JP2511917B2 - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JP2511917B2
JP2511917B2 JP61315955A JP31595586A JP2511917B2 JP 2511917 B2 JP2511917 B2 JP 2511917B2 JP 61315955 A JP61315955 A JP 61315955A JP 31595586 A JP31595586 A JP 31595586A JP 2511917 B2 JP2511917 B2 JP 2511917B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/06Generation of synchronising signals
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    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/126Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal indirectly commands a frequency generator

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は出力信号源を偏向周波数の同期入力信号に
同期させる映像表示装置に関する。
〔発明の背景〕
例えばテレビジヨンモニタでは、偏向回路の出力段に
よつて生成された偏向電流が、通常の同期分離器を用い
て入来テレビジヨン信号から引き出される水平同期パル
スに同期される。偏向発振器を同期パルスで直接同期さ
せることは、出力段によって発生する偏向が、例えば同
期パルス中に存在するノイズに起因する妨害の影響を受
ける傾向が強いため、好ましくない。この妨害をなくす
るため一般に位相固定ループ(PLL)が用いられる。PLL
は可同調発振器と下流に低域フイルタをもつ位相弁別器
を含み、その位相弁別器が発振器の出力信号の指定され
たある基準端を同期パルスの前縁または中心と比較す
る。この位相偏差から引き出された制御電圧または制御
電流が低域フイルタで積分されて発振器に直流電圧また
は直流電流として供給され、その発振器の出力信号と対
応する同期パルスの位相が等しくなるまで発振器の周波
数と位相を変える。残留誤差は制御の厳しさ、すなわち
ループ利得に依存する。
同期パルス中のノイズによつて起こる妨害による捜査
線ジツタを防ぐためには、同期パルスの位相または周波
数変化に対するPLLの応答時間が速すぎないことが望ま
しい。これは一般に低域フイルタの比較的大きな時定数
と小さな綜合利得によつて得られるが、このような大き
な時定数はそれ自身PLLの発振器の捕捉範囲即ちロツク
イン範囲を減じる。この捕捉範囲は、例えば発振器の自
走周波数と同期パルスに対する発振器のロツクインを可
能にする同期入力信号の周波数との最大差として定義さ
れる。また、捕捉時間即ちロツクイン時間が不必要に長
くなるのを防ぐために、同期パルスの周波数と動作中に
遭遇する発振器の自走周波数の最大周波数差の観点から
必要な最大限より実質的に大きくならないように捕捉範
囲を制限することを指定することが望ましいことがあ
る。この必要最大限に捕捉範囲を制限することは、例え
ば発振器の周波数を制御する制御電流の最大変化範囲を
制限することによつて得られる。
例えば通常のテレビジヨン受像機において、入来テレ
ビジヨン信号を受信中に起こる同期パルスの周波数変化
は一般に同期パルスの周波数に比して小さいから、この
ような用途で発振周波数を制御する制御電流の最大制御
範囲を制限することは問題ない。しかし、種々の同期周
波数を持つ入来信号を受信するために設計されたテレビ
ジヨンモニタのような他のある種の用途では、同期パル
スの所定周波数は可能な広範囲の周波数から選ばれたも
のになる。例えば、その同期パルスの周波数は15750〜3
1500Hzの周波数範囲から選ばれた周波数でよい。従つ
