JP2513656Y2 - 机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバ― - Google Patents
机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバ―Info
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- JP2513656Y2 JP2513656Y2 JP9788391U JP9788391U JP2513656Y2 JP 2513656 Y2 JP2513656 Y2 JP 2513656Y2 JP 9788391 U JP9788391 U JP 9788391U JP 9788391 U JP9788391 U JP 9788391U JP 2513656 Y2 JP2513656 Y2 JP 2513656Y2
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- Japan
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- wiring duct
- slide
- duct cover
- slide cap
- desk
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数のコード挿通口を
閉止するスライドキャップを外した際に、該スライドキ
ャップを保管できるようになした机等のスライドキャッ
プ付き配線ダクトカバーに関する。
閉止するスライドキャップを外した際に、該スライドキ
ャップを保管できるようになした机等のスライドキャッ
プ付き配線ダクトカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、机等の天板に開口した配線ダクト
口に設けるスライドキャップ付き配線ダクトカバーは、
各種提供されている。例えば、配線ダクトカバーの表面
板にコード挿通口を形成し、その挿通口に沿った裏面に
一対のガイドレールを下設し、スライドキャップの両側
を該ガイドレールに摺動支持させる構造のものは公知で
ある。また、コード挿通口から外したスライドキャップ
を上下反転させて、再度同じガイドレールに挿入支持さ
せて、表面板裏面へ保管するようになしたスライドキャ
ップ付き配線ダクトカバーも公知である。
口に設けるスライドキャップ付き配線ダクトカバーは、
各種提供されている。例えば、配線ダクトカバーの表面
板にコード挿通口を形成し、その挿通口に沿った裏面に
一対のガイドレールを下設し、スライドキャップの両側
を該ガイドレールに摺動支持させる構造のものは公知で
ある。また、コード挿通口から外したスライドキャップ
を上下反転させて、再度同じガイドレールに挿入支持さ
せて、表面板裏面へ保管するようになしたスライドキャ
ップ付き配線ダクトカバーも公知である。
【0003】しかし、配線ダクトカバーの表面板に複数
のコード挿通口を形成し、それぞれにスライドキャップ
を設けた場合、同じガイドレールに上下反転させて挿入
支持し保管する方式では、コード挿通口の略2倍の長さ
のガイドレールを必要とし、そのためコード挿通口を近
接して設けることや、幅方向にスライド開閉するコード
挿通口及びスライドキャップを設けることは不可能であ
り、また複数のコード挿通口を十分な間隔を置いて設
け、それぞれにスライドキャップを設けた場合、配線ダ
クトカバーが大型化してコスト高となるばかりでなく、
配線ダクト口の開口寸法から制約があって、事実上不可
能であった。
のコード挿通口を形成し、それぞれにスライドキャップ
を設けた場合、同じガイドレールに上下反転させて挿入
支持し保管する方式では、コード挿通口の略2倍の長さ
のガイドレールを必要とし、そのためコード挿通口を近
接して設けることや、幅方向にスライド開閉するコード
挿通口及びスライドキャップを設けることは不可能であ
り、また複数のコード挿通口を十分な間隔を置いて設
け、それぞれにスライドキャップを設けた場合、配線ダ
クトカバーが大型化してコスト高となるばかりでなく、
配線ダクト口の開口寸法から制約があって、事実上不可
能であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、配線ダクトカバーの
複数のコード挿通口から外したスライドキャップを、該
挿通口とは異なる位置に保管することが可能な机等のス
ライドキャップ付き配線ダクトカバーを提供する点にあ
る。
