JP2510977B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、移動する感光体に対して画像露光作業、転
写作業を含む複写プロセスを施こす複写装置に関する。
従来技術 上記の複写装置においては、一般に次のような作業が
行なわれる。まず感光体を一定方向に移動させる。そし
て、その感光体を一様に帯電させ(帯電作業)、更に画
像露光によつて感光体上に所望の画像に対応する静電潜
像を形成する(画像露光作業)。次いで、静電潜像を現
像、すなわち顕像化し(現像作業)、更にその顕像を別
途感光体に向けて搬送された転写紙上に移し取る(転写
作業)。
その後、転写紙は感光体から分離して定着作業を受
け、この定着作業によつて転写紙上に転写された顕像が
転写紙に定着された後に、複写製品として機外へ搬出さ
れる。
転写紙が定着作業を受け、そして機外へ搬出される
間、感光体は、クリーニング作業を受け、このクリーニ
ング作業によつて転写に寄与せずに感光体上に残つた現
像剤が除去されて感光体が清掃される。
転写紙の機外への排出及び感光体の清掃により、1つ
の画像について一連の複写作業が終わる。
以上の通り、複写作業においては画像露光作業、現像
作業、転写作業、定着作業、そしてクリーニング作業等
といつた各種の作業を含む複写プロセスが実行される。
但し、上述の説明は複写プロセスの一例であつて、必要
に応じて転写前除電作業、クリーニング後除電作業等が
複写プロセスに含まれることも知られている。
複写プロセスが実行される間、感光体は移動する。よ
つて、そのための駆動系が必要である。又、複写プロセ
スを構成する各作業のうちには、感光体を移動させるた
めの駆動系と同様の駆動系を必要とするものがある。例
えば、画像露光作業において原稿台を移動するのに駆動
系が必要とされる場合がある。又、現像作業を行なう現
像装置は、一般に現像手段としての現像ローラを内包
し、その現像ローラを回転することにより現像剤を感光
体に付与して現像を行なう。さらに、現像装置は、一般
に装置内の現像剤を攪拌するためのアジテータを内包し
ている。これら現像ローラやアジテータを回転するのに
も駆動系が必要である。
従来は複写プロセスが実行されている間中感光体が移
動していた。すなわち、画像露光作業に先立つて原稿台
がホームポジシヨン(通常は、複写装置の中央位置)か
らスタートポジシヨンへ移動する間、あるいは転写作業
終了後に転写紙が機外へ排出されるまでの間も感光体が
移動する。
本来、感光体は帯電、画像露光、現像、そして転写の
各作業が行なわれる間は移動する必要があるが、複写プ
ロセスにおけるそれらの作業以外の作業中に必ずしも移
動する必要はない。又、そのように感光体が余分に移動
する場合には、かえつて複写装置の寿命を短かくしてし
まうという不都合が生ずる。その理由としては次のよう
なものが考えられる。
感光体がベルト状に形成されている場合にはそのベル
ト状感光体は複数のローラによつて支持され且つ回転駆
動されるのであるが、回転駆動される時間が長ければ長
い程感光体が受ける疲労が大きくなつて感光体自体の寿
命が短かくなるからである。又、感光体のクリーニング
作業は一般に感光体表面にクリーニングブレードを接触
させることによつて行なわれるのであるが、感光体が余
分に回転すればする程、ブレード先端に傷が付き、早期
にクリーニング不良を発生するようになるからである。
目的 本発明は上記の点に鑑み、長期に亘つて良好な複写製
品を得ることのできる、すなわち寿命の長い複写装置を
提供することを目的とする。
構成 上記の目的は、画像露光作業等を含む複写プロセスを
実行するための駆動系の駆動から感光体及び現像作業を
行なう現像装置を独立して駆動可能に設け、感光体駆動
部材が固定された軸に現像駆動ギヤを遊嵌し、前記感光
体駆動部材から振動吸収部材を介して前記現像駆動ギヤ
を回転させることにより感光体及び現像装置を同一の駆
動源により駆動し、更に画像露光作業の開始に同期して
感光体の駆動を開始し、そして転写作業の終了後であっ
て複写プロセス完了前に感光体の駆動を停止することに
よって達成される。
