JP3235105B2 - 演算回路 - Google Patents

演算回路

Info

Publication number
JP3235105B2
JP3235105B2 JP04304191A JP4304191A JP3235105B2 JP 3235105 B2 JP3235105 B2 JP 3235105B2 JP 04304191 A JP04304191 A JP 04304191A JP 4304191 A JP4304191 A JP 4304191A JP 3235105 B2 JP3235105 B2 JP 3235105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
inverter
transistor
supplied
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04304191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04261217A (ja
Inventor
孝雄 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP04304191A priority Critical patent/JP3235105B2/ja
Publication of JPH04261217A publication Critical patent/JPH04261217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3235105B2 publication Critical patent/JP3235105B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は演算回路、特にDSP
に用いて好適な演算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の演算回路、例えば、CPL(Comp
lementary Pass Transister Logic)演算回路が図6に示
されている。このCPL演算回路〔以下、単に演算回路
と称する〕80は、図示のように供給される信号A、B
の論理レベルの組み合わせによって、イクスクルーシブ
オア出力と、イクスクルーシブノア出力を得る2項演算
器である。
【0003】この演算回路80は、端子81〜86に加
えられる信号A、Bの組合わせを変えることによって、
AND,NAND,OR,NOR,EXOR,EXNOR等の各種ロジック回路を構
成することができる。尚、以下の説明に於いて、論理レ
ベルの反転している信号には、“*”を付すものとす
る。例えば、上述の信号A、Bの論理レベルが反転して
いる信号を、“A*”、“B*”のように表すものとす
る。
【0004】図6の構成に於いて、端子81とインバー
タ88の間にはパストランジスタ90が配され、端子8
2とインバータ88の間にはパストランジスタ91が配
されている。端子83とインバータ89の間にはパスト
ランジスタ92が配され、端子84とインバータ89の
間にはパストランジスタ93が配されている。上述のパ
ストランジスタ90、93のゲートは端子85に接続さ
れており、パストランジスタ91、92のゲートは端子
86に接続されている。このパストランジスタ90〜9
3は、スイッチング手段として用いられる。
【0005】このインバータ88、89が用いられてい
る理由は、この種の演算回路80ではNチャンネルトラ
ンジスタのみでロジックが構成されているため、高速で
ある反面、ハイレベルの電位がしきい値電圧Vthだけ低
下してしまう。これを防止するため、演算回路80毎に
バッファとしてのインバータ88、89を入れてレベル
の補正を行うと共に、ドライブ能力を強化していること
によるものである。
【0006】端子82、84には信号Aが供給され、端
子81、83には信号A*が供給される。また、端子8
6には信号Bが供給され、端子85には信号B*が供給
される。パストランジスタ90、93、或いはパストラ
ンジスタ91、92の内の何れか一組が信号B、信号B
*によって、オンすると、インバータ88から端子95
を介してイクスクルーシブオア出力が取出され、また、
インバータ89から端子96を介してイクスクルーシブ
ノア出力が取出される。インバータ88、89はCMO
Sインバータが用いられており、レベルシフト用のバッ
ファをも兼ねている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の演算回路80
は、比較的、高速ではあるが、ビデオ信号処理用のDS
Pに適用するために、より一層の高速化が望まれてい
た。
【0008】ところで、従来からレジスタを信号経路中
に配するパイプライン処理によって、高速化を実現でき
ることが知られている。このレジスタとしては、図7に
示されるようなダイナミック型のレジスタが用いられる
ことがある。
【0009】図7に示されるように、ダイナミック型の
レジスタ75は、NチャンネルとPチャンネルのトラン