て、発振器の一定の自走周波数より低い或る周波数から
高い或る周波数までに跨る望ましい狭い捕捉範囲は、同
期パルスの周波数の可能な全範囲で発振器を同期し得る
には充分広くない。
〔発明の概要〕
この発明の一面によれば、出力信号源がその制御端子
に流れる組み合わせ制御電流に従つて制御される周波数
を持ち、その組み合わせ制御電流が位相検知器の生成す
る第1の制御電流を含んでいる。その位相検知器は出力
信号と同期入力信号とに応答する。その第一の制御電流
が入力信号の位相に従つて出力信号の位相を制御する。
周波数電圧変換器を含む周波数電流変換器が同期入力信
号に応動し、その周波数電圧変換器が同期入力信号の周
波数を表わす電圧を発生する。周波数電圧変換器によつ
て発生された電圧は電圧電流変換器に結合され、そこで
同期入力信号の周波数を表わす第二の制御電流が発生さ
れる。
この発明を実施する回路ではPLLの発振器(OSC)によ
つて出力信号が生成される。その発振器は同期したとき
水平周波数で発振し、その出力信号が偏向回路の出力段
で形成される偏向サイクルのタイミングを制御する。発
振器の周波数を制御する第一の制御電流信号は水平同期
パルスと発振器の出力信号の位相差を表わす。例えば、
第一の制御電流信号は出力信号の位相を水平同期パルス
の位相に一致するように同期し、第二の制御電流信号は
発振器の自走周波数を設定する。与えられた発振器の捕
捉範囲は第二の制御電流信号の与えられた値に対応し、
与えられた発振器の自走周波数に対して、水平周波数の
或るフラクション(何分の1か)分だけ低い周波数から
或るフラクション分だけ高い周波数まで延びることがあ
る。従つて、捕捉範囲は発振器の自走周波数に比して狭
い。
第二の制御電流信号はある範囲の値をとることができ
る。この値は発振器の自走周波数を同期パルスの周波数
にほぼ等しくする利点があるため、同期パルスの周波数
は必要な広範囲の周波数から選ぶことが出来る。この周
波数範囲は例えば15750〜31500Hzに跨ることがある。従
つて、この広範囲の周波数から選ぶことのできる同期パ
ルスの周波数は第二の制御電流信号により設定された発
振器の狭い捕捉範囲内にあることがある。
第二の制御電流信号の与えられた値に対する捕捉範囲
は同期パルスのとり得る全周波数範囲より実質的に狭い
ため、同期パルスの各与えられた周波数に対する捕捉範
囲は比較的狭い。この様にして、発振器の捕捉時間即ち
ロツクイン時間は同期入力信号の位相および周波数に対
して短く保たれる。第二の制御電流信号は捕捉範囲を例
えば同期パルスのとり得る全所要周波数範囲内のどこへ
でも移動することができ、発振器の自走周波数を同期パ
ルスの周波数にほぼ等しく調節することにより比較的狭
く保つ。
周波数検知器は第二の制御電流信号からノイズを消去
するために大きな時定数を持つフイルタを含むことがあ
る。このフイルタは同期パルスに応動するもので、PLL
の帰還ループの外側に設けられるため、定常状態の周波
数変化に及ばない同期パルスの位相変化に対するPLLの
過渡応答に影響しない利点がある。
この発明の他の面により、周波数検知器の電圧電流変
換器はコレクタ電極に第二の制御電流信号を発生するト
ランジスタを含む。このトランジスタのコレクタ電極は
発振器の制御端子に結合され、その端子に第二の制御電
流信号を供給してこれを第一の制御電流信号と組み合わ
せ、組み合わせ制御電流信号を生成する。トランジスタ
のコレクタ電極のインピーダンスは制御端子のそれより
実質的に高いから、トランジスタは発振器の制御端子の
インピーダンスに影響しない利点がある。その上、トラ
ンジスタはほぼ理想的な電流源として動作するため、第
二の制御電流信号が制御端子の電圧と無関係な利点があ
る。
例えば、ある種のテレビジヨン受像機では、水平偏向
回路の出力段で生成される帰線パルスは受像機の他の回
路を付勢する付勢電圧を生成する電源に結合される。こ
のような他の回路に支障を起こし得るその回路の間違つ
た動作モードを防ぎ、また偏向回路に対する支障の可能
性をなくするため、偏向電流の周波数と帰線パルスのそ