鑑み、解決しようとするところは、配線ダクトカバーの
複数のコード挿通口から外したスライドキャップを、該
挿通口とは異なる位置に保管することが可能な机等のス
ライドキャップ付き配線ダクトカバーを提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、机等の天板に開口した配線ダクト口に設け
るスライドキャップ付き配線ダクトカバーにおいて、前
記配線ダクトカバーの表面板の適所に複数のコード挿通
口を形成するとともに、該挿通口にスライド係合するス
ライドキャップをそれぞれ設け、表面板の裏面であって
前記コード挿通口とは異なる位置に、該挿通口から外し
たスライドキャップを多段に保管し得る格納部を設けた
机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバーを構成し
た。
決のために、机等の天板に開口した配線ダクト口に設け
るスライドキャップ付き配線ダクトカバーにおいて、前
記配線ダクトカバーの表面板の適所に複数のコード挿通
口を形成するとともに、該挿通口にスライド係合するス
ライドキャップをそれぞれ設け、表面板の裏面であって
前記コード挿通口とは異なる位置に、該挿通口から外し
たスライドキャップを多段に保管し得る格納部を設けた
机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバーを構成し
た。
【0006】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の机等のスライ
ドキャップ付き配線ダクトカバーは、配線ダクトカバー
の表面板の適所の複数箇所に形成したコード挿通口から
外したスライドキャップを、該挿通口とは異なる表面板
裏面に設けた格納部に同時に多段に保管し得るものであ
り、そのためスライドキャップをスライド支持するガイ
ドレールの長さをコード挿通口の長さと略等しくするこ
とを可能となし、もってコード挿通口を近接させて設け
ることを可能にしている。
ドキャップ付き配線ダクトカバーは、配線ダクトカバー
の表面板の適所の複数箇所に形成したコード挿通口から
外したスライドキャップを、該挿通口とは異なる表面板
裏面に設けた格納部に同時に多段に保管し得るものであ
り、そのためスライドキャップをスライド支持するガイ
ドレールの長さをコード挿通口の長さと略等しくするこ
とを可能となし、もってコード挿通口を近接させて設け
ることを可能にしている。
【0007】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。
考案の詳細を説明する。
【0008】図1は本考案のスライドキャップ付き配線
ダクトカバーを装着した机Aを示し、図2はその要部の
断面図を示し、図3〜図11の各図は本考案の代表的実施
例を示している。図中1は配線ダクトカバー、2はスラ
イドキャップをそれぞれ示している。本考案は、図示し
た机Aに限定されるものではなく、OA用の各種テーブ
ル等の什器に適用できるものである。
ダクトカバーを装着した机Aを示し、図2はその要部の
断面図を示し、図3〜図11の各図は本考案の代表的実施
例を示している。図中1は配線ダクトカバー、2はスラ
イドキャップをそれぞれ示している。本考案は、図示し
た机Aに限定されるものではなく、OA用の各種テーブ
ル等の什器に適用できるものである。
【0009】本実施例の机Aは、天板3の両側下面に脚
板4,4を下設し、両脚板4,4の後端間に幕板5を固
定し、その前面側に点検パネル6を着脱自在に設けて、
幕板5と点検パネル6間に配線ダクト7を形成したもの
であり、該配線ダクト7の上方には天板3の後端と幕板
5の上端間に帯状の隙間を設けて配線ダクト口8を形成
している。該配線ダクト口8には、図示したように各種
の配線ダクトカバーが装着される。
板4,4を下設し、両脚板4,4の後端間に幕板5を固
定し、その前面側に点検パネル6を着脱自在に設けて、
幕板5と点検パネル6間に配線ダクト7を形成したもの
であり、該配線ダクト7の上方には天板3の後端と幕板
5の上端間に帯状の隙間を設けて配線ダクト口8を形成
している。該配線ダクト口8には、図示したように各種
の配線ダクトカバーが装着される。
【0010】前記配線ダクト口8に対応する幕板5の上
端部は、幕板上部カバー9で外被し、また天板3の後端
面には天板後端カバー10をビス止めにて固定している。
そして、幕板上部カバー9と天板後端カバー10の対向位
置に長さ方向全長にわたり突条11,11を突設している。
端部は、幕板上部カバー9で外被し、また天板3の後端