ジスタをトランスミッション型に組み合わせてクロック
セクション66、68を構成する。そして、このクロッ
クセクション66、68の間にインバータ67を配し、
また、クロックセクション68と端子70の間にインバ
ータ69を配してなるものである。そして、端子71〜
74に、2相のクロック信号を加えることによって、レ
ジスタ機能を持たせるようにしたものである。尚、65
は端子である。
【0010】しかしながら、一般的にレジスタを用いる
と、回路規模が大きくなり、また消費電力が増加してし
まうという問題点があった。
【0011】従って、この発明の目的は、回路規模を大
きくすることなく、より一層の高速化と低消費電力化を
実現し得る演算回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る演算回路
では、一方の信号と他方の信号とのイクスクルーシブオ
アまたはイクスクルーシブノアを得るための演算回路で
あって、一方の信号またはその反転信号が入力され、他
方の信号またはその反転信号によりスイッチングされる
一方のパストランジスタと、一方のパストランジスタの
入力信号の反転信号が入力され、一方のパストランジス
タのスイッチング信号の反転信号によりスイッチングさ
れる他方のパストランジスタと、ラッチ機能ないしレジ
スタ機能に利用される入力容量を有するインバータと、
クロック信号によりスイッチングされ、一方のパストラ
ンジスタがオンの時には一方のパストランジスタの出力
をインバータに供給し、他方のパストランジスタがオン
の時には他方のパストランジスタの出力をインバータに
供給するトランジスタとからなる構成としている。
【0013】
【作用】一対のパストランジスタとインバータの間に、
制御信号によってスイッチングされるトランジスタが挿
入されている。インバータには入力容量が存在するた
め、トランジスタの動作時、インバータに供給される信
号によって入力容量が充電される。
【0014】そして、制御信号によって上述のトランジ
スタの非動作時には、入力容量の電位が保持される。従
って、演算回路そのものに回路規模を増加させることな
くラッチ機能或いはレジスタ機能を持たせることが可能
となり、これによって、回路規模を増加させることな
く、より一層の高速化と低消費電力化を実現できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一の実施例について図1及
び図2を参照して説明する。CPL演算回路〔以下、単
に演算回路と称する〕1は、図示のように供給される信
号A、Bの論理レベルの組み合わせによって、イクスク
ルーシブオア出力と、イクスクルーシブノア出力を得る
2項演算器である。演算回路1は、前述したように端子
1〜6に加えられる信号A、Bの組合わせを変えること
によって、各種ロジック回路を構成することが可能であ
る。尚、以下の説明に於いて、論理レベルの反転してい
る信号には、“*”を付すものとする。例えば、上述の
信号A、Bの論理レベルが反転している信号を、“A
*”、“B*”として表すものとする。
【0016】図1の構成に於いて、端子1とインバータ
8の間にはパストランジスタ10、トランジスタ11が
配され、端子2とインバータ8の間にはパストランジス
タ12、トランジスタ11が配されている。また、端子
3とインバータ9の間にはパストランジスタ13、トラ
ンジスタ14が配され、端子4とインバータ9の間には
パストランジスタ15、トランジスタ14が配されてい
る。インバータ8、9はCMOSインバータが用いられ
ている。
【0017】上述のパストランジスタ10、15のゲー
トは端子5に接続されており、パストランジスタ12、
13のゲートは端子6に接続されている。このパストラ
ンジスタ10、12、13、15は、スイッチング手段
として用いられる。
【0018】上述のパストランジスタ10、12に接続
されているトランジスタ11と、パストランジスタ1
3、15に接続されているトランジスタ14のゲートは
端子18に接続されている。このトランジスタ11、1
4は、制御信号としてのクロック信号CLK によって動作
が制御される。
【0019】以下、図1及び図2を参照して動作を説明
する。この時に供給される信号の論理レベルは、信号A
〔=1〕、信号B〔=0〕とする。端子2、4を介し
て、図2Bに示されるハイレベルの信号Aがパストラン
ジスタ12、15に供給される。また、端子1、3を介
して、図2Aに示されるローレベルの信号A*がパスト
ランジスタ10、13に供給される。そして、端子5を
介して、ハイレベルの信号B*がパストランジスタ1
0、15に供給され、端子6を介して、ローレベルの信
号Bがパストランジスタ12、13に供給される。
【0020】ゲートにハイレベルの電圧が加えられてい
るパストランジスタ10、15のみがオンするので、図
2Aに示されるようにトランジスタ11にはローレベル
の信号A*が供給され、図2Bに示されるようにトラン
ジスタ14にはハイレベルの信号Aが供給される。
【0021】端子18を介してトランジスタ11、14
のゲートにクロック信号CLK が、図2Cに示されるよう
