JP2512135Y2 - カ―テン用重錘 - Google Patents
カ―テン用重錘Info
- Publication number
- JP2512135Y2 JP2512135Y2 JP1993075902U JP7590293U JP2512135Y2 JP 2512135 Y2 JP2512135 Y2 JP 2512135Y2 JP 1993075902 U JP1993075902 U JP 1993075902U JP 7590293 U JP7590293 U JP 7590293U JP 2512135 Y2 JP2512135 Y2 JP 2512135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- curtain
- recess
- synthetic resin
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カーテンに自然な伸び
を与えるために、カーテンの下隅に取付けられる重錘に
関するものである。
を与えるために、カーテンの下隅に取付けられる重錘に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーテン用重錘は、カーテンの下縁に形
成される折り返し部の端、即ちカーテンの下隅に位置し
て、折り返し部に挿入して取付けられる。従来のカーテ
ン用重錘は、鉛製重錘本体を不織布の袋で縫いくるんで
成り、この袋をカーテンに縫い付けることにより固定さ
れている。
成される折り返し部の端、即ちカーテンの下隅に位置し
て、折り返し部に挿入して取付けられる。従来のカーテ
ン用重錘は、鉛製重錘本体を不織布の袋で縫いくるんで
成り、この袋をカーテンに縫い付けることにより固定さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のカーテン用
重錘においては、鉛に毒性があって取扱に注意を要する
し、重錘本体の全体を被うように袋で縫いくるむ必要が
あるので、製作に手数を要し、高価になるという不都合
がある。
重錘においては、鉛に毒性があって取扱に注意を要する
し、重錘本体の全体を被うように袋で縫いくるむ必要が
あるので、製作に手数を要し、高価になるという不都合
がある。
【0004】従って、本考案は、毒性ある鉛を用いず、
安全であり、製作容易で安価に得られるカーテン用重錘
を提供することを課題としている。
安全であり、製作容易で安価に得られるカーテン用重錘
を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案においては、上記
課題を解決するため、鋼製の重錘本体2を合成樹脂製の
被覆体3で被覆して成り、被覆体3は、重錘本体2のほ
ぼ半分を収容する凹所4を夫々備えると共に、凹所4の
周囲に接合片6を備えた熱可塑性合成樹脂製の一対の被
覆部材5を相対向させて接合片6を接合することによ
り、重錘本体2を被覆するように構成した。
課題を解決するため、鋼製の重錘本体2を合成樹脂製の
被覆体3で被覆して成り、被覆体3は、重錘本体2のほ
ぼ半分を収容する凹所4を夫々備えると共に、凹所4の
周囲に接合片6を備えた熱可塑性合成樹脂製の一対の被
覆部材5を相対向させて接合片6を接合することによ
り、重錘本体2を被覆するように構成した。
【0006】
【作用】本考案のカーテン用重錘1を構成する本体2
は、例えば鋼板をプレス成型することにより製作する。
被覆部材5は、例えば、熱可塑性の薄い合成樹脂板又は
シート7のような薄板7を加熱成型することにより製作
する。薄板7に、重錘本体2のほぼ半分を収容する凹所
4を多数形成したものを2枚用意し、1枚の薄板7の凹
所4に重錘本体2を嵌め込んで、その半部を凹所4から
突出させた状態で、他の薄板7をこれに重ね、それの凹
所4に重錘本体2の突出した半部を嵌め込む。この状態
で、凹所4の周囲を溶着又は接着した後、接合片6を残
して切断し、カーテン用重錘1を得る。このカーテン用
重錘1は、例えば、カーテンCの下縁に形成された折り
返し部C1内に挿入し、それの接合片6を折り返し部C
1の縫合と同時にカーテンCに縫い付け固定する。重錘
本体2は鋼製であるから、安価に得られ、鉛のような毒
性を有しないから安全で、取扱いも容易である。重錘本
体2は、被覆体3内に封入されているから、カーテンC
と共に洗濯を繰り返しても、錆が発生するおそれはない
し、万一錆が生じても、それがカーテンCに染み出たり
する不都合がない。袋で縫い包む必要がないから製作に
手数を要さず、比較的安価に得られる。
は、例えば鋼板をプレス成型することにより製作する。
被覆部材5は、例えば、熱可塑性の薄い合成樹脂板又は
シート7のような薄板7を加熱成型することにより製作