面には天板後端カバー10をビス止めにて固定している。
そして、幕板上部カバー9と天板後端カバー10の対向位
置に長さ方向全長にわたり突条11,11を突設している。
【0011】前記配線ダクトカバー1は、図2〜図9に
示すように合成樹脂製で一体成形され、表面板12の裏面
の長さ方向に沿った両側に側板13,13を下設し、該側板
13の一部を倒コ字形に切り抜くとともに、切抜片14の先
端外方に係合爪15を突設している。該切抜片14の先端側
は上方に位置し、その係合爪15は、前記幕板上部カバー
9と天板後端カバー10の突条11,11の下縁に弾性的に係
止するように形成している。即ち、配線ダクトカバー1
を配線ダクト口8に装着する際に、両側の係合爪15を配
線ダクト口8の両側縁に位置する突条11,11に係止し
て、該配線ダクト口8を閉止する状態で装着する。ま
た、前記表面板12の適所には一端が開放した複数のコー
ド挿通口16,…を形成し、表面板12の裏面であって該コ
ード挿通口16の口縁に両側に沿ってその開放側へ一端を
開放した断面略L字形の一対のガイドレール17,17を下
設している。即ち、表面板12の裏面であって該コード挿
通口16の対向口縁に沿ってガイドレール17,17が位置し
ている。本実施例では、表面板12の長さ方向一端に開放
した平面視略U字形のコード挿通口16aと、それと直交
する一側端に開放した同様な形状のコード挿通口16bを
形成している。
示すように合成樹脂製で一体成形され、表面板12の裏面
の長さ方向に沿った両側に側板13,13を下設し、該側板
13の一部を倒コ字形に切り抜くとともに、切抜片14の先
端外方に係合爪15を突設している。該切抜片14の先端側
は上方に位置し、その係合爪15は、前記幕板上部カバー
9と天板後端カバー10の突条11,11の下縁に弾性的に係
止するように形成している。即ち、配線ダクトカバー1
を配線ダクト口8に装着する際に、両側の係合爪15を配
線ダクト口8の両側縁に位置する突条11,11に係止し
て、該配線ダクト口8を閉止する状態で装着する。ま
た、前記表面板12の適所には一端が開放した複数のコー
ド挿通口16,…を形成し、表面板12の裏面であって該コ
ード挿通口16の口縁に両側に沿ってその開放側へ一端を
開放した断面略L字形の一対のガイドレール17,17を下
設している。即ち、表面板12の裏面であって該コード挿
通口16の対向口縁に沿ってガイドレール17,17が位置し
ている。本実施例では、表面板12の長さ方向一端に開放
した平面視略U字形のコード挿通口16aと、それと直交
する一側端に開放した同様な形状のコード挿通口16bを
形成している。
【0012】また、前記表面板12の裏面であって前記コ
ード挿通口16,…とは異なる位置に、コード挿通口16,
…から外した後述のスライドキャップ2,…を同時に多
段に保管できる格納部18を設けている。そして、前記コ
ード挿通口16,…と格納部18に対応する側板13は切り欠
いて、スライドキャップ2をそれぞれ側方から着脱自在
となしている。尚、図中19,20として示すものは長さ方
向他端の脚ダクト用の分割キャップである。
ード挿通口16,…とは異なる位置に、コード挿通口16,
…から外した後述のスライドキャップ2,…を同時に多
段に保管できる格納部18を設けている。そして、前記コ
ード挿通口16,…と格納部18に対応する側板13は切り欠
いて、スライドキャップ2をそれぞれ側方から着脱自在
となしている。尚、図中19,20として示すものは長さ方
向他端の脚ダクト用の分割キャップである。
【0013】前記スライドキャップ2は、図2〜図4に
示すように合成樹脂製で一体成形され、前記コード挿通
口16に係合する表面部21を有するとともに、該表面部21
の一端を除き周囲には前記配線ダクトカバー1の表面板
12の板厚分だけ下方に段を設けて鍔部22を形成してい
る。そして、両側に位置する鍔部22,22は、前記ガイド
レール17に載支され、該ガイドレール17と表面板12の間
にスライド可能に係合し、表面部21がコード挿通口16に
係合した閉状態では口縁裏面に当接するものである。
示すように合成樹脂製で一体成形され、前記コード挿通
口16に係合する表面部21を有するとともに、該表面部21
の一端を除き周囲には前記配線ダクトカバー1の表面板
12の板厚分だけ下方に段を設けて鍔部22を形成してい
る。そして、両側に位置する鍔部22,22は、前記ガイド
レール17に載支され、該ガイドレール17と表面板12の間
にスライド可能に係合し、表面部21がコード挿通口16に
係合した閉状態では口縁裏面に当接するものである。
