JPH013162A - スルホンアミド化合物 - Google Patents

スルホンアミド化合物

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JPH013162A
JPH013162A JP62-157610A JP15761087A JPH013162A JP H013162 A JPH013162 A JP H013162A JP 15761087 A JP15761087 A JP 15761087A JP H013162 A JPH013162 A JP H013162A
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JP62-157610A
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加藤 祥三
井神 悟善
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株式会社トクヤマ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に殺菌剤として有用な新規なスルホンアミ
ド化合物を提供するものである。
〔従来の技衿及び発明が対決しようとする問題点〕
従来、スルホンアミド化合物については数多くのものが
合成されている。例えば米国特許2,588,968に
は下記−数式 (但し、Xはメチル基、フェニル基−ヲ示し、X′は水
素原子、アルキル基を示す1.)で表されるスルホンア
ミド化合物お・よびその製造方法ならひに該スル4、ン
アミド化合物が高分子化合物の合成原料として有用であ
ることが記載されている。上記−数式囚で示される化合
物は官能基を有するスチレン誘導体と見なされ、従って
高分子化合物合成原料となり得ることは容易に類推する
ことができるが、その他の用途、例えば医・農薬として
の応用等は全く予想され得ないものであり、従って現在
に至るまで上記−数式囚で表わされるスルホニルアミド
誘導体の生理活性に関する研究は全くなされていなかっ
た。
C問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、高い抗菌活性を有するスルホンアミド化
合物について研究を行った。その結果、特定の構造を有
するスルホンアミド化合物が、大腸菌、水虫菌、ゴマ葉
枯病菌等の幅広い菌種に強い抗菌活性を有して優れた殺
菌剤となり得ることを確認し、本発明を完成させるに至
った。
すなわち、本発明は、−数式(1) %式%) (但し、Rは置換又は非置換のアリール基或いは置換又
は非置換のヘテロアリール基を示し、R1,R2は同種
又は異種の水素原子或いはアルキル基を示し、R3は置
換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のフェニル
基。
置換又は非置換のへテロアリール基或いはOR5で表わ
される基を示し、R5は置換又は非置換のアルキル基或
いは置換又は非置換のフェニル基を示し、R4は置換又
は非置換のアルキル基、置換又は非置換のフェニル基或
いは置換又は非置換のへテロアリール基を示す。)で表
されるスルホンアミド化合物並びに該スルホンアミド化
合物を有効成分とする殺菌剤である。
本発明において上記−数式(1)中、R及びR4で示さ
れる非置換又は置換のアリール基は特に限定されずに使
用できる。かかる非置換の了リール基の具体例を示すと
、フェニル基。
ナフチル基、アントラニル基等が挙げられる。
また、前記の置換アリール基の置換基の種類は特に制限
されないが、原料入手の容易さから、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルフキシ基、アルキルチオ基、アルキルア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基及びアルコキシアルキル基
等が好適である。上記ハロゲン原子の具体例としては、
塩素、臭素、フッ素、ヨウ素の各原子が挙げられる。上
記アルキル基の具体例を示すと、メチル基、エチル基、
n−プロピル基、18o−プロピル基、n−ブチル基等
の炭素@1〜4のアルキル基が好適である。また、これ
らのアルキル基はハロゲン原子等の置換基で一部又は全
部の水素が置換されていてもよく、その具体例としては
、クロロメチル基、ブロモメチル基、フルオロメチル基
ヨードメチル基、ジクロロメチル基、ジフルオロメチル
基、トリクロ四メチル基、トリフルオロメチル基、クロ
