JP2511210Y2 - ドア錠 - Google Patents

ドア錠

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JP2511210Y2
JP2511210Y2 JP1989137991U JP13799189U JP2511210Y2 JP 2511210 Y2 JP2511210 Y2 JP 2511210Y2 JP 1989137991 U JP1989137991 U JP 1989137991U JP 13799189 U JP13799189 U JP 13799189U JP 2511210 Y2 JP2511210 Y2 JP 2511210Y2
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夏男 小林
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ドア端部に取付けられ、レバーハンドルの
回動操作でラッチが没入し、キー或いはサムターン操作
で施錠及び解錠できるドア錠に関し、特に、幅寸法が小
さいドアの細框にも取付け可能なドア錠に関する。
〔従来の技術〕
第8図は、ラッチボルトとデッドボルトを備えたドア
錠Aの斜視図を示し、錠ケース1にはドア錠Aの端部側
にフロント2が設けられ、ドア表面にハンドル3及び鍵
孔4が設けられ、ハンドル3を操作するとラッチボルト
5がフロント2内に没入して開扉可能となり、鍵孔4に
挿入した鍵で施錠或いは解錠操作するとデッドボルト6
が出没するようになっている。
錠ケース1の大きさを決める縦寸法l1と横寸法l2のう
ち、横寸法l2はドア錠Aのバックセット量(ドアの端面
からドアハンドルまでの寸法)bに影響される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のバックセット量bは51mm、60mm、64mmが主流で
あったが、バックセット量bが150mm或いは150mm以上の
ドアDにドア錠Aを使用しようとすると、錠ケース1の
表面積(l1×l2)が大きくなり、ドア錠A全体の重量が
重たくなる。
又、第9図の門扉D1の斜視図に示すように、門扉D1
細框Bが縦寸法l1より細い場合には門扉D1にドア錠を設
けることが出来ない。
かかる理由から、縦寸法l1の極めて小さいドア錠が望
まれるが、従来のドア錠の構造では縦寸法l1を極めて小
さくすることは出来なかった。
本考案はかかる課題を解決することを目的としたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のドア錠は、筒状
の側壁の前後端を閉塞され、前端のフロントに開口され
たラッチ挿入孔、上記側壁に穿設されたハブ孔及びカム
孔が長手方向に配列された錠ケース内に、上記フロント
に向けて進退可能に設けられ先端が上記ラッチ挿入孔よ
り突出する方向に付勢され後端にスライダを固着したラ
ッチと、上記ハブ孔に枢着され、中心部にレバーハンド
ルが取り付けられ、駆動ピンと係合部を有するハブと、
上記錠ケースに枢着され一端に上記駆動ピンが遊嵌する
係合凹部を有するアームと、該アームの他端と上記スラ
イダとに両端部を枢着されるスライダジョイントと、上
記カム孔に枢着されシリンダ錠又はサムターンにより施
錠角度或いは解錠角度に回動し外周面にカムを有するカ
ムプレートと、上記錠ケースに枢着され、上記カムプレ
ートが施錠角度にあるときに、上記カムプレートに当接
する一端が上記カムに押動されて他端が上記係合部に係
合するストッパプレートとを設け、 上記ラッチ,アーム,ハブ及びカムプレートが上記錠
ケースの長手方向にほぼ直線状に配列されることを特徴
するものである。
〔作用〕
上記のように構成されたドア錠は、ラッチ,アーム,
ハブ及びカムプレートが上記錠ケースの長手方向にほぼ
直線状に配列されているので、ドア錠の縦寸法が極めて
小さくなる。このドア錠の作用を解錠状態,施錠状態の
順に説明すると次のようになる。
(解錠状態) カムプレートは解錠角度にあり、カムプレートのカム
はストッパプレートの一端を押動しない位置にある。
従って、ストッパプレートの他端はハブの係合部に係
合していないので、ハブが回動可能である。
かかる解錠状態において、レバーハンドルを操作する
と、ハブが回動し、一端にハブの駆動ピンが遊嵌する係
合凹部を有するアームが回動し、アームの他端にスライ
ダジョイントを介してつながるスライダと共にラッチが
後退し、ラッチの先端が錠ケースのフロント内に没入し
ドアが開扉可能となる。