【0014】そして、前記格納部18は、配線ダクトカバ
ー1の表面板12の裏面であって、一側寄りに共通支持片
23を下設するとともに、それと対向する位置に該支持片
23との距離を違えて内側支持片24と外側支持片25を下設
し、該外側支持片25は共通支持片23と同一突出長さに設
定し、内側支持片24はそれらより短く設定している。そ
して、共通支持片23と内側支持片24及び共通支持片23と
外側支持片25とで二対の格納部を構成している。即ち、
共通支持片23の対面側には上下に二段の係合溝26,27が
形成され、上方の係合溝26と対向する内側支持片24の対
面側には係合溝28が形成され、更に下方の係合溝27と対
向する外側支持片25の対面側にも係合溝29が形成されて
いる。
ー1の表面板12の裏面であって、一側寄りに共通支持片
23を下設するとともに、それと対向する位置に該支持片
23との距離を違えて内側支持片24と外側支持片25を下設
し、該外側支持片25は共通支持片23と同一突出長さに設
定し、内側支持片24はそれらより短く設定している。そ
して、共通支持片23と内側支持片24及び共通支持片23と
外側支持片25とで二対の格納部を構成している。即ち、
共通支持片23の対面側には上下に二段の係合溝26,27が
形成され、上方の係合溝26と対向する内側支持片24の対
面側には係合溝28が形成され、更に下方の係合溝27と対
向する外側支持片25の対面側にも係合溝29が形成されて
いる。
【0015】しかして、図10に示す如く、前記コード挿
通口16a,16bに装着していたスライドキャップ2a,2b
を外して、一方のスライドキャップ2aの両側鍔部22,22
を共通支持片23の上方係合溝26と内側支持片24の係合溝
28に側方からスライド係合させて表面板12下方に保管す
るとともに、他方のスライドキャップ2bの両側鍔部22,
22を共通支持片23の下方係合溝27と外側支持片25の係合
溝29に側方からスライド係合させて保管し、即ち上下に
二段に保管するのである。本実施例では、スライドキャ
ップ2aと2bの両側鍔部22,22の横幅を異なるものとし、
スライドキャップ2aの横幅を狭く設定した例を示した
が、同一であってもよく、その場合には内側支持片24と
外側支持片25は共通支持片23のように上下に係合溝を設
けて一体化する。
通口16a,16bに装着していたスライドキャップ2a,2b
を外して、一方のスライドキャップ2aの両側鍔部22,22
を共通支持片23の上方係合溝26と内側支持片24の係合溝
28に側方からスライド係合させて表面板12下方に保管す
るとともに、他方のスライドキャップ2bの両側鍔部22,
22を共通支持片23の下方係合溝27と外側支持片25の係合
溝29に側方からスライド係合させて保管し、即ち上下に
二段に保管するのである。本実施例では、スライドキャ
ップ2aと2bの両側鍔部22,22の横幅を異なるものとし、
スライドキャップ2aの横幅を狭く設定した例を示した
が、同一であってもよく、その場合には内側支持片24と
外側支持片25は共通支持片23のように上下に係合溝を設
けて一体化する。
【0016】また、この保管状態において、上下に位置
したスライドキャップ2a,2bの側端が面一となる場合に
は、上方に位置するスライドキャップ2aのみを取り出す
ことが困難であるため、下方に位置するスライドキャッ
プ2bの側端を上方に位置するスライドキャップ2aの側端
より内方に設定することが好ましい。その場合、所定の
段違い状態に常に保管できるようにそれぞれのスライド
キャップ2a,2bの内方端を当止するストッパー30を表面
板12に下設する。図11はその一例を示し、板片からなる
ストッパー30の先端部に段部31を設けて、表面板12に対
する挿入深さの異なる上方当止部32と下方当止部33を形
成し、スライドキャップ2aを上方当止部32で当止し、ス
ライドキャップ2bを下方当止部33で当止している。
したスライドキャップ2a,2bの側端が面一となる場合に
は、上方に位置するスライドキャップ2aのみを取り出す
ことが困難であるため、下方に位置するスライドキャッ
プ2bの側端を上方に位置するスライドキャップ2aの側端
より内方に設定することが好ましい。その場合、所定の
段違い状態に常に保管できるようにそれぞれのスライド
キャップ2a,2bの内方端を当止するストッパー30を表面
板12に下設する。図11はその一例を示し、板片からなる
ストッパー30の先端部に段部31を設けて、表面板12に対
する挿入深さの異なる上方当止部32と下方当止部33を形