ロエチル基、フルオロエチル基、シクロpエチル基、ト
リフルオロエチル基、シアノメチル基、ヒドロキシメチ
ル基等が挙げられる。また、上記アルコキシ基も特に制
限されないが、その具体例を示すと、メトキシ基、エト
千シ基、n−プロポキシ基、180−プロポ牛シ基、n
−ブトキシ基等が代表的である。更に、上記アルキルチ
オ基も特に制限されないが、代表的なものを例示すれば
、メチルチオ基、エチルチオ基、n−ブロビルチオ基*
  1so−プロピルチオ基等が挙げられる。又、上記
アルキルアミノ基の具体例を示すと、メチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等が挙げられる。
さらにまた、上記アルコキシアルキル基も特に制限され
ない。その具体例を示すと、メトキシメチル基、メトキ
シエチル基、メトキシプロピル基、エトキシメチル基等
が挙げられる。R及びR4で示される置換アリール基の
置換基の数は、原料入手の容易さから1〜3であること
が好ましい。また置換基の数が複数の場合には、それぞ
れの置換基は互いに同種又は異種であってもよい。
前記−数式(1〕中、R,R3及びR4で示される非置
換又は置換のヘテロアリール基は、特に限定されずに使
用できる。詳非置換へテロアリール基の具体例を示すと
、フリル基。
チエニル基、ピロリル基、ピリジル基、ベンゾフリル基
、ベンゾチエニル基、インドリル基、キノリル基、ピラ
ゾリル基等が挙げられる。また、上記置換へテロアリー
ル基の置換基の種類およびその数は前記した置換アリー
ル基で例示した置換基の種類およびその数が同様に採用
される。
前記−数式(1)中、R’+ R2+ R3+ R’及
びR5で示されるアルキル基は、特に制限されず直鎖状
又は分校状のものが用いられる。また、その炭素数も特
に制限されないが、原料入手の容易さ力)ら1〜6であ
ることが好適である。
該アルギル基の具体例を示すと、メチル基。
エチル基、n−プロピル&+  IBo−プロピル基、
n−ブチル基、n−ヘキシル基等が挙げらねる。また 
R3,R4及びR5で示される置換のアルキル基として
は、前記した非置換のアルキル基中の水素の全部或いは
一部がハロゲン原子、アルコキシ基、アルキルチオ基。
シアノ基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アリー
ル基又はヘテロアリール基等で置換されたものが好適で
ある。このような置換アルキル基の具体例を示すと、ク
ロロメチル基、ブロモメチル基、フルオロメチル基、ヨ
ードメチル基、ジクロロメチル基、クロロジフルオロメ
チル基、ジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ト
リフルオロメチル基。
クロロエチル基、ブロモエチル基、フルオロエチル基、
ジクロロエチル基、ジブロモエチル基、ジフルオ彎エチ
ル基、トリクロロエチル基、トリフルオロエチル基、パ
ーフルオロエチル基、パーフルオロブチル基、パーフル
オロへ牛シル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基
、メトキシエチル基、エトキシエチル基、メトキシプロ
ピル基、アリルオキシエチル基、メチルチオエチル基、
エチルチオエチル基、シアノメチル基、シアノメチル基
アリル基、フェニルメチル基、フリルメチル基、チエニ
ルメチル基等が挙げられるが、前記フェニルメチル基、
フリルメチル基、チエニルメチル基環、アリール又はヘ
テロアリール基で置換されたアルキル基の場合、該アリ
ール又はヘテロアリール基には置換基があってもよく、
前記R及びR4で示される置換アリール基の置換基の条
件がそのまま適用できる。又、R3及びR5で示される
置換フェニル基の置換基にも前記R及びR4で示される
置換アリールの条件がそのまま適用できる。
本発明の前記−数式(1〕中で示されるスルポンアミド
化合物は、次の手段によってその構造を確認することが
できる。
(イ)赤外吸収スペクトル(IR)を測定することによ
り、1750〜1650cm−”にアミド基のカルボニ
ル結合に基づく吸収。
1650〜1600α−1ビニル基の二重結合に基づく
吸収、1370〜1320α−1及び1180〜] I
 50 on−’にスルホンアミド基のスルホニル結合
に基づく吸収等を観察することができる。代表例として
、N−メトキシカルボニル−N−(2,2−ジメチル−
1−フェニル)エチニルトリフルオロメタンスルホンア
ミドについてのIRスペクトルを第1図に示した。
(ロ)質量スペク)・ル(MS)を測定し、観察される
