JP2512542B2 - アミド化合物 - Google Patents

アミド化合物

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JP2512542B2 JP63328960A JP32896088A JP2512542B2 JP 2512542 B2 JP2512542 B2 JP 2512542B2 JP 63328960 A JP63328960 A JP 63328960A JP 32896088 A JP32896088 A JP 32896088A JP 2512542 B2 JP2512542 B2 JP 2512542B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な特定の一般式で示されるアミド化合
物、及び該アミド化合物を有効成分とする殺菌剤に関す
る。
(従来の技術) 従来、ハロゲン置換したエテニルアミド誘導体として
は、いくつかの化合物が知られている。
例えば、ジュルナール オルガニチェスコイヒミー
〔Zhurnal Organicheskoi Khimii,18,538(1982)〕に
は、一般式 (但し、R6はメチル基、エチル基、アリル基、ブチル
基、又はペンチル基を表わし、R7はメチル基、エチル
基、プロピル基又はブチル基を表わす。) で示されるN−(2,2−ジクロロ−エテニル)−アミド
化合物が下記式で示されるが如く、亜鉛存在下N−(2,
2,2−トリクロロエチリデン)−アミン誘導体と酸クロ
ライドとの反応で合成されることが報告されている。
しかしながら、該合成方法によって得られるエテニル
アミド誘導体は、N−(2,2−ジクロロエテニル)アミ
ド化合物に限られており、R6がアリール基であるエテニ
ルアニリド誘導体については全く言及されていない。さ
らに該論文には、該誘導体に関する生理活性等について
の利用研究は全く報告されていない。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは、優れた生理活性を有する種々の広範な
化合物についての合成研究を長年続けてきた。そのう
ち、エナミン構造を有する特定の化合物、特にエテニル
アミド化合物に注目してその合成と生理活性について鋭
意研究を行なった結果、特定の新規なアミド化合物群が
強い殺菌活性を示し、殺菌剤として有効であることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は一般式(I) (但し、R1及びR2は同種又は異種の炭素数1〜6のア
ルキル基若しくはハロゲン原子を表す。
R3及びR4は、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又
はハロゲン原子であり、且つ少なくとも1方はハロゲン
原子である。
R5は、夫々置換基を有するか又は有しない、炭素数1
〜18のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、フェ
ニル基、フリル基、又はチエニル基であって、夫々が有
しうる置換基は次の通りである。
アルキル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数
1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ
基、シアノ基、フェニル基及びフェノキシ基(なお、フ
ェニル基及びフェノキシ基にあっては、アルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基及びハロゲン原子から選ば
れた少なくとも1種の置換基を有していてもよい)。
アルケニル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素
数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ
基及びフェニル基(なお、フェニル基にあっては、アル
キル基、アルコキシ基、アルキルチオ基及びハロゲン原
子から選ばれた少なくとも1種の置換基を有していても
よい)。
フェニル基の置換基としては、アルキル基の場合と同
じである。
フリル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数1
〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び
炭素数1〜6のアルキルチオ基。
チエニル基の置換基としては、フリル基の場合と同じ
である。
で示されるアミド化合物及び該化合物を有効成分とする
殺菌剤を提供するものである。
本発明の前記一般式(I)中のR1及びR2は同種又は異
種の低級アルキル基、即ち炭素数1〜6のアルキル基で
ある。また、低級アルキル基は、直鎖状もしくは分枝状
のアルキル基のいずれでも良い。かかる低級アルキル基
を具体的に例示すれば、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル
基、n−ペンチル基、及びn−ヘキシル基等が挙げられ
る。
また、前記ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子、
臭素原子、及びオウ素原子である。該ハロゲン原子の中
で、取扱いの容易さや工業的な製法の容易さ等により、
特に、フッ素原子及び塩素原子が好適である。
前記一般式(I)中、R3及びR4は、水素原子、低級ア
ルキル基即ち、炭素数1〜6のアルキル基又はハロゲン
原子であって、且つR3及びR4は、少なくとも一方がハロ
ゲン原子であることが高い殺菌作用を発揮するために必
要である。上記低級アルキル基及びハロゲン原子として
は、前記R1及びR2において例示された基及び原子が特に
制限なく採用される。また、上記のハロゲン原子のう
ち、塩素原子及び臭素原子が、取扱いの容易さ、工業的
な製法の容易さより特に好ましい。
尚、本発明のアミド化合物は、R3及びR4に関する位置
異性体が任意の割合で混合した混合物の形態をも含むも
のである。
前記一般式(I)中、R5は夫々置換基を有するか又は
有しない、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数2〜8の
アルケニル基、フェニル基、フリル基、又はチエニル基
であって、夫々が有しうる置換基は次の通りである。
アルキル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数
1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ
基、シアノ基、フェニル基及びフェノキシ基(なお、フ
ェニル基及びフェノキシ基にあっては、アルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基及びハロゲン原子から選ば
れた少なくとも1種の置換基を有していてもよい)。
アルケニル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素
数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ
基及びフェニル基(なお、フェニル基にあっては、アル
キル基、アルコキシ基、アルキルチオ基及びハロゲン原
子から選ばれた少なくとも1種の置換基を有していても
よい)。
フェニル基の置換基としては、アルキル基の場合と同
じである。
フリル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数1
〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び
炭素数1〜6のアルキルチオ基。
チエニル基の置換基としては、フリル基の場合と同じ
である。
上記アルキル基は、前記R1及びR2で具体的に例示した
ものの他に例えば、ヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基等、炭素原子数18までの長鎖アルキル基も
好適である。
また上記アルキル基は該アルキル基を構成する1個又
は2個以上の水素原子が、置換可能な置換基で置換され
ていてもよい。該置換基は、工業的な製法からは特に下
記のものが好適である。即ち、ハロゲン原子;炭素原子
数1〜6のアルコキシ基;炭素原子数1〜6のアルキル
チオ基;シアノ基;炭素原子数1〜6のアルキル基、炭
素原子数1〜6のアルコキシ基、炭素原子数1〜6のア
ルキルチオ基又はハロゲン原子で置換された又は置換さ
れていないフェノキシ基;炭素原子数1〜6のアルキル
基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、炭素原子数1〜
6のアルキルチオ基、又はハロゲン原子で置換された又
は置換されてないフェニル基等が挙げられる。
上記ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭
素原子、及びヨウ素原子が挙げられる。また、該アルコ
キシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、及びヘキシルオキ
シ基等が好適である。また、該アルキルチオ基として
は、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブ
チルチオ基、ペンチルチオ基、及びヘキシルチオ基等が
好適である。
また、R5の置換アルキル基の置換基としての置換フェ
ノキシ基、置換フェニル基に於ける置換基である、アル
キル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン原子
は上記と同じものが好適である。
特に好適な置換されたアルキル基をより具体的に例示
すれば下記の通りである。例えば、フルオロメチル、ト
リフルオロメチル、クロロメチル、トリクロロメチル、
クロロエチル、ブロモエチル、フルオロプロピル、クロ
