JPH072299Y2 - フロアマット用端末処理プレート - Google Patents

フロアマット用端末処理プレート

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JPH072299Y2
JPH072299Y2 JP68790U JP68790U JPH072299Y2 JP H072299 Y2 JPH072299 Y2 JP H072299Y2 JP 68790 U JP68790 U JP 68790U JP 68790 U JP68790 U JP 68790U JP H072299 Y2 JPH072299 Y2 JP H072299Y2
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JP
Japan
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terminal
covering portion
floor mat
cover portion
covering
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JP68790U
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English (en)
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JPH0391830U (ja
Inventor
正二 天野
勝也 垰
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Araco Corp
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Araco Corp
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Publication date
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は車両用フロアマット(車両用フロアカーペッ
ト)等のフロアマットの端末を処理するためにフロアマ
ットに着用されるフロアマット用端末処理プレートに関
する。
[従来の技術] 車両の床面に敷設されるフロアマットの端末処理に際
し、従来では第5図(A)に示すようにフロアマットm
の端末m1にオーバロックミシンによって縫糸nを縫付け
たり、第5図(B)に示すように合成樹脂プレートpの
挿入部p1内に端末m1を嵌込んだ状態でタッカ針tによっ
て端末m1を合成樹脂プレートpに止着していた。
[考案が解決しようとする課題] オーバロック縫いによってフロアマットmの端末m1を処
理する場合には糸ほつれや目飛びが起生したり、外観性
が低下する問題点や、オーバロック縫いに際しフロアマ
ットm全体をミシンの針元を中心として回動する必要が
あるので、大きな寸法を有するフロアマットのオーバロ
ック縫いが困難となる問題点があった。
また、合成樹脂プレートpを使用した場合にはタッカ針
tのために端末m1の見栄えが低下する問題点や、フロア
マットmの厚さに対応して合成樹脂プレートpの挿入部
p1を拡縮する必要があるので、合成樹脂プレートpの種
類が増加したり、フロアマットmの端末m1のパイルを刈
り取る作業が必要となってコストアップする問題点等が
あった。
本考案は上記問題点を解消することを課題とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案のフロアマット用端末処理プレートはフロアマッ
トの端末を嵌込むために熱可塑性合成樹脂材で成形され
た端末処理プレートであって、フロアマットの端末の上
面に重ね合わせるために帯板状に形成された上被覆部
と、この上被覆部に直交状に接合された横被覆部と、前
記端末の下面に重ね合わせるために前記横被覆部に直結
状に接合されて前記上被覆部の下方へ折り曲げられる下
被覆部とを連設し、前記横被覆部と前記下被覆部との接
合部には前記下被覆部の折り曲げ位置を前記端末の厚さ
に合わせて選定するために長手方向に沿って凹設された
複数列の折り目溝を平行状に形成し、前記上被覆部の下
面には前記端末と、折り曲げられた前記下被覆部とに貫
挿される適数個の結合片を、この各結合片の先端部を加
熱処理によって変形させて前記上下被覆部を結合するた
めに突設した構成を有する。
[作用] 上被覆部と、横被覆部と、下被覆部とを有する端末処理
プレートをフロアマットの端末に添着するに際し、前記
上被覆部を前記端末の上面に重ね合わせて前記被覆部に
前記端末の端縁を内接させた状態で、前記下被覆部と前
記横被覆部との接合部に並行状に凹設された複数列の折
り目溝中から前記端末の厚さに合わせて選定された折り
目溝を折り目として前記下被覆部を前記上被覆部と平行
に折り曲げて前記端末の下面に重ね合わせるとともに、
前記上被覆部の裏面に突設した適数個の結合片を前記端
末と前記下被覆部とに貫挿し、前記各結合片の先端部を
加熱処理によってそれぞれ変形させて抜け止めし、前記
上下被覆部を先端部がそれぞれ変形した前記各結合片に
よって結合する。
[考案の効果] 本考案は上記したように構成してあるので、フロアマッ
トの端末処理に際し、端末の厚さが相異していても、下
被覆部の折り曲げ位置を端末の厚さに合わせて選定する
と、大小の厚さを有する端末Tを、常に平行状態に保持
される上下被覆部間に挟持して均整に処理することがで
き、端末のパイルを刈り取る手数が不要となり、また、
端末の厚さに適応する各種の端末処理プレートを常備す
る不具合を排除しうる効果がある。
また、端末処理プレートを端末に着用したときに各結合
片が上被覆部によって隠されたフロアマットの表面側に
露出しないので、端末に添着された端末処理プレートの
外観性を良化して端末の処理状態を美化することができ