各ピーク(一般にはイオンの質量mをイオンの荷電数e
で除したm/eで表わされろ数)に相当する組成式を求
めることにより、測定に供した化合物の分子址ならびに
該分子内に於ける各原子団の結合様式を知ることができ
る。即ち、測定に供した試料を一般式 %式% で表わした場合、一般に分子イオンビーク(以下M(i
)と略記する)が観察されるため、測定に供した化合物
の分子量を決定することができる。
さらにyP<又はMO+1)に加え、M■−R4,M■
−8O□R’ 、 MΦ−COR3゜ピークが観察さね
、該分子の結合様式を知ることができる。
G’)  ’H−a磁fi共111スヘク)ル(’H−
NMR)を測定することにより、前記−数式で表される
本発明の化合物中に存在する水素原子の結合様式を知る
ことができる。該化合物のlH−NMR(δ11Io:
テトラメチルシラン基St 重クロロホルム溶媒)の代
表例としてN−メトキシカルボニル−N−(2゜2−ジ
メチル−1−フェニル)エチニルトリフルオロメタンス
ルホンアミドについての ”H−NMR図を第2図に示
す。その解析結果を示すと、次の通りである。
即ち、1.781JP及び1.92KMにそれぞれ3個
分のプロトンに相当する単一線が認められ、メチル基(
b)及び(C)によるものと帰属できる。39〇四に3
個分のプロトンに相当する単一線が認められ、(&)の
メチル基によるものと4@属できる。7.23uに5個
分のプロトンに相当する単一線が認められ、ベンゼン環
(d)に置換したプロトンによるものと帰属できる。
に)元素分析によって、炭素、水素、窒素。
硫黄(及びハロゲンを含む場合にはハロゲン)の各mW
%を求め、さらに認知された各元素の重置%の和を10
0から減じることにより、酸素のM量%を算出すること
ができ、従って該化合物の組成式を決定することができ
る。
本発明のスルホンアミド化合物は前記−数式中のRIR
’〜R4の種類によってその性状が異なるが、一般に常
温常圧に於いては、無色、淡黄色、淡褐色の固体又は液
体であり、ある一定温度以上になると分解する傾向にあ
る。
本発明の化合物は、ベンゼン、エーテル。
アセトン、アルコール、クロロホルム、アセトニトリル
、N、N−ジメチルホルムアミド。
ジメチルスルホキシド等の一般有機溶媒に可溶であるが
、水にはほとんど溶けない。
本発明の前記−数式(1)で示されるスルホンアミド化
合物の製造方法は特に限定されるものではなく、どのよ
うな製造方法でもよい。
特に好適な製造方法を示すと次のとおりである。
\/ R−C−NH8OR’  ・・・・(2)(]3) (但し、R,R1,R2及びR4は前記−数式(1)で
表されるスルホンアミドと、−数式 R3C0Z        −−−−−(3)(但し、
R3は前記−数式(1)と同じであり、2はハロゲン原
子又は0COR3を示す。)で表される酸ハライド又は
酸無水物とを反応させることによって、前記−数式(1
)で表されるスルホンアミド化合物を得ることができる
該反応においては、スルホンアミド化合物とfli パ
ライト又は酸無水物との仕込みモル比は必要に応じて適
宜決定すればよいが、通常等モルもしくは酸ハライドを
少し過剰に用いるのが一般的である。
また反応には一般に有機溶媒を用いるのが好マシく、ヘ
ンゼン、アセトン、塩化メチレン、クロロホルム、N、
N−ジメチルホルムアミド等が好適に使用される他、水
中においても反応させることができる。又、反応におい
ては、ハロゲン化水素又はカルボン酸が副生するので、
通常は反応系内にこれらの捕捉剤を共存させることが好
ましい。捕捉剤は特に限定されず公知のものを使用する
ことができるが、一般に好適に使用される捕捉剤として
、トリメチルアミン、トリエチルアミン等のトリアルキ
ルアミン;ピリジン;ジアザビシクロオクタン;ナトリ
ウムアルコラード;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が
挙げられる。
又、該反応においては、−数式(2)で表されるスルホ
ンアミドの反応性を高めるため、アルカリ金属地に変換
して反応させる方法も好適に用いられる。一般に好適に
用いられるアルカリ金属化試剤としては、水素化す) 
IJウム、水素化リチウム、金属ナトリウム、ナトリウ
ムアミド、リチウムアミド、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等が挙げられる。
該反応における原料の添加順序は特に限定されないが、
一般に溶媒に前記−数式(2)で示されるスルホンアミ
ドを溶解して反応器に仕込み、溶媒に溶解した前記−数