ロプロピル、クロロブチル、ブロモペンチル、及びクロ
ロヘキシル等の直鎖状又は分枝状ハロアルキル基;メト
キシメチル、メトキシエチル、ジメトキシエチル、メト
キシプロピル、メトキシブチル、メトキシペンチル、メ
トキシヘキシル、エトキシメチル、エトキシエチル、ジ
エトキシエチル、エトキシプロピル、ジエトキシプロピ
ル、エトキシブチル、プロポキシメチル、プロポキシエ
チル、プロポキシプロピル、プロポキシブチル、ブトキ
シメチル、ブトキシエチル、ブトキシプロピル、ブトキ
シブチル、及びペントキシエチル等の直鎖状又は分枝状
アルコキシアルキル基;メチルチオメチル、メチルチオ
エチル、メチルチオプロピル、エチルチオメチル、エチ
ルチオエチル、エチルチオブチル、及びプロピルチオエ
チル等のアルキルチオアルキル基;シアノエチル、シア
ノプロピル、及びシアノブチル等のシアノアルキル基;
フェノキシメチル、フェノキシエチル、(メチルチオフ
ェノキシ)メチル、(ブロモフェノキシ)エチル、(ク
ロロフェノキシ)エチル、(メチルフェノキシ)エチ
ル、(プロポキシフェノキシ)エチル、及び〔クロロ
(メチル)フェノキシ〕プロピル等のフェノキシアルキ
ル基;フェニルメチル、フェニルエチル、フェニルプロ
ピル、(メチルフェニル)メチル、(エチルチオフェニ
ル)メチル、及び(クロロフェニル)プロピル等のフェ
ニルアルキル基等が挙げられる。
本発明において、前記一般式(I)中のR5のアルケニ
ル基としては、エテニル基、プロペニル基、ブテニル
基、ペンテニル基、ヘキセニル基及びオクテニル基等の
炭素原子数2〜8の各種位置異性体のアルケニル基が好
適である。
上記アルケニル基は、該アルケニル基を構成する水素
原子の1個又は2個以上が置換可能な置換基で置換され
ていても良い。該置換基は特に限定されず公知のものか
ら選びうるが、工業的な製法から、特に下記のものが好
適である。例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、
及びヨウ素原子から選ばれたハロゲン原子;メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基及びブトキシ基等の炭素
原子数1〜6のアルキル基を含有するアルコキシ基;メ
チルチオ基、エチルチオ基、及びプロピルチオ基等の炭
素原子数1〜6のアルキル基を含有するアルキルチオ
基;ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭
素原子数1〜6のアルコキシ基、又は炭素原子数1〜6
のアルキルチオ基で置換された又は置換されてないフェ
ニル基等が挙げられる。
また、前記一般式(I)中、R5の置換フェニル基の置
換基としては、特に限定されず公知のものから選びうる
工業的な製法から、前記R5の置換アルキル基の置換基と
して例示した置換基と同じものが好適である。かかる置
換フェニル基を具体的に例示すると、メチルフェニル、
ジメチルフェニル、エチルフェニル、ジエチルフェニ
ル、プロピルフェニル、ジプロピルフェニル、ブチルフ
ェニル、ペンチルフェニル、ヘキシルフェニル、メチル
(エチル)フェニル、メチル(プロピル)フェニル、及
びエチル(プロピル)フェニル等のアルキルフェニル
基;フルオロフェニル、ジフルオロフェニル、クロロフ
ェニル、ジクロロフェニル、ブロモフェニル、ヨードフ
ェニル、トリクロロフェニル及びクロロ(フルオロ)フ
ェニル等のハロフェニル基;メトキシフェニル、ジメト
キシフェニル、トリメトキシフェニル、エトキシフェニ
ル、ジエトキシフェニル、プロポキシフェニル、及びブ
トキシフェニル等のアルコキシフェニル基;メチルチオ
フェニル、エチルチオフェニル、プロピルチオフェニ
ル、及びブチルチオフェニル等のアルキルチオフェニル
基;クロロ(メチル)フェニル、クロロ(エトキシ)フ
ェニル、フルオロ(メチル)フェニル、メチル(メトキ
シ)フェニル、メチルチオ(メチル)フェニル、(トリ
フルオロメチル)フェニル、及びクロロ(トリフルオロ
メチル)フェニル等の置換フェニル基が挙げられる。
更に、前記一般式(I)中、R5の置換フリル基及び置
換チエニル基の置換基としては、特に限定されず公知の
ものから選びうるが、工業的な製法から特に下記のもの
が好適である。例えば炭素原子数1〜6のアルキル基、
ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1
〜6のアルキルチオ基等が挙げられる。かかる置換フリ
ル基及び置換チエニル基を具体的に例示すると、メチル
フリル、ジメチルフリル、エチルフリル、プロピルフリ
ル、クロロフリル、ブロモフリル、メトキシフリル、エ
トキシフリル、プロポキシフリル、メチルチオフリル、
及びエチルチオフリル、等の置換フリル基;メチルチエ
ニル、エチルチエニル、プロピルチエニル、ブチルチエ
ニル、フルオロチエニル、クロロチエニル、ブロモチエ
ニル、ヨードチエニル、メトキシチエニル、エトキシチ
エニル、プロポキシチエニル、メチルチオチエニル、及