に供給されると、クロック信号CLKのハイレベルの期間
でトランジスタ11、14がオンする。これによって、
パストランジスタ10からの信号A*がトランジスタ1
1を介してインバータ8に供給される。インバータ8に
よって論理レベルの反転された信号〔=1〕が、図2D
に示されるイクスクルーシブオア出力として端子19か
ら取出される。また、パストランジスタ15からの信号
Aがトランジスタ14を介してインバータ9に供給さ
れ、このインバータ9によって論理レベルの反転された
信号〔=0〕がイクスクルーシブノア出力として端子2
0から取出される。
【0022】ところで、インバータ8、9にはCMOS
インバータが用いられているため、入力容量が存在す
る。クロック信号CLK がハイレベルの期間では、トラン
ジスタ11、14がオンするので、インバータ8、9に
供給される信号A*、信号Aによって上述の入力容量が
充電される。また、クロック信号CLK がローレベルの期
間では、トランジスタ11、14がオフするので、クロ
ック信号CLK が再びハイレベルになるまで、入力容量に
充電されている電位が保持される。これによって、クロ
ック信号CLK のローレベルの期間では、上述の信号A
*、信号Aが保持される。
【0023】このように、トランジスタ11、14がオ
ンとされる期間にインバータ8、9からイクスクルーシ
ブオア出力、イクスクルーシブノア出力が取出されると
共に、インバータ8、9の入力容量が充電され、また、
トランジスタ11、14がオフとされる期間にインバー
タ8、9の入力容量の電圧が保持されるので、トランジ
スタ11とインバータ8の間、また、トランジスタ14
とインバータ9の間にてラッチ機能を実現することがで
きる。
【0024】この結果、演算回路1では回路規模を増す
ことなく、演算回路1そのものにラッチ機能を持たせる
ことが可能となり、これによって、回路規模を増すこと
なく、より一層の高速化と低消費電力化を実現できる。
例えば、1GHz に近い内部クロック信号CLK を用いて演
算回路1を動作させることも可能である。
【0025】次いで、他の実施例について図3及び図4
を参照して説明する。この他の実施例が、前述の一の実
施例と異なる点は、インバータ8、9と端子19、20
の間に、更にトランジスタ及びインバータを配すること
によって、レジスタ機能を実現していることである。
尚、上述の一の実施例と共通する部分には同一符号を付
し、重複する説明を省略する。
【0026】図3の構成に於いて、演算回路25の端子
18には制御信号としてのクロック信号CLK が供給さ
れ、また端子26には制御信号としてのクロック信号CL
K *が供給される。
【0027】トランジスタ11と端子20の間には、イ
ンバータ8、トランジスタ27、インバータ29が直列
に接続されている。図中、トランジスタ11、インバー
タ8、トランジスタ27、インバータ29が回路ブロッ
ク35とされる。また、トランジスタ14と端子19の
間には、インバータ9、トランジスタ28、インバータ
30が直列に接続されている。図中、トランジスタ1
4、インバータ9、トランジスタ28、インバータ30
が回路ブロック36とされる。
【0028】トランジスタ27、28のゲートは端子2
6に接続されており、トランジスタ27、28は、クロ
ック信号CLK *によって動作が制御される。また、イン
バータ29、30もCMOSインバータが用いられてい
る。
【0029】以下、図3及び図4を参照して動作を説明
する。この時に供給される信号の論理レベルは、信号A
〔=1〕、信号B〔=0〕とする。上述の一の実施例と
同様に、図4Aに示されるようにトランジスタ11には
ローレベルの信号A*が供給され、図4Bに示されるよ
うにトランジスタ14にはハイレベルの信号Aが供給さ
れる。
【0030】端子18を介して、トランジスタ11、1
4のゲートにクロック信号CLK が、図4Cに示されるよ
うに供給されると、クロック信号CLK のハイレベルの期
間でトランジスタ11、14がオンする。これによっ
て、パストランジスタ10からの信号A*がトランジス
タ11を介してインバータ8に供給される。インバータ
8によって論理レベルの反転された信号〔=“1”〕
が、トランジスタ27に供給される。また、パストラン
ジスタ15からの信号Aがトランジスタ14を介してイ
ンバータ9に供給され、このインバータ9によって論理
レベルの反転された信号〔=“0”〕がトランジスタ2
8に供給される。
【0031】クロック信号CLK がハイレベルの期間で
は、トランジスタ11、14がオンするので、インバー
タ8、9に供給される信号A*、信号Aによって該イン
バータ8、9の入力容量が充電される。また、クロック
信号CLK がローレベルの期間では、トランジスタ11、
14がオフするので、クロック信号CLK が再びハイレベ
ルになるまで、入力容量に充電されている電位が保持さ
れる。これによって、クロック信号CLK のローレベルの
期間では、上述の信号A*、Aが保持される。
【0032】端子26を介して、トランジスタ27、2
8のゲートにクロック信号CLK *が図4Eに示されるよ
うに供給されると、クロック信号CLK *のハイレベルの