式(3〕で示される酸ハライド又は酸無水物を攪拌下に
添加するのがよい。勿論、連続的に反応系に原料を添加
し、生成した反応物を連続的に該反応系から取出すこと
もできる。反応温度は広い範囲から選択でき、一般には
一20℃〜150℃、好ましくはO℃〜100℃の範囲
で選べば十分である。反応時間は原料の種類によっても
違うが、通常5分〜10日間、好ましくは1〜50時間
の範囲から選べば十分である。
また、反応中においては、攪拌を行うのが好ましい。
反応系から目的生成物、すなわち、前記−数式(]〕で
示されるスルホンアミド化合物な単離生成する方法は、
特に限定されず公知の方法を採用できる。例えば、反応
液から過剰の反応試薬及び生成した塩を除失した後、残
渣をベンゼン、トルエン、クロロホルムe 77) 有
機溶媒で抽出する。該有機層については、芒硝、塩化カ
ルシウム等の乾燥剤で乾燥した後有機溶媒を留犬し、目
的物を得る。精製手段は必要に応じて実施すれば良いが
、再結晶。
クロマトグラフィー、真空蒸留等が好適に使用すること
ができる。
本発明の前記−数式(1)で示されるスルホンアミド化
合物は、ゴマ葉枯病菌や萎ちょう病菌等の植物病原菌、
枯草菌、水虫菌、大腸菌等の菌類に対して強い抗菌活性
を有しているため、殺菌剤として有用である。これらの
特性は公知のスルホンアミド化合物では紹めらねていな
かったものである。
本発明の化合物は、例えば担子菌類、そう菌類、子のう
菌類、不完全菌類及び細菌類等に属する多種病原菌に対
して広範囲に適用することができる。
本発明の前記−数式(1)で示されるスルホンアミド化
合物の使用態様は、特に限定されず公知の除草剤の使用
態様をその1ま利用できる。例えば、不活性固体担体、
液体担体、乳化分散剤等を用いて、粒剤、粉剤、乳剤、
水和剤2錠剤、エアゾール、〈ん煙剤等任意の剤形にし
て使用することができる。勿論、製剤上の補助剤例えは
、展着剤、希釈剤、界面活性剤などを適宜配合すること
もできる。
〔実施例〕
本発明をさらに具体的に説明するため、以下、実施例を
挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
実施例I N−(2,2−ジメチル−1−フェニル)エチニルトリ
フルオロメタンスルホンアミド(0,7g)のアセトン
溶液(11)に炭酸ナトリウム(0,13,9)を加え
、クロル蟻酸メチル(0,29&)を滴下した。そのま
ま−晩、室温で攪拌した後、沈澱物を濾過した。濾液を
ffl縮抜、残渣をシリカゲルカラムクロマト(ベンゼ
ン)により精製すると無色粘稠液体がo27i得られた
。このもののIRを測定した結果は第1図に示す通りで
ある。
その元素分析値は、C46,32%、H4,27弧、H
4,14%であって、組成式C13H□4F3No4S
に対する計算値であるC46.29%、H4,18%、
H4,15%に良く一致した。またMSを測定したとこ
ろ、m / e 33 BにMO+1に対応するピーク
、m/e277にMO−COOCH3に対応するピーク
pm/ezo4にMO−8O□CF3 に対応するピー
ク+m/6129にした。また、  ’H:NMR(δ
:卿;テトラメチルシラン基準1重クロロホルム溶媒)
を測定した結果を第2図に示した。その解析結果は次の
通りであった。
dJ 1.78PI11及び1.92四にそれぞれプロトン3
個分の単一線を示し、(b)及び(C)のメチルプロト
ンに相当した。3.90PPにプロトン3個分の単一線
を示し、(−のメチルプロトンに相当した。7.23f
にプロトン5個分の単一線を示し、(θ)のベンゼン環
のプロトンに相当した。
上記の結果から、単離生成物が、N−カルボメトキシ−
N−(2,2−ジメチル−1−フェニル)エチニルトリ
フルオロメタンスルホンアミドであることが明らかとな
った。収率は31.8%であった。
実施例2 (2,2−ジメチル−1−フェニル)エチニルトリフル
オロメタンスルホンアミド(1,0!i・9)のクロロ
ホルム溶液(10m)に1,4−ジアザピシクロC2,
2,2)オクタン(0,64g)を加え、アセチルクロ
ライド(045g)のクロロホルム溶液(5−)を滴下
した。
−晩、室温で攪拌後、反応液を冷水中に注加し、クロロ
ホルムで抽出した。クロロホルムN’を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、クロロホルムを留去し、残渣をシリカゲ
ルクロマト(ベンゼン)により精製すると、淡褐色液体
が0、87.9得られた。
このもののIRを測定した結果は第3図に示す通りであ