びエチルチオチエニル、等の置換チエニル基が挙げられ
る。
以上列挙した基を有する化合物には多くの場合、種々
の位置異性体が存在するが、特に限定されず本発明に供
することができる。例えばメチルフェニル基としては、
o−メチルフェニル基、m−メチルフェニル基、及びp
−メチルフェニル基が挙げられ、ブチル基としてはn−
ブチル基、sec−ブチル基、及びtert−ブチル基が挙げ
られる。
さらにまた、置換基は以上の具体例に限定されるもの
ではなく、本発明の製造方法によって目的物のアミド化
合物が得られるものであれば必要に応じて適宜選択して
使用できる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物の構造
は、次の手段により確認することができる。
(イ)赤外吸収スペクトル(IR)を測定することにより
3200〜2800cm-1付近にCH結合に基づく吸収、及び1720〜
1640cm-1付近にアミドのカルボニル基に基づく強い吸
収、を観察することができる。
(ロ)質量スペクトル(ms)を測定し、観察される各ピ
ーク(一般にはイオン分子量mをイオン荷電数eで除し
たm/eで表わされる数)に相当する組成式を求めること
により、測定に供した化合物の分子量ならびに該分子内
における各原子団の結合様式を知ることができる。すな
わち、測定に供した試料を一般式 で表わした場合、一般に分子イオンピーク(以下M
略記する)が観察されるため、測定に供した化合物の分
子量を決定することができる。さらに前記一般式で示さ
れる本発明の化合物については、M が小さい場合M
−ハロゲン原子、 に相当する特徴的なピークが観察され、該分子の結合様
式を知ることができる。
(ハ)1H−核磁気共鳴スペクトル(1H−nmr)を測定す
ることにより、前記一般式で表わされる本発明の化合物
中に存在する水素原子の結合様式を知ることができる。
前記一般式(I)で示される化合物の1H−nmr(δ,ppm:
テトラメチルシラン基準、重クロロホルム溶媒中)の代
表例として、下記化合物の解析結果を示す次の通りであ
る。
即ち、2.21ppmにメチル基(b)に基づくプロトン6
個分の一重線、3.71ppmにメチレン基(c)に基づくプ
ロトン2個分の一重線、7.12ppmにベンゼン環(a)に
基づくプロトン3個分の一重線、7.57ppmにメチン基
(d)に基づくプロトン1個分の一重線が観察される。
(ニ)元素分析によって炭素、水素、窒素、及びハロゲ
ン(又、イオウを含む場合にはイオウ)の各重量%を求
め、さらに認知された各元素の重量%の和を100から減
じることにより酸素の重量%を算出することができ、従
って該化合物の組成式を決定することができる。
本発明のアミド化合物は、前記一般式中のR1,R2
R3,R4,及びR5の種類、ならびに精製の度合によって多
少性状が異なるが、一般に常温常圧においては無色から
黒かっ色の粘稠液体又は固体である。また、本発明の化
合物は、ベンゼン、エーテル、アルコール、クロロホル
ム、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等の一般有機溶媒には可溶であるが、水に
は難溶である。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物の製造方
法は特に限定されるものではない。代表的な製造方法を
記述すれば以下のようになる。
一般式(II) (但し、R1及びR2は同種又は異種の低級アルキル基或い
はハロゲン原子を表わし、R3はハロゲン原子を表わし、
R4は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子を表わ
す。) で示されるシッフ塩基化合物と、 一般式(III) (但し、R5は置換又は非置換のアルキル基、置換又は非
置換のアルケニル基、置換又は非置換のフェニル基、置
換又は非置換のフリル基、置換又は非置換のチエニル基
を表わし、Xはハロゲン原子又は を表わす。) で示されるカルボン酸誘導体とを反応させることによ
り、前記一般式(I)で示されるアミド化合物を得るこ
とができる。
上記反応の原料となる前記一般式(II)で示されるシ
ッフ塩基化合物はいかなる方法で得られたものでも良
い。一般的には下記式の如く、ハロゲン原子を含むアル
デヒド化合物とアニリン誘導体との脱水縮合反応、又は
シッフ塩基化合物のハロゲン化反応によって得ることが
できる。
(R3とR4が同じハロゲン原子の場合) (R3とR4が異なるハロゲン原子の場合) (但し、式中Yはハロゲン原子又は を表わし、R1,R2,R3及びR4は前記と同じである。) なお、本発明で用いる原料である前記一般式(II)で
示されるシッフ塩基化合物は必ずしも単離精製したもの
でなくても良い。即ち、ハロゲン原子を含むアルデヒド
化合物とアニリン誘導体を反応させた後、或いはシッフ
塩基化合物をハロゲン化反応した後、そのままカルボン
酸誘導体と反応させても良い。
前記一般式(II)で示されるシッフ塩基化合物とカル