れを所定の最低周波数より高く保つことが望ましいこと
がある。このような所定の最低周波数より高い偏向周波
数で動作すると、それより低い偏向周波数で起こり得る
ある種のテレビジヨン回路に対する支障の可能性がなく
なる。
この発明の更に他の面により、同期パルスの周波数の
方が低いときでも、発振器の出力信号の周波数が所定の
最低周波数より高く保たれる。従つて、例えば、入来テ
レビジヨン信号が受信されていないとき、発振器の出力
信号の周波数が所定の最低周波数より高く保たれる。
〔詳細な説明〕
第1図に示すように、この発明を実施する偏向回路20
0は、水平周波数fHの信号VFを発生するPLL100を含む。
回路200はテレビジヨン受像機で水平走査を行うために
用いられる。定常状態の動作では、信号VFが周波数fH
水平同期信号HSに同期される。信号VFは通常構成の位相
制御ループ回路101に結合され、それに位相基準を与え
ることによつて水平出力段28を制御する。出力段28は偏
向巻線LYに偏向電流iYを発生する。
出力段28はまた帰線信号VRTを発生し、これを例えば
切り替え型の電源60に供給する。電源60は直流電圧+V
を生成する。電圧+Vは第1図に示されないテレビジヨ
ン受像機の他の回路の付勢に用いられる。出力段28によ
り通常の方法で発生された帰還パルス信号VFBは偏向電
流iYの実際の位相を与え、位相制御ループ回路101は信
号VFB並びに偏向電流iYを信号VFに同期する。位相補正
回路32は信号VF、VFBから位相差表示信号34aを発生する
位相検知器34を含む。信号34aは移相器30の移相の程度
を制御し、移相器30は信号VFの位相を変えて、その出力
端子に信号VFに対して移相された水平周波数の信号VFS
を生成し、これによつて出力段に生成される偏向電流iY
のタイミングを制御する。信号VFSは偏向電流iYを信号V
Fと例えば同相にする。
帰線信号VFBの位相変化に対する位相制御ループ回路1
01の追跡応答時間は同期パルスを含む同期入力信号HS
位相変化に対するPLL100の対応する追跡応答時間より短
い。位相制御ループ回路101は例えば電子ビーム電流の
急速な変化が起こるとき起こり得る水平出力段28の切り
替え時点の急速な変化に適合するように調節され、これ
に対しPLL100は同期信号HSに附随するノイズまたはジツ
タを除くように調節されている。
同期信号HSは位相検知器21に供給される信号HS(1)
周波数電圧変換器23に供給される信号HS(2)を生成する
緩衝器27に供給される。信号HS(1)、HS(2)はそれぞれ例
えば矩形の波形を持ち、それぞれの遷位時点はそれぞれ
信号HSの遷位時点のずぐ後に来る。
周波数電圧変換器23は信号HS(2)の周波数を表わす信
号V1を発生する。信号V1は低域フイルタ24を介して供給
され、電圧電流変換器25の入力端子25aに低域通過信号V
2を生成する。低域フイルタ24は信号V2から垂直周波数
以上の成分を除去する。ダイオードD25aは電圧V′
端子25aに印加して信号V2が所定レベル例えば1.3V以下
にならないようにする。信号V2をこのレベル以上に維持
することにより、後述のように、信号VFの周波数が対応
する所定の最低周波数になりえない。この所定の最低周
波数以下の動作は、後述のように、第1図の電圧+Vで
付勢されるテレビジヨン回路を損なうことがある。
電圧電流変換器25は信号HSの周波数を表わす電流信号
IFを発生する。電流信号IFは加算器20の入力端子20aに
供給され、その加算器は出力端子22aに発振器(OSC)22
の周波数を制御する組み合わせ電流信号ICを発生する。
加算器20の第二の入力端子20bには後述のような電流信
号Iφが供給される。組み合わせ電流信号ICは電流信号
φ、IFの和を表わす。
発振器22の出力信号VFは位相検知器21の端子21bに印
加される。位相検知器21は端子21aに信号HS(1)を受け、
信号HSと発振器22の出力信号VFとの位相差を表わす信号
φ1を発生する。信号Vφ1はPLL100のループフイル
タを構成する低域フイルタ26を介して印加され、前述の