成し、スライドキャップ2aを上方当止部32で当止し、ス
ライドキャップ2bを下方当止部33で当止している。
【0017】更に、図12に示したものは、ストッパー30
の突出長さを短くして、下方のスライドキャップ2bに当
たらないようにしたものである。また、図13に示したも
のは、上方のスライドキャップ2aを当止するストッパー
30aと下方のスライドキャップ2bを当止するストッパー
30bをそれぞれ独立して下設したものである。こうする
ことによって、該スライドキャップ2bは上方のスライド
キャップ2aより深く押し込むことができ、段違い保管が
可能となる。
の突出長さを短くして、下方のスライドキャップ2bに当
たらないようにしたものである。また、図13に示したも
のは、上方のスライドキャップ2aを当止するストッパー
30aと下方のスライドキャップ2bを当止するストッパー
30bをそれぞれ独立して下設したものである。こうする
ことによって、該スライドキャップ2bは上方のスライド
キャップ2aより深く押し込むことができ、段違い保管が
可能となる。
【0018】以上のように、本実施例では二つのスライ
ドキャップ2a,2bを上下に二段に保管可能な格納部18の
例を示したが、上下寸法が許す限り更に多段の保管が可
能である。
ドキャップ2a,2bを上下に二段に保管可能な格納部18の
例を示したが、上下寸法が許す限り更に多段の保管が可
能である。
【0019】ここで、図2において配線ダクト7内には
コード34,…を配線するコード受け35と、該コード受け
35の底板にはフック金具36を着脱自在に設け、コード34
をコード受け35とフック金具36に分離配線できるように
なしている。
コード34,…を配線するコード受け35と、該コード受け
35の底板にはフック金具36を着脱自在に設け、コード34
をコード受け35とフック金具36に分離配線できるように
なしている。
【0020】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の机等のスライド
キャップ付き配線ダクトカバーは、机等の天板に開口し
た配線ダクト口に設けるスライドキャップ付き配線ダク
トカバーにおいて、前記配線ダクトカバーの表面板の適
所に複数のコード挿通口を形成するとともに、該挿通口
にスライド係合するスライドキャップをそれぞれ設け、
表面板の裏面であって前記コード挿通口とは異なる位置
に、該挿通口から外したスライドキャップを多段に保管
し得る格納部を設けたので、配線ダクトカバーの表面板
の適所の複数箇所に形成したコード挿通口から外したス
ライドキャップを、該挿通口とは異なる表面板裏面に設
けた格納部に同時に多段に保管することができ、スライ
ドキャップの紛失の恐れがなく、またスライドキャップ
をスライド支持するガイドレールの長さをコード挿通口
の長さと略等しくすることが可能であるので、配線ダク
ト口によって限られた寸法の配線ダクトカバーにコード
挿通口を近接させて複数箇所に設けることが可能であ
り、それにより種類の異なるコードを分離して引き出す
ことができる。
キャップ付き配線ダクトカバーは、机等の天板に開口し
た配線ダクト口に設けるスライドキャップ付き配線ダク
トカバーにおいて、前記配線ダクトカバーの表面板の適
所に複数のコード挿通口を形成するとともに、該挿通口
にスライド係合するスライドキャップをそれぞれ設け、
表面板の裏面であって前記コード挿通口とは異なる位置
に、該挿通口から外したスライドキャップを多段に保管
し得る格納部を設けたので、配線ダクトカバーの表面板
の適所の複数箇所に形成したコード挿通口から外したス
ライドキャップを、該挿通口とは異なる表面板裏面に設
けた格納部に同時に多段に保管することができ、スライ
ドキャップの紛失の恐れがなく、またスライドキャップ
をスライド支持するガイドレールの長さをコード挿通口
の長さと略等しくすることが可能であるので、配線ダク
ト口によって限られた寸法の配線ダクトカバーにコード
挿通口を近接させて複数箇所に設けることが可能であ
り、それにより種類の異なるコードを分離して引き出す
ことができる。
【図1】本考案のスライドキャップ付き配線ダクトカバ
ーを装着した机の簡略斜視図
ーを装着した机の簡略斜視図
【図2】図1の要部の断面図
【図3】本考案を示す分解斜視図
【図4】同じく組立てた状態を示す平面図
【図5】配線ダクトカバーの平面図
【図6】同じく底面図
【図7】同じく簡略側面図
【図8】同じく正面図
【図9】同じく背面図
【図10】格納部に二枚のスライドキャップを保管した状
態の部分背面図
態の部分背面図