ボン酸誘導体との反応において、両化合物の仕込みモル
比は必要に応じて適宜決定すればよいが、通常等モル使
用するのが一般的である。
該反応においてはハロゲン化水素等の酸性化合物が副
生するので、通常反応にハロゲン化水素等に対する捕捉
剤を使用することが好ましい。該捕捉剤は特に限定され
ず公知のものを使用することができる。一般に好適に使
用される該捕捉剤としてはトリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、ピリジン、ナトリウムアルコラート、炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、及び炭酸カリウム等
が挙げられる。
本発明における前記反応に際しては、一般に有機溶媒
を用いるのが好ましい。好適に使用されるものを例示す
れば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、石油
エーテル、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、
エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ア
セトン、メチルエチルケトン、アセトニトリル、N,N−
ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、
及びジメチルスルホキシド等が挙げられる。
特に該反応の溶媒として、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホ
ルアミド等の塩基性を有する極性溶媒を用いた場合は、
副生するハロゲン化水素等に対する捕捉剤を使用しなく
ても、該反応が容易に進行し、目的とするアミド化合物
を高収率で得ることができる場合が多く、極めて好適で
ある。
前記反応における原料の添加順序は特に限定されない
が、一般には溶媒に前記一般式(II)で示されるシッフ
塩基化合物を溶解し、カルボン酸誘導体を攪拌下添加す
ればよい。
前記反応における反応温度は広い範囲から選択でき、
一般には−20℃〜150℃、好ましくは−10℃〜120℃の範
囲で選べば良い。反応時間は、原料及び反応温度によっ
ても異なるが、通常5分〜10日間、好ましくは1時間〜
50時間の範囲を選べば十分である。また反応中は攪拌を
行なうことが好ましい。
反応系から目的生成物、すなわち前記一般式(I)で
示される化合物を単離精製する方法は特に限定されず公
知の方法を採用できる。例えば反応後、水を加え残渣を
ベンゼン、エーテル、クロロホルム等で抽出する。さら
に該有機層を、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム等の乾
燥剤で乾燥した後、溶媒を留去し、残渣を真空蒸留する
ことにより目的物を得ることができる。真空蒸留により
単離精製する他クロマトグラフィー、再結晶等により精
製することができる。
さらにまた、反応溶媒としてN,N−ジメチルホルムア
ミド等のアミド系極性溶媒を用いて反応を行なった場合
には、反応終了後低沸物を留去し、次いで単に真空蒸留
又は再結晶することにより目的物を得ることができる。
(効果) 本発明の前記一般式(I)で示されるアミド化合物
は、殺菌剤として著しく優れた効果を発揮する。該殺菌
活性は前記一般式(I)で示される化合物のほとんどす
べてに認められるが、R1,R2,R3及びR4の種類によって
その程度に幾分差が見られる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物は例え
ば、担子菌類、そう菌類、子のう菌類、不完全菌類及び
細菌類等に属する多種病原菌に対して広範囲に使用でき
るが特に農園芸用殺菌剤として使用するのが好ましい。
特に本発明のアミド化合物は、紋枯病菌、ゴマ葉枯病
菌、イモチ病菌、ツル割病菌、ウドンコ病菌、白鮮菌及
び黄色ブドウ球菌等に優れた殺菌力を示す。
本発明の前記一般式(I)で示されるアミド化合物を
殺菌剤として処理する場合には、処理する対象によって
広範囲に選択することができる。例えば植物の部分を処
理する際には、濃度は一般に1〜0.0001重量%、好まし
くは0.5〜0.001重量%の間で使用できる。また種子を処
理する際には一般に種子1kg当り本発明の化合物0.001〜
50g好ましくは0.01〜10gの量を使用すれば良い。また土
壌を処理する場合は、本発明の化合物を0.00001〜0.1重
量%、好ましくは0.0001〜0.02重量%の濃度で処理すれ
ば良い。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物は他の殺
菌剤又は殺虫剤、除草剤、肥料、土壌改良剤等の薬剤と
混合して用いることができる。
(実施例) 本発明を更に具体的に説明するため以下実施例を挙げ
て説明するが本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
実施例1 ナスフラスコにN−(2,2−ジクロロエチリデン)−