る。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を第1図〜第4図にしたがって
説明する。
相隣接して敷設される2枚の車両用フロアマットのジョ
イント部等において、フロアマットMの端末Tを嵌込ん
だ状態でこの端末Tに着用される長尺の端末処理プレー
トPは熱可塑性合成樹脂材で断面がほぼL形状に成形さ
れ、端末処理プレートPはこの端末処理プレートPに嵌
込まれるフロアマットMの端末Tの長さに合わせて切断
される。
端末処理プレートPには端末Tの上面に重ね合わせるた
めに帯板状に形成された上被覆部1と、この上被覆部1
の外端に直交状に接合されて、端末Tの端縁が内接した
状態で垂立される細幅帯板状の横被覆部2と、端末Tの
下面に重ね合わせるために横被覆部2の下端に直結状に
接合されて上被覆部1の下方へ折り曲げられる帯板状の
下被覆部3とが連設されている。
横被覆部2と下被覆部3との接合部の表面には端末Tの
厚さに合わせて下被覆部3の折り曲げ位置を設定して上
下被覆部1,3の間隔を設定するためにそれぞれ長手方向
に沿ってV溝状に凹設された複数列の折り目溝4〜4が
並行状に形成され、下被覆部3は選定された折り目溝4
を折り目として上被覆部1の下方へ上被覆部1と平行と
なるように直角に折り曲げられる。
上被覆部1の裏面には端末Tが上被覆部1と、折り曲げ
られた下被覆部3との間で挟持された状態で端末Tと下
被覆部3とに貫挿される適数個の結合片5〜5が突設さ
れて上被覆部1の長手方向へ配列される一方、下被覆部
3には各結合片5を挿通するために結合片5の個数と同
数個の通し孔6が各結合片5にそれぞれ対向して長孔状
に貫設されている。
そして、上下被覆部1,3間に挟持された端末Tと、折り
曲げられた下被覆部3とを貫通して下被覆部3の下方へ
突出された各結合片5の先端部は超音波加熱や熱かしめ
等の加熱処理によって加熱されて例えばベット頭状に圧
縮拡張変形し、各結合片5の先端部にはそれぞれかしめ
部7がそれぞれ形成され、各かしめ部7が下被覆部3の
下面に溶着乃至圧着して各結合片5の先端部が抜け止め
され、上下被覆部1,3が各結合片5によって結合され
る。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。
本例ではフロアマットの端末を嵌込むために熱可塑性合
成樹脂材で成形された端末処理プレートPにおいて、フ
ロアマットMの端末Tの上面に重ね合わせるために帯板
状に形成された上被覆部1と、この上被覆部1に直交状
に接合された横被覆部2と、端末Tの下面に重ね合わせ
るために横被覆部2に直結状に接合された上被覆部1の
下方へ折り曲げられる下被覆部3とを連設し、横被覆部
2と前記下被覆部3との接合部には下被覆部3の折り曲
げ位置を端末Tの厚さに合わせて選定するために長手方
向に沿って凹設された複数列の折り目溝4を並行状に形
成し、上被覆部1の下面には端末Tと、折り曲げられた
下被覆部3と貫挿される適数個の結合片5を、この各結
合片5の先端部を加熱処理によって変形させて上下被覆
部1,3を結合するために突設してある。
このため、フロアマットMの端末処理に際し、端末Tの
厚さが相異していても、下被覆部3の折り曲げ位置を端
末Tの厚さに合わせて選定すると、大小の厚さを有する
端末Tを、常に平行状態に保持される上下被覆部1,3間
に挟持して均整に処理することができ、端末のパイルを
刈り取る手数が不要となり、また、端末Tの厚さに適応
する各種の端末処理プレートを常備する不具合を排除し
うる効果がある。
また、端末処理プレートPを端末Tに添着したときに各
結合片5が上被覆部1によって隠されてフロアマットM
の表面側に露出しないので、端末Tに添着された端末処
理プレートPの外観性を良化して端末Tの処理状態を美
化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は端末処理プレートの斜視図、第2図は同じく縦断面
図、第3図は端末処理プレートをフロアマットに着用し
た状態を示す斜視図、第4図は第3図のX−X線断面
図、第5図は(A),(B)はそれぞれ従来のフロアマ
ットの端末処理状態を示す要部の断面図である。 1……上被覆部 2……横被覆部 3……下被覆部 4……折り目溝 5……結合片 P……端末処理プレート M……フロアマット T……端末

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアマットの端末を嵌込むために熱可塑
    性合成樹脂材で成形された端末処理プレートであって、
    フロアマットの端末の上面に重ね合わせるために帯板状
    に形成された上被覆部と、この上被覆部に直交状に接合
    された横被覆部と、前記端末の下面に重ね合わせるため
    に前記横被覆部に直結状に接合されて前記上被覆部の下
    方へ折り曲げられる下被覆部とを連設し、前記横被覆部
    と前記下被覆部との接合部には前記下被覆部の折り曲げ
    位置を前記端末の厚さに合わせて選定するために長手方
    向に沿って凹設された複数列の折り目溝を並行状に形成
    し、前記上被覆部の下面には前記端末と、折り曲げられ
    た前記下被覆部とに貫挿される適数個の結合片を、この
    各結合片の先端部を加熱処理によって変形させて前記上
    下被覆部を結合するために突設したことを特徴とするフ
    ロアマット用端末処理プレート。
JP68790U 1990-01-09 1990-01-09 フロアマット用端末処理プレート Expired - Lifetime JPH072299Y2 (ja)

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JPH0391830U JPH0391830U (ja) 1991-09-19
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