(施錠状態) カムプレートは施錠角度にあり、カムプレートのカム
はストッパプレートの一端を押動する位置にある。
従って、ストッパプレートの他端はハブの係合部に係
合しているので、ハブが回動不能であり、レバーハンド
ルを回動操作することが出来ないのでラッチは突出した
ままであり、ドアを開くことが出来ない。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
第1図はカバーを除去したドア錠の施錠状態を示す正
面図、第2図は第1図のフロント側の側面図、第3図は
カバーを除去したドア錠の解錠状態を示す正面図、第4
図はドアDの横断面図、第5図はドア錠の横断面図を示
す。
同図において、錠ケース7は、ドアDの幅方向に向け
て細長い筒状に形成され、ドアDの端部側にラッチ挿入
孔8を有するフロント2及びセカンドフロント9が取付
けられ、錠ケース7の開口された一方の側面にカバー10
が取付けられる。
錠ケース7の側壁7a及びカバー10には、ハブ孔11(第
6図参照)及びカム孔12(第7図参照)が錠ケース7の
長手方向に配列される。
ラッチ挿入孔8には、先端に頭部5aを有し後部に軸部
5bを有するラッチ5が挿入され、頭部5aの後端面と、側
壁7aに立設されたばね支持壁13との間にばね14が弾装さ
れる。
従って、ラッチ5は、フロント2より突出する方向に
付勢される。
ラッチ5の軸部5bの後端にスライダ15が取付けられ、
スライダ15に樹設された軸16の両端が、側壁7a及びカバ
ー10に穿設された長孔17に嵌挿される(第5図参照)。
ハブ孔11に枢着されたハブ18は、中心に角孔19が設け
られた筒部18aと、断面形状がU字形を成し筒部18aに固
着された板部18bとを有し(第6図参照)、角孔19に
は、ドアDの両面のレバーハンドル20に取付けられる角
軸21が嵌着される(第4図参照)。
板部18bの外周縁には係合部22が形成され、板部18bの
内面に突出する駆動ピン23が設けられる。
側壁7aに立設された軸24にアーム25の中間部が枢着さ
れ、アーム25の短い方の一端には駆動ピン23が遊嵌する
係合凹部26が形成され、アーム25の長い方の他端には、
両端が側壁7a及びカバー10に穿設された長孔39に挿入さ
れる軸27が困着され、軸27とスライダ15の軸16とに、ス
ライダジョイント28の両端部が枢着される。
カム孔12に枢着されるカムプレート29は、中心部に内
面に二個の突起が突出した孔30が設けられ、孔30には、
ドアDの室内側に枢着されたサムターン31の軸31aと、
ドアDの室外側に枢着されたシリンダ錠32の軸32aとが
嵌挿される(第4図参照)。
カムプレート29の外周面には、カムプレート29が施錠
角度にあるときに上部となる部分にカム34が形成され、
カム34の端部に凹形状の係止部35が設けられる。
側壁7aに樹設された軸36にストッパプレート37が枢着
され、軸36に巻回されたばね38の一端38aが錠ケース7
の内壁面に、他端38bがストッパプレート37の内面に圧
接する。
従って、ストッパプレート37は第1図において時計方
向に付勢され、一端37aが施錠状態にあるカムプレート2
9のカム34に当接したときに他端37bが係合部22に係合す
るが、一端37aが解錠状態にあるカムプレート29に当接
したときには、カム34が下方に離隔しているために時計
方向に回動し、他端37bが係合部22から遠ざかるように
なっている。
カムプレート29に樹設されたピン40及び側壁7aに樹設
されたピン41に両端を枢着されたばね42により、カムプ
レート29は第1図の施錠位置或いは第3図の解錠位置に
付勢される。
又、ハブ18の筒部18aに巻回されたばね43の一端43aは
ピン41に当接し、他端43bはハブ18のU字形の板部18bに
当接するので、ハブ18が第1図において反時計方向に付
勢される(第1図参照)。
以上のように構成されたドア錠は、ラッチ5,アーム2
5,ハブ18及びカムプレート29が筒状の錠ケース7の長手
方向に配列されているので、ドア錠の縦寸法を極めて小
さくすることができる。このドア錠の作用は次のように
なる。
(解錠状態) 第3図に示すように、カムプレート29が解錠角度にあ
り、カムプレート29のカム34は下方に位置しているの
で、ストッパプレート37はカム34に押動されない。
従って、ストッパプレート37は軸36を支点として時計
方向に回動し、一端37aが係止部35に係入し、他端37bが
ハブ18の係合部22から離隔し、ハブ18は回動可能であ
る。
かかる解錠状態において、ドアDの両面に設けられた
レバーハンドル20のうち何れか一方のレバーハンドル20