る。その元素分析値は、 C48,38%、H4,34
弧、H4,14%であって、組成式C13H14F3N
03Sに対する計算値である。
C48,59%、H4,39%、H436%に良く一致
した。
またMSを測定したところ、m / o 322にMO
+1に対応するピーク、 m / e 279にMO−
COCH3に対応するピーク、m/e1ssにMO−8
O2CF3に対応するピーク、m/eビークを示した。
また、 ’H−NMR(δ:P;テトラメチルシラン基
準2重クロロホルム溶媒)を測定した結果を第4図に示
した。
その解析結果は次の通りであった。
1.87111m及び1.93IPにそれぞれプロトン
3個分の単一線を示し、(b)及び(c)のメチルプロ
トンに相当した。z35ppHにプロトン3個分の単一
線を示し、(a)のメチルプロトンに相当した。7.1
9IPにプロトン5個分の単一線を示し、(d)のベン
ゼン環のプロトンに相当した。
上記の結果から、単離生成物が、N−アセチル−N−(
2,2−ジメチル−1−フェニル)エチニルトリフルオ
ロメタンスルホンアミドであることが明らかとなった。
収率は7.19%であった。
実施例3 実施例】及び実施例2等と同様な方法により種々の下記
−数式で示される化合物 を合成した。合成した化合物の収率、元素分析値を第1
a表および第1b表に示した(R3=ORの場合が表】
b)。
なお、第1a表および第1b表に於ける略記はそれぞれ
次に示す通りである。
Et;エチル基、 n  P rpノルマルプロピル基
、18o−PrJイソプロピル基、n−Bu;ノルマル
ブチル基。
用途例4 1.5%寒天を含む栄養培地を121℃で15分加熱滅
菌した後、50℃まで冷却し、これにあらかじめ生育さ
せておいた菌体または胞子を無菌水に懸濁したものを入
れて良く混合し、シャーレに注入して平板に固化させた
実施例1.実施例2及び実施例3で合成した化合物を1
5イ含有しているメタノール溶液に、直径8nの円型口
紙を浸し、口紙上で余剰分を除き、固化した寒天培地上
に置いた。
約30℃で24〜48時間培養後、阻止円の直径を測定
した。
対照の#1m、かびとして、エツシエリツチア・コリB
 (Esaherichia coli B : EC
)+バチラス・サブチリス(Batillua 5u−
btilis: BS ) # アスペルギルス・ニゲ
ル(Aapergillus nigor  : AN
) +  コクリオボラス・ミャベアナス(Cochl
iobolua m1yabeanus  : CM)
 +  )リコフイトンールブラム(Trichoph
yton rubrum : TR) + 7サリウム
・オキシスポラム(Fuaariumoxyaporu
m : FO)を用いて行った。抗酌試験の結呆を第2
表に足した。なお、第2表の供試菌は全て略号で記載し
、効果のないもの又は無1ii1:験のものについては
−で示した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例1で、第3図及び第4図は実
施例2で得られたスルホンアミド化合物のIR及びIH
−NMRスペクトルをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは置換又は非置換のアリール基或いは置換又
    は非置換のヘテロアリール基を示し、R^1、R^2は
    同種又は異種の水素原子或いはアルキル基を示し、R^
    3は置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のフ
    エニル基置換又は非置換のヘテロアリール基或いはOR
    ^5で表わされる基を示し、R^5は置換又は非置換の
    アルキル基或いは置換又は非置換のフェニル基を示し、
    R^4は置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換
    のアリール基或いは置換又は非置換のヘテロアリール基
    を示す。)で表されるスルホンアミド化合物。
JP62-157610A 1987-06-26 スルホンアミド化合物 Pending JPH013162A (ja)

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JP62-157610A JPH013162A (ja) 1987-06-26 スルホンアミド化合物

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