2′,6′−ジメチルアニリン(3.00g)、N,N−ジメチル
ホルムアミド(以下DMFと略す)(30ml)を入れ、室温
にて攪拌しながらクロロアセチルクロリド(1.67g)のD
MF(5ml)溶液を滴下した。油浴中(80℃)にて2時間
加熱攪拌した後、水洗し、有機層をエーテルで抽出し
た。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した後、低沸点成分
を除去して得られた液体を蒸留することにより沸点124
〜125℃/0.12mmHgの黄色粘体(2.46g)を得た。
上記化合物の赤外吸収スペクトルを測定したところ、
1700cm-1にアミドのC=0結合に基づく強い吸収が観察
された。
質量スペクトルを測定したところ、m/e292と290にM
に対応する特徴的なピーク、m/e258と256にM −Cl
に対応するピークを示した。
1H−核磁気共鳴スペクトル(δ,ppm:テトラメチルシ
ラン基準,重クロロホルム溶媒)を測定したところ、そ
の解析結果は次の通りであった。
その元素分析値は、C49.52%,H4.14%,N4.96%であ
り、組成式C12H12NCl3O(292.60)に対する計算値C49.2
6%,H4.13%,N4.79%に良く一致した。
上記の結果により、単離生成物がN−(2,2−ジクロ
ロエテニル)−N−クロロアセト−2′,6′−ジメチル
アニリドであることを確認した。収率は61%であった。
該化合物の化合物No.を1とする。
実施例2 ナスフラスコにN−クロロコハク酸イミド(2.86g)
四塩化炭素(30ml)を入れ、氷冷下攪拌しながらN−
(3−メチルブチリデン)−2′,6′−ジメチルアニリ
ン(4.08g)の四塩化炭素(5ml)を滴下した。その後氷
冷中にて5時間攪拌した。固体をロ過し、ロ液にクロロ
アセチルクロリド(2.38g)を室温にて攪拌しながら滴
下した。油浴中にて、3時間加熱還流した後、低沸点成
分を除去して得られた液体をカラムクロマト精製を行な
い、黄色粘体(2.55g)を得た。
上記化合物の赤外吸収スペクトルを測定したところ、
1705cm-1にアミドのC=0結合に基づく強い吸収が観察
された。
質量スペクトルを測定したところ、m/e300にM に対
応するピーク、m/e266と264にM −Clに対応するピー
クを示した。
1H−核磁気共鳴スペクトル(δ,ppm:テトラメチルシ
ラン基準,重クロロホルム溶媒)を測定したところ、そ
の解析結果は次の通りであった。
(a)(d)7.19−7.13ppm(4H) (b) 2.20ppm(s,6H) (c) 3.72ppm(s,2H) (e) 2.62ppm(m,1H) (f) 1.10ppm(d,6H) その元素分析値はC60.06%,H6.50%,N4.83%であり、
組成式C15H19NCl2O(300.22)に対する計算値C60.01%,
H6.38%,N4.67%に良く一致した。
上記の結果により、単離生成物がN−(2−クロロ−
2−イソプロピル−エチリデン)−N−クロロアセト−
2′,6′−ジメチルアニリドであることを確認した。収
率は40%であった。該化合物の化合物No.を2とする。
実施例3 ナスフラスコにN−(2,2−ジクロロエチリデン)−
2′,6′−ジメチルアニリン(3.71g)、DMF(30ml)を
入れ、室温にて攪拌しながら、2−メチル安息香酸クロ
ライド(3.24g)のDMF(5ml)溶液を滴下した。油浴中
(80℃)にて2時間加熱攪拌した後、水洗し、有機層を
エーテルで抽出した。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し
た後、低沸点成分を除去して得られた液体を蒸留するこ
とにより沸点164℃/0.12mmHgの黄色粘体(3.10g)を得
た。
上記化合物の赤外吸収スペクトルを測定したところ、
1680cm-1にアミドのC=0結合に基づく強い吸収が観察
された。
また、質量スペクトルを測定したところ、M に対応
するピークは観察されなかったが、m/e300と298にM
−Clに対応するピーク、m/e119に に対応するピークを示した。
1H−核磁気共鳴スペクトル(δ,ppm:テトラメチルシ
ラン基準,重クロロホルム溶媒)を測定したところ、そ
の解析結果は次の通りであった。
その元素分析値は、C64.88%,H5.07%,N4.35%であ
り、組成式C18H17NCl2O(334.24)に対する計算値C64.6
8%,H5.13%,N4.19%に良く一致した。
上記の結果により、単離生成物がN−(2,2−ジクロ
ロエテニル)−N−2′−メチルベンゾイル−2″,6″
−ジメチルアニリドであることを確認した。収率は54%
であった。該化合物の化合物No.を3とする。
実施例4 実施例1〜3と同様な方法にて、下記構造を有する種
々のアミド化合物を合成した。該生成物の化合物No.、
構造、態様、赤外吸収スペクトルの特性吸収値、質量ス
ペクトル値(観察されるm/e値の中で最も大きい値、即