ように加算器20の第二の入力端子20bに電流信号Iφ
生じる。このようにPLL100は位相検知器21、低域フイル
タ26および発振器22を含む。
発振器22の自走周波数は例えば信号Iφが零のときの
その発振器の信号VFの周波数と定義される。加算器20の
加算動作のため、組み合わせ電流信号ICに含まれる電流
信号IFはその発振器22の自走周波数を決定する。電流信
号IFは同期信号HSの与えられた周波数に対して発振器22
を信号HSの周波数とほぼ等しい周波数で発振させる。定
常状態において、電流信号Iφは、信号HSの与えられた
周波数に対して発振器22の信号VFと信号HSの周波数およ
び位相が等しくなるような値をとる。
例えば、信号HSの周波数はNTSC標準の水平周波数の15
750Hzである。電流信号IFは、電流信号Iφがその可能
な最小値と最大値の間で変化するとき、発振器22の信号
VFの周波数が例えば15750Hzの少し下から少し上まで変
化するのを許容する。また別の例では、信号HSの周波数
が31500Hzのとき、発振器22の信号VFの周波数は31500Hz
の少し下から少し上まで変化し得る。この変化は比較的
小さいから、捕捉範囲と捕捉時間が小さく保たれる利点
がある。例えば15750Hzの信号HSに関連する捕捉範囲
は、例えば31500Hzに関連する捕捉範囲に重なる必要が
なく、従つて、発振器22の出力信号VFの同期のために信
号HSがとり得る全周波数範囲が発振器22の与えられた任
意の自走周波数に関連する捕捉範囲より実質的に大きく
なる利点がある。
この発明の他の特徴として、信号HSの周波数が所定の
最低周波数より高くない場合、電圧V′が信号HSの周
波数に関係なく発振器22の出力信号VFの周波数をその所
定の最低周波数以上に保つような大きさの電流IFを生じ
る。正常動作のためにこの最低周波数以上の周波数の帰
線信号VRTを要する第1図の切り替え式電源は、その信
号VRTの周波数が低すぎると正常に動作しないことがあ
る。また、第1図に示されないテレビジヨンの偏向回路
も偏向周波数が低すぎると損なわれることがある。従つ
て、図示されない若干のテレビジヨン受像機回路を損な
わないように、信号VFに対してこのような最低周波数を
設定することは有利である。
この発明の各特徴を実施する第2図は第1図のPLL100
の詳細な実施例を示す。第1図および第2図で同様の数
字および符号は同様のものまたは機能を示す。第2図に
おいて信号HSはインバータ27bに給電して周波数電圧変
換器23の端子23cに信号HS(2)を生成するインバータ27a
を含む。緩衝器27を介して結合される変換器23は第2図
の実施例ではシグネチツクス社(Signetics Corporatio
n)のアナログ部製造の制御回路NE5560を用いて構成さ
れている。変換器23は信号HS(2)の対応する同期パルス
の前縁が端子23cに起きる度に端子23aに信号V1の矩形正
電圧パルスを発生する。信号V1の各パルスのパルス幅T
は信号HS(2)の対応する連続パルス間の同期に等しい。
しかし、信号V1の連続するパルス間の周期は信号HS(2)
の対応する連続パルス間の周期に等しいから、信号V1
パルスの衝撃係数は信号HS(2)の周波数に直接関係す
る。電圧V1のパルスがないときは、後述のように信号V1
がほぼ零ボルトである。信号V1の各パルスの正の実質的
に平坦なレベルは、端子23aと大地間に結合されたツエ
ナーダイオード121の動作をクランプすることによつて
制御される値を持つ。信号V1のパルスが起こらないとき
は、変換器23の端子23aが変換器23によつて駆動され
ず、変換器23によつて端子23aに形成されるインピーダ
ンスは高い。
信号V1の各正パルスのパルス幅は端子23dと大地の間
に結合されたコンデンサC23と端子23eと大地の間に結合
された手動可変回路網R23aにより決まる。信号V1のパル
スの衝撃係数に従つて変化する信号V1の直流成分電圧ま
たは平均値は信号HS(2)の周波数に直接関係する。即ち
信号HS(2)の周波数が高くなるほど信号V1の直流成分ま
たは平均値の値が高くなる。パルス幅Tは周波数検知の
