JP2513432B2 - 加算回路 - Google Patents

加算回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速演算を行うディジタ
ル演算回路に関し、特に桁上げ信号伝搬型加算回路及び
減算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル演算回路として最も標準的な
回路の一つに桁上げ信号伝搬型加算回路があり単純であ
りコンパクトなレイアウトが可能である事から広く用い
られている。
【0003】またNAND/NDR型加算回路はその対
称性から非常にコンパクトなレイアウトが可能であり広
く利用されているがその構成上入力が複数のゲートに接
続されるため入力負荷容量が大きくなるという欠点があ
る。特にこの回路を前述の桁上げ信号伝搬型加算回路に
応用する場合この桁上げ信号ラインの入力負荷が高速下
の大きな障害となる。
【0004】図2は桁上げ信号伝搬型加算回路を構成す
る従来の加算回路の構成図である。
【0005】図2において桁上げ信号発生回路1はMO
Sトランジスタ(以下単にTrと略す)T11〜20で
構成され、和信号発生回路2はTr T21〜34で構
成されている。
【0006】入力端子11(以下AI)はTr T1
1、T13、T16、T18、T21、T24、T2
8、T31のゲートに接続され、入力端子12(以下B
I)はTrT12、T14、T17、T19、T22、
T25、T29、T32のゲートに接続され、入力端子
13(以下CI)はTr T15、T20、T23、T
26、T30、T33のゲートに接続されている。ここ
でCIが桁上げ信号入力端子となる。よってAI、BI
にはそれぞれ8個、CIには6個のゲート負荷が接続さ
れることになる。
【0007】ところで桁上げ信号発生回路1はAI、B
I、CIの値に応じて図9に示す真理値表に従って桁上
げ信号の反転出力を発生し出力端子14(以下COB)
に出力し、同時にCOBは和信号発生回路2のTr T
27、T34のゲートに接続される。
【0008】桁上げ信号伝搬型加算回路を構成する場
合、COBは次段加算回路のCI入力に接続される事に
なるため、CIに接続されるゲート負荷は2つ増えて容
量C11はゲート8個分容量となり、高速化のための障
害となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の加算
回路においては、桁上げ信号伝搬型加算回路を構成する
場合、桁下信号ラインの負荷が大きくなり回路の高速化
の妨げとなるという欠点があった。
【0010】高速化のためにTrのサイズを大きくしよ
うとしても、それが逆にゲート負荷の増大につながるた
めあまり効果が無い。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の加算回路は、第
1、第2の入力端子と、桁上げ信号入力端子と、桁上げ
信号出力端子と、前記第1、第2の入力端子と、前記桁
上げ信号入力より入力される信号を入力とし、桁上げ信
号を発生し桁上げ信号出力端子に出力する桁上げ信号発
生回路と、前記第1、第2の入力端子、前記桁上げ信号
入力から入力される信号と、該桁上げ信号発生回路の発
生する桁上げ信号を入力とし、和信号を発生し和信号出
力端子に出力する和信号発生回路を備え、前記桁上げ信
号発生回路の発生する桁上げ信号は第一のインバータを
介して前記和信号発生回路に入力され、前記第1、第2
の入力端子より入力される信号は論理を合わせるため第
2、第3のインバータを介して前記桁上げ信号回路もし
くは該和信号発生回路に入力される事で構成されてい
る。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成図であり、
図2に示した回路と同じ部分には同一符号を付してい
る。
【0014】図1において入力端子11(以下AI)は
MOSトランジスタ(以下単にTr)T11、T13、
T16、T18のゲートに接続され、同時にインバータ
I1を介してT21、T24、T28、T31に接続さ
れ、入力端子12(以下BI)はTr T12、T1
4、T17、T19のゲートに接続され、同時にインバ
ータI2を介してT22、T25、T29、T32に接
続され、入力端子13(以下CI)はTr T15、T
20のゲートに接続され、入力端子16(以下CIB)
はTr T23、T26、T30、T33のゲートに接
続される。
【0015】また桁上げ信号発生回路1は図10の真理
値表に従って桁上げ信号反転出力を出力端子14(以下
COB)に出力し、同時にインバータI3を介してT2
7、T34のゲートに入力し、また出力端子17(以下
CO)に出力する。
【0016】桁上げ信号伝搬型加算回路を構成する場
合、OCBは次段加算回路のCI入力に接続される事に
なるため、CIに接続されるゲート負荷は2つ増えて容
量C12はゲート4個分の容量となり、従来例と比べて
半分になる。
【0017】ただしインバータI3を介することで和信
号発生回路2への桁上げ信号入力が反転するため和信号
発生回路2における入力論理が合わなくなる。よって真
理値表2に従って、AI、BIに対してもインバータI
1、I2をそれぞれ挿入し論理を反転させ入力する。た
だしCIにかんしては、前段で桁上げ信号を正転及び反
転の両方で出力しているのこれを用いる事で対応でき
る。
【0018】図3に従来例におけるタイミング図、図4
に本実施例におけるタイミング図をしめす。従来例にお
いてCIに対してCOBは時間t1分だけ遅れるとする
と、本実施例においては負荷が半分になっているため半
分のt1/2ですむ。逆にSOBはインバータ3、を介
す分だけ遅れるが、桁上げ信号の伝搬時間を短くする効