以下、実施例により本発明を説明する。
第1図はOPCベルト感光体を用いた原稿移動型の複写
機に本発明を実施した場合の実施例である。図におい
て、OPCベルト感光体1は3つのローラ2,3,4に掛け渡さ
れて矢印A方向へ移動する。いちばん右側のローラ2が
駆動ローラである。
複写すべき画像を有する原稿5は、画像面を下に向け
て原稿台6に載置される。複写作業を行なわない通常状
態において、原稿台6は図示の如く複写装置の中央位置
であるホームポジシヨンにある。図示しない制御装置か
ら複写を開始すべき旨の信号が発せられると、原稿台6
はホームポジシヨンから左方へ移動し、スタートポジシ
ヨンに達した時点で停止する。スタートポジシヨンと
は、原稿5の右端Eがランプ7による照明位置Lよりも
左側になる位置である。原稿台6がホームポジシヨンか
らスタートポジシヨンへ移行する間、感光体1は停止し
ている。
その後、適当なタイミングで感光体1の駆動ローラ2
が回転し始め、感光体がA方向へ移動を始める。感光体
1が移動するのと関連して適宜のタイミングで原稿台6
もストポジシヨンから右方へ移動を始める。
移動する感光体1は、まず帯電チヤージヤ8によつて
一様に帯電する(帯電作業)。一方、原稿台6に載つて
右方へ移動する原稿5は照明位置Lにおいてランプ7に
よつて照明され、その時の反射光すなわち原稿画像の光
像は、集束性光伝送体アレイ9を介して感光体1上に露
光されて原稿画像に対応する静電潜像がその感光体上に
形成される(画像露光作業)。
感光体1の駆動ローラ2の近傍には現像作業10が配置
されている。この現像装置10は、回転するアジテータ11
によつて撹拌・搬送された現像剤を補給ローラ12を介し
て現像ローラ13へ送り、更に現像ローラ13の回転により
現像剤を感光体1に付与するものである。上記の画像露
光作業によつて感光体1上に形成された帯電潜像が感光
体1の移動に従つて現像ローラ13に対向する位置まで運
ばれると、現像剤によつて静電潜像が現像され、その結
果、顕像が得られる(現像作業)。
感光体1の下にはレジストローラ14が配置されてい
る。給紙装置20によつて、転写紙束21の中から分離され
て搬送された1枚の転写紙がこのレジストローラ14のと
ころに待機する。レジストローラ14は、感光体1上の顕
像とのタイミングを見計らつて転写紙を送り出す。これ
により、転写チヤージヤ15が配置された位置(転写位
置)において転写紙と顕像とが重ね合わされ、更に転写
チヤージヤ15のチヤージ作用により顕像が転写紙上に移
し取られる(転写作業)。
転写作業を終えた転写紙はその後、定着装置22へ送ら
れて定着作業を受けた後、複写製品(いわゆるコピー)
として機外へ排出される。一方、転写作業が終わると直
に感光体駆動ローラ2が停止して感光体1の移動が停止
する。すなわち、転写作業が終わると転写紙は定着装
置、更には複写装置外へと搬送されるが、その時、感光
体1は静止している。
以上のようにこの実施例によれば、感光体1は、複写
開始から転写紙の排紙に至る複写プロセス中の帯電、画
像露光、現像、そして転写の各作業の間のみ移動するだ
けであつて、その他の作業、例えば原稿台6がホームポ
ジシヨンからスタートポジシヨンへ移行する間及び転写
終了後の転写紙が定着作業を受け更に排紙される間は停
止している。
実施例では、転写チヤージヤ15と帯電チヤージヤ8と
の間にクリーニングブレード16を設け、このブレード16
の先端を感光体1に接触させることによつて、転写作業
後に感光体1に残留する現像剤等の掃除を行なつてい
る。この場合、ブレード16の先端は感光体1に接触して
いるが故に、感光体1に移動すればする程ブレード16の
先端に傷が付く。感光体1はベルト状に形成されてい
て、そのいずれかの位置に継目(第2図の符号B)があ
るから、特にその継目がブレード16と接触する時に傷が
付き易い。しかしながら、本実施例では必要最低限の期
間に限つて感光体を移動し、余分な移動を回避している
ので、その分だけブレード16の損傷が防止され、その結
果、複写装置の寿命が長くなつている。
更に、感光体はローラ2〜4によつて駆動されること
によつて疲労するが、感光体の余分な移動を回避した本