上限を決定し、この上限以上では同期入力信号HSの周波
数が上昇したとき信号V1の衝撃係数が増加しない。
信号V1は抵抗R24aを含む低域フイルタ24を介してトラ
ンジスタT25aのベース電極に結合されている。抵抗R24a
の端子24aと大地の間にはフイルターコンデンサC24が結
合され、フイルタ24の濾波キヤパシタンスを与える。端
子24aの信号V″の直流レベルは信号HSの周波数に比
例する。端子24aはダイオードD25bの陰極に結合され、
端子25aのダイオードD25bの陽極はトランジスタT25a
ベース電極に結合されてそのベース電極に信号HSの周波
数に比例する信号V2を形成する。ダイオードD25aは端子
24aの電圧に−0.7Vの直流レベルシフトを与える。ダイ
オードD25aの陰極は端子25aに結合され、その陰極は端
子24aの電圧V″が所定電圧以下のとき信号V2に1.3V
のレベルをとらせるクランプ電圧V′に結合されてい
る。同期信号HSの周波数が前述のように正常動作に必要
な対応する所定の最低偏向周波数より低いとき、電圧
V″は上記所定の電圧より低い。例えば、信号HSの発
生に用いられる図示されない合成テレビジヨン信号がな
いとき、信号V2の電圧は電圧V′によつて1.3Vにクラ
ンプされる。
端子25aに発生した電圧V2は電圧電流変換器25のトラ
ンジスタT25aのベース電圧である。トランジスタT25a
エミツタ電極は可変抵抗R25bと直列の抵抗R25aを介して
接地され、抵抗R25aおよびR25bは出力電流信号IFと信号
V2の電圧の比として定義される電圧電流変換比を制御す
る。この変換比は例えば手動調節抵抗R25bにより手動調
節ができる。トランジスタT25aのコレクタ電流信号IF
信号V2のレベルを表わし、従つて信号HSの周波数を表わ
す。ダイオードD25bはトランジスタT25aのベース・エミ
ツタ接合の温度関連変化を追跡して、そのトランジスタ
T25aのベース・エミツタ電圧の対応する変化を補償す
る。このようにして電流信号IFは温度変化と実質的に無
関係にされる。トランジスタT25aのコレクタ電極の電流
信号IFは加算器20の入力端子20aに供給される。
ある種のテレビジヨンでは垂直帰線中同期信号HS(2)
が水平同期パルスを含まないことがあり、従つて変換器
23の信号V1が正常動作に必要な波形を示さないことがあ
る。垂直帰線中の信号HS(2)に水平同期パルスがないこ
とから起きるコンデンサC24の両端間の信号V″の著
しい変化または妨害を防ぐために、このような妨害中信
号V″を比較的一定に保つ大容量のコンデンサC24
用いることが望ましいことがある。この信号V″の妨
害は垂直帰線の始めに第1図の信号VFSの周波数に対応
する過渡変化を起こすことがある。
ツエナーダイオードD21aの陰極は変換器23の出力端子
23bに結合され、陽極はトランジスタT25bのベース電極
に結合されている。トランジスタT25bのエミツタ電極は
接地され、コレクタ電極は端子23aに結合されている。
信号V1の正のパルスが生じると、周波数電圧変換器23
は端子23bにそのレベルが著しく正でない信号を発生し
てツエナーダイオードD21aに逆導通を生じる。従つてト
ランジスタT25bにはベース電流が供給されない。一方、
このように信号V1の正のパルスが生じないときは、変換
器23に発生された信号V4が著しく正のレベルになり、ダ
イオードD21aの逆導通を生じる。従つてトランジスタT
25bには充分なベース電流が供給されて導通する。この
ようにしてトランジスタT25bは信号V4がツエナーダイオ
ードD21aを導通させたとき導通するスイツチとして働
く。信号V1の正のパルスが生じたときは、信号V4が低す
ぎてダイオードD21aにその降伏電圧を超える電圧が発生
しないため、トランジスタT25bは非導通で、信号V1に効
果を及ぼさないが、信号V1の正のパルスが生じないとき
は、端子23aが変換器23によつて駆動されなくても、導
通したトランジスタT25bがその変換器23の端子23aの信
号V1を零ボルトにする。このようにして、信号V1の正パ