期間でトランジスタ27、28がオンする。これによっ
て、インバータ8で論理レベルの反転された信号〔=
“1”〕がトランジスタ27を介してインバータ29に
供給される。インバータ29によって論理レベルの反転
された信号〔=“0”〕が、イクスクルーシブノア出力
として端子20から取出される。
【0033】また、インバータ9で論理レベルの反転さ
れた信号〔=“0”〕が、トランジスタ28を介してイ
ンバータ30に供給される。インバータ30によって論
理レベルの反転された信号〔=“1”〕が、図4Fに示
されるようにイクスクルーシブオア出力として端子19
から取出される。
【0034】ところで、インバータ29、30にはCM
OSインバータが用いられているため、入力容量が存在
する。クロック信号CLK *がハイレベルの期間では、ト
ランジスタ27、28がオンするので、上述のインバー
タ29、30に供給される信号によって上述の入力容量
が充電される。また、クロック信号CLK *がローレベル
の期間では、トランジスタ27、28がオフするので、
クロック信号CLK *が再びハイレベルになるまで、入力
容量に充電されている電位が保持される。
【0035】図4Cに示されるクロック信号CLK の立ち
上がりのタイミングで、インバータ9の入力容量に保持
されることになった信号〔=“1”〕は、該インバータ
9によって論理レベルが反転されて信号〔=“0”〕と
される。そして、図4Eのクロック信号CLK *の立ち上
がりのタイミングで、インバータ30の入力容量に保持
されると共に、該インバータ30によって、信号〔=
“0”〕の論理レベルが反転されて信号〔=“1”〕と
される。該信号〔=“1”〕が、インバータ30からイ
クスクルーシブオア出力として取出される。
【0036】この結果、図4Cに示されるクロック信号
CLK に対し、図4Fに示されるイクスクルーシブオア出
力のタイミングは(1/2) クロック分、遅れることにな
る。
【0037】つまり、トランジスタ11、14がオンと
される期間にインバータ8、9に信号が供給されると共
に、該信号によってインバータ8、9の入力容量が充電
され、また、トランジスタ11、14がオフとされる期
間にインバータ8、9の入力容量の電位が保持される。
【0038】また、トランジスタ27、28がオンとさ
れる期間に、インバータ8、9からインバータ29、3
0に信号が供給されると共に、該信号によってインバー
タ29、30の入力容量が充電され、また、トランジス
タ27、28がオフとされる期間にインバータ8、9の
入力容量の電位が保持される。
【0039】これによって、前述の一の実施例で説明さ
れているトランジスタ11、14とインバータ8、9の
間、トランジスタ27及びインバータ29の間、そし
て、トランジスタ28及びインバータ30の間にてレジ
スタ機能を持たせることが可能となる。このレジスタ機
能を有することによる効果については、上述の一の実施
例と同様なので、重複する説明を省略する。尚、上述の
クロック信号CLK 、CLK *の代わりに直流電圧Vccを加
えることによって、回路ブロック35、36を単なるバ
ッファとして用いることもできる。
【0040】次いで、更に他の実施例について図5を参
照して説明する。この他の実施例が、前述の一の実施例
及び他の実施例と異なる点は、2項演算に代え3項演算
を行える演算回路40を対象としていることである。
尚、前述の一の実施例及び他の実施例と共通する部分に
は同一符号を付し重複する説明を省略する。
【0041】図5の構成に於いて、端子44には、パス
トランジスタ48、49が接続されており、また端子4
3には、パストランジスタ50、51が接続されてい
る。上述のパストランジスタ50、48のゲートは端子
41に接続されており、パストランジスタ49、51の
ゲートは端子42に接続されている。
【0042】パストランジスタ48、51は、パストラ
ンジスタ54、55に接続されており、また、パストラ
ンジスタ49、50は、パストランジスタ56、57に
接続されている。このパストランジスタ48〜51、5
4〜57は、スイッチング手段として用いられる。
【0043】パストランジスタ55、56のゲートは端
子45に接続されており、パストランジスタ54、57
のゲートは端子46に接続されている。そして、パスト
ランジスタ54、56は回路ブロック35に接続されて
おり、パストランジスタ55、57は回路ブロック36
に接続されている。この回路ブロック35、36の構
成、作用は、前述の他の実施例と同様であるので、重複
する説明を省略する。
【0044】以下、図5を参照して動作を説明する。こ
の時に供給される信号の論理レベルは、信号A〔=
1〕、信号B〔=0〕、信号C〔=0〕とする。端子4
1を介して、ハイレベルの信号Aがパストランジスタ5
0、48に供給される。また、端子42を介して、ロー
レベルの信号A*がパストランジスタ49、51に供給
される。また、端子44を介して、ハイレベルの信号B
*がパストランジスタ48、49に供給され、端子43
を介して、ローレベルの信号Bがパストランジスタ5
0、51に供給される。
