JPH0440497Y2 - - Google Patents

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JPH0440497Y2
JPH0440497Y2 JP6037187U JP6037187U JPH0440497Y2 JP H0440497 Y2 JPH0440497 Y2 JP H0440497Y2 JP 6037187 U JP6037187 U JP 6037187U JP 6037187 U JP6037187 U JP 6037187U JP H0440497 Y2 JPH0440497 Y2 JP H0440497Y2
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JP
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box
side plate
box body
attached
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JP6037187U
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JPS63167925U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、アタツシユケースなどの箱形鞄に
おける容器体又は蓋体となる箱体の側板用外装体
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の箱形鞄の容器体又は蓋体となる箱体6
は、例えば第9図に示したように天板9の外面全
体に外生地10を貼り付けると共にこの外生地1
0周縁をへり返して側板7…の外面の一部に貼り
付け、さらにこれら側板7…の外面全体に側板用
外生地1′を貼り付けると共にこの外生地1′周縁
をへり返して側板7…内面の一部に貼り付けると
ことにより構成される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来の箱形鞄の箱体におい
ては、側板用外生地1′周縁を側板7…の内面に
かけてへり返しする場合、特に側板7…の角部1
1…においてはシワができなり重なり合つたりし
て体裁が悪くなると共に、その貼り付け作業が非
常に困難であるという問題点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この考案は前記従来例の問題点を解決
するためになされたものであり、その構成を、外
板2の内側に枠部3を設け、外板2の外面全体に
外生地4を貼り付けると共に外生地4周縁をへり
返して枠部3に貼り付け、さらに前記枠部3に貼
り付けた外生地4から枠部3及び外板2に至り溝
部5…を箱体6の外板7…の長さ毎に設けたもの
としている。
〔作用〕
上記手段を施した結果、この考案の箱体側板用
外装体の溝部5…をそれぞれ箱体6の側板7…の
角部11…に位置するようにし、それら溝部5…
より箱体側板用外装体を折り曲げて外板2の内面
を箱体6の側板7…の外面に貼り付けたり、又は
箱体側板用外装体を溝体5…より折り曲げ四角枠
形状としてから、これを箱体6…の側板7…に嵌
め込むことにより、箱体側板用外装体を箱体6に
取り付けることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の構成を実施例として示した図
面に従つて説明する。
この考案に係る箱体側板用外装体1は、外板2
の内側に枠部3を一体として、又は別体とした枠
部3を接着するなどして設け、この外板2の外面
全体に外生地4を貼り付けると共に外生地4の一
方の周縁をへり返して枠部3に貼り付け、さらに
この枠部3に貼り付けた外生地4から枠部3及び
外板2に至り略V字形状に切欠いた溝部5…を箱
体6の側板7…の長さ毎に設けている。前記溝部
5…は略V字形状に切欠いたものとする以外に、
第5図に示したような複数条の切れ目とすること
ができる。又この実施例に示したように、前記枠
部3の内側には嵌合溝3′を形成することもでき
る。
尚、前記外板2の外面全体に貼り付けられる外
生地4の他方の周縁は外板2端部より外方へ延出
し、この部分を折り返して縫着部8としている。
以上のように構成された箱体側板用外装体1
は、前記箱体6の側板7…に貼り付けられたり、
嵌め込まれる。この箱体6は、ベニヤ板やプラス
チツク板などにより形成されており、天板9の外
面全体には外生地10が貼り付けられ、外生地1
0の周縁はへり返され側板7…の外面に貼り付け
られている。尚、必要に応じ前記側板7…の上端
部には枠部7′を形成することができる。
次に、この考案の箱体側板用外装体の前記箱体
6の側板7…への取り付け作業について述べる。
先ず、箱体6の角部11…が第1図に示したよ
うに角張つているものでは、溝部5…を略V字形
状に切欠いたものを用い、これら溝部5…をそれ
ぞれ前記箱体6の側板7…の角部11…に位置す
るようにする。そして、箱体側板用外装体を溝部
5…より折り曲げると共に、枠部3が設けられて
いない部分の外板2の内面を、外生地10の周縁
がへり返されていない部分の箱体6の側板7…の
外面に貼り付ければよい。又、箱体6の角部11
…が第4図に示したように丸みをおびているもの
では、溝部5…を複数条の切れ目としたものを用
い、前記と同様の作業をすればよい。尚、この場
合、枠部3の内側に嵌合溝3′を形成したもので
は、この嵌合溝3′を側板7…の上端部に形成し
た枠部7′に嵌合しつつ前記と同様の作業をすれ
ばよい。
さらに、第8図に示したように枠部3を外板2
の内側下端に設けたものでは、箱体側板用外装体
を溝部5…より折り曲げ四角枠形状としてから、
これを箱体6…の側板7…に嵌め込むことによ
り、箱体側板用外装体を箱体6に取り付ければよ
い。この場合、箱体6…の側板7は、枠部7′を
形成しているものを使用するのが好ましく、又枠
部3と枠部7′の間を糊付けすればよい。
尚、前記箱体側板用外装体を溝部5…より折り
曲げる場合、これら溝部5…どうしの間を糊付け
すれば折り曲げた箱体側板用外装体は強化され
る。
〔考案の効果〕
この考案に係る箱形鞄の箱体側板用外装体は、
以上に述べたように構成されているので、箱形鞄
の箱体側板へは簡単に取り付けることができ、側
板7…の角部11…においてもシワができたり重
り合つたりして体裁が悪くなることがなく、又箱
形鞄の箱体側板へ取り付けるとその部分が二重構
造となるので箱形鞄の強度を大きくすることがで
きるなど、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る箱体側板用外装体の
一実施例と、これを取り付ける箱体を示す斜視
図。第2図は、同箱体側板用外装体の部分拡大斜
視図。第3図は、同箱体側板用外装体を箱体側板
に取り付けた状態を示す斜視図。第4図は、この
考案に係る箱体側板用外装体の他実施例と、これ
を取り付ける箱体を示す斜視図。第5図は、同箱
体側板用外装体の部分拡大斜視図。第6図は、同
箱体側板用外装体を箱体側板に取り付けた状態を
示す斜視図。第7図は、この考案に係る箱体側板
用外装体の他実施例と、これを取り付ける箱体を
示す斜視図。第8図は、同箱体側板用外装体の部
分拡大斜視図。第9図は、従来の側板用外生地が
貼り付けられた箱体の説明図。 2……外板、3……枠部、4……外生地、5…
…溝部、6……箱体、7……側板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外体2の内側に枠部3を設け、外板2の外面全
    体に外生地4を貼り付けると共に外生地4周縁を
    へり返して枠部3に貼り付け、さらに前記枠部3
    に貼り付けた外生地4から枠部3及び外板2に至
    り溝部5…を箱体6の側板7…の長さ毎に設けた
    ことを特徴とする箱形鞄の箱体側板用外装体。
JP6037187U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0440497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6037187U JPH0440497Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JP6037187U JPH0440497Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167925U JPS63167925U (ja) 1988-11-01
JPH0440497Y2 true JPH0440497Y2 (ja) 1992-09-22

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ID=30892727

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JP6037187U Expired JPH0440497Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63167925U (ja) 1988-11-01

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