を押し下げる方向に僅かに回動操作すると、ハブ18が時
計方向に回動するので、ハブ18の駆動ピン23に遊嵌する
係止凹部26を有するアーム25が軸24を支点として反時計
方向に回動する。
そして、駆動ピン23の動きは、アーム25の他端に設け
られた軸27の大きな動きに拡大され、軸27に枢着された
スライダジョイント28が第3図において右方向に引っ張
られ、軸16を介してスライダ15が同方向に引っ張られる
のでスライダ15と共にラッチ5が後退し、ラッチ5の先
端5aがフロント2内に没入し、ドアDが開扉可能とな
る。
従って、レバーハンドル20を僅かに回動操作するだけ
で、ラッチ5が没入するので、レバーハンドル20の操作
が容易である。
(施錠状態) サムターン31或いはシリンダ錠32により施錠すると、
カムプレート29が第1図に示す施錠角度となり、カムプ
レート29のカム34がストッパプレート37の一端37aを押
動する。
従って、ストッパプレート37は軸36を支点として反時
計方向に回動し、他端37bがハブ18の係合部22に係合す
る。
かかる施錠状態では、ハブ18が回動可能であり、レバ
ーハンドル20を回動操作することが出来ず、ドアは閉鎖
されたままである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
以下に示すような効果を奏する。
(1)ドア錠の縦寸法が小さくなったので、バックセッ
ト量の大きい場合にドア錠が重たくなる従来の課題が解
決した。
又、同様の理由により、門扉の細框にもドア錠を設け
ることが出来るようになった。
(2)レバーハンドルをわずかに回動操作するだけでラ
ッチが没入するので、レバーハンドル操作が容易であ
る。
(3)ドア錠はラッチボルトを施錠する機能を有するに
もかかわらず、ドア錠の構造が簡単であるため、ドア錠
が堅牢で且つコスト安となる利点がある。
(4)バックセットの異なる各種のドアに対して、錠ケ
ース及びスライダジョイント以外の部品はそのまま共通
使用することが出来るので便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の実施例を示し、 第1図はカバーを除去したドア錠の施錠状態を示す正面
図、 第2図は第1図のフロント側の側面図、 第3図はカバーを除去したドア錠の解錠状態を示す正面
図、 第4図はドアDの横断面図、 第5図はドア錠の横断面図、 第6図は第3図のX−X断面図、 第7図は第3図のY−Y断面図、 第8図はドアに取付けられた従来のドア錠の斜視図、 第9図は門扉の要部斜視図である。 D…ドア、2…フロント、5…ラッチ、7…錠ケース、
7a…側壁、8…ラッチ挿入孔、9…セカンドフロント、
10…カバー、11…ハブ孔、12…カム孔、14…ばね、15…
スライダ、16…軸、18…ハブ、20…レバーハンドル、22
…係合部、23…駆動ピン、24…軸、25…アーム、26…係
合凹部、27…軸、28…スライダジョイント、29…カムプ
レート、31…サムターン、32…シリンダ錠、34…カム、
36…軸、37…ストッパプレート、38…ばね、40,41…ピ
ン、42,43…ばね。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の側壁の前後端を閉塞され、前端のフ
    ロントに開口されたラッチ挿入孔、上記側壁に穿設され
    たハブ孔及びカム孔が長手方向に配列された錠ケース内
    に、上記フロントに向けて進退可能に設けられ先端が上
    記ラッチ挿入孔より突出する方向に付勢され後端にスラ
    イダを固着したラッチと、上記ハブ孔に枢着され、中心
    部にレバーハンドルが取り付けられ、駆動ピンと係合部
    を有するハブと、上記錠ケースに枢着され一端に上記駆
    動ピンが遊嵌する係合凹部を有するアームと、該アーム
    の他端と上記スライダとに両端部を枢着されるスライダ
    ジョイントと、上記カム孔に枢着されシリンダ錠又はサ
    ムターンにより施錠角度或いは解錠角度に回動し、外周
    面にカムを有するカムプレートと、上記錠ケースに枢着
    され、上記カムプレートが施錠角度にあるときに、上記
    カムプレートに当接する一端が上記カムに押動されて他
    端が上記係合部に係合するストッパプレートとを設け、 上記ラッチ,アーム,ハブ及びカムプレートが上記錠ケ
    ースの長手方向にほぼ直線状に配列されることを特徴す
    るドア錠。
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