【0045】ゲートにハイレベルの電圧が加えられてい
るパストランジスタ48、50のみがオンするので、パ
ストランジスタ56、57にはローレベルの信号Bが供
給され、パストランジスタ54、55にはハイレベルの
信号B*が供給される。
【0046】端子45を介して、ハイレベルの信号C*
がパストランジスタ55、56に供給され、端子46を
介して、ローレベルの信号Cがパストランジスタ54、
57に供給される。
【0047】ゲートにハイレベルの電圧が加えられてい
るパストランジスタ56、55のみがオンする。従っ
て、回路ブロック35にはローレベルの信号Bが供給さ
れ、回路ブロック36にはハイレベルの信号B*が供給
される。
【0048】回路ブロック36からは端子60を介して
ハイレベルのイクスクルーシブオア出力が取出され、回
路ブロック35からは端子61を介してローレベルのイ
クスクルーシブノア出力が取出される。その他の内容、
動作、効果等については、前述の一の実施例及び他の実
施例と同様であるので、重複する説明を省略する。
【0049】この実施例では、インバータ8、9、2
9、30、67、69、88、89をCMOSインバー
タとして説明しているが、これに限定されるものではな
く、同様の機能を果たし得るものであればよい。
【0050】上述のように、回路規模を増すことなくラ
ッチ機能或いはレジスタ機能を備え、回路規模を増すこ
となくより一層高速化され、低消費電力化されてなる演
算回路1、25、40には、以下のような面へ応用する
ことができる。 (1) アキュムレータ、特に冗長2進の累積回路への応用 (2) シリコンコンパイラで乗算器の自動生成をする時の
モジュール回路のコンポーネントとして (3) プログラムロジックアレイ、ロジックセルアレイの
基本モジュールとして (4) プログラム方式の超高速ビデオDSPの演算コアと
して
【0051】
【発明の効果】この発明では、一対のパストランジスタ
とインバータの間に、制御信号によってスイッチングさ
れるトランジスタが挿入され、トランジスタの動作時、
インバータに供給される信号によってインバータの入力
容量が充電され、そして、トランジスタの非動作時は、
インバータの入力容量に充電されている電位が保持され
るので、回路規模を増加させることなく演算回路そのも
のにラッチ機能或いはレジスタ機能を持たせることがで
きるという効果があり、これによって、回路規模を増加
させることなく、より一層の高速化と低消費電力化を実
現できるという効果がある。
【0052】また、以下に示すように多方面へ応用する
ことができるという効果がある。 (1) アキュムレータ、特に冗長2進の累積回路への応用 (2) シリコンコンパイラで乗算器の自動生成をする時の
モジュール回路のコンポーネントとして (3) プログラムロジックアレイ、ロジックセルアレイの
基本モジュールとして (4) プログラム方式の超高速ビデオDSPの演算コアと
して
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施例を示す回路図である
【図2】一の実施例の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図3】この発明の他の実施例を示す回路図である
【図4】他の実施例の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図5】この発明の更に他の実施例を示す回路図であ
る。
【図6】従来の演算回路を示す回路図である。
【図7】従来のダイナミック型のレジスタを示す回路図
である。
【符号の説明】
8、9、29、30、88、89 インバータ 10、12、13、15 パストランジスタ 11、14、27、28 トランジスタ 48、49、50、51 パストランジスタ 54、55、56、57 パストランジスタ 90、91、92、93 パストランジスタ CLK 、CLK * クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の信号と他方の信号とのイクスクル
    ーシブオアまたはイクスクルーシブノアを得るための演
    算回路であって、 前記一方の信号またはその反転信号が入力され、前記他
    方の信号またはその反転信号によりスイッチングされる
    一方のパストランジスタと、 前記一方のパストランジスタの入力信号の反転信号が入
    力され、前記一方のパストランジスタのスイッチング信
    号の反転信号によりスイッチングされる他方のパストラ
    ンジスタと、 ラッチ機能ないしレジスタ機能に利用される入力容量を
    有するインバータと、 クロック信号によりスイッチングされ、前記一方のパス
    トランジスタがオンの時には前記一方のパストランジス
    タの出力を前記インバータに供給し、前記他方のパスト
    ランジスタがオンの時には前記他方のパストランジスタ
    の出力を前記インバータに供給するトランジスタと から
    なる演算回路。