果の方が大きい。例えば8ビット加算回路の場合従来
(7×t1+t2)時間かかったとすると本実施例にお
いては(3.5×t1+t3)となり、t3は3.5×
t1に比べ小さいので大きな効果がある。
【0019】また本実施例においては従来例のもってい
た加算回路の対称性を損なう事が無いのでコンパクトな
レイアウトが可能である。
【0020】ところで図5に本発明と同様に負荷容量を
2つに分けて各々をドライブするインバータを挿入した
例として、特開平3−63852号公報の例を第2の従
来例としてしめすが、この従来例においては演算回路の
桁上げ信号伝搬を高速化するために、演算回路の論理を
合わせようという技術思想はなく、本願とは別のもので
ある。
【0021】次に図6は本発明の第2の実施例の構成図
であり、図1に示した回路と同じ部分には同一符号を付
している。
【0022】図6においてAIがTr T21、T2
4、T28、T31のゲートに接続され、同時にインバ
ータI5を介してT11、T13、T16、T18に接
続され、BIがTr T22、T25、T29、T32
のゲートに接続され、同時にインバータI6を介してT
12、T14、T17、T19に接続され、CIがTr
T23、T26、T30、T33のゲートに接続され、
CIBがTr T15、T20のゲートに接続され、桁
上げ信号入力として反転信号を受け取る構成となってお
り第1の実施例からの桁上げ信号出力を受けるのに適し
た回路になっている。
【0023】桁上げ発生回路1及び和信号発生回路2の
構成は第1の実施例と同一であり、桁上げ信号発生回路
の発生する桁上げ信号はCOに出力されると同時にイン
バータI3を介して和信号発生回路2のTr T27、
T34のゲートに接続され、第1の実施例と同時に桁上
げ信号の負荷を減らすような構成となっているため同様
の効果を得る事ができる。
【0024】図7にこれらの実施例を用いて構成した8
ビット桁上げ信号伝搬型加算回路の構成図を示す。
【0025】加算回路5A、5B、5C、5Dは第1の
実施例と同一の構成であり、加算回路の第2の実施例と
同一の構成である。
【0026】ここで加算回路5A、5B、5C、5Dの
桁上げ信号出力CO0、CO2、CO4、CO6及びC
OB0、COB2、COB4、COB6を加算回路6
A、6B、6C、6Dの桁上げ信号入力CI1、CI
3、CI5、CI7及びCIB1、CIB3、CIB
5、CIB7に接続する事で高速な加算回路を構成する
事が出来る。
【0027】また図8に本発明を減算回路に応用する場
合の構成例を示す。
【0028】図8においてAIはTr T21、T2
4、T28、T31のゲートに接続され、同時にインバ
ータI5を介してT11、T13、T16、T18に接
続され第1の実施例に対しAI信号を反転して入力した
構成となっている。BIからAIを減算する演算に適し
た回路となっている。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は桁上げ信号
伝搬型加算回路において、桁上げ信号伝搬ラインの負荷
をインバータを介する事で2つに分割し、インバータ挿
入による論理の変化を、入力信号ラインにインバータを
介する事で補正を加えた加算回路を用いる事で、桁上げ
信号伝搬ラインの負荷を軽くし回路の高速化を可能にす
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】従来技術における構成図。
【図3】従来技術における動作タイミング図。
【図4】本発明における動作タイミング図。
【図5】第2の従来例を示す構成図。
【図6】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図7】本発明を用いた桁上げ信号伝搬型加算回路の構
成例。
【図8】本発明の第3の実施例を示す構成図。
【図9】従来例の動作を示す真理値表図。
【図10】実施例1及び2の動作を示す真理値表図。
【符号の説明】
1 桁上げ信号発生回路 2 和信号発生回路 3,11〜13,16 入力端子 4,14,15,11,18 出力端子 T1〜T10,T11〜T34 MOSトランジスタ I1〜I7 インバータ 5A,5B,5C,5D 本発明実施例1の加算回路 6A,6B,6C,6D 本発明実施例2の加算回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 mビット目の加算回路の桁上げ信号出力
    がm+1ビット目の加算回路の桁上げ信号入力となり桁
    上げ信号が次々に伝搬していくようなnビット桁上げ信
    号伝搬型演算回路を構成する加算回路において、前記加
    算回路は第1、第2の入力端子と、桁上げ信号入力端子
    と、和信号出力端子と、桁上げ信号出力端子と、前記第
    1、第2の入力端子と、前記桁上げ信号入力より入力さ
    れる信号を入力とし、桁上げ信号を発生し桁上げ信号出
    力端子に出力する桁上げ信号発生回路と、前記第1、第
    2の入力端子、前記桁上げ信号入力から入力される信号
    と、該桁上げ信号発生回路の発生する桁上げ信号を入力
    とし、和信号を発生し和信号出力端子に出力する和信号
    発生回路を備え、前記桁上げ信号発生回路の発生する桁
    上げ信号は第一のインバータを介して前記和信号発生回
    路に入力され、前記第1、第2の入力端子より入力され
    る信号は論理を合わせるため第2、第3のインバータを
    介して前記桁上げ信号回路もしくは該和信号発生回路に
    入力される事を特徴とする加算回路。
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