実施例によれば、その疲労の程度も低減され、よつて感
光体自体の寿命も長くなる。
上述の通り本実施例では帯電、露光等の各作業から成
る複写プロセスから独立して、つまり複写プロセスが続
行されている間でもそれとは関係無く感光体1を停止す
る。この停止のタイミングを如何に見つけ出すかという
ことについていろいろの方法が考えられるが、以下にそ
の一例を示す。
感光体1の両側端には第2図に示すように黒色の導電
塗料が適宜の間隔で塗られている。これらは感光体1を
アースすることを主な役割とするものである。一方の塗
料塗布部(実施例では図の手前側)の適所に光を反射す
ることのできる部分であるマーカー17が形成されてい
る。このマーカー17は、例えば黒色塗料の表面に金粉を
塗ることによつて作ることができる。
感光体1が回転移動(A)するとマーカー17はそれに
従つて移動する。かく移動するマーカー17は、第1図に
おいて集束性光伝送体9の右側に配置された反射式光セ
ンサ18によつて検知される。センサ18がマーカー17を検
知すると、その旨の信号が図示しない制御装置に送信さ
れ、その制御装置は検知信号の受信から所定時間経過
後、感光体駆動ローラ2を静止して感光体1の動きを止
める。勿論、感光体を止めるための上記の所定時間は、
少なくともマー17の検知後転写チヤージヤ15による転写
作業が終わるまでに必要とされる時間に設定される。こ
の設定時間は、制御装置に内蔵あるいは付設されるタイ
マー(図示せず)によつて計測される。
感光体1を停止するタイミングは、転写作業の終了後
であつて複写プロセスの完了前(本実施例では複写製品
の複写装置外へ排出される前)の任意の時期を選ぶこと
ができる。感光体1を停止するタイミングに関しては次
のことに留意する必要がある。すなわち、複写作業を行
なわない状態で長時間感光体1にテンシヨンをかけたま
まで放置すると、ローラの巻付部分において感光体に巻
き癖がつく。この巻き癖は、感光体の浮きによる帯電不
良、焦点距離(共役長)不良による解像力低下、現像及
び転写不良を誘発するおそれがある。従つて、ローラ2
〜4の曲率部に感光体1のうちの非画像部が対応するよ
うに感光体1の停止タイミングを設定するのが望まし
い。特に、第2図に示すように感光体の継目Bは一般的
に非画像部とされるから、この継目Bが上部左側ローラ
4に対応して止まる如くに感光体1の停止タイミングを
設定すると都合が良い。
以下、感光体1の駆動手段、従つて駆動ローラ2の駆
動の仕方について説明する。
本実施例では複写プロセスから独立して感光体及び現
像装置の駆動のオン・オフができなければならないの
で、複写プロセスを実行するために必要とされる駆動
系、例えば原稿台6を移動させるための駆動系、あるい
は転写終了後の転写紙の複写装置の機外へと導くための
搬送手段(実施例の搬送ベルト23、排紙ローラ24等)の
駆動系と感光体1及び現像装置10の駆動系とは独立して
いなければならない。独立のさせ方として、感光体及び
現像装置駆動系とを別駆動源とする方法がある。又、両
駆動系の動力を同一駆動源からとる場合であつても、感
光体及び現像装置駆動系とその共通の駆動源との間にク
ラツチを介在させておけば、両駆動系を独立して動作さ
せるとができる。
いずれの駆動方法を採用するにしても次の点に留意す
る必要がある。
本実施例では感光体駆動と複写プロセス駆動とが独立
しているから、感光体1が停止している場合でも複写プ
ロセスを実行するための各機器は動作状態あるいはいつ
でも動作し得る状態にある。この場合、帯電チヤージヤ
8、ランプ7、そして転写チヤージヤ15等は通常の複写
シーケンスに従つて感光体1が移動する時にのみ作動
(チヤージヤ、発光等)するものであり、感光体1の停
止時には作動しないから問題はない。又、クリーニング
ブレード16は単に感光体1に当接しているだけであつ
て、それ故感光体1が停止している場合に特に感光体1
に対して支障を来たすということもない。
ところが、感光体1が停止状態にある時、現像装置10
が動作状態にあつて現像ローラ13が回転し続けると、感
光体1と現像ローラ13との間に現像剤溜りができたり、
