭載可能なインクリボンケースを備えた
記録装置を提供している。
【0007】この記録装置は、インクリボンケースにイ
ンクリボンカセットを搭載可能に搭載しているため、繰
込みローラ近傍におけるインクリボンケースの上底面に
段差を設け、リボンカセット装填時におけるリボンカセ
ットの底面とインクリボンケースの上底面が面一となる
ように構成し、さらに、リボンカセットを繰込みローラ
側へ押付ける押付部材を設け、ケースとカセットとの間
に凹部が生じないようにしてインクリボンのジャムが生
じないようにする必要があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の記録
装置の押付部材はきわめて複雑な構造であり、装置の価
格が高くなるという欠点がると共に、カセットの装着が
かなり面倒であるという欠点を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は前述した従来の
問題点を解消するもので、その手段は、一端側に矩形開
口を他端側に開口を有する筒状の略直方体形状からな
り、内部には収納インクリボンが載る平坦な底面を有す
ると共に、該インクリボンの一部が前記矩形開口と前記
開口を通じ外部に露出しているリボンカセットであっ
て、 前記リボンカセットは、前記インクリボンをカセ
ット内部へ収容するための繰込みローラと前記インクリ
ボンを案内する側壁及び平坦な底板とを含んで成る繰込
みローラ部と、前記底板より低い段差面である上底面を
有するインクリボン収容部を備えたリボンケースに装填
可能であり、且つ前記底面が前記リボンカセットを前記
上底面に載置して装填した際には、前記底板より高くな
らないようになっており、更に前記リボンカセットは他
端側に弾性部材を有しており、前記リボンカセットの装
填時に前記弾性部材が前記リボンケースに固定された係
合用突起に係合して弾性変形すると共に、該弾性変形に
よる反発力により前記矩形開口の底面側端面が前記底板
と前記上底面との間の段差に当接するように構成されて
いることを特徴とする。
【0010】
【作用】すなわち、リボンカセットに弾性部片を設け、
リボンカセットの装填時には弾性部片をリボンケースに
固定した係合用突起に係合させて、該弾性部片を変形さ
せつつ装填することにより、リボンカセットの他端側の
収納部底板の端面が前記段差に当接するようにセットす
ることができる。
【0011】
【実施例】図1及び図2は本考案に係るリボンカセット
の装填機構の実施例を説明するための図である。図にお
いて、30は内部にインクリボン6を収納するリボンカ
セットであり、一端側に弾性部片30aを有する。31
はインクリボン6を繰込みローラ32aにより折畳まれ
たインクリボンが収納可能であると共に、リボンカセッ
ト30が搭載可能にされたリボンケースであって、31
a、31bはリボンケース31の側壁、31cはリボン
カセット30が載置される上底面、32はインクリボン
6をリボンカセット30内に折畳んで収納させるための
繰込みローラ部であって、32aはインクリボン6を折
畳むための繰込みローラ、32b、32cは折畳まれた
インクリボン6をインクリボンケース31内に案内する
ための側壁、32dは底板であり、底板32dはリボン
ケース31の上底面31cとの間に段差32eを有す
る。
【0012】33はリボンケース31に設けられ、リボ
ンカセット30の弾性部片30aと係合する突起であ
り、この突起33はリボンカセット30の装填時に弾性
部片30aが変形し、その弾性変形による反発力により
リボンカセット30の他端側のインクリボン収容部底面
30bが底板32dと当接する方向に力が加わるような
リボンケース31上の位置に設けられる。34はリボン
カセットの装填時に弾性部片30aが変形することによ
る上方への移動を規制するための規制板である。
【0013】以上説明した構成において、リボンカセッ
トの装填操作について説明する。尚、インクリボンのみ
の装填はリボンケース内に入れるだけでよいので説明に
ついては省略する。まず、リボンカセット30の弾性部
片30aを突起33に係合させ例えば一点鎖線で示すよ
うな状態となる迄変形するように押し込む。そして、こ
の突起33を支点としてリボンカセット30を回動(図
中記号Zで示す矢印方向)させ、他端側の底部30cの
先端を側壁32b(32c)に沿うようにして2点鎖線
で示す位置となるように装填する。また、リボンカセッ
ト30の取外しは、先端部に上向きとなるようにされた
つまみ部分30dに指を差し込んで矢印Zとは逆方向に
持ち上げることにより行なう。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
簡単な構成で且つ安価であり、さらにカセット内部への
インクリボンの繰込みがスムーズにかつ安定に行われ
る、カセットケースへの装着が容易なリボンカセットが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係るリボンカセットの装填機構
の実施例を説明する斜視図である。
【図2】図2は図1の本考案に係るリボンカセットの装
填機構の実施例を説明する側面図である。
【図3】図3は従来の印字装置の概略図である。
【図4】図4は図3の従来印字装置の印字部を示す図で
ある。
【符号の説明】
30 リボンカセット 30a 弾性部片 31 リボンケース 33 突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側に矩形開口を他端側に開口を有する
    筒状の略直方体形状からなり、内部には収納インクリボ
    ンが載る平坦な底面を有すると共に、該インクリボンの
    一部が前記矩形開口と前記開口を通じ外部に露出してい
    るリボンカセットであって、 前記リボンカセットは、前
    記インクリボンをカセット内部へ収容するための繰込み
    ローラと前記インクリボンを案内する側壁及び平坦な
    板とを含んで成る繰込みローラ部と、前記底板より低い
    段差面である上底面を有するインクリボン収容部を備え
    たリボンケースに装填可能であり、且つ前記底面が前記
    リボンカセットを前記上底面に載置して装填した際に
    は、前記底板より高くならないようになっており、更に 前記リボンカセットは他端側に弾性部材を有してお
    り、前記リボンカセットの装填時に前記弾性部が前記
    リボンケースに固定された係合用突起に係合して弾性変
    形すると共に、該弾性変形による反発力により前記矩形
    開口の底面側端面が前記底板と前記上底面との間の段差
    当接するように構成されていることを特徴とするリボ
    ンカセット。
JP1995000811U 1995-02-20 1995-02-20 リボンカセット Expired - Lifetime JP2513666Y2 (ja)

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JPH0744697U JPH0744697U (ja) 1995-11-28
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191184A (ja) * 1982-05-04 1983-11-08 Kyushu Matsushita Denki Kk タイプライタのリボン送り装置
JPS5916944A (ja) * 1982-07-20 1984-01-28 Toshiba Tungaloy Co Ltd 中性子吸収用焼結合金

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Publication number Publication date
JPH0744697U (ja) 1995-11-28

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