する。薄板7に、重錘本体2のほぼ半分を収容する凹所
4を多数形成したものを2枚用意し、1枚の薄板7の凹
所4に重錘本体2を嵌め込んで、その半部を凹所4から
突出させた状態で、他の薄板7をこれに重ね、それの凹
所4に重錘本体2の突出した半部を嵌め込む。この状態
で、凹所4の周囲を溶着又は接着した後、接合片6を残
して切断し、カーテン用重錘1を得る。このカーテン用
重錘1は、例えば、カーテンCの下縁に形成された折り
返し部C1内に挿入し、それの接合片6を折り返し部C
1の縫合と同時にカーテンCに縫い付け固定する。重錘
本体2は鋼製であるから、安価に得られ、鉛のような毒
性を有しないから安全で、取扱いも容易である。重錘本
体2は、被覆体3内に封入されているから、カーテンC
と共に洗濯を繰り返しても、錆が発生するおそれはない
し、万一錆が生じても、それがカーテンCに染み出たり
する不都合がない。袋で縫い包む必要がないから製作に
手数を要さず、比較的安価に得られる。
【0007】
【実施例】図面を参照して本考案の一実施例を説明す
る。図1は実施例に係るカーテン用重錘の斜視図、図2
は実施例に係るカーテン用重錘の断面図、図3は実施例
に係るカーテン用重錘の製作過程を示す斜視図、図4は
実施例に係るカーテン用重錘の製作過程を示す平面図、
図5はカーテンへの装着状態の正面図である。
る。図1は実施例に係るカーテン用重錘の斜視図、図2
は実施例に係るカーテン用重錘の断面図、図3は実施例
に係るカーテン用重錘の製作過程を示す斜視図、図4は
実施例に係るカーテン用重錘の製作過程を示す平面図、
図5はカーテンへの装着状態の正面図である。
【0008】図1、図2において、カーテン用重錘1
は、鋼製の重錘本体2を合成樹脂製の被覆体3で被覆し
て成る。この実施例において、重錘本体2は、鋼製の板
材を矩形に打ち抜いて成る。被覆体3は、重錘本体2を
受け入れる凹所4を形成した2枚の被覆部材5を凹所4
の周囲の接合片6で接合して成る。
は、鋼製の重錘本体2を合成樹脂製の被覆体3で被覆し
て成る。この実施例において、重錘本体2は、鋼製の板
材を矩形に打ち抜いて成る。被覆体3は、重錘本体2を
受け入れる凹所4を形成した2枚の被覆部材5を凹所4
の周囲の接合片6で接合して成る。
【0009】被覆部材5は、図3,4に示すように、熱
可塑性の合成樹脂薄板又はシート(以下薄板という)7
に、重錘本体2のほぼ半分を収容する凹所4を加熱成型
することにより製作する。そして、凹所4を多数形成し
た薄板7を2枚用意し、1枚の薄板7の凹所4に重錘本
体2を嵌め込んで、その半部を凹所4から突出させる。
この状態で、他の薄板7をこれに重ね、それの凹所4に
重錘本体2の突出した半部を嵌め込む。この状態で、凹
所4の周囲の接合部8(図4において斜線部)を溶着又
は接着した後、線Aに沿って切断し、カーテン用重錘1
を得る。
可塑性の合成樹脂薄板又はシート(以下薄板という)7
に、重錘本体2のほぼ半分を収容する凹所4を加熱成型
することにより製作する。そして、凹所4を多数形成し
た薄板7を2枚用意し、1枚の薄板7の凹所4に重錘本
体2を嵌め込んで、その半部を凹所4から突出させる。
この状態で、他の薄板7をこれに重ね、それの凹所4に
重錘本体2の突出した半部を嵌め込む。この状態で、凹
所4の周囲の接合部8(図4において斜線部)を溶着又
は接着した後、線Aに沿って切断し、カーテン用重錘1
を得る。
【0010】このカーテン用重錘1は、例えば、図5に
示すように、カーテンCの下縁に形成された折り返し部
C1内に挿入し、それの接合片6を折り返し部C1の縫
合と同時に縫い糸TでカーテンCに縫い付けて固定す
る。重錘本体2は、鋼製であるから、安価に得られ、鉛
のような毒性を有しないから安全で、取扱いも容易であ
る。重錘本体2は、被覆体3内に封入されているから、
カーテンCと共に洗濯を繰り返しても、錆が発生するお
それはないし、万一錆が生じても,それがカーテンCに
染み出たりする不都合がない。袋で縫い包む必要がない
から製作に手数を要さず、比較的安価に得られる。
示すように、カーテンCの下縁に形成された折り返し部
C1内に挿入し、それの接合片6を折り返し部C1の縫
合と同時に縫い糸TでカーテンCに縫い付けて固定す
る。重錘本体2は、鋼製であるから、安価に得られ、鉛
のような毒性を有しないから安全で、取扱いも容易であ
る。重錘本体2は、被覆体3内に封入されているから、
カーテンCと共に洗濯を繰り返しても、錆が発生するお
それはないし、万一錆が生じても,それがカーテンCに
染み出たりする不都合がない。袋で縫い包む必要がない
から製作に手数を要さず、比較的安価に得られる。
【0011】図6は、本考案の他の実施例に係るカーテ
ン用重錘の断面図である。同図において、先の実施例と