感光体表面が現像ローラ13によつて傷付くことがある。
又、現像作業時以外の時に現像ローラ13が回転すること
もあまり好ましくない。更に、現像ローラ13に必要以上
のトルクがかかつたり、騒音が大きくなるという不都合
もある。
以上の点に鑑み、本発明に従つて適宜のタイミングで
感光体1と停止する場合には、それと同時に現像ローラ
13の回転も止めるようにすることが望ましい。
感光体の駆動源と現像装置の駆動源とが別々である場
合には、両者を正確に同時に停止するのは難しいので、
感光体の駆動源と現像装置の駆動源とを同一の駆動源と
し、その一つの駆動源を止めれば両者が同時に止まるよ
うにした。
以下、感光体1の駆動源と現像装置10の駆動源とを同
一駆動源とした感光体1の駆動手段の一例について説明
する。
第3図においてメインモータ25は感光体1及び現像装
置10(第1図)の両者を駆動する共通の駆動源である。
勿論、これら以外の機器、例えば原稿台6あるいは給紙
装置20等の駆動源としても良い。メインモータ25の回転
はギア列26、スプリングクラツチ27、そしてタイミング
ベルト28を介して感光体駆動部材30に伝達される。符号
37はテンシヨンローラである。
スプリングクラツチ27は、第5図に示すようにソレノ
イド38、ソレノイド38のオン・オフによつて上下する爪
39、そして爪39と係合可能なスリーブ40を有しており、
ソレノイド38のオン・オフ操作によつてギア列26の回転
をタイミングベルト28に伝えたりあるいはその伝動を遮
断する。
感光体駆動部材30の先端にはピン31が固定されてお
り、このピンが感光体駆動ローラ2の軸2aに取り付けら
れたスプリングピン32に係合することにより駆動ローラ
2、従つて感光体1が回転移動する。
感光体駆動部材30のうち駆動ピン31が設けられた面の
反対側の面には複数(図では2本)のピン33,33が固定
されている。感光体駆動部材30の奥側には現像装置駆動
用のギア29(以下、現像駆動ギアという)が配置され、
更に第4図に示すように現像駆動ギア29と感光体駆動部
材30との間にゴムダンパ34が配置されている。
ゴムダンパ34は、第3図に示すように円周方向に多数
の穴36が開けてあり、前記した感光体駆動部材30のピン
33,33及び現像駆動ギア29から突出する複数のピン35が
これらの穴36に嵌め込まれている。
ゴムダンパ34に関する以上の構成により、感光体駆動
部材30が回転すれば、ゴムダンパ34を介してその回転が
現像駆動ギア29へ伝達される。現像駆動ギア29には、現
像ローラ13の軸13aに固定されたギア36が噛み合つてお
り、よつて現像駆動ギア29が回転すれば現像ローラ13も
回転する。ギア36は現像ローラ13に限らず、現像装置10
を構成する他の部材、例えば補給ローラ12、アジデータ
11等にも駆動連結されるが、図では簡単のため省略して
ある。
前述した通り、本実施例では複写作業の開始の指令が
あれば直ちに感光体1が移動を始めるのではなく、全複
写プロセス中の帯電、画像露光、現像、そして転写の各
作業が行なわれる時のみ感光体1が移動する。従つて、
複写作業の開始の時期とは関係なく帯電作業の開始に先
立つてソレノイド38のオンにより感光体1の移動を開始
し、そして転写作業の終了に基づいてソレノイド38をオ
フにして感光体1を停止させる。
感光体1が停止する時は感光体駆動部材30が常に停止
する時であるので、その時には現像駆動ギア29も常に停
止状態にあり、よつて現像ローラ13も停止している。従
つて、感光体1が停止しているにもかかわらず現像ロー
ラ13が回転してしまうことによつて生ずる現像剤溜り等
の不都合の心配がない。又、ソレノイド38のオン・オフ
操作のみによつて感光体1と現像ローラ13の駆動・静止
が同時に行なえるので、制御も簡単である。
尚、実施例においてゴムダンパ34を介して現像駆動ギ
ア29、従つて現像ローラ13を駆動しているのは次の理由
による。
一般に現像ローラ13はかなり質量が大きい。従つて、
これを感光体1と同時に駆動する場合、立上がり時の慣
性が大きく又それがなかなか減衰しない。その結果、感
光体の安定した等速走行がむずかしくなる。ところが本
