JPH0640086Y2 - アルミニウム箔折り容器 - Google Patents

アルミニウム箔折り容器

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JPH0640086Y2
JPH0640086Y2 JP1989049276U JP4927689U JPH0640086Y2 JP H0640086 Y2 JPH0640086 Y2 JP H0640086Y2 JP 1989049276 U JP1989049276 U JP 1989049276U JP 4927689 U JP4927689 U JP 4927689U JP H0640086 Y2 JPH0640086 Y2 JP H0640086Y2
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JP
Japan
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aluminum foil
side wall
container
folding container
folded
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JP1989049276U
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JPH02141314U (ja
Inventor
芳光 植田
Original Assignee
東洋エコー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、アルミニウム箔を折り成形した容器に関す
る。
〔従来の技術〕
平坦な薄いアルミニウム箔を絞り成形し、底壁とそれか
ら立ち上る周壁を設けた容器は、周壁の余剰部分を吸収
するため、皺又はひだが形成されている。
〔考案の課題〕
上記のような容器には、周壁に印刷を施すことができな
い欠点があり、また皺やひだが伸びるため、変形し易い
欠点があった。
そこで、この考案の課題は、周壁が平坦で強度的にも優
れたアルミニウム箔成形容器を提供することである。
〔課題解決の手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、底壁及びその
周縁から立ち上る側壁を有するアルミニウム箔折り容器
において、前記側壁に複数のコーナ部を設け、このコー
ナ部において、前記側壁の成形時の余剰部分を隣接する
両側壁にほぼ等分して逆方向に二重に折り返してコーナ
部の大部分を三重にし、かつこの折り返し部の底壁から
の起点を二点とした構成を採用したのである。
〔作用〕
側壁のコーナ部において余剰部分が重ね合せられている
ので他の部分は平坦となり、またコーナ部の大部分が三
重の重ね合せによって強固となり支柱の機能を発揮し、
平坦な側壁部分を支持して、容器全体としての強度を向
上させる。さらに、折り返し部の起点が二点となってい
るため起点が集中して破損するようなことがない。
〔実施例〕
第1図に示すように、容器1は、厚み10〜150μ程度の
アルミニウム箔を折り成形したものであって、底壁2
と、その周縁から立ち上る側壁3と、側壁3の上端開口
部4の外周に設けられたフランジ5から成り、フランジ
5の外周縁には、縁巻き6が設けられている。この縁巻
き6は、開口部4の輪郭線に対してアール状に外側に膨
出させておくのがよい。
前記容器1は、平面から見てほゞ4角形であり、そのコ
ーナ部7は、第3図及び第4図に示すような構造になっ
ている。
いま、第2図のようなアルミニウム箔のブランクを想定
する(第1図のフランジ5は省略してある)と、底壁2
の周縁には側壁3が設けられており、隣接する側壁3の
端縁8と8の間は連結片10となっており、これが成形後
のコーナ部7となる。
この連結片10は、成形金型で成形される際、第3図に示
すように、隣接する側壁3、3の端縁8、8が互に突き
合わされるように、外側に折り曲げられて側壁3、3の
端部に重ね合せられ、さらに、連結片10の中心線12から
端縁8の間のほゞ中間にあたる折り返し部11、11で逆に
折り返される。このとき、折り返し部11、11は、二つの
起点8′、8′から折り曲げられる。なお、起点8′、
8′間は直線状になっているが多少彎曲していてもよ
い。従ってコーナ部7では、折り返しの起点が一点に集
中せず、起点8′、8′の位置が明確になるので、折り
返し部11、11が交差するようなこともない。このよう
に、コーナ部7において成形時の余剰部分を吸収するの
で、側壁3は平坦なままである。なお、第4図のよう
に、前述とは逆に余剰部分を容器の内側に折り曲げても
よい。また、側壁3にリブ9等を設けることができる。
さらに容器の形状やコーナ部7の数も任意である。
なお、この容器は、直接火にかけて鍋として用いること
ができる。
〔効果〕
この考案によれば、以上のように、容器のコーナ部にお
いて、成形時の側壁の余剰部分を吸収するようにしたの
で、側壁を平坦にすることができ、印刷やラベルの貼り
着けに便利となり、かつ仕上りが美麗となり、さらにコ
ーナ部の大部分が折り重ねられて三重になるので極めて
強固となり、このコーナ部が支柱となって容器全体の強
度を向上させることができる。従ってアルミニウム箔が
薄くても強固な容器が得られる。さらに、コーナ部の折
り返しの起点が二点となっているので、コーナ部の底壁
近辺が破損することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す容器の斜視図、第2
図は同上のブランクを示す平面図、第3図は容器のコー
ナ部を示す一部拡大斜視図、第4図はコーナ部の他の例
を示す一部拡大横断面図である。 1……容器、2……底壁、 3……側壁、4……開口部、 5……フランジ、7……コーナ部、 8……端縁、8′……折り返しの起点、 10……連結片、11……折り返し部、 12……中心線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム箔から成り、底壁及びその周
    縁から立ち上る側壁を有する折り容器において、前記側
    壁に複数のコーナ部を設け、このコーナ部において前記
    側壁の成形時の余剰部分を隣接する両側壁にほぼ等分し
    て逆方向に二重に折り返してコーナ部の大部分を三重に
    し、かつこの折り返し部の底壁からの起点を二点とした
    ことを特徴とするアルミニウム箔折り容器。
JP1989049276U 1989-04-25 1989-04-25 アルミニウム箔折り容器 Expired - Lifetime JPH0640086Y2 (ja)

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JP1989049276U JPH0640086Y2 (ja) 1989-04-25 1989-04-25 アルミニウム箔折り容器

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02141314U JPH02141314U (ja) 1990-11-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62150310U (ja) * 1986-03-14 1987-09-24
JPH0298537A (ja) * 1988-09-30 1990-04-10 Showa Denko Kk 缶様容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02141314U (ja) 1990-11-28

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