JP04304191A 1991-02-15 1991-02-15 演算回路 Expired - Fee Related JP3235105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04304191A JP3235105B2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 演算回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04304191A JP3235105B2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 演算回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04261217A JPH04261217A (ja) 1992-09-17
JP3235105B2 true JP3235105B2 (ja) 2001-12-04

Family

ID=12652821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04304191A Expired - Fee Related JP3235105B2 (ja) 1991-02-15 1991-02-15 演算回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3235105B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08139572A (ja) * 1994-11-07 1996-05-31 Mitsubishi Electric Corp ラッチ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04261217A (ja) 1992-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4691122A (en) CMOS D-type flip-flop circuits
US4645944A (en) MOS register for selecting among various data inputs
US5258666A (en) CMOS clocked logic decoder
US5576645A (en) Sample and hold flip-flop for CMOS logic
US4316106A (en) Dynamic ratioless circuitry for random logic applications
JPH11186882A (ja) Dフリップフロップ
JPS5984397A (ja) Mos論理レベルを規定するバツフア回路
US4570085A (en) Self booting logical AND circuit
US5329477A (en) Adder circuit having carry signal initializing circuit
US3708688A (en) Circuit for eliminating spurious outputs due to interelectrode capacitance in driver igfet circuits
JP3502116B2 (ja) 単一ワイヤクロックを有する2段cmosラッチ回路
JPH09312553A (ja) 論理回路
JPH03192915A (ja) フリップフロップ
JPH1173775A (ja) 半導体記憶装置の出力回路
JP3235105B2 (ja) 演算回路
EP0664614B1 (en) Decoder circuit which resists a fluctuation of a power supply
KR20000074505A (ko) 로직 인터페이스 회로 및 이를 이용한 반도체 메모리 장치
US3832578A (en) Static flip-flop circuit
KR100282442B1 (ko) 고전압 발생회로
JP4386523B2 (ja) ダイナミック論理回路
US6407604B1 (en) Register and latch circuits
US6172527B1 (en) Output circuit capable of reducing feedthrough current
JP2000269787A (ja) クロックパルス発生器、空間光変調器およびディスプレイ
JP2822401B2 (ja) バス駆動回路
US6958629B2 (en) Single stage, level restore circuit with mixed signal inputs

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080928

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090928

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees