JPH0626703Y2 - 内外から操作できるカ−ド錠 - Google Patents

内外から操作できるカ−ド錠

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JPH0626703Y2
JPH0626703Y2 JP4646687U JP4646687U JPH0626703Y2 JP H0626703 Y2 JPH0626703 Y2 JP H0626703Y2 JP 4646687 U JP4646687 U JP 4646687U JP 4646687 U JP4646687 U JP 4646687U JP H0626703 Y2 JPH0626703 Y2 JP H0626703Y2
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JP4646687U
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治男 松本
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Shikoku Chemicals Corp
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Shikoku Chemicals Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばかんぬき錠、かま錠、ラツチ錠など錠杆
の形態は種々のものに適用できる。そしてたとえば門扉
用の錠として使用すれば施錠、解錠操作が内、外側から
極めて簡単に、確実にできるという特徴のあるカード錠
に関する。
(従来技術) 従来門扉錠、ドアー錠などにおいて内、外から施錠、解
錠できる構造の錠は知られているがその構造は外側から
の施錠、解錠には金属の鍵を用いて錠杆を突没してお
り、内側からの施錠解錠は鍵を用いずに手動で操作して
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記構造の錠では外側から施錠、解錠操作に鍵
を用いているので、夜間暗やみの中で鍵穴に挿入する動
作が大変面倒である。又内側からの施錠は鍵を用いるこ
となく連結係合によつているので、外側から簡単にはず
されてしまうという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために次の構成をとり入
れた。まず、夜間の暗やみの中でも施錠、解錠が簡単に
できるカード式の鍵を用いること。内、外いずれもカー
ド式の鍵を用いて施錠、解錠すること。このカードはキ
ヤツシユカード、テレホンカードと同じように扱いやす
いものとすることなどに着目している。そして具体的手
段は、ピン嵌入孔を有する係合カードと錠本体とを有
し、錠本体の内、外側それぞれには錠杆の操作部、カー
ド挿入口、ロツクプレート作動部を形成し、一方錠本体
の内部の前記それぞれのカード挿入口に対応する位置に
は異種の複数個の係合ピンを回動可能に枢支した固定板
と該固定板に対してスライド可能に並設したスライド板
とを有する錠機構をそれぞれ形成し、かつこの間にロツ
クプレートを形成し、さらに前記ロツクプレート作動部
は前記スライド板がスライドできる状態のときにのみ作
動可能であり、かつロツクプレートは前記それぞれの作
動部の操作によつて移動して前記錠杆の操作部の作動を
可能又は阻止することを特徴とするカード錠である。
(作用) 本考案のカード錠は1枚のカードで内、外一組の錠機構
の施錠、解錠ができる。たとえば施錠状態にある場合内
側からカードをカード挿入口に挿入して錠機構を解錠状
態とし、ロツクプレート作動部を回動するとロツクプレ
ートは移動して錠杆操作部の作動を可能とするので錠杆
操作部を操作して解錠できる。次いで外側に出て外側の
カード挿入口に係合カードを挿入し、ロツクプレート作
動部を回動してロツクプレートを移動して錠杆操作部の
作動を阻止したのち係合カードを脱取すれば錠機構は施
錠状態となり錠杆は施錠状態を保つ。
(実施例) 図面は本考案の実施例を示す。第1図は錠本体の斜視図
を示す。1は錠本体でアルミダイキヤスト製、プラスチ
ツク製であり2つの函状のものを突合せて直方体状に形
成している。そして該本体の内、外側すなわち錠本体ケ
ースの内表面側と外表面側にはそれぞれ錠杆2(かま
錠)の操作部(把手)3,3を形成し、その中央部に後
述する係合カードが挿入されるカード挿入口4,4、そ
の下側に錠本体の内部に設けられているロツクプレート
を移動せしめるところのロツクプレート作動部(把み)
5,5が形成されている。6は錠杆孔である。錠本体の
内部には第2図に示すようにカード挿入口4,4に対応
する位置には係合ピンを回動可能に枢支している支持部
材であるところの固定板7a,7aとスライド板7b,
7bとからなる錠機構7,7を形成している。該固定板
は異種の複数個の係合ピンを回動可能に枢支している。
この固定板に対してスライド板がスライド可能に並設さ
れている。また両錠機構の中間にはロツクプレート10