同等の構成部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。この実施例においては、重錘本体2が、複数の細い
棒状鋼材12から成る。この場合には、長尺の鋼線材を
適当長さに切断するだけで、無駄なく容易に製作でき
る。被覆部材の凹所4は、先の実施例と同様にして、中
に封入する棒状鋼材12の本数を変えることで、カーテ
ンの材質に応じて重錘の重量を適当に選択する。
ン用重錘の断面図である。同図において、先の実施例と
同等の構成部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。この実施例においては、重錘本体2が、複数の細い
棒状鋼材12から成る。この場合には、長尺の鋼線材を
適当長さに切断するだけで、無駄なく容易に製作でき
る。被覆部材の凹所4は、先の実施例と同様にして、中
に封入する棒状鋼材12の本数を変えることで、カーテ
ンの材質に応じて重錘の重量を適当に選択する。
【0012】なお、本考案は図示の実施例に限定される
ものではなく、例えば、接合片6は、接着剤により接合
することができる。被覆体3の色は、取付けるカーテン
Cの色にあわせることが望ましい。こうすれば、カーテ
ンの生地が薄手であったりレース地であったりしても重
錘1が透けて見えることがない。
ものではなく、例えば、接合片6は、接着剤により接合
することができる。被覆体3の色は、取付けるカーテン
Cの色にあわせることが望ましい。こうすれば、カーテ
ンの生地が薄手であったりレース地であったりしても重
錘1が透けて見えることがない。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案においては、鋼製
の重錘本体2を合成樹脂製の被覆体3で被覆してカーテ
ン用重錘1を構成する。被覆体3は、重錘本体2のほぼ
半分を収容する凹所4を夫々備えると共に、凹所4の周
囲に接合片6を備えた熱可塑性合成樹脂製の一対の被覆
部材5を相対向させて接合片6を接合することにより、
重錘本体2を被覆するように構成したため、毒性ある鉛
を用いず、安全であり、鋼材を用いても錆の発生を阻止
することができ、製作容易で安価に得られるという効果
を有する。
の重錘本体2を合成樹脂製の被覆体3で被覆してカーテ
ン用重錘1を構成する。被覆体3は、重錘本体2のほぼ
半分を収容する凹所4を夫々備えると共に、凹所4の周
囲に接合片6を備えた熱可塑性合成樹脂製の一対の被覆
部材5を相対向させて接合片6を接合することにより、
重錘本体2を被覆するように構成したため、毒性ある鉛
を用いず、安全であり、鋼材を用いても錆の発生を阻止
することができ、製作容易で安価に得られるという効果
を有する。
【図1】本考案の実施例に係るカーテン用重錘の斜視図
である。
である。
【図2】本考案の実施例に係るカーテン用重錘の断面図
である。
である。
【図3】本考案の実施例に係るカーテン用重錘の製作過
程を示す斜視図である。
程を示す斜視図である。
【図4】本考案の実施例に係るカーテン用重錘の製作過
程を示す平面図である。
程を示す平面図である。
【図5】本考案の実施例に係るカーテン用重錘のカーテ
ンへの装着状態を示す正面図である。
ンへの装着状態を示す正面図である。
【図6】本考案の他の実施例に係るカーテン用重錘の断
面図である。
面図である。
1 カーテン用重錘 2 重錘本体 3 被覆体 4 凹所 5 被覆部材 6 接合片 7 合成樹脂製薄板材 12 棒状鋼材 C カーテン C1 折り返し部
Claims (4)
- 【請求項1】 カーテンの裾に縫い込まれる重錘であっ
て、鋼製の重錘本体を合成樹脂製の被覆体で被覆して成
り、被覆体は、重錘本体のほぼ半分を収容する凹所を夫
々備えると共に、凹所の周囲に接合片を備えた熱可塑性
合成樹脂製の一対の被覆部材を相対向させて接合片を溶
着することにより、重錘本体を被覆するように構成され
ていることを特徴とするカーテン用重錘。 - 【請求項2】 カーテンの裾に縫い込まれる重錘であっ
て、鋼製の重錘本体を合成樹脂製の被覆体で被覆して成
り、被覆体は、重錘本体のほぼ半分を収容する凹所を夫
々備えると共に、凹所の周囲に接合片を備えた熱可塑性
合成樹脂製の一対の被覆部材を相対向させて接合片を接
着剤で接着することにより、重錘本体を被覆するように
構成されていることを特徴とするカーテン用重錘。 - 【請求項3】 前記重錘本体が、鋼製の板材から成るこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のカーテン用重
錘。 - 【請求項4】 前記重錘本体2が、複数の棒状鋼材で構
成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