ちM 又はM −ハロゲン原子の値)及び元素分析値を
第1表に記載した。
上記結果により確認された表中のアミド化合物のR1
R2,R3,R4及びR5は下記式のR1,R2,R3,R4及びR5に対
応するものである。
また、本実施例で合成したアミド化合物の収率はR1
R2,R3,R4,及びR5の置換基ならびに反応溶媒の種類、
反応温度によって変動したが15%〜82%の間であった。
尚、第1表中のアミド化合物は、R3及びR4に関する位
置異性体の混合物をも含むものである。
実施例5 1.5%寒天を含む栄養培地を121℃で15分加熱滅菌した
後、50℃まで冷却し、これにあらかじめ生育させておい
た菌体又は胞子を無菌水に懸濁したものを入れて良く混
合し、シャーレに注入して平板に固化させた。実施例1
で合成した化合物No.1の化合物を約15%含有しているメ
タノール溶液に直径8mmの円型ロ紙を浸し、ロ紙上で余
剰分を除き、固化した寒天培地上に置いた。約30℃で24
〜96時間培養後、阻止円の直径を測定した。
使用した菌を以下に示す。
Escherichia coli B:(大腸菌) Batillus subtilis(natto Sawamura):(枯草菌) Aspergillus niger:(黒かび) Cochliobolus miyabeanus:(ごま葉枯病) Trichophyton rubrum:(水虫菌) Fusarium oxysporum:(萎ちょう病菌) 化合物No.1〜3の化合物の抗菌試験の結果を第2表に
示した。
実施例6 実施例4で合成した種々の化合物を用いて、実施例5
と同様な方法にて抗菌試験を行なった。供試化合物の化
合物No.と抗菌試験結果を第3表に示した。
なお表中のE,B,A,C,T,Fは下記に示した菌の略記号で
ある。
Escherichia coli B:(大腸菌) Batillus subtilis:(枯草菌) Aspergillus niger:(黒かび) Cochliobolus miyabeanus:(ごま葉枯病) Trichophyton rubrum:(水虫菌) Fusarium oxysporum:(萎ちょう病菌)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 39/02 A01N 39/02 B 39/04 39/04 B 43/08 43/08 D C07C 235/68 C07C 235/68 C07D 307/68 C07D 307/68 333/38 333/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (但し、R1及びR2は同種又は異種の炭素数1〜6のアル
    キル基若しくはハロゲン原子を表す。 R3及びR4は、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又は
    ハロゲン原子であり、且つ少なくとも1方はハロゲン原
    子である。 R5は、夫々置換基を有するか又は有しない、炭素数1〜
    18のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、フェニ
    ル基、フリル基、又はチエニル基であって、夫々が有し
    うる置換基は次の通りである。 アルキル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数
    1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ
    基、シアノ基、フェニル基及びフェノキシ基(なお、フ
    ェニル基及びフェノキシ基にあっては、アルキル基、ア
    ルコキシ基、アルキルチオ基及びハロゲン原子から選ば
    れた少なくとも1種の置換基を有していてもよい)。 アルケニル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素
    数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ
    基及びフェニル基(なお、フェニル基にあっては、アル
    キル基、アルコキシ基、アルキルチオ基及びハロゲン原
    子から選ばれた少なくとも1種の置換基を有していても
    よい)。 フェニル基の置換基としては、アルキル基の場合と同
    じである。 フリル基の置換基としては、ハロゲン原子、炭素数1
    〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び
    炭素数1〜6のアルキルチオ基。 チエニル基の置換基としては、フリル基の場合と同じ
    である。) で示されるアミド化合物。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載のアミド化合物を有効成
    分とする殺菌剤。
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