実施例のようにゴムダンパ34を介して駆動連結しておけ
ば、慣性の減衰が早くなるので感光体の等速安定走行が
可能になる。
又、現像装置10を構成するアジテータ11及び補給ロー
ラ12は機能上トルク変動が大きい。従つて、このトルク
変動が感光体1に影響を与えて画像の品質を低下するお
それがある。例えば、画像露光工程においていわゆるジ
ツター(ブレ)等が発生するおそれがある。ゴムダンパ
34を介在しておけば、上記トルム変動を吸収するので、
感光体への悪影響を回避できる。
このようにしてゴムダンパ34は、感光体駆動部材30と
現像駆動ギア29との間で動力伝達ができ、同時に現像装
置10内における慣性、トルク変動等を吸収することを主
な役割とするものである。従つて、ゴムダンパ34の材
質、形状等はその役割が達成される範囲で種々のものが
選択できる。
尚、第1図に示した複写装置は、第6図に示すように
上枠41と下枠42とに分割可能の構造とされることがあ
る。この種の装置において、感光体1が上枠41に取り付
けられ、現像装置10が下枠42に取り付けられることがあ
る。このような場合でも、現像駆動ギア29とそれに相対
するギア36とを境にして上枠41と下枠42とが分割される
ようにしておけば、現像装置10に関しての駆動連結に対
して気をつかわずにすむ。
第1図あるいは第6図に示す複写装置は、一般に感光
対1が自由に着脱自在になつている場合が多い。感光体
1を装着する場合には、第3図のように感光体駆動ロー
ラ2の軸2aが感光体駆動部材30に設け穴43に挿入され
る。この場合、感光体駆動部材30がある程度位置変位で
きるようになつていると、その挿入作業が楽に行なえ
る。そのため、第4図に示すように感光体駆動部材30の
軸44をブラケツト45で支持し、このブラケツト45を複写
装置の上枠41に枢着し、ブラケツト45がいわゆるブラン
コの様に揺動できるようにしておくと都合が良い。
符号46,47は軸受である。
効果 以上のように本発明によれば、画像露光作業の開始に
同期して感光体の移動を開始し、そして転写作業の終了
後であつても複写プロセス完了前に感光体の移動を停止
するようにしているので、感光体の余分な移動が回避さ
れ、従つて感光体寿命、ひいては複写装置の寿命を長く
することができる。
また、感光体の駆動停止と同時に現像装置の駆動を停
止することができるので、感光体停止時に現像装置が作
動することにより発生する不具合を防止することができ
る。さらに、感光体駆動部材が固定された軸に現像駆動
ギヤを遊嵌し、感光体駆動部材から振動吸収部材を介し
て現像駆動ギヤを回転させるので、現像装置内における
慣性の影響やトルク変動等を吸収し、感光体の安定走行
及び感光体への悪影響の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である複写装置、第2図は感
光体1の斜視図、第3図は感光体の駆動系の一例の斜視
図、第4図は第3図におけるIV−IV線に従つた断面図、
第5図は第3図に示す駆動系の一部の側面図、第6図は
第1図の実施例においいて複写装置を上下に分割した場
合を示す図である。 1……感光体 25,26,27,28,29,30……駆動系

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する感光体に対して画像露光作業、転
    写作業を含む複写プロセスを施す複写装置において、 感光体と現像作業を行なう現像装置とを複写プロセスを
    実行するための駆動系の駆動から独立して駆動可能に設
    け、感光体駆動部材が固定された軸に現像駆動ギヤを遊
    嵌し、前記感光体駆動部材から振動吸収部材を介して前
    記現像駆動ギヤを回転させることにより感光体及び現像
    装置を同一の駆動源により駆動し、 更に画像露光作業の開始に同期して感光体の駆動を開始
    し、そして転写作業の終了後であって複写プロセス完了
    前に感光体の駆動を停止することを特徴とする複写装
    置。
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