カーテン用重錘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075902U JP2512135Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カ―テン用重錘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075902U JP2512135Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カ―テン用重錘 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739669U JPH0739669U (ja) | 1995-07-18 |
JP2512135Y2 true JP2512135Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=13589739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993075902U Expired - Lifetime JP2512135Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カ―テン用重錘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512135Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007231673A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nichibei Co Ltd | 縦型ブラインド |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6388317B2 (ja) * | 2016-09-21 | 2018-09-12 | 株式会社ウインクル | カーテン用ウェイト又はカーテン |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993075902U patent/JP2512135Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007231673A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Nichibei Co Ltd | 縦型ブラインド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739669U (ja) | 1995-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5875894A (en) | Combined sandwich holder and place mat | |
AU2004227938B2 (en) | Method of making mattresses | |
JP2512135Y2 (ja) | カ―テン用重錘 | |
US4036417A (en) | Book cover and carrying device | |
JP2580838Y2 (ja) | 容 器 | |
JPH02180296A (ja) | 洗濯用網袋およびその製造方法 | |
JPH0128016Y2 (ja) | ||
JPS623190Y2 (ja) | ||
JP2003245193A (ja) | カーテン用ウェイト | |
JP3632109B2 (ja) | かぶせ付き鞄の製造方法 | |
JPH0440497Y2 (ja) | ||
JP3009755U (ja) | たとう布 | |
JPH0322013Y2 (ja) | ||
JPH071027Y2 (ja) | 布団カバー等の止め構造 | |
JPH06170063A (ja) | 縁付け方法 | |
JP2561329Y2 (ja) | 自動車ハンドル用カバー材 | |
JPH072299Y2 (ja) | フロアマット用端末処理プレート | |
JPS6119086Y2 (ja) | ||
JPS5842302Y2 (ja) | ワイシヤツ用の保形具 | |
JPH0241130Y2 (ja) | ||
JPH0450818Y2 (ja) | ||
JPS5843873Y2 (ja) | 小物入れ | |
JPS5824829Y2 (ja) | 紙製手提げ袋 | |
JPH0737573Y2 (ja) | のれんカバー | |
JPS60110545A (ja) | 自動車のリアパ−セル |