【図11】同じく格納部に二枚のスライドキャップを段違
いに格納した状態の断面図
いに格納した状態の断面図
【図12】段違い保管の他の実施例を示す断面図
【図13】段違い保管の更に他の実施例を示す断面図
A 机 1 配線ダクトカバー 2 スライドキャ
ップ 3 天板 4 脚板 5 幕板 6 点検パネル 7 配線ダクト 8 配線ダクト口 9 幕板上部カバー 10 天板後端カバ
ー 11 突条 12 表面板 13 側板 14 切抜片 15 係合爪 16 コード挿通口 17 ガイドレール 18 格納部 19 キャップ 20 キャップ 21 表面部 22 鍔部 23 共通支持片 24 内側支持片 25 外側支持片 26 係合溝 27 係合溝 28 係合溝 29 係合溝 30 ストッパー 31 段部 32 上方当止部 33 下方当止部 34 コード 35 コード受け 36 フック金具
ップ 3 天板 4 脚板 5 幕板 6 点検パネル 7 配線ダクト 8 配線ダクト口 9 幕板上部カバー 10 天板後端カバ
ー 11 突条 12 表面板 13 側板 14 切抜片 15 係合爪 16 コード挿通口 17 ガイドレール 18 格納部 19 キャップ 20 キャップ 21 表面部 22 鍔部 23 共通支持片 24 内側支持片 25 外側支持片 26 係合溝 27 係合溝 28 係合溝 29 係合溝 30 ストッパー 31 段部 32 上方当止部 33 下方当止部 34 コード 35 コード受け 36 フック金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 徳田 正昭 大阪市城東区今福東1丁目4番18号 株 式会社伊藤喜工作所内 (72)考案者 宮本 薫 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株 式会社イトーキ内
Claims (1)
- 【請求項1】 机等の天板に開口した配線ダクト口に設
けるスライドキャップ付き配線ダクトカバーにおいて、
前記配線ダクトカバーの表面板の適所に複数のコード挿
通口を形成するとともに、該挿通口にスライド係合する
スライドキャップをそれぞれ設け、表面板の裏面であっ
て前記コード挿通口とは異なる位置に、該挿通口から外
したスライドキャップを多段に保管し得る格納部を設け
たことを特徴とする机等のスライドキャップ付き配線ダ
クトカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9788391U JP2513656Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9788391U JP2513656Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539335U JPH0539335U (ja) | 1993-05-28 |
JP2513656Y2 true JP2513656Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=14204150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9788391U Expired - Lifetime JP2513656Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 机等のスライドキャップ付き配線ダクトカバ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513656Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5796028B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2015-10-21 | スガツネ工業株式会社 | サブキャップ付配線ダクトカバー |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP9788391U patent/JP2513656Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539335U (ja) | 1993-05-28 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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