ルスのピーク・ピーク振幅は信号HS(2)の与えられた周
波数に対してツエナーダイオードD121の降伏電圧に等し
くなる。
PLL100はまたシグネチツクス社のリニアLSIプロダク
ト部製造の同期プロセツサTDA2595を含む。プロセツサT
DA2595は端子21aに緩衝器27から供給された同期信号H
S(1)を受ける。このようにして信号HS(1)はTDA2595内で
それに含まれる位相検知器21の入力端子21aに供給れ
る。プロセツサTDA2595に含まれる発振器22は信号VF
生成し、これを位相検知器21の端子21bに供給する。検
知器21の出力端子21の信号Vφ1はプロセツサTDA2595
の出力端子20bに供給される。プロセツサTDA2595の端子
20bは低域フイルタ26に結合されている。フイルタ26は
端子20bと大地の間に直列に結合された抵抗R26b、R26a
およびコンデンサC26aの配列を含む。端子20bは高周波
数を取り除くフイルタ26のコンデンサC26bに結合され、
そのコンデンサC26bの他端は接地されている。端子20b
とトランジスタT25aのコレクタ電極に結合された端子20
aの間には抵抗R26cが結合されている。この抵抗R26c
よつて端子20bの電圧から生成された電流信号Iφは発
振器22の信号VFと信号HSとの位相差を表わす。
可変抵抗Rm2を手動調節して調節された電流信号IM
また端子20aで加算される。電流信号IMは電圧電流変換
器25の直線度を向上するために調節され、可変抵抗Rm2
に結合された抵抗Rm1を流れる。加算器20の端子20aは電
流信号IFに対する入力端子として働くと共に、電流信号
IF、IφおよびIMを加算して発振器22の組み合わせ制御
電流信号を形成する電流加算接続点として働く。電流加
算接続点として働くこの端子20aは、この3つの信号源
から制御される発振器22の周波数と位相の制御を簡単に
する利点がある。トランジスタT25aに原因する端子20a
のインピーダンスは高いから、トランジスタT25aは端子
20aのインピーダンスに影響なく広範囲の値をとり得る
電流信号IFを供給することが出来る。
組み合わせ電流信号ICはプロセツサTDA2595に含まれ
るトランジスタT2のエミツタ電極に供給される。トラン
ジスタT2のベース電極はプロセツサTDA2595の内部で発
生された電流電圧Vrefに結合される。トランジスタT2は
共通ベース構成のため、端子20aの電圧が組み合わせ電
流信号ICの広範囲の値に対して実質的に同じなる。トラ
ンジスタT2のコレクタ電極は発振器22に結合されて、電
流信号ICに実質的に等しいトランジスタT2のコレクタ電
極を流れる電流信号IC(1)の値に従つて、発振器22の周
波数を制御する。トランジスタT2は共通ベーストランジ
スタとして動作するから、そのエミツタ電極端子20aと
大地の間のインピーダンスは低い。このようにして、ト
ランジスタT2のエミツタ電極から流れ出る組み合わせ電
流信号ICは、端子20aの電圧に影響なく発振器22の周波
数を制御する。
この発明の他の特徴によると、信号HSの周波数が所定
の周波数より低いとき、また信号HSが同期情報を含まな
いとき、電圧V′は電流信号IFを所定の最低周波数以
上の周波数に発振器22の自走周波数を維持するレベルに
する。
手動調節可能の電流信号IMと組み合わせ電流信号IC
含まれる電流信号IFはどちらも発振器22の自走周波数を
制御するが、電流信号Iφは発振器22の信号VFの位相と
周波数をその発振器の捕捉範囲内に調節する。発振器22
の捕捉範囲は、周波数のスパンより実質的に小さく、そ
のどれもが電流信号IF、IMによりその発振器の自走周波
数として選ばれ得る周波数の範囲内にあればよい。従つ
て、例えば電流信号IFのある与えられた値も、発振器22
の対応する自走周波数に関連する対応捕捉範囲に含まれ
る周波数を決定する。プロセツサTDA2595の端子70と大
地の間に結合されたコンデンサC22は、電流信号IM、IF
の与えられた1組の値に関連して得られる発振器22の最
高周波数を決定する。
発振器2の出力信号VFは、プロセツサTDA2595に含ま