が形成されている。8,8は係合カードである。係合カ
ードはテレホンカード、キヤツシユカード程度の大きさ
であり、ピン嵌入孔を形成している。
第3図、第4図は錠本体内部の中間部にとりつけている
ロツクプレートの取付状態を示す。第3図において1は
函形の錠本体、3aは操作部3と一体的に連動している
角軸でこれに錠杆が連動して突没する。7bは錠機構7
のスライド板で7b′はガイド突起である。5aはロツ
クプレート作動部の回動軸、5bはその回動軸の回動と
ともに回動してロツクプレート10を上下方向に移動す
る作動突起である。この作動突起はスライド板7bがス
ライド可能の状態にあるとき回動軸5aの回動とともに
回動してロツクプレート10の係合片10aを下方矢印
方向に押下げる。この場合スライド板のガイド突起7
b′は作動突起5bの接触片5cによつて矢印方向に押
動される。つまりスライド板はスライドする。スライド
板がスライドしない状態ではスライド突起5cがガイド
突起7b′に阻止されて回動できない。よつてロツクプ
レートを移動できない。10bはロツクプレートに穿孔
した角孔、10cはそれと連孔の丸孔である。9はバネ
体である。
第4図は第3図のロツクプレート10を下方に移動した
状態を示す。この場合、角軸3aは角孔10aの中に嵌
入されており、回動できない。つまり操作部3,3は回
動できないので錠杆も突没せず施錠状態を保つ。ロツク
プレート10を元の状態に戻すには作動突起5cを回動
してロツクプレートの係合片10a′を押上げればよ
い。
上記説明は一方側の作動突起とスライド板と中間部のロ
ツクプレートとの移動状態を説明しているが、反対側の
作動突起とスライド板と中間部のロツクプレートとの移
動関係も同様である。尚ロツクプレートの接触片10
a,10a′は内、外2個の作動突起に接触するように
所定巾をもうけて折曲げている。
次に第5図以下を用いて錠機構7について詳述する。
第5図は固定板の分解図を示す。11は上板で平面図お
よびそれのA−A断面図、B−B断面図より明らかなよ
うに6個のピン嵌入孔11a…を並設し、一端には後述
する係合ピンを枢支する軸孔11bを形成し、他端には
ストツパー突起11cとスライド板の当部11dを形成
している。11eは結合孔である。12は下板で平面図
およびそれのC−C断面図より明らかなように6個のピ
ン嵌入孔12a…を上板のピン嵌入孔11a…と合致す
る間隔で並設している。12bは突起片を示し、これを
結合孔11e,11eに挿入して上板11と下板12と
から固定板が構成される。
第6図は異種(3種を示す)の係合ピンの正面図を示
す。この係合ピン13,14,15は合成樹脂で一体成
型されてなるもので、それぞれ本体の一端部に係合突起
13a,14a,15aを有し、他端部に回動軸13
b,14b,15bとバネ片13c,14c,15cと
を有している。これらは前記固定板のピン嵌入孔に嵌入
して回動自在に枢支されるのであるが、その取付けは軸
孔11bに回動軸13b,14b,15bを挿着し、バ
ネ片13c,14c,15cを下板の底辺12cに支持
せしめて行なつている。その取付状態は第8図で示す。
この状態で係合ピン13,14,15の本体の上部はピ
ン嵌入孔11aの上方に突出しており、係合突起13
a,14a,15aはピン嵌入孔11a,12aの側方
に突出しており、その高さ位置を異にしている。しかし
て本体の上部を下方に押すと係合ピンは回動軸を支点に
してバネ片の弾力に抗して下方に回動し押圧力を解くと
元の状態に復帰する。
第7図はスライド板7bの平面図およびそれのD−D断
面図を示す。16aは前記ピン嵌入孔に回動自在に枢着
した係合ピンの係合突起13a,14a,15aが嵌入
される係合溝で略巾方向全長にわたつており、6個形成
されている。しかしてその係合溝間の中央部を切欠して
該溝と連通せしめ、ガイド溝16bを長手方向中央部に
形成している。16c,16dは溝間に生じる突部であ
る。このスライド板7bは固定板の側面にスライド可能
に並設するに当り、固定板の側面の弯曲面に当接するよ
うに同じく弯曲面に形成している。第9図で示す。
第10図はキヤツシユカード程度の大きさと厚みの係合
カード8を示し、係合ピンの嵌入孔8a,8bを大、小
2個ずつ形成している。しかして係合ピンの種類と嵌入
孔の対応によつて係合ピンの回動角度が異なる。このカ
ードは係合ピンを小粒にして、その間隔を小さくとれば
キヤツシユカードよりさらに小さくできる。
上記第8,第9図より理解できるように固定板7aに回
動自在に枢支される係合ピン13,14,15は異種の
係合ピンであつてスライド板7bの係合溝16aの嵌入
位置を異にしている。すなわち、係合ピンを係合カード
によつて適宜回動せしめて係合ピンの係合突起13a,
14a,15aの高さ位置を同じくしてガイド溝16b
の位置にきたときにスライド板7bがスライド可能とな
り、いずれかの係合突起がガイド溝の位置よりずれて係
合溝16aの位置に納まつているとスライド板はその係
合ピンに邪魔されてスライドできない。
第11図は1種の係合ピンを用いてその状態を係合カー
ドとの関係において示している。第11図Aは係合カー
ド8によつて1種の係合ピン13が固定板の中に押下げ
られ、係合突起13aがスライド板7bのガイド溝16
bの中に位置した状態つまりスライド板がスライド可能
の状態を示す。第11図Bは係合カードの小嵌入孔8b
に係合ピン13が嵌入し、係合ピンが多少回動してスラ
イド板のガイド溝16bの側に移動しているが未だガイ
ド溝16bにまで納まらずスライド板はスライドできな
い状態を示す。第11図Cは係合カード8の大嵌入孔8
aに係合ピン13が嵌入し、係合ピンは係合カードによ
つて全く移動せずに元の状態を保つている。よつて係合
突起13aはスライド板の係合溝に位置し、スライド板
はスライドできない状態を示す。
上記説明より理解できるように3種の係合ピンを用いた
場合のスライド板との係合状態はその1つは係合突起が
予めガイド溝に位置しているもの、その2つは係合突起
がわずかにガイド溝よりはずれているもの、その3つは
係合突起がさらにガイド溝よりはずれているものであり
これらが適宜の大小2種の嵌入孔を有する係合カードの
操作によつて係合ピンが回動して係合突起はガイド溝に
全て位置してスライド板がスライド自在となるには、そ
の1つ目の係合ピンは大の嵌入孔に納まつて回動せず、
2つ目の係合ピンは小の嵌入孔に納まつてわずかに回動
して係合突起がガイド溝に位置し、3つ目の係合ピンは
カードに押されて大きく回動してガイド溝に位置する。
上記係合ピンは3種の説明であるが、2種の係合ピンで
もよく、その場合係合カードは1種の嵌入孔のものでよ
い。また、2種の係合ピンで2種の嵌入孔を用いて回動
してもよい。また係合ピンの種類や係合カードの嵌入孔
をさらに増やせば複雑なカード錠ができる。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく種々の設
計変更は可能である。
(効果) 本考案の内外から操作できるカード錠であれば、門扉錠
として用いた場合1人で1枚の係合カードで解錠、施錠
ができるので従来のように中から人を呼ぶような不都合
がない。又その操作もカード一枚を内外のカード挿入口
に挿入するだけで解錠できる。また門扉錠の他にドアー
錠などとしても使用すれば防犯メリツトがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す。第1図は錠本体の斜視
図、第2図は要部側面図、第3図、第4図は錠本体内部
のロツクプレートの取付状態図、第5図は固定板の分解
図で上板および下板の平面図ならびにそのA−A、B−
B、C−C断面図、第6図は係合ピンの正面図、第7図
はスライド板の平面図およびそのD−D断面図、第8図
は固定板に係合ピンを取付けた状態図、第9図は固定板
と係合ピンとスライド板との取付状態図、第10図は係
合カードの要部平面図、第11図A,B,Cはカード錠
に係合カードを挿入した際の係合ピンとスライド板との
取付状態図である。 1……錠本体、2……錠杆、3……操作部、4……カー
ド挿入口、5……ロツクプレート作動部、7……錠機
構、7a……固定板、7b……スライド板、8……係合
カード、8a,8b……ピン嵌入孔、10……ロツクプ
レート、13,14,15……係合ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピン嵌入孔を有する係合カードと錠本体と
    を有し、錠本体ケースの内表面側と外表面側には、それ
    ぞれに錠杆の操作用の把手、カード挿入口、ロックプレ
    ート作動用の把みが形成されており、一方錠本体ケース
    の内部には前記それぞれのカード挿入口に対応する位置
    には錠機構が形成されており、前記錠機構は複数個の係
    合ピンを回動可能に枢支した固定板と、その固定板に対
    してスライド可能に並設したスライド板とからなり、か
    つ上記複数個の係合ピンは、スライド板の溝に係合して
    いる状態とスライド板の溝に係合していない状態でもっ
    て固定板に枢支されており、カード挿入口からの係合カ
    ードの挿入によって、スライド板の溝に係合している状
    態の係合ピンが回動して溝からの係合が解かれてスライ
    ド板の移動を可能とし、さらにまた、上記それぞれの錠
    機構の間にはロックプレートを形成し、前記ロックプレ
    ートの作動部は、スライド板がスライドできる状態のと
    きのみ作動可能であり、ロックプレートはそれぞれの作
    動部の操作によって移動して、錠杆の操作部の作動を可
    能又は阻止することを特徴とする内、外から操作できる
    カード錠。
JP4646687U 1987-03-28 1987-03-28 内外から操作できるカ−ド錠 Expired - Lifetime JPH0626703Y2 (ja)

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JPS63152874U JPS63152874U (ja) 1988-10-06
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