れ、その端子71に信号VFSを発生する位相補正回路網に
供給される。帰線信号VFBは抵抗RFBを介してプロセツサ
TDA2595の端子72に供給される。前述のように、帰線信
号VFBは第1図の偏向電流iYの情報を含む。第2の信号V
Fの位相は回路網32により通常の方法で自動的に調節さ
れ、第1図の偏向電流iYと第2図の信号VFの間の位相差
または遅延時間が第1図の出力段28の遅延の変化に無関
係になるようになる。このような遅延の変化は例えば図
示されない陰極線管のビーム電流が対応する映像信号の
対応する変化により変化したときに起きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水平同期入力信号に同期されたPLLと、偏向回
路の出力段の生成する偏向サイクルをPLLの出力信号に
同期する位相制御ループを含み、この発明の特徴を実施
する偏向回路の回路図、第2図は第1図のPLL同期回路
の更に詳細な実施例を示す図である。 20……組み合わせ制御手段、21……位相検知器、22……
電流制御発振器、23……周波数電圧変換器、25……電圧
電流変換器。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期位相情報を含む偏向周波数関連同期入
    力信号に応じて上記入力信号に同期された出力信号を発
    生する映像表示装置であって、 上記出力信号を制御可能の位相で生成する電流制御発振
    器と、 上記同期入力および出力信号に応じてこれら両信号間の
    位相差を示す第一の制御電流を第一の端子に発生する位
    相検知器と、 上記同期入力信号に応じてその同期入力信号の周波数を
    表わす電圧を発生する周波数電圧変換器と、 電流源として形成され、上記周波数電圧変換器により発
    生される上記電圧に応じて、第二の端子に、上記同期入
    力信号の周波数を表わしかつ上記第二の端子の電圧と無
    関係の第二の制御電流を発生する電圧電流変換器と、 上記第一および第二の端子に結合され、上記第一および
    第二の制御電流を組み合わせて、上記発振器の制御端子
    に結合されて上記出力信号の周波数を制御するための組
    み合わせ制御電流を生成する手段と、 を含む装置。
  2. 【請求項2】同期位相情報を含む同期入力信号に応じて
    上記入力信号に同期された偏向電流を発生する映像表示
    偏向装置であって、 出力信号を制御可能の位相で生成する電流制御発振器
    と、 上記同期入力および出力信号に応じて上記発振器の制御
    端子に結合されて上記入力信号の位相にしたがって上記
    出力信号の位相を制御する制御信号を発生する位相検知
    器と、 上記同期入力信号に応じてその同期入力信号の周波数を
    表示する電流を発生する周波数電流変換器とを含み、上
    記周波数表示電流は上記発振器の制御端子に結合されこ
    の周波数表示電流にしたがって上記発振器の自走周波数
    を制御し、 上記発振器はその上記制御端子に上記周波数電流変換器
    の出力インピーダンスより実質的に低いインピーダンス
    を発生させる入力段を含み、もって上記周波数表示電流
    が変化しても上記制御端子の電圧が実質的に一定に維持
    され、 上記発振器は上記出力信号に応じて偏向電流を発生する
    出力段を更に含む、 映像表示偏向装置。
  3. 【請求項3】上記発振器の上記制御端子は加算接続点で
    あり、上記制御信号は上記加算接続点に供給される制御
    電流である、 請求項2に記載の映像表示偏向装置。
  4. 【請求項4】上記発振器の上記制御端子はトランジスタ
    の主導電端子である、 請求項2に記載の映像表示偏向装置。
  5. 【請求項5】上記トランジスタは共通ベース構造に接続
    されているバイポーラトランジスタである、 請求項4に記載の映像表示偏向装置。
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